概要
一人だけで旅をすること。
RPGというジャンルにおいては、複数名でパーティを構成して冒険するのが通常である場合に於いて、敢えてパーティを構成せずに主人公一人だけで冒険することを指す。
パーティメンバーが固定である場合などの大抵のRPGにおいては一人旅というのが事実上不可能となっているが、主人公(或いは特定の味方一人)を除き、戦闘不能状態にすることで一人旅のようにしてプレイすることもある。
パーティを構成できるゲームは当然パーティ構成を前提としてゲームバランスの調整がされているため一人旅は難易度が大きく跳ね上がる。
その為、一人旅は一種の【縛りプレイ】?とみなされる節がある。
RS2
一人旅をする上で最大のネックとなるのは術。
【冥術】を除いた場合は火と水、風と地はそれぞれどちらかしか持つことが出来ない。
特にラスボス戦は攻撃が苛烈であるため、通常のプレイでは火術の【リヴァイヴァ】、水術の【霧隠れ】など有用な術をそれぞれのキャラに持たせるというのが定石である。
しかしながら、一人旅ではいくつかの術は諦めざるを得なくなる。
また、通常のプレイでは戦闘中の役割分担をすべき部分も一人で対処しなければならなくなるため、覚えるべき技や使うべき武器のやりくりも大変である。
5人パーティですら難易度が高い本作であるが、【見切り】や特化型の防具を装備することで強敵でも一人で倒せるバランスとなっていることから縛りプレイとして一人旅を行うプレイヤーは一定数存在する。
序盤と【最終皇帝】以外の主人公は固定されていないため、好きなクラス、更には好きなキャラのみで一人旅を続けるプレイヤーも多い。
最終皇帝以外でクリアを目指す場合は必然的に「最終皇帝を出現させない」という縛りも追加されることになる。
中にはノーダメージ一人旅という尋常もないやり込みプレイを成し遂げた者もいるというのだから末恐ろしいものである。