はじめに
このページの内容は、英語版攻略Wiki-Classes の Changing Classes に独自の検証結果や補足説明を加えたものです。
訳者の英語能力が低く翻訳を誤っている可能性が高いので、英語が読めるならまず上記リンク先ページを見て下さい。
用語が長いので、装備スタイルカテゴリ(SC)、武器カテゴリ(WC)、ミスティックカテゴリ(MC)、アイテムカテゴリ(IC)に省略します。
また、武器カテゴリはFAを使わないと上がらないので、用語をあわせるならファイティングカテゴリと
したほうがよさそうですが、Wikiの用語に合わせることを優先してWCと略します。
これら用語が理解できない場合は、ファイティングアーツ、ミスティックアーツ、アイテムアーツ、のページを熟読し、理解を深めてください。
クラスチェンジが可能かどうかを判定する為、腕力等のステータスの情報や、FAやMAなのでアーツの成長情報を参考にしますが、
これらの情報の多くはゲーム内で直接確認することはできません。
しかしTLR_EEというツールを使えば確認することはできるので、ここでの検証はそのツールを使用し確認しています。
クラスチェンジの流れ
クラスチェンジの判定は3段階で判定されます。
- 変更判定の為の情報選定 - 後述する5つの情報を選定する
- クラスタイプ変更判定 - クラスタイプ(術士とか術法戦士とか)が変更できるかどうかの条件判定が実行される
- クラス変更判定 - クラスタイプ変更条件を満たしていると、さらにそのクラスタイプに属しているクラスに、変更できるかどうかの条件判定が行われる。
変更判定の為の情報選定
まず初めにクラスタイプ変更判定、およびクラス変更判定の為に必要な5つの情報が収集される。
この5つの情報を「カテゴリ平均値」、「成長しているステータス」「成長しているカテゴリ」「成長しているアーツ」「得意なアーツ」と名付ける。
これらの条件は、以下に示す選定基準で選ばれる
- 「カテゴリ平均値」は各カテゴリLvの合計値を3で割った値(装備スタイルカテゴリは対象に含まれない)
- 腕力と知力のうち、どちらかがもう一方の値より10%高い場合、そのステータスが「成長しているステータス」に選ばれる
- 「カテゴリ平均値」より高いものが「成長しているカテゴリ」に選ばれる
- 各カテゴリのアーツのLvを合計しアーツ数で割った「アーツ平均値」より高いアーツ(MCなら突撃、戦術とか)が「成長しているアーツ」に選ばれる。
- 各カテゴリ内で最も高い値を持つアーツは「得意なアーツ」に選ばれる。
「成長しているアーツ」と「得意なアーツ」はクラス変更判定時にしか使用されないようなので、上記条件で選ばれているのかどうかは不明な部分があります。英語版の誤訳による勘違いかもしれません。正直「得意なアーツ」の扱いはよくわからない。おそらくセージとハイウィザードの「工作(突撃)が最も得意」の条件判定にしか使われていない気がする。そのほかの「○○が得意」はだいたい「アーツ平均値」以上、つまり「成長しているアーツ」に選ばれる状態のことだと思われる。
わかりにくいので具体例を上げます。なぜか終盤近くまでレジェンダリ・レンジャーだったトルガルさんのデータが
説明しやすいので、そのデータを使用します。()内の値は経験値です。
【ステータス】 | HP 2799 AP 170 腕力 136 知力 108 敏捷 41 管理能力 88 |
【スタイルグループ】 | 二刀11(1039) 四刀23(3252) |
【武器(ファイティング)グループ】 | WC合計値 15 = 剣1(9) + 斧14(1891) |
【ミスティックグループ】 | MC合計値 8 = 狙撃7(859) + 戦術1(0) |
【アイテムグループ】 | IC合計値 1 = ポーション1(16) |
ちなみにこのデータは戦術を1から2へあげると、レジェンダリ・レンジャー(戦士)からレジェンダリ・セイント(術法戦士)
に変わるデータである。装備フリーダムで最初のほうに斧(フランシスカ)に持ち替えているので、武器カテゴリが
通常育成とは違っている点以外は普通に育成。
上記のサンプルの場合
項目 | 選ばれた情報 | 選ばれた理由 |
---|---|---|
「カテゴリ平均値」 | 8 | (WC合計値 15 + MC合計値 8 + IC合計値 1)/3 = 8なので |
「成長しているステータス」 | 「腕力」 | 知力108に比べ腕力が25% ほど高い136の為 |
「成長しているカテゴリ」 | 「WC」 | カテゴリ平均値は8なので、MCが選ばれてもよさそうだが、術法戦士にクラスチェンジしないことを勘案すると選ばれてはいないと思われる。 |
「成長しているアーツ」 | 「斧,狙撃,ポーション」 | ポーションはどうなんだろうか |
「得意なアーツ」 | 「斧,狙撃,ポーション」 | 上記法則だと、ポーションも選ばれているのではないかと思う |
