【ワグナス】

Last-modified: 2023-12-14 (木) 09:51:30

RS2

概要

【七英雄】のリーダー。

作中においては【ヤウダ】を中心に活動している。

リーダーということもあってか、【皇帝】と関わってくるのは七英雄の中でも終盤であり、ヤウダのイベントは基本的にワグナス絡みのストーリーとなっている。

ヤウダのイベントの開始条件は【メルー】の制圧であるため、少なくとも【ノエル】のいるメルーの問題をなんとかしておかないとワグナスの所までは辿り着けない。

ヤウダでは【ハクロ城】を拠点として、同じ領域内にある【チョントウ城】と戦っているらしいのだが、その意図は明確にされていない。
そもそも、戦いを繰り広げているといっても、【リャンシャン】【ユウヤン】の会話でも積極的な戦いが繰り広げられているような描写は一切ない。

実際に帝国がワグナスと戦う際のハクロ城の兵力や、帝国が介入した際のチョントウ城を陥落一歩手前まで速やかに追い込んでいることも考えると帝国介入までは、戦っているといいつつもワグナス側から攻勢に出ているということは特段ないものと考えられる。

では、ノエル、【ロックブーケ】、そして【スービエ】【古代人】への復讐のために世界各地を調査している中で、彼がヤウダで一体何をしているかについては、作中では全く語られることはない。
ただ、彼が活動拠点としているヤウダの隣接する【トーレンス】にはこの世界に残った古代人が住む【忘れられた町】がある。
トーレンスは【チカパ山】を通っていかないと訪れることができないことを考えると、ヤウダを拠点としているのは古代人の監視、牽制という意図があったのではないかと思われる。

【イーリスの村】にいるトーレンスへの道を塞ぐイーリス族が「ワグナスをなんとかしてよ」と言っていることからも、現代人が古代人と接触することにワグナスがなんらかの妨害をしていたのではないかと考えられる。

その場合、【オアイーブ】がどのようにワグナスの監視をくぐり抜けて【バレンヌ帝国】を訪れたのかといった問題は生じるが、結果として古代人であるオアイーブと接触した帝国は【伝承法】という七英雄に対抗しうる力を伝授されたと考えれば、ワグナスが古代人と現代人の接触を防ごうとしていたのはまさにこう言った事態を防ぐためだったと言うことができるだろう。

彼が自分の強さに自信を持っていることは【ラストダンジョン】における彼のセリフから容易に分かる。

つまり、彼曰く本気を出せばチョントウ城を陥落させることも、ヤウダを完全に掌握することも容易いことなのである。

しかしながら、ワグナスはチョントウ城と敵対しているとはいえ、帝国が来るまでは明確に攻撃したと分かる場面はなく、地域の住民に話しかけてもワグナスに困らされている旨の内容は聞かれないことから、ワグナスがヤウダで明確に現代人に危害を加えてはいない。

帝国が介入した後はチョントウ城の占拠を企てているが、これは自身に明確な敵対行動を取った【アト王】への報復と考えられる。
そもそも、この時点で国民は既にアト王に愛想を尽かされていることを考えると愚王を追放するがための行動と考えればヤウダを完全に掌握するという意図があるとは限らない。

プレイヤーサイドでいうならば【浮遊城】でワグナスと対峙したときに、皇帝が「もう帰る」と言った場合はワグナスが本当に皇帝を送り返してくれることからも、倒す必要がない相手まで倒すことにこだわらないという彼の姿勢が窺い知れる。

となると、ワグナスは自身の強さに自信を持っていることから、自分が敗れることはないが、古代人と接触されると、面倒なことになりかねないためあくまで古代人との接触は防止する、という信念の元に行動しているということなのだろう。

このように考えると、現代に留まった古代人を監視することで、他のメンバーが目的遂行のために活動しやすい環境を作るというリーダーに相応しい行動を取っているといえる。

プライドは非常に高そうであることからノエルのように話が通じる相手であるかはなんとも微妙なところ。
ただ、問答無用にこちらを排除するような乱暴な行動を取るようなことはしないといったところだろうか。

…さて、そんなワグナスであるが、外見はよくネタにされる。
七英雄の紅一点はロックブーケである。
しかしながら、ワグナスの外見は、というと手足の代わりが蝶の羽根のようになっており、顔も女性的、そしてあろうことか結構大きめなおっぱいがある。
胸筋などと言い訳はできないほどにご立派なものなのでこれを見てワグナスが女性であると勘違いしたプレイヤーは少なくないだろう。

しかしながら、実際にはワグナスは【男】である。
で、あるのにも関わらずこの外見であるのは彼が【精霊系】を中心として吸収していたためである。
精霊系は女性的な見た目のモンスターも多いことから、結果として女性的な見た目になったものと思われる。
何故精霊系のモンスターを中心として吸収したかは分からないものの、彼自身が美男であったことから吸収する相手としても美形なものを優先したのかも知れない。

