きょうのできごと

Last-modified: 2009-12-17 (木) 11:56:32

イナズマイレブン掲示板がストテラに設立。 (December 15)

12月15日、小説ストーリーテラーに革命?が起こった。
消防集りで有名なあの、イナイレ板が創設された。
募集・会議板で要望した稲妻風紀委員会氏、献KAITO氏が一番最初にスレを立て神スレとなる。
が、神スレは落ちて現在神スレは無い状態である。
他の掲示板みたく神スレは無いのか疑問である。(モンハン掲示板を除いて)

ゼデキア42世さん、突然の活動停止表明――「皆さんありがとうございました」(March 13)

今月十三日、ゼデキア42世さんが、小説ストーリーテラーでの活動中止を表明した。表明と同時に、ゼデキア42世さんは「三流批評屋」「五流アドバイザー」をロック。「規約論」「非難論」を巡る論争や、朱空さんへのレスポンス等で物議をかもしていたゼデキア42世さん。
=以下はゼデキア42世さん自身による活動中止表明(文章は「三流批評屋」から)。

この三流批評屋のスレッドを閉鎖いたします。基本的にこのHPにも戻って来ない予定です。

このHPが開設されて5年になりますでしょうか。ゼデキア42世がこのHPに来たのは冬でしたから4年になりますか。まあ色々な事がありました、色々勉強になりました。

ご依頼してくださった皆さんありがとうございました。ゼデキア42世の辛口に傷ついた人、申し訳ありませんでした。

ゼデキア42世がネット界のどこに行くかは未定です。もし落ち着く場所が決まったら、それだけお知らせに戻ってくる予定です。こっそりとここに書いて。

最後に。非常に面白いHPであるストテラを創ってくださった管理人カンチ様に感謝致します。ありがとうございました。

最後まで物議を醸し続けたゼデキア42世さんとしては、非常にあっけない幕引きとなった。今回の活動中止表明については、「当然」「記念すべきこと」等、冷たい反応が概ねを占めている。

「削除致しました」プラチナコンテスト一時復帰の瞭さん、突然のレスポンス削除へ(March 13)

「夏に沈む」や「水色に塗りつぶす」でプラチナコンテストで人気を博していたものの、一時活動休止していた瞭さんが「美しく枯れ落ちる花束を死に際の君へ」でプラチナコンテストに復帰。しかしながら、その復帰はごく短いもので、規約違反を指摘された後、突然全レスポンスを自身の手で削除する、という結末に到った。

 

瞭さんは第三回中短編コンテストに参加。その作品「朽ちる夢と最後の青」はプラチナコンテストでの人気にもかかわらずの不評や、また投票放棄にもかかわらず弁明やペナルティ消化もない上での更新等で批判的な意見が多く出ていた。

瞭さん自身は規約を犯したという事実は現段階では確認できない。「水色に塗りつぶす」において、瞭さん自身が「でも短編集のロックは作者の意志と聞いたので、ロックさせて頂きます」と書いている。また実際、短編集の連載終了・連載無断放棄についての曖昧な線引きがなされているのが現状だ。瞭さん本人も自身の交流所に「プラコンは6ヶ月ぶり」と書いている上、実際に確認してみたところ六ヶ月以上経っていることに誤りはなかった。

しかし、瞭さんが規約違反をした、という指摘があった。プラチナコンテストで「美しく枯れ落ちる花束を死に際の君へ」にマイナス票を投票しためいさんだ。

次はめいさんのマイナス標の文面。

この作品が悪いと言いたいわけではありませんが、瞭さんが規約に反しているためマイナス票を入れさせていただきます。
 プラチナコンテストの規約には「10.連載放棄した場合、プラチナ板で半年以内に新しい小説を書くことを禁止する。」とあります。
 瞭さんはこの半年以内に「いー」さんという名前で「水曜日の悲劇」という作品を書かれています。ですがこの作品は完結されないまま、すべてのレスが消去され今の「美しく枯れ落ちる花を死に際の君へ」に再利用されています。
 瞭さんの交流所(前の)には、瞭さんがいーさんである旨が、彼女自身によって書かれていました。
 今はすべて消されており証拠はないかもしれませんが、私は「水曜日の悲劇」の読者であったため、スレッドの番号も覚えています。信じられないのであれば、一度調べてみてください。
 いーさんが執筆放棄されたことだけはたしかです。
 そしていーさんは瞭さんです。
 力のある作家さんなので、もう二度とこのようなことがないように、マイナス票を入れます。

