Users/Common Avatar System/SimpleAvatarProtection

Last-modified: 2025-09-18 (木) 17:18:28


SimpleAvatarProtection(シンプル アバター プロテクション)

アバターを保護するためのコンポーネント


項目

Enabled:
効果なし。


User:
所有者。

User:
ユーザー。

_userIdによってデータが保持されている。
所有者がセッションに居る場合は、IdからUserが復元される。


_userId:
ユーザーID。

アタッチした人のIdが自動的に設定され、所有者となる。(アバタークリエイターの「アバターを保護する(プロテクトアバター)」でも同様です。)



ReassignUserOnPackageImport:
Resoniteパッケージをインポートした際に、所有者を変更するかどうか。

初期設定(True)の場合は、インポートしたユーザーが新たな所有者になる。

アセットの利用規約を遵守してください。


階層下にある全てのアバター保護を削除する
ObjectRoot配下にある全てのSimpleAvatarProtectionを削除します。
ボタンを押すと、最終確認のコンテキストメニューが表示されます。

プロテクション解除は細心の注意を払って行いましょう。

アセットの利用規約を遵守してください。


このスロットにあるアバター保護のみを削除
このSimpleAvatarProtectionを削除します。
ボタンを押すと、最終確認のコンテキストメニューが表示されます。

アセットの利用規約を遵守してください。


使用例

  • 保護したいアバター(アイテム)のスロットにアタッチするだけ。
    アタッチした方が良い場所は以下の通りです。(あくまでも一例です。)
    1. ObjectRootスロット
    2. 掴める(持てる)スロット
    3. レンダラー等が有るスロット
    4. Assets等が有るスロット
  • 具体例:保護が必要なアバターの場合。
    1. ObjectRoot(AvatarRoot)スロット(一番上の階層)にアタッチします。
    2. もし、帽子や服等が掴める(脱げる)場合は、その掴めるスロット(ObjectRoot)にもアタッチします。
      外せる衣装や装飾等は特に注意を払って設定を行いましょう。
    3. SkinnedMeshRenderer等(見た目を表示する)コンポーネントがアタッチされているスロット、全てにアタッチします。
    4. テクスチャやメッシュ等の各種アセットコンポーネントがアタッチされているスロット、全てにアタッチします。
      この際、アセットお漏らしにご注意ください。保護すべきアセットはアバター内に入れておいた方が管理は楽です。特に、追加衣装や差替えテクスチャ等のアセットは忘れがちなので気を付けましょう。



  • 所有者のみ、インベントリーへの保存が可能です。
    他のユーザーはインベントリーへの保存はできません。
    注意:所有者が共有フォルダーに保存した場合、共有フォルダーへのアクセス権を持つ他ユーザーがインベントリーから取出す事が可能です。
    また、ワールドとして丸ごと保存する事が可能なので、注意が必要です。
  • 所有者がセッションから離脱した時は、消滅機能が自動実行される。
    消滅機能が実行されると、ObjectRootごと消えます。
  • 所有者のみ、装備可能です。
    他の人は、アバターを着る事ができません。(「アバター着る」ボタンは表示されてしまうけど、押しても何も起きない。)
  • 所有者のみ、エクスポート可能です。
    エクスポートする際は、ReassignUserOnPackageImport設定を適切に行いましょう。
    Resoniteパッケージについてはコチラ
    ResonitePackage - Resonite Wiki
  • 所有者のみ、当コンポーネントのUser変更が可能です。
    他のユーザーが弄ると、消滅機能が働きます。
  • コンポーネントやスロット自体の編集は誰でも可能です。
    複製や削除、参照や駆動等の操作は可能。(ただし、コンポーネント削除ボタンを押すと問答無用で消滅機能が働くので気を付けましょう。)
  • これ以上詳しく書くのは控えます。


その他

  • LocalHome(Resonite起動直後の暗い空間)では、SimpleAvatarProtectionによりアバターを着る事ができません。(LocalHomeは自分のPCの中なので、まだUserIDが無い状態です。)
  • レンダラーだけではなくアセットにもSimpleAvatarProtectionはあった方が良いです。
    (SimpleAvatarProtectionをアタッチする事で、保護対象であることをアピールする事ができます。)
    ぜひ「アセットの管理方法について」もご覧ください。
  • 販売されているアバター等のインポート作業を行う際は、注意しましょう。
    セッションの権限設定が誰でも編集可能&保存可能だと、盗まれるリスクがあります。
    そこかしこでテクスチャや3Dモデル等をインポートするのは控えて、安全な場所で作業しましょう。
    • プライベートセッション及び編集権限や保存権限が制限されているセッションでは、安心して作業ができます。
    • 信頼できるフレンドやメンターさんにアバターセットアップを手伝ってもらいましょう。
  • アバタークリエイターを使用する際に「アバターを保護する(プロテクトアバター)」というチェック項目があります。(初期設定はチェック有)
    ここが有効になっていれば「作成」ボタンを押した時に、自動的にアバターのObjectRootスロットやRootNode配下のSkinnedMeshRendererがある各スロットにSimpleAvatarProtectionがアタッチされます。(これは人型アバターのみです。特殊な構造のアバターは例外です。)
    つまり、「作成」ボタンを押すまでは盗まれるリスクがあるので、安全なセッションで作業しましょう。
  • アバター等の有償販売されている3Dモデル等は、インポート時の「高度な設定」で「アセットをオブジェクト内に入れる」のチェックを有りにすると、自動的にアバター内に各種アセットが格納されます。この状態だとアセットの管理がしやすくなります。
    • ただし、再配布OKの場合はアセットをオブジェクト内に入れない方が良い場合もあります。例えば、オブジェクトを複製した際にアセットも同時に複製されてしまい、非効率になります。
      一方、アバター等の一点物は複製して使用する事は無いので、アセットをオブジェクト内に入れて管理した方が良いです。


  • アバター以外(アイテムとかワールド内の建物とか)にも使えるけど、アバターを想定した機能であることは忘れないでください。
    ワールドの保護は、別です。(ワールドパーミッション設定で行います。)
    (アイテム等の新たな管理方法について計画があるっぽいので、首を長くして待ちましょう。)