SF1
演出や性能的に【サラマンダー】の全体化に相当する【モンスター能力】。
レアモンスターの【フレイム】からしか吸収できないレア能力であり、吸収が面倒な【磁気嵐】よりも貴重。
しかしその実用性は及ばない。
基本威力で一歩劣り、属性も【熱】単属性と防がれやすい事から思ったほどダメージが伸びず、なんなら【強風】の方が使いやすいぐらい。
さらにレア能力にもかかわらず味方モンスターはほぼ全員が最初から吸収済み扱いなので、【ブーメランフック】や【百足蹂躙】等と同様に【最大HP】目的なら無理に吸収する必要はない。
唯一の例外は【システムデータ】レベル1~2時の【クーン】だが、これもリマスター版なら一度レベル3以上を経由すると自動吸収済みになる。
…と、ここで終われば良かったのだが、この技には大きな問題点がある。
それは敵が使ってきた際の威力が異様に高いこと。
計算式は他の術系攻撃と同じはずであり、設定された威力も馬鹿げた数値ではない様なのだが、【エネミー補正】が通常の技と異なるためか、敵に使われた際には尋常でないダメージが出る。
熱防御次第では4桁ダメージが飛んでくることも珍しくない。
【オルロワージュ】戦では【肖像画】の効果により【野生】のサラマンダーが全体化されるとこれに化けるので、不意の全滅が常に付きまとう。