【クリムゾンフレア】

概要

シリーズを代表する【術】のひとつ。
その名の通り深紅の炎を放つ高位の火炎系術法で、殆どの作品では術全体の中でも最高峰の威力を持つ単体攻撃とされる。
また、高熱に加えて強烈な光で相手の眼や脳にもダメージを与えるという理屈で、【熱】だけでなく【状】や【光】との複合属性になっていたり、何らかのデバフ効果を持っていることもある。

サガ2DS

サガ3DS

RS2

真紅の光が視覚中枢を通じて、敵1体の神経を破壊する。
火と天の【合成術】。火術と天術の【マスターレベル】が25以上で開発可能。
　
本作に登場する術の中では最強の威力を誇る。
【熱】+【状】属性のため、軽減されても無効化されることは基本的にない意味でも使い勝手はかなり良い。
単体攻撃なのでボス戦御用達。混乱や魅了で同士討ちしても一撃で全滅しないので、精神耐性のない術士に向いている。
全体攻撃が必要なら別途【ギャラクシィ】を覚えればよい。大抵覚えられるだろう。
　
【暗闇】状態を付与出来るものの、大抵の場合大型の敵だと暗闇があまり意味なかったり、そもそも無効だったりするので効果を感じにくい。
【理力】を下げる効果については、【冥術】は弱くなるが冥術以外は強くなってしまう点に注意。
冥術以外の術を主体に扱う相手にクリムゾンフレアを使うと、結果的に術の威力が増えてしまうこともあり得る。
そう言った相手には【イド・ブレイク】で【魔力】も下げてしまうのがオススメである。
　
単体の威力としては最強のこの術であるが、唯一の欠点を挙げるならこの術が天術の合成術であるが故に冥術の【シャドウサーバント】と共存できない事であろう。
　
リマスター版では【ジルコンの斧】経由でも使用可能。
本作の固有技は術でもWP消費なので、術士のWPを攻撃に充てられ、JPを補助や回復に回せるメリットもある。

RS2R

今作でもプレイヤーが使用可能な術としては最高の威力を誇る。
Ver1.0.2までは【連携ダメージ2倍】と装備補正の併用による【連携】でカンストに到達する程の威力を持っていたほど。
Ver1.1.0では【連携ダメージ1.5倍】の弱体化に加え、術法防御を下げる術技もないためカンストダメージを拝むことは実質不可能になった。
合成術作成のための天空と火炎の書Ⅱは【雪の遺跡】最奥であり、【黒竜】を撃破しなければならないこともあって早い段階での入手は困難。
しかし、周回プレイではプレイスタイルによっては敵勢力レベルが上がりにくく最強クラスの技を閃くのが遅れがちになるため、早めに手に入れば長く主力になり得る。
また、ジルコンの斧の固有技は【炎の壁】に変更されたため周回プレイで序盤から利用するといったことはできなくなった。
　
理力減少が通常の術法の威力アップに繋がらなくなったので、その点は気にせず利用していけるようになった。
ただし、持続時間に関してはターンではなく行動回数だということに注意が必要である。デフォルトで3回、【エクステンション】があれば5回まで持続する。行動回数が多いボスだとあっという間に効果が切れる。
【暗闇】付与はボスに耐性持ちが多く、気休め程度。ただし、幻影の【ダンターグ】などピンポイントに暗闇が効く敵はおり、強力な攻撃を回避するのに活用できる。
　
敵では幻影の【ワグナス】も使用するようになった。
【ギャラクシィ】同様敵仕様に威力が調整されているが、それでもかなりの威力のため、炎の壁や【光の壁】で対策しておきたいところである。

RS3

全てを灼きつくす真紅の閃光を放ち、モンスターの思考中枢を破壊することで絶大なダメージを与える。
奥義書の回収と複数術士の起用・配置。【コマンダーモード】限定とかなり大掛かり。
威力は折り紙付きだが、術自体の肩身が狭い本作で術士を3人も鍛え上げるのはなかなか骨が折れ、使用も3ターンに1度と制約は多い。
小回りが利かないコマンダーモードと【パワーレイズ】の食い合わせもあまり良くなく、他の陣形技も力不足。
クリムゾンフレア自体と言うより、本作の陣形技のシステムのあおりで使いにくいという評価。
見るだけならエンディングのデモで済むので、タイトルデモの【ギャラクシィ】共々これで満足となりかねない。

SFC版ではコマンダーモードのバグにより、【エアスラッシュ】と同じ【斬】属性で発動する。

陣形配置

• 術士の配置は規定通りでなくても発動できる
  術士の立ち位置と要求する系統が揃っていれば良く、術の系統の配置は自由。
  【スペルフュージョン】の使いやすい配置にすると小回りが利く。

  	2
  		月
  			太陽	
  		朱鳥
  	3

US

【神雷】、【石の雨】と並ぶ本作最高の合成術。
高いHP攻撃力とLP攻撃力、成長度で凄まじい威力を誇る、攻撃回数は1回だがHPダメージが非常に高いので999ダメージ以上与えてLPダメージの判定回数が増える事も多い。
　
非常に高い性能を誇るが習得は困難、【炎の矢】と【太陽風】の2つのベースから合成できるが、どちらも合成難度は高い。
炎の矢ベースの場合はHPコストが軽く、ファミリアからも使用できるが、五行成分の禁5が非常に重く、【サイコノイズ】や【デテクトブラッド】などの禁呪が必須、太陽風ベースの場合はそもそも太陽風が習得し難い。
太陽風ベースの場合は太陽風習得のため火のL4魔道板【黒の火術士アマティの魔道板】が必要となる。
炎の矢ベースの場合でも禁呪の習得のためにアマティの魔道板があると話が早くなる、禁呪の魔道板はジュディ編以外では入手困難。
高レベルの魔道板ばかり解読していて炎の矢を習得していないといううっかりもよくある。
ジュディ編のジュディで禁呪の魔道板L2、L3を読み解くか、キャッシュ編のジョーゼフが所持しているアマティの魔道板を読み解くのが習得への近道である。
　
術のエフェクトは簡素な演出が多い本作においては異色なまでに派手で豪華で美しい。
演出時間が長いので次第に使わなくなるという意見もちらほら
エフェクトが見たいだけならば、アーミック編のボスに撃ってもらおう。

敵専用

MS

INTダウンの効果は3回発動するが、効果があるのは1回分のみ。

敵専用

SSG

演出が「敵を宇宙空間に転送し、燃え盛る星めがけて叩き落とす」というシリーズ最高級に壮大なものになった。
役割としては召雷が対抗馬になるだろう。単体とランダム4回攻撃の違いはあるが威力は僅差。
あちらはずっと覚えやすいのに対し、こちらは複数の中から狙い撃てるのが利点。

なお、この燃える星はおそらく術の説明にもある熒惑。火星の古名であり、火と災いの星と考えられた。

敵専用

IS

合成術

敵専用

ISEC

RSU