ちなみに第2形態になると顔つきは男性的になるが、やはりおっぱいはある。
ラストバトルにおける七英雄戦ではワグナスの身体にはおっぱいらしきものが見受けられないものの、こちらはこちらでかなり海老反りの外見となっているためやはりネタにされる。

戦闘

七英雄のリーダーということもあって、かなり強敵。

ロックブーケと同様に術を中心として攻撃してくるのだが、七英雄の中では唯一【天術】を使いこなしてくる。
属性に偏りがある為、対策の有無で難易度が大きく変わるボス。
ただ、どうしても対策を用意できなかった場合、直前セーブで何度もトライする手がかなり有効。なぜならファイアストームやサイコバインドといった強力な攻撃を使う一方で、ファイアーボールやライトボールといった弱い攻撃も使うため、体感的な強さにムラがある。勝てるときはあっさり勝てる相手。

ちなみに七英雄全体で見ると第1形態のHPはノエルに次ぐ第2位、第2形態のHPはスービエに次ぐ第2位となっており、1位こそ逃しているがリーダーとしては流石の貫禄といったところだろう。

第1形態

系統ランクHPWPJP戦闘回数
七英雄200011402132026
16171714202023
1624121212882448
技術点種族属性特性再生耐性
3999悪魔浮遊/ボス死/麻/眠/暗/精/毒/割/ス/恐
武器回避
爪(44)/爪(44)
テーブル特殊能力
Aライトボール、ファイアーボール、サイコバインド、セルフバーニング、ウインドカッター、太陽光線、ライトボール、熱風
Bライトボール、ファイアーボール、サイコバインド、セルフバーニング、ウインドカッター、太陽光線、ライトボール、熱風
特性Aパターンのみで行動

【熱】属性の術に強力な熱風があるので注意したい。

第2形態

系統ランクHPWPJP戦闘回数
七英雄349991752502531
16181814222026
1624121212882448
技術点種族属性特性再生耐性
9999悪魔浮遊/ボス死/麻/眠/暗/精/毒/割/ス/恐
武器回避
爪(44)/爪(44)
テーブル特殊能力
Aサイコバインド、サイコバインド、フレイムウィップ、プリズムライト、ライトボール、ファイアーボール、熱風、ファイアストーム
Bサイコバインド、サイコバインド、フレイムウィップ、プリズムライト、ライトボール、ファイアーボール、熱風、ファイアストーム
特性Aパターンのみで行動

対策必須なレベルで【熱】属性の術を多用する。
特定の属性に対処するには、耐性値や補助術による対策が重要となってくる。
無対策だと【ファイアストーム】を食らって一気に【全滅】しかねず、唖然としたという経験を持つプレイヤーも多いのではないだろうか。
【セルフバーニング】さえあればシャットアウトできるため対策すれば楽に戦える。
リマスター版だと【追憶の迷宮】【火の指輪】(熱耐性64)や、熱属性無効の【火神防御輪】を入手出来るようになったため、これらを持ってくるとかなり楽に戦うことも可能。

余談

七英雄の名前の由来は山手線の駅名を逆読みしたものである。

ワグナスについては品川が名前の由来とされる。

IS

概要

【久遠の復讐!七英雄vs七英雄!】にて、古代人バージョンの彼が【同化の法】を使用して【アプサラス】を吸収している。
本作における展開はパラレルワールドなので、原作でどのようなモンスターを吸収したかは定かではないが、原作における第2形態の姿になっている。
ただし原作の「多くのモンスターを吸収したバージョン」の同一人物と邂逅した際は、それでも「吹けば飛ぶぐらいの圧倒的な戦力差」があったようで、姿かたちこそ似た存在になったとはいえ、中身は別のようである。

ボス

メインイベント

概要タイプタイトル
メインイベント第2形態【天上の伏魔殿を墜とせ!】
系統ランクHP種族属性吸収憑依元出
悪魔系1315000悪魔RS2
名前系統射程対象属性効果
スターフィクサー光術マヒ
サイコバインド槍技マヒ
フレイムウィップ火術熱術マヒ
ライトボール光術暗闇
特性1~2回攻撃

アビスバトル

概要タイプタイトル
アビスバトル第2形態【天空の覇者!】
系統ランクHP種族属性吸収憑依元出
悪魔系14150000悪魔RS2
名前系統射程対象属性効果
スターフィクサー光術マヒ
サイコバインド槍技マヒ
フレイムウィップ火術熱術マヒ
熱風火術熱術
特性2~4回攻撃
武具性能40、強化ポイント40

ISEC

概要タイプタイトル
強敵イベント第2形態【強敵ワグナス】?
探索イベント【たべよーさが2022】
ボスコンバット【ボスコンバット‐ロマサガ2‐】