・「すべての基本」
- >責任は分割、そして他人へ投げて減少。
・「責任はなるべく分割し、他人に押し付ける」 - >どのみちすべては負いきれない。
・「自分の役割を段々少なくしていく」
・「成果物に関しては、なるべく最小にする」 - >責任を少なくすることにもつながる。
- >ただし「成果物」というものの定義を自分から行おうと考えないように。相手が言ってこない場合は、単に自分で思い込めばいいだけだ。もちろん、言って来たらその通りにする(あるいは少なくする)のである。
- >重要な文章はなるべく見ない。見ると仕事が増えることになる。理想は「その文書を見ていません」と言えること。ただし、そのように言わなければいけないということは、仕事は降ってきているので「責任の分散」
5.? コンピュータ系「仕事をしない技術」「あいまい度」の維持量と質
「仕事の責任を減少させる」
「あいまいなものはあいまいなままにしておく」
「仕事をしない技術」は上記二つの技術は不可欠だ。
ただし、「あいまいなもの」をずっっとあいまいにしておくことが出来れば
いいのだが人生はそううまくはない。
ので、「どのぐらい」あいまいなままで行くのか、というのは考えておく必要がある
というのも、ずっとあいまいなままにしておくと
「会社の命令に逆らわない」
という原則に違反してしまうのだ。
ということで、あまり固執する必要はない。「あいまいな」状態はそれほどがんばって
維持する必要はない。自分から「あいまいさ」をがんがん解消しなければいいのだ。
私の場合は、それは
しゃべらない。
なのだが、それが難しい。
秘技「二択攻撃」!
仕事をしないのはなかなか難しい。「責任」をなるべく押し付けようと
思っている従業員が多いからである。「責任」なんか取れる立場かどうか
無視して押し付けてくる。
そんなときには秘技「二択攻撃」である。
なんの二択か?肉を切らせて骨を絶つのごとく、一部を犠牲にしても
中心をはずすのである。また、「嘘は事実と混ぜると両方飲み込む」の
通りである。
中心とは何か?この場合は「責任」の回避である。一部を受けたように見せて
他人に押し付けるのである。
(1)まず「責任」以外の「作業」を「責任者」から受け取る。
(「責任」を受けたかどうかはあいまいにする。もちろん、「責任者」は
責任を押し付けたと思っている。が、それを明らかにしてはいけない。)
(2)「作業」の「責任」自体は、誰か他人に投げる。
で、ここからが二択である。
(3)「他人」が受け取った場合は、ずっとそのまま「相手」に押し付ける。
(4)「他人」が受け取らなかった場合は「受け取りませんでした」と「責任者」
に戻す。
どっちにしても、自分には「責任」がこない。
ここら辺の技術は必須である。でなければ責任だけが降りかかってくるだけである。
給料はどのみち関係ない。上がったりしないのだから。そもそも下がりようはない
はずである。
あとは「自分自身の恐怖心」
二択攻撃そのものは有効だと思う。
が、問題は「自分自身」が、この技術を使用すると
・職を失うのではないか
・相手に嫌われるのではないか
という、「杞憂」をすることが多くなる。何度も言っているとおり
・給料はどの道変わらない。
・仕事を「持っている」のは経営者であって従業員ではない。
・周りのほうが、むしろ無能ばかりだ。
なのだが、周囲は関係ない(この場合は)
自分自身がどう思うかである。
「度胸」も「仕事をしない技術」
かも。私自身もよく分からない。。
精進が必要である。。。。
「丁寧語・尊敬語・謙譲語」の使い方。
私は丁寧な言葉遣いというが嫌いである。 自分の性格上、適当・いいかげんというのもあるが、 「コンピュータシステムに「丁寧」なんて概念が無い」 ことが理由です。
どんなに丁寧に話したところで、コンピュータからすれば「命令」は 「命令」ですから。って感じであまり好きではないのでした。
が「仕事をしない技術」的には、一応使えます。
「お考えです」とは「考えなし、押し付けだけ」
「何々様が、何々とお考えですのでよろしくお願いします」という、 丁寧語は(謙譲語?)
