概要
本シリーズにおける物理攻撃という言葉は、主に次の二つの意味で使われる。
- 【魔法攻撃】と対になる、物理的なダメージを与える【武器】【技】【特殊能力】などの総称。
物理攻撃、と一口に言ってもかなりのサブカテゴリを含んでおり、作品によっては相当数細分化されている。
総じて【物理防御】によって軽減されることが多く、【盾】などもそのほとんどが物理攻撃を優先して性能が設定されている傾向にある。
【回避技】【カウンター技】などが対応するのも物理攻撃に多い。 - 【武器】や【斬】【打】【突】【射】など、物理的な【属性】を持つ攻撃手段の総称。
物理属性はRS1までは武器属性(もしくはそれと盾ガード可能であることを表す【盾】属性)のみだったが、RS2以降は【防御特性】の導入に伴い斬撃や打撃などに細分化されるようになった。
物理属性を含まない武器攻撃は1.には該当するが2.には該当せず、物理属性を含む術は1.には該当しないが2.には該当する。
ややこしいが文脈を見てどちらの意味で用いられているか判断したい。
サガ1・サガ2・サガ2DS・サガ3DS
参照能力値を持つ(性能がAP倍率である)攻撃としては【力攻撃】【素早さ攻撃】【魔力攻撃】【技攻撃】、参照能力値を原則持たないもの(性能がAPである)攻撃としては【弓攻撃】【銃攻撃】【兵器攻撃】が該当。
基本的に防御で軽減されるが、サガ3DSの魔力攻撃だけは魔力で軽減される。
熟練度についてはどの攻撃種も対応していれば影響を受ける。
RS1
GB版を踏襲しているが、世界観の違いやシステムの統合によって、【力攻撃】【魔力攻撃】【弓攻撃】に集約されている。
熟練度についてはどの攻撃種も対応しており、弓攻撃については特に直接的な影響を及ぼす。
RS2
【防御特性】の概念が登場。本作では【斬】【打】【突】【射】の4種。
盾やガーダーは物理属性に掛かってないものは、たとえそれ以外の属性に対応しても回避ができない。
RS3
防御特性は前作に準拠。ただし盾やガーダーの回避は、必ずしも物理属性に掛かっている必要はなくなった。
SF1~
【斬】【打】【突】の3種に集約され、以後の作品でもこの分類が標準的になる。