【ティール】

サガ3

本作における最後の中ボスに当たる敵。
ラストダンジョンの後半である【ラグナ城】の奥部におり、その手前の床にこちらが乗った途端戦闘となる。
単体で出現し、こちらは【ボラージュ】を含めた5人で戦うことになる。

状態異常は全て通用しない。
また全ての攻撃魔法属性にも耐性を持つ。
単体攻撃のダメージが大きく、クリティカルがでると1000以上ダメージ＝よほどレベルの高い人間やエスパー、あるいは裏技で強化したサイボーグでない限り即死。
こちら全員に複数の状態異常を与える【やみのウィルス】を使うため、全ての状態異常を防ぐ【リボン】を4つ集めてから挑む必要がある。
問題はリボンが行き渡らない1人であり、この状態異常のラインナップに混乱が含まれているのが厄介。
たいていはリボンはメインメンバー4人に装備させるので、ボラージュが食らうことになるが、ボラージュはリボン以外では混乱耐性をつける手段がない。
なので、あえて【麻痺】や【睡眠】に対する耐性をつけずに行動不能になりやすいようにしておいた方が安全である。
事前に瀕死にさせたのち戦闘不能を放置する手もある。事前に【石化】させられると楽なのだが、ボラージュは【サークレット】を装備しているため、それはできない。
ボラージュにリボンを渡すのであれば、アヌビスなどの状態異常無効の種族へ変化するといい。
防具で耐性をつけられないモンスター種族の場合は事前に【えんまぐるま】に変身しておき、こいつを倒すまでほかに変身しないぐらいの覚悟が必要。なぜなら包括的に状態異常に対処できてレベルもそこそこ高い個体がこいつしかいないからである。
　
あとはダメージ攻撃しかできないので、全員に【ヒーラー】を覚えさせておけば勝てない相手ではないが、「ヒーラーが先行してフレア→次のターン先行フレア」のパターンでは全滅の恐れもある。
行動順が安定しないようであれば、種族変化を用いてわざと素早さをデチューンし、確実に後攻でヒーラーを発動できる回復役を作っておくと磐石である。
【聖剣】による攻撃が有効だが、【核爆弾】も通用する。

サガ3DS

ストーリーでは異次元地上(ゴート地方)の【ラグナ城】の中ボス。
物理・魔法ともに最上級のものを取り揃えている正統派の強敵。各種属性や状態攻撃も豊富なので、包括的な対策はここから先には必要になるだろう。
物理対策はパワードスーツで完了として、◯魔法防御を食肉で拾っておくと全体攻撃にも対処できる。モンスター種族の場合、◯全てを持っていなくても、◯変化+◯精神があれば状態異常を受けることはない。
また、ここから先は「◯武器防壁、◯魔法防壁、◯連携耐性」という三重の壁により、これまでのボスと違って攻撃が一気に通らなくなる。
ザコ戦で与えているダメージで戦力を判断するとまるで当てにならないし、特に連携ダメージは参考にしないこと。
厄介なのはαウィルスで、単体攻撃ながらもほぼ全ての状態異常を与えてくる。お前はFFのモルボルかと言わんばかりのいっそ清々しい状況に置かれるため、【シナリオキャラクター】が引っかかると戦力外になってしまうことから、ここは戦力と数えないようにしよう。いろいろな意味で地力を試される相手。ただし混乱がオミットされているので二次被害の心配はなく、治療が面倒なら戦闘不能にして放置しておいても問題ない。
　
さて、ここまでは基本的なスペックへの対策であったが、真に厄介になるのはハントバージョン。
異次元地底の【南の大階段前】のボス。入っていきなりお出迎えしてくれるが、うかつな接触は厳禁。
元々強い相手であるのに強化具合が容赦なく、単体攻撃だとモンスター種族などは最大HPからワンパンで沈められるうえ、素早さがやたら高くカンタンに先手を取られる。
フォーカスなどの素早い個体になるか、十分に素早さを育成した上で、なおかつ◯行動速度を手に入れてブーストをかけるぐらいの徹底した対策は最低限必要。これならエリクサーなどの速度補正が遅い行動でも対応できる。
魔法攻撃に対しては、◯魔法防御があれば、ピンチにはなっても沈むことはないだろう。ケアルガやフルケア、レイズラなどで立て直せばいい。αウィルスに関しては、シナリオキャラクターが受けると厄介なのは相変わらずだが、状態異常以前にそもそも大ダメージでまず生存していないだろう。
正統派の強さとしては文句なしに本作最強の相手。これをデータ引継ぎなしで、どの種族で挑戦しても勝てるようになれば、りっぱな時空の覇者です。