【ヘルファイア】

Last-modified: 2025-09-24 (水) 14:26:40

サガ2DS

系統AP
倍率
範囲属性対応(LV)効果
連携技
魔法攻撃
7グループ
消滅
ファイア(2)
ファイアの書(2)
×炎特効

【ファイガ】の上位に当たる【ファイア】系魔法。DS版サガ2・3の攻撃魔法は元々FFベースであった魔法名から徐々に昨今のサガシリーズ風もしくは独自の魔法名に変化していくのが特徴だが、この魔法はその中間に位置する。
ヘルファイアはロマサガ以降の術として登場している実績があり、かつFF魔法の派生としてもあまり違和感のないネーミング(実際一部FF作品でもヘル系魔法は実装されている)であるため、中間としてちょうど良かったのだろう。
これに合わせてか、【ブリザド】【サンダー】【クラウダ】など他の攻撃魔法も基本形→ガ系→ヘル系の序列となっている。

サガ3DS

タイプ連携範囲属性威力習得アイテム(使用回数)速度成長効果
火魔法/魔法攻撃敵グループ魔法・火+24火の魔法辞典(4)、火炎の魔法辞典(2)D
タイプ連携範囲属性威力対応能力(使用回数)速度成長効果
魔法攻撃敵グループ魔法・火+12火/3(4)、火/4(3)B

RS1

店員の説明敵一体に ダメージを あたえます
技分類消費MP範囲射程属性カテゴリ威力対応する術系統備考
火術1敵単6魔法·炎魔法攻撃4火術(1)貫通

地中に術のエネルギーを送り込み、地の底から火柱を噴き上げさせ、標的を焼殺してしまう。単体術の初歩。
 
【シフ】編の【モンスター掃討】では、場合によっては忘れられない存在感を放ってくれる。
両親設定が共にシーフなどのピーキーな設定をした場合、【シリリーファズ】のこれがおよそ60強のダメージになり、HPが伸びていないと最大HPから一発で黒焦げにされる。
逆にこちらが的確に使うチャンスもあり、【アルベルト】合流後は彼に買い与えておくと【バルバル】との戦いで役立ってくれる。バルバルはシフの育成具合によって2発で倒せるか倒せないかという微妙な耐久力を持っており、アルベルトに初期装備の武器だけ使わせていると壁役にしかならないのだが、貫通特性があるこの術をぶっ放すとシフの攻撃2発*1に加えていい感じに援護射撃をしてくれることになり、撃破率が格段に上がる。

余談

【半熟英雄シリーズ】のパロディとして、エッグモンスター「ぼーぼーどり」の技に「へるファイア」が登場。
初登場の2作目では行動不能にする搦手の攻撃。威力は減る

RS2

術士の説明熱い炎と冷たい炎を同時にだして 敵一体にダメージを与える
系統JP威力属性対象マスター𝙻𝚟効果
合成術/火術・冥術23/5熱冷敵単15
命中率・回避などの詳細*2カエル研究室を参照。

消費【JP】は少ないが威力も控えめであり、合成術であることを考えるとかなり物足りない。
この術の長所を挙げるとすれば、説明通り熱だけでなく冷属性も併せ持つという異色の組み合わせだろう。
【ゼミオ】の書庫にも「【サラマンダー】の体さえ焼く」と言及されている通り、熱属性については無効化する相手が多いが、そういった相手にも効くというわけである。
 
……だが、修得時期を考えると、だからどうしたと言って良いレベルのお話。
威力3の術を冒険の中~後半に掛けて使うことがそもそもなく、開発するだけして使われない末路を辿りやすい。
【火術】を習得する都合上、【竜脈】の重ね掛けと【レイスフォーム】を利用した永久高威力の実現も不可能。

敵では【ナイトヘッド】【スカルロード】【チャリオット】などが使用する。
HPが4~5桁の敵相手では雀の涙にしかならない威力だが、プレイヤー側はHPが最大3桁なので少々痛手になり敵が使うと強い印象を受けるだろう。


移植版では威力が底上げされ、コスパの良い術へと変貌を遂げている。
ただ、敵が使ってくる場合の威力もきっちり底上げされてしまっているので、むしろ道中でヘルファイアを使われた時にかなり痛くなってしまった。はっきり言ってプレイヤー的にはあまりありがたくない話である。

