コンポーネント
Resoniteの「Material Property Blocks」について
マテリアルプロパティーブロックは、マテリアルのメインテクスチャ等を入れ替えることができるコンポーネントです。
マテリアルを増やすことなく、異なるテクスチャを効率的に表示する事が可能です。
例えば、ポスターや写真等を大量に掲示する場合…
通常であれば、テクスチャをアトラス化してマテリアルを1つに統合しますが、この方法はテクスチャの画像編集やメッシュのUV加工等が必要になります。ポスター画像の入れ替えや増減作業も手間が掛ります。
また、悪手ではありますが、ポスター毎に個別のマテリアルを使用する方法もあります。(これは、大量のマテリアルが必要になるので避けた方が良いです。)
このような場合、マテリアルプロパティーブロックを活用する事で、マテリアル1個、メッシュも1個で複数のポスターを大量に効率的に掲示できます。さらに、画像の入れ替えや増減作業も容易です。
マテリアルプロパティーブロックは以下のコンポーネントに設定する事が可能です。
- MeshRenderer
- SkinnedMeshRenderer
- RawGraphic
MainTextureをオーバーライドできるマテリアルは以下の12種類のみです。
- PBS DistanceLerp Metallic
- PBS DistanceLerp Specular
- PBS MultiUV Metallic
- PBS MultiUV Specular
- UI Unlit
- DepthProjection
- Matcap
- Projection360
- Fur
- PBS Metallic
- PBS Specular
- XiexeToon
(Unlitマテリアルには使用できませんが、UI Unlitマテリアルは使用できます。)
公式Wiki Material Property Block