テキスト
| 色 | |
| レベル | 15 |
| 種類 | たねポケモン |
| 進化ライン | メタモン |
| HP | 40 |
| 特殊能力 | すごいへんしん |
| ※オフィシャルブック2000でエラッタ この力は、このカードがバトル場にいるとき、自分の番ごとに1回使える。 コインを投げて「おもて」なら、おたがいの場にいるポケモンの中から1匹を選び、以後、このカードを、その選んだポケモンを同じカードとしてあつかう。 ただし「進化・退化」はできず、引き続き、この「すごいへんしん」の力は使うことができる。 「うら」なら、このカードはメタモンにもどる。 「エネルギーカード」は、このカードについているかぎり、「草・炎・水・雷・超・闘・悪・鋼」の、どの「色(タイプ)」のエネルギーとしても、あつかわれる。 このカードがバトル場をはなれたときや、「ねむり・マヒ・こんらん」状態のとき、この力は使えず、このカードはメタモンにもどる。 へんしんのもとになっていたポケモンが場をはなれたときも、このカードはメタモンにもどる。 | |
| にげる | |
| 弱点 | |
| 抵抗力 | |
| イラストレーター | Atsuko Nishida |
| レアリティ | ◆ |
概要
拡張シート第2弾(赤版)でイワヤマトンネルのポケモンとして登場したメタモンのカード。
きわめて難解かつ長大なテキストをした「すごいへんしん」を持つ。
まとめると以下のようになる。
- バトル場にこのメタモンがいるとき、「すごいへんしん」を宣言し、コイン判定が表であれば対象を選べる。
- 対象のポケモンと同じカードとして扱い、そのカードに書かれている内容をすべて持つ。
- ただし、変身状態のメタモンに進化カードを乗せたり、退化して別のポケモンになることはできない。
- 変身状態のメタモンも「すごいへんしん」を宣言することができるが、そのコイン判定が裏だったなら、変身状態は解除される。
- 変身状態のメタモンについているエネルギーはすべての色のエネルギーとして扱う。
- 以下の条件を満たすことでも変身状態は解除される。
- バトル場をはなれた時。
- ねむり・マヒ・こんらん状態の時。
- 変身先のポケモンが場を離れた時。
- 前述した通り、変身状態で「すごいへんしん」のコイン判定で裏を出した時。
バトル場のポケモンにしか「へんしん」できないメタモン(化石)と異なり、お互いの場のポケモンに変身ができる。
自身についているエネルギーをすべての色として扱う効果も持つのでアグレッシブな運用が可能で、様々な役割を持たせられる。
ただし、変身するにはバトル場にいる必要がある上にコイン判定が求められる。
にげるコスト1なのでドードリオ(ジャングル)の「にげるサポート」とはかなり相性がよく、コイン判定に失敗してもすぐにバトル場を離脱できる。このカードを軸とするならぜひ投入しておきたい。
もしくはリサイクルエネルギーやエネルギースタジアムなどにげる用のエネルギーを確保しやすい手段を備えておくべきだろう。
以下のような運用法が考えられる。
ビートダウン
無色2個エネルギーをつけることですべての色のエネルギーが2つついた状態となる。
ニューラ(neo1)に変身すれば最初の番から「ふくろだたき」を試みることが可能。
エレブー(第1弾)、ブーバー(neo1)、マンタイン(neo4)などの様々なポケモンに変身して弱点を突く戦術もとれる。
カードの名称も変身先と同じになるので、名称を指定する団体攻撃ワザの威力上昇に貢献できる。
タケシのキュウコン(ジム拡張1)の「ばける」の対象外であるビリリダマ(拡張シート赤)やキョウのズバット(ジム拡張2)に変身して攻撃することも考えられる。
特殊能力の使用
変身先のポケモンの特殊能力も得られるのがシンプルながらも強力。
たとえばゲンガー(化石)に変身すれば「のろい」で一度の番の中で20点分のダメージカウンターを動かせる。
特殊能力を使ったらすぐにベンチに戻ることで安心して役割を遂行できる。
また、マルマイン(第1弾)やバクフーン(neo1)などの殿堂ポイントがかかるポケモンに変身し、その特殊能力を使うのも強力である。
