【焼殺】

SF2

相手の足元に描いた魔法陣から樹も石も焼き尽くすほどの業火を噴出させ死に至らしめる術で、その名の通り敵単体に熱ダメージと即死の追加効果を与える。
消費JPがそこそこ高く3種のアニマと4枠のデュエルコマンドを必要とするが、十分な単体火力に加えて中々の成功率の即死効果までオマケしてくれるという重さに見合った性能を持つ。
　
【やきつくす】【クリムゾンフレア】の系譜にある最高レベルの火炎系単体攻撃術で、前者とは追加効果と直球なネーミングも共通する。
この手の術は相応に習得が難しいのが通例（特に一部作品のクリフレは極めて修得難度が高い）だが、こちらはSF2の術のシステム上、デュエルコマンドさえ把握できれば早期修得も難しくはない。最速で最序盤の【ウィルの旅立ち】から運用できるので、破格である。
また、3種必要とはいえ構成アニマが確保しやすいものばかりということもあり、一度修得すればその後は大抵の場面、大抵のキャラクターで運用可能となる。
その威力と即死効果により、育成やアイテム収集が不十分な時期でも単体攻撃の主力となり、急に新しいキャラが仲間入りしたとしても三属性のツールを持たせてこれを唱えさせればひとまずの戦力となってくれる。
世界観の都合もあって術優遇のシステムが組まれている本作だが、この術は特に扱いやすく大活躍するためプレイヤーの印象にも強く残ることだろう。
　
同じく攻撃術であり、【ウォーターハンマー】【フレイムナーガ】と交互で唱えることによって手軽に作れる4連携「ウォーター焼ウォーター殺」「ナーガ焼ナーガ殺」は即戦力になる。
シナリオの都合で突然新規パーティを組まされるような状況でも、連携履歴にこれを作っておけば困ることは無いだろう。

SF2(リマスター版)

SEB

高火力と即死効果はそのままに、新たに攻撃力ダウンを引っ提げて帰ってきた。
ガード不可の為、守りの固い敵にも強引にダメージを押し通せる強みがある。
詠唱に2ターンかかるので連発は出来ない。
モンスターがいるなら【精霊の法力】で詠唱ターンを縮めて使おう。
それだけの価値がある大技。

今作でこの術の大元であるとされる【焼き尽くす】が【火炎放射器技】となって復活し、ついに共演を果たす事となった。

ISEC

RSU