「翻訳」すると
「俺は別にやりたくは無いけど、「何々様」ってやつが「とりあえず」 「何々」をやりたいらしい。
もちろん、意味はさーっぱり分からん。つーか 分かりたくない。要するに責任をこっちに押し
付けたいようだよ。 はっきりいって、ぜーんぜん重視してないから、適当にやったことにして
おいてね。 ぢゃよろしく。」
ということを指している。
だから、丁寧語で、誰か別の人に「責任」を押し付けるのに使うのだ。 まさか、「報告」とか「依頼」で、「翻訳後」を送るわけにいかんからね。
うまく「責任」を押し付けあう
で、押し付けられた相手がどうするかといえば、本来の「翻訳後」の意味を察して
優先度をかなり低くして仕事をすることにしているわけだ。
別に私は知ったことではない。というより「翻訳後」の「意図」としては まさにそれなのだから。
「よろしくお願いします」の返答が返ってくる必要が まるでないのだ。「責任」はないのだから。
もちろん、「別の人」へそんなことは言えないので、「別の人」への配慮も忘れない。
例えば「依頼」をしておいて「フォロー」をしない、という行動を何度か行う。
そうすると相手は「依頼」について何もしなくていいことを学習する。
もちろん「依頼」に関して回答がないことを、責めたりしない。
そもそも話すらしないのだ。ということで大して重要ではないことを学習してもらう。
、、、と書いていて思った。ん?もしかして丁寧語の本来の使いかたなのか(苦笑)
ちなみに、丁寧語でも、尊敬でも謙譲語でさえ、結局目的は同じ。
「コンサル」は「責任」は「明らかにしない」
なってはいけません、コンサルタント
という記事があります。
簡単に言えば「コンサルタント」に「なってはいけません」。「従業員」のままでは。
コンサルなら、がんばれば単価100万/人月いけます。
「従業員」では安く使われるだけだからです。
「安く使われる」ことに、一応、説明しておくと、別にそれ自体が悪いというのでは
ありません。給料額なんて、所詮どうでもいいのです。
問題は「投資」してないこと。資本主義国家なのですから、「資本」のあつまりで活動して
いるはず。にもかかわらず「投資」せずに回収しようという「泥棒」のような「えせ経営者」
「えせ経営管理者」から自分を守る必要がある、と繰り返し説いているつもりです。
ちょっち脱線。給料が少ない「だけ」の嫉妬心、で「非論理的」なことを書いているわけではない
ので。私の重要度は「論理」>>「建前」。「実践」>>「口だけ」。
なんども言う通り、嫉妬心がないとは言いませんが。
「仕事をしない技術」的には「やってはいけない」
上記のリンクには「仕事をしない技術」としては、してはいけないことが書いてあります。
「仕事をしない技術」は
「責任の分担」
「あいまいなものはあいまいなまま」
「自分からは何も言わない」
のが基本です。
まぁ、書いている人がコンサルなので、責任を取らないのは当然ですが、
「あいまいなものをはっきり」させてしまったり、「問題を分離して小さく」する、
などとしてはいけないことが書いてあり、二重の意味で参考になります。
(1)「仕事をしない技術」というのは確かに正しいことを証明してくれる。
(2)問題を「明らか」にするのは「従業員」の範囲外である。
(1)は、まぁ、「仕事」をするコンサルの話なので、(で、それはしないので、証明としては
逆の形となる)当然ですが。
(2)は、要するに年収が軽く二倍いく「コンサル」が「問題を明らかにする」という基本的な
ことしかやらないのが明らかになったからです。しかも「責任」は「明らか」にしない、つまり、
取るつもりなどさらさらないときた。
「コンサル」は「適当なことを言って高い報酬を得ている」んぢゃん
一番重要な「責任」は取らないのだから。
ということで「コンサルタント」が「明らか」にした通り(正確には「していない」部分が)
「従業員」には「仕事をしない技術」を!ということを証明してくれてます。
なんせ、給料が二倍受け取って、一番重要な「責任」を無視しているのだから、いうまでもないでしょ。