となることが推論される。
クラスタイプ変更判定順序
- 以下に並べるクラスタイプの順番で判定が実施される。「クラス変更判定に進む条件」が満たされた場合、クラスタイプに属する全てのクラスに対して「クラス変更判定」を行う。同じクラスタイプ内に複数の該当クラスがある場合は高ランクのクラスが選ばれる模様。おそらく、高ランクからチェックしているからだと思われる。
- また、同ランクで複数該当する場合、ランダムに選ばれる。これを変えたい場合は、クラスチェンジ前のデータを再度セーブし、 ロードしなおすと変わる可能性がある。ちなみに同一セーブデータ内では何度やっても変わらない。くわしくは、クラスチェンジ変更条件検証ログを参照。
- 「クラス変更判定」で条件が満たされるクラスが見つかった場合、それ以降判定は実施されない。たとえば、ファイター(戦士:ランク1)から、レンジャー(戦士:ランク2)とミスティナイト(術法戦士:ランク4)を同時に満たす条件をもったキャラクターがいたとします。感覚的にはランクが上のミスティナイトに変わりそうですが、術法戦士の判定は、戦士の判定より遅い為、レンジャーの条件判定が先に一致してしまいます。その時点で、クラスチェンジの処理は終了されるので、ランクの低いレンジャーにクラスが決定されることとなります。ちなみに、もう一度戦闘すると無事ミスティナイトに変わります。
順 | クラスタイプ | クラスタイプ判定条件 | 数式化 |
---|---|---|---|
【1】 | 戦士 | 「成長しているステータス」が腕力 | STR≧INT∧SPD |
【2】 | 術士 | 「成長しているステータス」が知力 | INT≧STR∧SPD |
【3】 | 戦士 | 「成長しているカテゴリ」がWCのみ | WC>(WC+MC+IC)/3>MC∨IC |
【4】 | アイテム士 | 「成長しているカテゴリ」がIC | IC>(WC+MC+IC)/3 |
【5】 | 術士 | 「成長しているカテゴリ」がMCのみ | MC>(WC+MC+IC)/3>WC∨IC |
【6】 | 術法戦士 | 「成長しているカテゴリ」が二つでその内一つがMC※ | MC∧(WC∨IC)>(WC+MC+IC)/3 |
【7】 | アイテム戦士 | 「成長しているカテゴリ」がIC※ | IC>(WC+MC+IC)/3 |
【8】 | 現在と同じクラスタイプ | なし |
- ※かつIC(MC)がMC(IC)より25%位以上高いという条件はありません。
- 【3】【5】の処理の必要性は、知力成長型のパグスなどを戦士にしたい場合、腕力が知力を追い越すのが結構難しいので、戦士になれない可能性がある。その為、そんな縛りプレイ大好きっ子の人にも優しい親切設計にしたものと考えられる。
- 【8】の処理の必要性は、たとえば戦士クラスになったが、その後MAばかり使って知力が上がってしまった等の、クラスチェンジ後クラスタイプ判定条件を満たせなくなった場合、戦士クラスの判定がスキップされてしまう為、そういった場合の救済措置と考えられる。術法戦士は、特にバランスを崩しやすい為、あらかじめ術法戦士になっておけば比較的簡単に高ランクの術法戦士にランクアップできるのに、逆に術法戦士以外のクラスから高ランクの術法戦士になるには、バランス調整が大変な為か結構苦労する、とういう現象が起こるのも、この処理の影響だと推論される。
上記トルガルのデータは戦術2へあげると、レジェンダリ・レンジャー(戦士)からレジェンダリ・セイント(術法戦士)に変わるのでその判定過程を上記表に当てはめてみましょう。
戦術2へあげた影響は、「成長しているカテゴリ」に選ばれるのが「WC」が「WC,MC」に変わることのみです。
【1】戦士 →クラス変更判定に進む。アックスマスターが引っ掛かりそうだが、アックスマスターの条件の一つである
「IAとMAの使用頻度が同程度(1.25倍位以下?)」の条件を満たしていないのでスキップされる。
【2】術士 →スキップ
【3】戦士 →WCのみでないのでスキップ
【4】アイテム士→スキップ
【5】術士 →MCのみでないのでスキップ
【6】術法戦士 →クラス変更判定に進む。ミスティナイト「狙撃術法が得意」の条件を満たしているが、同じクラスタイプで複数該当するものがある場合高ランクのクラスから判定がおこなわれるので「セイント」に決定する。
【7】【8】の処理は、前の判定でクラスチェンジ可能なクラスが見つかった為、行われない。
レジェンダリー・セージになれる最低要件を知りたかったので、上記条件の検証をかねて検証したログをクラスチェンジ変更条件検証ログに上げたので、参考にしてみてください。
クラスチェンジがスムーズにいかない例
ウニベルやルチャウがレジェンダリー・ハイウィザード or レジェンダリー・セージになりにくい、なんかバランス崩れた?
