Panner4D(パナー 4D)
一定の速度で値(4つ)を駆動するコンポーネント
項目
- Enabled:
- このコンポーネントを有効にするかどうか。
Falseにすると、駆動値をoffset値にしてから止まる。
- _target:
- 駆動したい値欄を指定する。
- _offset:
- 繰り返す値をずらす。
例えば、初期設定(offset=0,0,0、repeat=1,1,1)の場合、0,0,0から1,1,1へ値が変化します。
offsetを0,3,0にすると、0,3,0から1,4,1へ値が変化します。駆動先の値を変更すると、offsetに返ってきます。
例えば、掴めるBOX等のPositionを駆動している場合。BOXを掴んで移動させると、Positionの値がoffsetに逆流していることが分かります。
- _preOffset:
- 駆動する値をずらす。
別のパナーを用意して比較すると分かりやすいです。
タイミングをずらす事ができます。
- _speed:
- 速さ。
マイナスにすると逆方向に値が変化する。
0にすると、Enabledと同様に駆動値をoffset値にしてから止まる。
値を一時停止したい場合はスロットのActiveをFalseにすれば良い。speedを変更すると瞬間的に値が変化するので、連続的に制御する事は不可能です。
ややこしい話なので適当に解説しますが、セッション継続時間(T)を基準にして計算しているのでこのような挙動になります。様々なメリットがあるので普通に使う分にはとても便利なコンポーネントです。デメリットは数百時間稼働してるセッションでは、計算誤差が大きくなり挙動が怪しくなります。
また、連続的な加減速は不可能なので、別の方法(FluxやAuthorityTimeBaseコンポーネント)で実装しなければなりません。
- _repeat:
- 繰り返す量。
- PingPong:
- 往復させる。
使用例
- 3Dアクションゲームで定番の動く床を作ったり。画像のUVをスクロールして流れる川を表現したり、様々な場面で活躍する便利なコンポーネントです。
その他
- 1D~4Dまである。