Double-Action Revolver

Last-modified: 2021-03-16 (火) 21:31:05

Double-Action Revolver

概要

モデルはコルト社のコルト・ニューサービス。
1898年製造、米軍正式採用記録のあるダブルアクション方式のリボルバー。

後に口径を基準とした様々なモデルが作られたが、一般には.45口径仕様のリボルバーとして知られる。
特に.45ACP弾仕様は米軍正式採用名のM1917として有名である。
現在は一般的となった高威力拳銃弾の.45口径弾を最初に採用した(想定して設計された)リボルバーであり、その威力は折り紙付きであった。

ゲームに登場するリボルバーとしては最も後発で、現代的なリボルバーと同じく作動方式としてダブルアクション方式、また装填方式としてはスイングアウト方式の両方を採用している。
ダブルアクション方式の為に撃鉄を手動で起こすことなく次弾を発射でき、スイングアウト方式の為に堅牢さを犠牲にせず(トップブレイク方式を参照)に素早いリロードも実現している。
これら隙のない設計から米軍正式採用を勝ち取ったニューサービスだが、これはそれぞれの方式を最初に採用した先代(前者はM1887、後者はM1889)の反省点を生かし、それらをより優れた形で組み合わせた結果の功績であった。
また、ニューサービスは米軍のみならず英軍及びカナダ軍からも制式採用を受け、非常に高い評価を得た。
軍用以外にも王立カナダ騎馬警察等の法執行機関が制式採用とし、その名に恥じぬ業績を残している。

コルト社の拳銃と言えばS.A.A.やM1911など、リボルバー、オートマチックを問わないイメージがあるが、
時代の変容に合わせてリボルバーからオートマチックへと移行した流れがあり、ニューサービスはその変換期に登場したモデルであった。
リボルバーそのものが旧式となりつつあった20世紀初頭、ニューサービスは程なく前戦を退いた。
伝説の中の伝説、M1911の登場である。

Double-Action Revolver

ゲーム内での扱い