これについて、瞭さんは自身の交流所にて次のようにコメント。

「いー」は私です。確認もしなくて良いです。はい。
いやまさか水曜日の悲劇に読者が居るとは知りませんでした。はい。
兎に角これをご覧になっているか知りませんが、めい様。読みたくなければぶっ飛ばして下さい。私は「いー」です。改名したのはなんとなく。気分転換のようなものです。瞭に戻したのもなんとなくです。弁解。
言い訳に聞こえるかも知れませんが、美しくryは「水曜日の悲劇」のリライトのようなものです。リライトと言うか、話的にはあれに近いです。書いているうちに変わってしまいましたが。皆井先生が居ないだけです。手紙も無かったかな。正直あれはわたし自身どういう話か詳しくは覚えていないんですが、バックアップを取らずに削除してしまいました。「いー」ではなく瞭で書こうと思ったからです。違反かな。
話的には水曜日の悲劇とかけ離れてしまったやもしれませんが、私は水曜日のryのリライトと言う感じで美しくryを書いておりました。私は、です。(
死にたがりのあの人がどーのこーの。俊一くんと俊輔くんはその繋がりです。書き直しのようなものです。水曜日の悲劇で書くべきでしたでしょうか。言い訳でしょうか。
そう言うわけですので、これってロックしたほうが良いんでしょうか(
もういっこの方のこうりゅーじょーは何がなにか分からないんですが、パスワードは覚えていますがロックを解除したままどうすることも出来ません。パスワードが違いますになります。
この悪い頭で覚えている限りの水曜日の悲劇を書くべきでしょうか。私が判断すべきなんでしょうか(
てことで一旦更新停滞。

 これについては、プラチナコンテスト運営ブログにおける「リライトについてのまとめ」における次の三箇条が鑑みられる。

(1)原則として、プラチナコンテストではリライトを認めています。

(2)ただし、リライトはレスポンスひとつずつのみに適用されるものとします。

(3)したがって、リライトを理由とした記事の削除は、今後一切認めません。

この箇条に従えば、瞭さんは規約違反となる。リライトに関しての規約違反はこれまでにも幾度か例は見られたものの、実質のところ違反がここまで大々的になるのは瞭さんのケースが初めであり、何らかのペナルティがあったとしてもおかしくはない状況であった。

そんな中、瞭さんは「美しく枯れ落ちる花束を死に際の君へ」や投票、交流所における書き込みなどのレスポンスをほぼ全て削除。弁解や理由等の書き込みもなく、瞭というHNも「×」に変え、タイトルも「ロック」とし、完全に痕跡を消した形での削除となった。今までも規約への意識の甘さや、その態度・言動等が取りざたされてきた中で復帰した瞭さんではあるが、復帰の見込みは今のところ見られない。削除行為だけでは問題は解決していないとの声もある。プラチナコンテストでは人気のある書き手であっただけに、今回の突然の削除行動は波紋を呼びそうだ。プラチナコンテスト質問スレッドには既に「前作同様、続きを楽しみにしていた方も多いでしょうに、少し早まって結論を出されたのではと残念です」「自分の小説を楽しみに読んでくれている人達が居るという事を、瞭さんがどう考えていらっしゃるのか気になります」という意見が寄せられており、瞭さんの引退を残念に感じるという声は多いようだ。

筆者からのお知らせ(March 10)

筆者は極めて不定期的に「小説ストーリーテラー」を見回っている上、多忙な時期とそうでない時期がかなり
ばらばらでやってきたりする身分であるが故に、しばらくの間無断で休載させていただきました。もし楽しみに待っていられたならばすみません。今後も非定期ながら細々と続けたいと思います。

また、今回の朱空さんの問題については、本人が多大なダメージを被っている可能性を考慮し、朱空さん自身から・ないしはある程度の量の2chスレッド上での抗議があれば、すぐさま記事を削除したいと思います。