⇒ 気のせいです。「クラスチェンジ変更条件検証ログ」のページで検証していますが 「知力61以上、3つの術法がカテゴリ12以上必要」と一定です。 キャラによる違いもなさそうです。クラスチェンジ後、下から2つ目のアーツを3種類覚えればなれます。 つまりセージなら、最高位のロストを覚える必要もありません。「工作が最も得意」という条件を気にして、 工作をあげるのに時間をかけている可能性があります。 ブリーチ・エージェントを覚えたらさっさと工作を封印し、その他2つをあげていけばなります。
ダビットがガーディアンからなかなかアサシンにならない。
⇒一殺多生剣(専用技2)を覚えていてなれていないのなら、FAの鍛えすぎで IC>(WC+MC+IC)/3 のバランスが崩れた 可能性があります。 MAを封印していなかったりすると IC > MC のバランスが崩れた可能性も出てきます。 いずれにせよ、デリアンが発狂するくらい薬草をつかってICを鍛えましょう。 破産覚悟で魔片を使うのもありですが、ノーラへの気遣いは忘れずに。
おれのバイオレットさんを撲殺天使にする為ドルイド目指してるけど、全然なる気配がない。
術法戦士のクラスタイプ判定条件は「MC&WC/IC > (WC+MC+IC)/3」です。 低BRでバイオレットを育成すると、工作をおぼえるのがBR26あたりなので、それまでにFAを結構鍛えられます。 その為、高くなり過ぎたWCに見合うだけMAを使いこむ必要が出てきます。 しかも普通に目指せばルーンメイデンという戦士クラスになるので、術育成がしんどいです。 これを乗り越えるために必要なものは、MAの育成でも、FAの育成でもありません。 愛です。 バイオレットさんに「かたい」といわれるだけで、ご飯3杯いける位の愛が必要なのです!! 説明が長くなりましたが、そういうことです。 ・・・すいません、取り乱しました。 逆にロストなどを覚えて高工作Lvになってもクラスチェンジしない場合は、WCが低い可能性があります。 頑張ってFAで育成しましょう。
パリスが戦略Lvが結構高いのにパラディンから、コマンダーにならない。
⇒コマンダーの条件が「戦略術法が術法の2割以上」なので、 「その他MA(戦術、救助)が低い程、 コマンダーになる為に必要な戦略Lvが低くなるじゃん、うはwww 俺天才」 などと考え、仲間になった時点から戦略をおぼえるまで(BR50)MAを封印したりしていると、 FA鍛えすぎによる腕力向上により、 知力>腕力の条件を満たさなくなり、術士クラスタイプの判定に失敗するようになります。 河津神からの天罰です。悔い改めてください。 毎日のお祈りと、知力かMCを上げる必要があるので、 FA封印してMAを使い倒しましょう。 あなたの浅知恵による罪は許されるでしょう。
以上、私がハマったケースなので参考になれば。
コメント
- クラスタイプで術法戦士に変わる条件として「MCがICより25%位以上高い」とありますが、これはあくまで「IAよりもMAの使用頻度が高い」クラス限定ではないでしょうか?たとえばテラーナイトやサイレントは「IAとMAの使用頻度が同程度」というのに矛盾してしまいます。つまり、MCがICより高いというのはクラスタイプの条件ではなく各クラスごとの条件ではないでしょうか? -- 2010-06-05 (土) 16:22:42
- 分かりづらい。 -- 2016-11-06 (日) 15:57:24
- バイオレットがルーンメイデンからドルイドになる為の最短ルートは、加入後救助封印、FAを2段突き5まで育てて封印 こうすればポイズンエージェントを12回使ったらルーンメイデンになる -- 2018-12-23 (日) 06:03:36
- ルーンメイデンじゃなかったドルイド -- 2018-12-23 (日) 06:07:05
- 間違ってまっせ。トルガル腕力150でエキスパートセイントだが、二腕二刀のアーツ4つともレベル5まで使い込んでもテラーナイトになってくれない。スマホ版 -- 2020-09-22 (火) 19:49:11
- いったん四刀にしてマスターセイントにした後に二刀に戻したら -- 2020-09-23 (水) 01:13:20
- ↑の続き、1戦でレジェンダリーテラーナイトになりました。 -- 2020-09-23 (水) 01:14:29
- つまりヒーラーになったパグズさんをアサルトに戻すにはどうしろと… -- 2023-04-22 (土) 16:53:15