RS2R

 BP威力効果 対象 射程要Lv特殊効果
合成術
(冥火)
921敵単冥0
火0
開発冥府と火炎の書Ⅰ(東のダンジョン)、開発費10万

仕様変更により、原作の冷たい炎という特異な設定は無かったことになった。合成術故に火+冥の複合属性である。
威力こそプレイムウィップと大差ないが、複合属性は耐性の弱い方を参照して計算するため、火属性完全耐性の【火神防御輪】を付けるなど、片方の属性への耐性を高めるだけでは軽減できない。
レイス状態で装備していても同様。油断しているところにくらうと痛い。
一方で【セルフバーニング】やアビリティ【火神の恩寵】など、火属性を含むダメージを無効にする手段であればこれも完璧に防げるのでそうした手段を使おう。

敵では新たに【ボクオーン】が使用するようになった。搦手のイメージの彼だが、高難易度版のこの術は一撃必殺級の威力であるため要対策。

この術自体は決して弱いわけではないのだが、相反する冥+水の合成術が、強力な即死効果付き全体攻撃の【デスレイン】が追加、原作にあった【ポイゾナスブロウ】【イルストーム】の効果の毒の大幅強化とかなり強力であり、冥術使いに火術の組み合わせが採用されづらい。
特に【陰陽師】は火術に初期技能を持つ者がおらず、冥+火の組み合わせを十分に活かすには火技能の個別育成が必須。陰陽師に冥術を任せていると日の目を見ない術である。
理力の高い【フリーメイジ】女や、一巡させて地術と火術レベル補正を受け継いだ【ノーマッド】女の【ファティマ】辺りなら無理なく扱えるだろう。合わせて【ゴーストライト】での魅了役としても刺さる敵には刺さるし、キャライメージにも合う。【エリクサー】も大地の剣装備でフォローできる。
【シャドウサーバント】習得のための冥術Lv上げの際に他の術の手持ち属性によっては選択肢になるくらいか。(火・風の組み合わせの場合、初期Lvで使える合成術がこれか【ダークスフィア】のみ)

【サラマンダー】の体さえ焼く」という設定は生きているものの、クラス固有アビリティである火神の恩寵を習得した時点でサラマンダーには一切通用しなくなる。
ただ、サラマンダーは素で火耐性50を持ち、初期装備の【赤熱の鱗】には火耐性+30の効果があるが、それらでは冥耐性を補えない。
というわけで、火神の恩寵習得前であれば冥耐性の穴を突いてダメージを与えられるため、条件が限定的とはいえ本作でも一応はサラマンダーがヘルファイアに焼かれる姿を見ることはできる。
ヘルファイアを使うモンスターもごく限られているため、狙って見ようと思わなければ見られない現象となっている。

US

 対象攻撃力成長度回数命中属性回避阻止率効果
HPLP
特殊能力敵単22341AAFF

MS

テキスト地獄の業火で敵を燃やす
  ランクBPEP範囲参照速度補正命中回数威力成長属性回避阻止率タイプ効果価格
火術150敵単知力-A177AAF-200
補足解析データはちょい研究所を参照。
成分BP補正
火・風・幻
光・気
水・土・魔
2-200-2200-110.10.2
連携合成名1連携目2連携以降
ヘルファイア
連携属性停止移動上昇落下火炎冷気電気
1231231212121212

敵専用

    BPEP範囲参照速度補正命中回数威力成長属性回避阻止率タイプ効果
火術(強)50敵単知力-A13010AAF-
補足解析データはちょい研究所を参照。

IS

テキスト地獄の業火で敵を焼き尽くす
系統威力命中SP射程範囲属性速度効果
火術/闇術10400~80015~7ランダム斬熱術5回に分けて攻撃

ISEC

カテゴリ分類効果派生
基本行動敵1:威力98~196
💡  威力196~294
💡💡 威力294~392
💡💡💡威力392~490
【ヘルファイア】
💡【火幻術】
💡💡【焼殺】
💡💡💡【クリムゾンフレア】
特殊能力敵1:威力80-

*1 戦闘回数を抑えるなら、アクスでも最低3回必要+運。どうせ次の騎士団領でお金は増えるので、たとえすぐに分かれる予定だったとしても、戦闘回数を抑えるためには、「アルベルトにヘルファイアを与えるのは必要経費」くらいに思っていい。
*2 補正➡表記/16=対象の盾発動率
接触➡◯=カウンター可。
依存Lv(命中率)➡斬=剣·大剣Lv、殴=斧·棍棒Lv、突=槍·小剣Lv、射=弓Lv、体=体術Lv。
威力➡効果値。
冥力➡理力。