エネルギーの色
変身能力だけではなく、ついているエネルギーカードはすべての色として扱うという効果も持っている。
エネコストが多色であるひかるポケモンに変身すればワザを撃ちやすくなる。
それだけではなく、自身についているエネルギーカードの色を参照する効果も使いやすくなる。
ホウオウ(PF3)の「レインボーバーン」は110点、ひかるライチュウ(neo4)の「サンダースコール」はベンチに40点~のダメージを出し、ミュウ(サザン)の「レインボーウェーブ」も使いやすくなるなど、そのポケモン本体で使うよりも高い効力を発揮できる。
リサイクルエネルギーをトラッシュしてヤドン(化石)の「ゴミあさり」を使ったり、デッキの悪エネルギーが尽きたあともわるいヘルガー(neo4)の「じごくのほのお」の威力を上げることも可能。
また、ウソッキー(PF3)の「ものまね」やミュウ(WHFプロモ)の「サイコデューブ」も使いやすくなるなど、とにかく多様なことができる。
デッキ構築次第で様々な戦術を取れる非常にユニークなカード。
相手のポケモンを対象にすることもできるので、その運用法はまさしく無限大。
しかし、変身することが前提のポケモンゆえに隙も多い。
40点分のダメージを受けている状態で変身が解除されることがあればそのままきぜつ。突風でベンチに押し戻されるだけでも解除されてしまう。
特殊能力を封じる相手ももちろん苦手。まきちらせ!ベトベトガスはもちろん、ベトベトン(化石)は天敵中の天敵なので、相手のデッキの殿堂ポイントが分からない状態でベトベターが見えたら迂闊に出さないよう注意したい。
殿堂ランク
無色2個エネルギーやひかるライチュウ(neo4)などとの相性の良さから、一部レギュレーションでは殿堂ポイントが付与されている。
エラッタ
「すごいへんしん」は『オフィシャルブック2000』でエラッタされ、テキストがより詳細になった。
変更前のテキストは以下の通り。
この力は、このカードがバトル場にいる時だけ、自分の番ごとに1回使える。
コインを投げて「おもて」なら、場にいるポケモンから1匹を選び、それ以後このカードを、選んだポケモンと同じカードとしてあつかう。
(ただし「進化・退化」はできず、この「すごいへんしん」の力は使うことができる)。
「うら」なら、このカードはメタモンにもどる。
エネルギーカードは、このカードについている限り、どの色のエネルギーとしても使える。
このカードがバトル場をはなれた時や、「ねむり・マヒ・こんらん」状態の時、この「すごいへんしん」のカは使えず、このカードはメタモンにもどる。
へんしんの元になっていたポケモンが場をはなれた時も、このカードはメタモンにもどる。
旧裏wiki裁定パッケージ
- 「ばける」を使用しているタケシのキュウコン(ジム拡張1)を対象に変身した場合、キュウコンにのっている進化カードになる。
- その場合、特殊能力が使えない制約は無視される。
また、「ばける」が解除された場合はメタモンに戻る。
- その場合、特殊能力が使えない制約は無視される。
- タケシのキュウコン(ジム拡張1)を対象に変身し、そのキュウコンが「ばける」で別のポケモンとなった場合、変身は解除されずにタケシのキュウコン(ジム拡張1)を維持し続ける。
- マルマイン(第1弾)を対象に変身し、「エネエネ」を使った場合、メタモンをトラッシュに送ったあと、エネルギーとして場のポケモンにつけることができる。
- 変身が解除されると「エネルギーカードは、このカードについている限り、どの色のエネルギーとしても使える」の効果はなくなる。
- キョウのメタモン(ジム拡張2)に変身して「きょだいか」を使用してそのコイン判定に成功した場合、変身状態を解除したり、別のポケモンに変身しても最大HPは80を維持し続ける。
- 相手のポケモンにかける効果は、変身が一度解除されても、その効果が解除される条件を満たさない限りは維持し続ける。
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Tag: 拡張シート赤 HP40 無進化無 効果:色変更 Atsuko Nishida 旧裏wiki裁定パッケージに基づいた裁定