某氏(名前は伏せます)の問題については、本人が「取り扱わないでほしい」という意志を2chスレッド上で強く表明しているため、今後の中短編コンテストでの氏の行動を見た上で記事にするか否かを決定したいと思います。

朱空さん、ゼデキア42世さんに「私が、悪いのです」――同情の意見集中(March 10)

本日未明、朱空さんが十二月末より渡るゼデキア42世さんのレスポンスについて、今後一切対応しないという意志表明を行った。

この問題は、ゼデキア42世さんが十二月末より繰り返し朱空さんの交流所にレスポンスを送り続け、今月に入ってからはそのレスポンスが何者かに削除され始めた、というもの。ゼデキア42世さんのレスポンスは執拗なまでに緻密であり(手元に無いのは非常に残念ではあるが)、どの眼で見ても悪意の感じられるような内容であることに疑いは無いものであった。朱空さんは、初めはレスポンスを半ば黙認していたものの、後半はゼデキア42世さんとの間の人間観・小説観・世界観のあまりに大き過ぎる相違を指摘し、ゼデキア42世さんの批評(自称ではあるが)に対して切実なコミュニケーションを取ることは困難だと発言した。しかしながら、ゼデキア42世さんが執拗にメッセージを発信し続けたために、「ストーカー行為」などと呼ばれ問題化していた。

またゼデキア42世さんは朱空さんの交流所で本来朱空さんの作品とは何ら関連の無い、プラチナコンテスト規約についても抗議。

プラコンにはこういう規約があります。「他サイト、またはサイト内で投稿・評価された作品は投稿不可とする。」この規約があるので、ゼデキア42世は今まで「朽ちずの歌」にレスがしたくてもできないまま数年もの月日が経過してきたのです。

しかしついこの間までこういうスローガンが掲載されていましたよね。「他の作品を評価して下さい。そうすれば感想をもらえるでしょう。」意味的には合っているはずですが、正確な引用ではないような。もし正確な表現を覚えていましたら教えてください。これは矛盾以外の何物でもありませんね。

そこでその件についてプラコン管理者様にプログで質問をしました。どこまでが評価であり取締りの対象となるか、どこまでか感想であり見逃してもらえるのか。その痕跡が、「プラコン質問スレッド」の12月12日に書かれています。しかしゼデキア42世は全然納得できませんでした。

>プラチナコンテストは鍛える場でなく、自分の力を試す場であります。
>もしここで評価をよしとしたら、他の板とあまり変わらなくなるのでは、とも思います。これは分かりますが、だったら評価を全面禁止にすべきでしょう。なぜああいうスローガンが臆面もなくどうどうとまかり通るのですか?

>評価所は作者が評価する人個人に頼みますが、投票所ではそれができません。

>作者が交流所などで「アドバイスをください」と言っても、不特定多数に発信しているだけで、決して誰かに強制しているわけではありません。

>アドバイスなさってる方が「したい」と思ったからしているだけです。

だから? 残念ながら筋が通っていませんね。

今回の件だって、朱空様がゼデキア42世に評価を強制したわけではないでしょう。ゼデキア42世がしたいと思ったから朱空様の許可を得て評価している最中でした。評価人には禁止して、プラコンの皆さんが評価していいという理由が全然分かりませんでした。結局どちらも他人の力を借りている事になるじゃありませんか。

またその後に「朱空様はどう思いますか?」等と、小説そのものと全くかけ離れた議論を提案。ゼデキア42世さんの明らかな悪意が感じられるレスポンスが続く中の内容の今回の発言であり、発言の内容は真摯を極める。

朱空さんはレスポンス消失の理由が自分にあるとし、次のように説明。

先に、説明責任を果たします。このままでは管理人さんにいらぬ迷惑がかかるので。プラコンの交流所で、ゼデキアさんのレスが消えたこと。これはスローガン云々のいきさつとは全く関係がありません。私が、管理人さんに依頼しました。私の交流所にある、ゼデキアさんのレスのすべてを削除してください、と。「なぜ私がゼデキアさんのレスに耐えがたいほどの苦痛を覚えたのか」ということをゼデキアさんに説明することが、さらに耐えがたい苦痛なので、勝手を承知で、削除を受理していただけませんか、と。

