RS2R
名称通り、【連携】のダメージを増加する。
リリース当初からVer.1.0.2までは「連携ダメージ2倍」であったが、Switch2版発売に合わせたVer.1.1.0のアップデートで「連携ダメージ1.5倍」へ名称と効果量が下方修正された。
元々連携利用時はダメージが2倍となるため、このアビリティをセットした際には通常時と比べてダメージが3倍*2になることになる。
Ver.1.1.0で大幅に下方修正が入った今でもダメージ増加量50%という性能はアビリティの中では随一である。
【ワグナス】の幻影を撃破することで入手できる。
その性質上1周目では最終盤でなければ入手できないが、連携ダメージを大きく増やせることもあって他の【七英雄の幻影】との戦闘や、その後に控える【ドレッドクィーン】戦の難易度に大きな影響を与える。
七英雄の幻影を5ターンで撃破できない場合でも、このアビリティをセットすることでだいぶ楽に立ち回ることができる。
アビリティなので、ワグナスの幻影を5ターン以内に撃破できずとも入手できるので、まずはこのアビリティを狙ってワグナスの幻影に挑んでみるといいだろう。
【強くてニューゲーム】での2周目以降の「ベリーハード」「ロマンシング」といった高【難易度】プレイではこのアビリティをセットして連携ダメージで雑魚戦を片付けるのが一つの定石といっていい戦術となっており、それは弱体化以降も変わっていない。
多用しだすとゲームバランスを崩すようにも思えてくるが、高難易度の高耐久度の敵はこのアビリティがあることを前提としたバランス調整がされているといっていいので、敢えて縛りプレイをしたいというわけでもなければ素直に頼ってしまうといいだろう。
更にダメージを追求したいというわけでもなければ、基本的には【キャッシュバック】や【たまに連携消費なし】をお供にするのがオススメ。
キャッシュバックとたまに連携消費なしは発動タイミングがバッティングするので同時に入れるのは勿体ない組み合わせではあるが、たまに連携消費なしを狙いつつ、発動しなかった際の保険としてキャッシュバックを入れるのであれば悪くない。
当たり前だが、皇帝のみの【一人旅】では連携を使いようがないのでこのアビリティが輝く場面はない。
弱体化された今でも強力なのは確かだが、それでも大幅に弱体化されたという事実は無視できない。
特に、連携ダメージ2倍だった頃は、難易度ベリーハード以上は連携ダメージ2倍による高火力を敵にぶつけるという戦術が有効かつごく自然に採用される環境下であったため、その戦術による与ダメージが大きく削がれることとなり、事実上戦闘難易度が上がったと評される。
特に難易度ロマンシングともなると、連携ダメージ2倍を使ってなおBPがカツカツといった状況に陥ることも少なくないため、連携ダメージ2倍でこのような状況であれば戦略の見直しを余儀なくされることだろう。
発売当時から2倍では強すぎるという意見がチーム内にあったが、開発も末期であり時間的余裕もなく全体のバランスへの影響を危惧し、そのまま実装されていた。
その後、Switch2版発売に合わせた大規模アップデートに併せて十分な検証を行い、問題ないとの判断により修正されたという経緯だという。
金剛盾をはじめとする一部補助術の強化や、傷薬全体化による回復手段の新設などもあるため、必ずしも難易度ロマンシングの攻略難度が上がったとは言い切れないが、少なくとも連携火力頼りの戦法では厳しくなったのは事実である。