コンポーネント
DataPresetの活用方法
データプリセットを使用する事で、様々な設定の記録や初期化を容易に行う事ができます。
例えば、アバターの表情や衣装の切替制御、ワールドやアイテム等の初期状態へのリセット制御等が可能です。
手早く大量のプリセットを容易に作る事が可能なので、覚えておいて損はないです。
特に、複雑で大量の組合せの表情設定や、座標アニメーションのデータ製作に便利です。
データプリセットの使い方の流れを解説いたします。(あくまでも一例です。)
まず初めに、ターゲット(書込み処理で動かす項目)を決めておきます。
例えば、衣装切替えならスロットのActive、表情ならブレンドシェイプの値、位置ならスロットのPositionなどです。
- 適当な空スロットにDataPresetをアタッチします。
スロットの名前は、とりあえず「Default」等にしておきましょう。 - 同じスロット又は配下のスロットに、必要な数だけDataPresetValue<T>をアタッチします。
衣装を例にすると、スロットのActiveなので<bool>型を使用します。
各衣装パーツのActiveを、TargetFieldに指定していきます。
このDataPresetValue作りは大変ですが、初回だけです。頑張ってください! - 次に、DataPresetの「すべての子に追加」ボタンを押します。
自動的に、先ほど作ったDataPresetValueがリストに登録されます。 - Defaultスロットを複製して、名前を変えます。
(例えば、「衣装セットA」等。) - 各ターゲットを動かして、指定の状態にします。
(各衣装スロットのActiveを切替えて、衣装セットAのパーツだけを表示状態にします。) - 準備ができたら、DataPresetの「値を設定」ボタンを押します。
すると、リスト内の各DataPresetValueのPresetValueが更新されます。 - あとは以下の繰り返しです。
- Defaultスロットを複製して、衣装セットBのスロットを作る。
- 各衣装パーツのActiveを切替えて、衣装セットBの状態にする。
- 「値を設定」ボタンを押す。
プリセットの切替え方法
- 各DataPresetの「アクティブ状態を変更」ボタンを押す事で切替ができます。
- Fluxで制御する場合は、Method Proxyノードで可能です。
- コンテキストメニュー等のボタン操作から行う場合は、ButtonActionTrigger等を使用します。
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