また、ゼデギア24世さんのレスポンスに対する深い苦痛を告白。

私にとって、ゼデキアさんのレスを目にすることは、耐えらないほど苦痛でした。ましてそれに返信する(いかなる内容であろうとも)ことは、さらに多大なストレスでした(今現在もです)。だから、私は面と向かってあなたに説明することさえ放棄しました。そしてその状態はまだ続いているので、私があなたの何に苦痛を感じ、嫌悪を思うのかを説明することはしません。できません。これが私の罪であり、事態の全容です。

続いて、ゼデキア42世さんとのコミュニケーションをこれ以上取ることは不可能だと述べた(本当に手元にゼデキア42世さんのレスポンスが無いことが残念なのですが、レスポンスの内容を見たら恐ろしい程のディスコミュニケーションが二人のレスポンスの間に成立っていることは明らかだ)。

私は、これ以上ゼデキアさんと、どんな形であれコミュニケーションを取ることができません。「すべてにおいて」です。私の作品、言論に感想や批評、批判をしていただくことは構いませんが、私は(たとえ請われたとしても)ゼデキアさんに返答することはできません。

またゼデキア42世さんがサイト全体で見せる執拗な行動・レスポンス等に対しても次のようにコメント。

どうか察してください。あなたの言動が、私だけでなく、どれほど多くの人に、どれほど多大な苦痛を強いているのかを。「楽しくレスをしていた」とあなたは書かれた。でも私は、過去に、かつて、一度でも、刹那でも、ひと文字でも、あなたへのレスを「楽しんで」書いたことはないし、あなたからのレスを「楽しんで」読んだこともありませんでした。

さらに、ゼデキア42世さんに非があるか否か、それについての議論をする気はない、そして“でも、それ(周囲に苦痛を強いていること)は現実として、「そう」なのです。だから改めろ、という段階はすでに過ぎていますし、そういうつもりも毛頭ありません。”と述べ、

人の精神というのは、複雑なんです。誰が何に、どう傷つくかわからないんです。「傷ついたならその理由教えてくれ」というその態度そのものが、どれほど恐ろしいストレスを与えるか、そうでない人にはわからないかもしれないんですね。「察する」ということを拒否する人間に相対する人間の、その瞬間の絶望を、言葉を尽くした説明が完膚なきまでに伝わらなかったその時の苦痛を、「わかるように説明してくれ」と詰められるときの恐怖を、どうか少しでもいいので「察そうとして」ください。

と、発言。朱空さんは「私が、悪いのです。すべてです。すべて、完全に。だから、他の方に悪意を向けるのはやめてください。私に怒り、私を憎み、それで終わりにしてください。」と事態の収束を希望。ゼデキア42世さんの非が追及されても当然のところを、「私が、悪いのです」とし、事態の収縮を願う態度には同情の意見が多く寄せられている。

また、管理人カンチ氏についても、ゼデキア42世さんから大量のメールが来ており、困惑しているとの情報が寄せられている。どうやら被害を受けたのは朱空さんだけではなく、管理サイドの方も含むようだ。

またゼデキア42世さんの昨今の活動を見るに、彼が今後サイト内の別所で多のトラブルを起こす可能性も否めない。「規約論」「非難論」等で多くのトラブルを起こし、小説ストーリーテラー史上最も害悪に満ちた利用者としても過言ではないゼデキア42世さんについて、何らかの規制を行うべきではないか、という意見も多い。今までは全体のディスカッションにおいて色々なトラブルを起こしてきた氏であるが、今回は完全に個人に対して多大なダメージを与えており、その罪過は深い。早急な対策が期待される。

監視人と名乗るグループが活動開始――この法規主義は誰がためにあるのか(September 28)

先日アシスタント急募の知らせが管理人によって行われたが、現在監視人と名乗る人物の活動が見られている。監視人の応募は行われていなかったが、どうやらアシスタントと兼任のようだ。しかし、その管理体制が実際に小説ストーリーテラーにそぐうか否かは、いささか疑問である箇所が多い。

