【世界観】
神界と人間界の間に存在する天空の結界陣「タルタロス」
かつて、偉大なる5人の術法師は「タルタロス」を施すことにより、 神々に支配され続けた人類に真の自由を与えた。
そして、地上の新たな支配者となった人類は幸せと栄光が永遠に続くと考えていた。 しかし、地上から神々が姿を消した事によって自然界の調和は崩れ、他種族は人類を威嚇する脅威となり、 人類同士では同種族にもかかわらず富と権力を貪る支配者が民衆から豊かな生活を奪い苦しめた。
自然との調和を奪われた者や人間による政治で救われなかった者は 再び神の力を求め、「タルタロス」を超え神界への扉を開くことを望んだ。
その扉を開くには、太古から存在し、 全ての術法を無力化できると伝えられる「オボロス」を手に入れなければならない。
「オボロス」こそ「タルタロス」を通過できる唯一の鍵となる。
【タルタロス】
神々が地上を統治していた神政時代。 神々からの委託により政治は動かされ、人類の支配者である王達は神々の操り人形に過ぎなかった。
人類は、神々に支配され神々の利害関係をめぐる代理戦争の 代用消耗品に過ぎなかった。
その抑圧された運命を拒否した人類は神々に反旗を翻し、神々と人類との間に、 地上の支配者をめぐる戦争が始まった。 強力な神々の力の前で人類は敗北寸前だったが、5人の偉大な術法師達が施した結界により人類は 勝利を納めることとなる。
その時、施された結界が「タルタロス」である。
【オボロス】
太古から存在すると言われる「オボロス」は、 様々な術法と魔法を浄化できる神秘の力を持っている。
「オボロス」の持つ力は、 術法師達が張った結界「タルタロス」をも無力化させる事ができる。
現在、「オボロス」は欠片となり世界中に散らばり、凡人の目では見つけることが不可能となっている。 また、数も減少し、現存する数は多くない。
地上では、この「オボロス」の力を利用し 人間界から神界へ渡ろうとする者達が現れ始めた。
また、「タルタロス」を渡ろうとする者以外にも、 オボロスの持っている力で自分の野望を満たそうとする者達もいる。
