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Resoniteの スペーシャル バリアブルズ について
(2025年5月に追加された新機能です。)
Spatial variables(空間変数)は、Variables(空間変数値)とSamplers(変数値読取)の二つを組み合わせて使用します。
- Variables
- 箱又は球形の空間と、その空間内の値又は参照を定義します。
- Samplers
- その点における、Variablesの読取等を行います。
- 共通の考え
- 空間変数名を定義する必要があります。
ワールドグローバル空間内で行われます。
公式Wiki
Spatial variables - Resonite Wiki
世界標準の命名規則が提案されています。
Spatial variable standards - Resonite Wiki
熱や風、重力や電圧等を定義する試みが進んでいます。
例えば、タバコの先端にSamplersを設定し、温度が一定以上になった時に着火するアイテムを作ったとします。
この時、標準の命名規則通りに設定すれば、同規格の熱源で着火できるという事です。
簡単な組み合わせで挙動を学んでみよう!
- まず、空間変数を作ります。
- 見た目があった方が分かりやすいので、半径0.5mのスフィア(半透明)を用意します。
- SphereConstantValueSpatialVariableをアタッチして、空間変数を設定します。
型はfloat、変数名は適当、値は1にしましょう。
- つぎに、サンプラーを作ります。
- 見た目があった方が分かりやすいので、適当に小さな3Dモデルを用意します。
- ValueSpatialVariableDriverをアタッチして、サンプラーを設定します。
型はfloat、変数名は同名、駆動先は適当に用意しましょう。
- サンプラーを移動させて、スフィアの中に入れてみましょう。
スフィアの外にあるときは0、スフィアの中に入ると1になります。
- 今度は、滑らかに値を変化させてみましょう。
- SphereConstantValueSpatialVariableのBlendDistanceを1にします。
- 別のサンプラーを作ります。
- 見た目があった方が分かりやすいので、適当に小さな3Dモデルを用意します。
- NumericValueSpatialVariableDriverをアタッチして、サンプラーを設定します。
型はfloat、変数名は同名、駆動先は適当に用意しましょう。
ModeはHighestPriority以外に変更します。
- サンプラーを移動させて、スフィアの中に入れてみましょう。
先程と違い、中心に近づくにつれて0~1へと変化します。
他にも様々なVariablesとSamplersがあります。遊んでみましょう。
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