はじめに
このページでは、紫ノーツや爆弾ノーツなど、特殊なノーツを用いた作譜については論じません。
そこまで踏み入ったことも取り上げないので、「作譜をするときに気を付けた方がいいこと」程度に捉えておいてください。
特に、「してはならないこと」を多く取り上げています。
ノーツ配置の制約について
それぞれの難易度において、簡単すぎたり難しすぎたりすることのないよう、ノーツの配置に制約を設けます。
なお、これは必ずしも従う必要はありません。
やわらかい
- 8分・12分をみだりに配置してはならない。
- 16分以上を配置してはならない。
ふつう
- 12分をみだりに配置してはならない。
- 16分以上を配置してはならない。
かたい
- 24分以上を設置してはならない。
カッチカチ
- 32分以上を設置してはならない。
れいとう
制約なし
参考: https://osu.ppy.sh/wiki/ja/Ranking_Criteria/osu!taiko
本家配置の禁忌について
大音符
本家再現の譜面にしたい場合、16分以上の間隔で大音符を配置してはいけません。12分も推奨されません。
16分以上の間隔で配置する場合も、ノーツの塊の最後に配置することが推奨されます。
- 推奨される具体例
- ddk kkd kkdkddK
- D kd dk kkddkkD
- 推奨されない具体例
- ddk ddkd dKdddK
- DkDkD k KdddddK
ふうせん音符
いわゆる1打風船は、前例がほとんどないため推奨されません。
面白くないと感じさせる要素
以下の要素を含む譜面は、理不尽さやプレイ感の悪さから面白くないと感じられます。
作譜する際には十分に注意し、収録する場合は別枠で難易度を設けるなど、配慮が必要です。
なお、一部の見出しは具体例がリンクされています。
ノーツが数拍ズレている
譜面ファイルとMMLの位置関係を気にしないまま作譜を進めると、ノーツが音源に対して数拍ズレる場合があります。
予想以上に分かりやすいミスで修正も簡単なので、ズレが発生している場合は必ず修正しましょう。
極端に難しい、易しい
明らかにノーツがぎっしり詰まっていたり、10分に1回しかノーツが流れてこなかったり、そういった譜面は見るだけでプレイに対する意欲が削がれるものです。
難しくするのも易しくするのも、限度を守りましょう。
Sigmaにおける★16~★18程度が通常の難易度に収録できる限界の難易度です。
極端にスクロールが速い
これは言うまでもありませんが、暗記前提の譜面はプレイヤーにウケません。
暗記が必要でないスピードのスクロールでも、速すぎると目がしんどくなるのは明らかです。
まとめ
- 難易度に対して見合わない感覚でノーツを配置してはならない。
- 本家譜面を意識する場合は、(前例がないため)16分の大音符を配置してはならない。
- 極端な要素を譜面に含めてはならず、含める場合は配慮が必要である。