ブラウヒルシュスラスト

クワガタ型MMSエスパディアのバトルモード。

*** マニュアルより引用 ***

必須武装で打撃ダメージダウンと打撃命中アップが付与され、
更に打撃・投擲武器を使用した場合は性能に補正がかかるので、基本戦闘力は高め。
クワガタ型武装セットには投擲ダメージアップの胸パーツもあるので、
通常攻撃と投擲スキルの組み合わせは色々な武装に対処できる事もあって割と良い攻め方である。
胸パーツや武器を必要としないので、自分好みの攻め方が出来るのも強み。
　
バトルモードが発動すると重装性能に応じて威力が変化する突撃攻撃を行う。
発動中は防御行動が取れないものの、相手の必中攻撃を無効化して反撃する事ができる。
ルブルムインザダークと良く似ているが、こちらはSpダメージ効果が無いので相手のSpは溜まっていく。
あちらよりも確実に反撃を狙えるのは強みと言えるだろう。
更にルブルムインザダークよりもダメージ効率が良く、押し切ってしまう事も多々ある。
この攻撃はスキル扱いではなく毎ターンSpは溜まっていくため、
万が一仕留め損なってもアドバンテージは確保したままと言うのも魅力的。
　
ひとたび発動してしまえば割と無敵状態で暴れまわれるバトルモードだが、
問題は必須武装が5重量15と高コストの癖に対スタンが10しか上がらない事。
対ダウンも20しか上がらず、ダウン無効のような特殊スキルも無い。
そのためチーグルでも持ち出されようものならば、10ターン何も出来ないまま終わってしまう事も。
他インセクト武装や無属性武装で何とかして稼がなければならないが、
他のインセクト武装はインセクティアシリーズ以外防御寄りで重量も更に大きい。
無属性武装はそもそも入手難度が高いか、神姫Shop品でお金がかかる。
そのため、インセクトコーディネートを諦めて天女の羽衣等を引っ張り出す必要が出てくる。
更に回避補正値も高くないので、他属性との混合は必須といえる。
幸い、ダメージダウンと命中アップの特殊スキルはコーディネートが揃っていなくても発動するので、
Spダメージと貫通スキルにおびえるくらいで、和風混合との相性はさほど悪くない。
　
ただしもう一つ、非常に重大な難点がある。それは
「素体の回避センスと重装センスは基本的に両立しない」
というバトロンの法則だろう。
現在この法則を破っているのはエスパティア素体だけなので、
実質エスパティアでもなければこのバトルモードをフルに使いこなす事ができないでいる。
　

相手に使われた際の対策

相手がコーディネートを保っていた場合、
いくら相手の重装性能が高くても武装が重く回避補正が低い事に変わりは無いので、
極端にこちらの命中Lvと相手の回避Lvに差が無ければ攻撃を当てる事ができる。
属性ゆえに投擲ダメージダウンも付けにくいので、投擲武器を的確に当てて行こう。
更にインセクティア武装が無いと対スタンも稼げないので、スタン攻めをしてやるのもいい。
コミカルとスタンの両立した投擲武器、トゥインクルバトンや小判などをお見舞いしてやろう。
　
相手がコーディネートを破っていた場合、Spダメージダウンを搭載できないのでSp攻めが通用する。
だが、それだけでは命中が低い傾向にあるSpダメージ武器は容易に避けられてしまう。
高コミカル武器を積極的に当てて即攻を仕掛ける、標準的な対策をとっていこう。
なお追撃は反撃されないので、命中を重視して素手やフライングソーサーから追撃するのもいい。
フライングソーサーからヴァイオレントキッスの追撃は、このバトルモードに対する完全なメタコンボである。
　

アローサルオブヘラクレス

*** マニュアルより引用 ***

　
ランサメントのSアチ「カブトの魂」を装備する事でブラウヒルシュスラストが変化する。
そのため必要武装性能は基本的にブラウヒルシュスラスト準じるが、オプション部位が埋まっている。
どこからともなく出現したカブト型武装と合体して、ロボのヘラクレスになり攻撃を加える。
　
バトルモード発動中は相手のスキル攻撃を半減する効果がある。
ブラウヒルシュスラスト同様、追加効果や状態異常を無効化する効果もある。
更に攻撃がエクスプロイト＝ディアホーンになり、
重装性能と相手のLvに応じて威力が上昇する攻撃になる。
これは特殊属性の攻撃なので軽減ができないので、
Lv差の開いた相手にも高いダメージを期待する事ができる。
打撃半減のあるインセクト属性であるため、生存能力高くゴリ押しも可能。
威力も相手のLv分上乗せされているので、ブラウヒルシュスラストの強化と考える事ができる。
　
ただし、アローサルオブヘラクレスは射程が0-100と非常に狭く、
発動中は機動力が半減し前進移動しかする事ができない。
さらに必須武装の防御補正が0なのに強制防御行動で、必須武装の関係から射撃軽減も付けにくく、
強力なスキル攻撃だと半減してもそのまま落とされてしまう危険性がある。
とにかく「強力なのかもしれないが使いにくい」と言うのが、このバトルモードに対する評価である。

ちなみにバグか何かと思われるが、防御不能攻撃を防御する事が可能。