Transform/Drivers/Panner4D

Last-modified: 2024-10-10 (木) 19:30:37

Panner4D(パナー 4D)

一定の速度で値(4つ)を駆動するコンポーネント


Enabled:
このコンポーネントを有効にするかどうか。
Falseにすると、駆動値をoffset値にしてから止まる。

_target:
駆動したい値欄を指定する。

_offset:
繰り返す値をずらす。
例えば、初期設定(offset=0,0,0、repeat=1,1,1)の場合、0,0,0から1,1,1へ値が変化します。
offsetを0,3,0にすると、0,3,0から1,4,1へ値が変化します。

駆動先の値を変更すると、offsetに返ってきます。
例えば、掴めるBOX等のPositionを駆動している場合。BOXを掴んで移動させると、Positionの値がoffsetに逆流していることが分かります。


_preOffset:
駆動する値をずらす。
別のパナーを用意して比較すると分かりやすいです。
タイミングをずらす事ができます。

_speed:
速さ。
マイナスにすると逆方向に値が変化する。
0にすると、Enabledと同様に駆動値をoffset値にしてから止まる。
値を一時停止したい場合はスロットのActiveをFalseにすれば良い。

speedを変更すると瞬間的に値が変化するので、連続的に制御する事は不可能です。
ややこしい話なので適当に解説しますが、セッション継続時間(T)を基準にして計算しているのでこのような挙動になります。様々なメリットがあるので普通に使う分にはとても便利なコンポーネントです。デメリットは数百時間稼働してるセッションでは、計算誤差が大きくなり挙動が怪しくなります。
また、連続的な加減速は不可能なので、別の方法(FluxやAuthorityTimeBaseコンポーネント)で実装しなければなりません。


_repeat:
繰り返す量。

PingPong:
往復させる。


  • 3Dアクションゲームで定番の動く床を作ったり。画像のUVをスクロールして流れる川を表現したり、様々な場面で活躍する便利なコンポーネントです。


  • 1D~4Dまである。