LookAt(ルック アット)
指定したスロットの方にスロットを向かせるコンポーネント
項目
- Enabled:
- このコンポーネントを有効にするかどうか。
- Target:
- 対象スロット。
- TargetPoint:
- 対象地点。(Targetが指定されている場合は効果なし。)
- TargetPointSpace:
- 対象地点の基準空間。
初期設定はワールドルートが基準になる。
詳細はRootSpaceをご覧ください。
- Up:
- 上。
通常はx0,y1,z0です。
- RotationOffset:
- 自動。
さらに回転させる。(クォータニオン乗算)
掴んだり動かしたりすると、Rotationから書き戻される。
- SwingReference:
- 振り動かす軸。
(可動範囲の設定するときに必要。)
- TwistReference:
- SwingReferenceの軸に対して、垂直の軸を指定すると良い。(同じ軸はダメです。)
- MaxSwing:
- Swing(コントローラーのスティックのような動き)の可動範囲。
0~180度。
- MaxTwist:
- Twist(直訳すると「捻り」、意訳すると「回転」)の可動範囲。
- _target:
- 自動。
自スロットのRotation。
- Set Swing Reference from current rotation
- 押すと、今の姿勢からSwingReferenceとTwistReferenceを自動的に設定する。
(手動で設定した方が確実かも。)
使用例
- 指定したスロットに向かせたいオブジェクト(物)のスロット又は親スロットにアタッチ。
(親スロットにアタッチして、子スロットのオブジェクトを回転させた方が設定しやすいです。) - 蒸気機関車のロッドの動きや、ドアクローザーや油圧ショベル等の関節の動きなどを作る事ができます。
(ただし、一定の動きであったり単純な動きであれば、わざわざリアルタイムで計算するのはもったいないのでValueGradientDriver等で動かした方が良いです。)
- 掴むとRotationOffsetが変わっちゃうので、Grabbableは消しておいた方が良いです。
- SwingやTwistの設定は、とてもややこしいです。
Resoniteではその場で数値を弄ればすぐに結果が分かるので、実際にVR空間上で自分で試してみてください。
その他
- LookAt系コンポーネントはほかにもあります。用途に合わせて使い分けましょう。
- ほかのコンポーネントにも当てはまりますが、常に駆動させるのはもったいないです。
コンポーネントを扱う技能を習得したならば、コンポーネントの使用数削減や、必要な時だけ駆動する等の工夫をして限りある計算資源を有効活用しましょう。