以下は恋愛板の公式マナー講座とされているものからの引用。

最近の恋愛版。どこか他の板と違いますよね?
 よく荒れる、タメ口で話せば良いと思う。自分の小説の宣伝。基礎も守られていない、正直に言ってしまえば甘い。これは他の板の方達も、私達も思っています。
 このような板のままで良いのでしょうか? 少々キツくなりますがこのままでもいいとお考えになった方。あなたは此処で小説を書かなくていい。

実際、恋愛板のマナーが他板と比べて悪い、ということが顕著に現れているわけでもない辺り、この文章には首を傾げざるを得ない。「あなたは此処で小説を書かなくていい」という断罪の形式もいささか過剰ではないか、と思われます。筆者である月廼蒼璃さん、琥牙紀乃さんは次のように文章を続ける。

蒼璃も言っておりましたが、この板にいる方々は甘い。
 小説を書く気がないのなら、出て行ってください。ただ仲良くなるためにいるのなら、ここにいる意味はない。

実際のところ、「小説講座」と銘打っているテキストにもそう魅力は無く、ただただこういったショッキングな言説が浮き出てしまっているのがこのマナー講座の特徴とも言える。「毒舌ではありますが、それは愛情の裏返し。つまりあなたたちのため。」とあるものの、実際の利用者との意志の乖離が感じられてしまうところだ。監視人はこのマナー講座の著者月廼蒼璃さん、琥牙紀乃さん両名とのディスカッションの上で規約を作成しているようだが、この流れにも疑問が付きまとう。そもそも一般利用者とのディスカッションが必要であるとも思えないし、監視人を名乗る以上規約作成は独自で行う程度の力量は求められそうなところではある。今回恋愛板で真に問題であるのはこのマナー講座の過激な言説ではあるが、このマナー講座を公式のものとする監視人の決定にも多少戸惑わされる。

また、この突然の監視体制が果たして秩序を生み得るかは疑問であるし、そもそも小説ストーリーテラーは交流サイトでは無かったのか。短編コンテストを起源とする法規主義は今やサイト全体で祭り上げられているイズムではある。しかし、実際にそれを行使するのに相応しい舞台は、本来自由であるはずの各ジャンル板ではないはずだ。彼ら新生監視人の判断が正しいとは思い難い。

フリージャンル板でも同様の措置はみられる。牧場物語板の規約をベースにしているのか「親記事のどこでもよいので、「規約を読んだ上で利用している」ことを表記すること。」という記述が見られる。しかしながら、同様の規約を採用しているのには、牧場物語板での統制の失敗を鑑みる必要があるのではないか。これからの監視人の作業量も膨大なものとなるであろうし、彼らの統制が真に何かを建設出来るか、ということを考えると、その行動は些か無意味なのではないか、とさえ思わされる。そもそも禁止は建設的な行為ではないはずだ。極言するならば、この法規主義は利用者のプラスでは絶対にないはずだ。

そもそもはアシスタントという触れ込みでの応募であったのだから、彼らの行動は管理人カンチ氏の指示ではないのだろう。ならばそれこそ、彼らアシスタントの行動は上層を無視した行動にしか思えない。それが非進歩的な、閉塞的な法の制定であるならば尚更である。幸いにして新監視人の発足は上に挙げた二板でしか見られないが、管理パスワードを掌握した人物がこうまで権力を振るう、ということには恐れを禁じ得ない。行動の収束を切に望む。

ちなみにこの騒動を起こした一人である琥牙紀乃さんは、ドラクエ板のお題練習部屋において「日本語がおかしい」と指摘されているのを最近発見。他人の事よりも、まずは自分の事をどうにかすべきである。

ポエムフェスティバル開催期間終了を迎える――詩を巡る無関心(September 1)

八月中のイベントのひとつ、ポエムフェスティバルが終了した。リレー詩はまだしも、評論会(テーマ「私の好きな詩or私の好きな詩人」)については、今ひとつの参加状況という結果に終わった。また、リレー詩においても、管理の遅さが目につく箇所は多い。これを象徴するのがポエムフェスティバル管理者会議スレッドだ。管理者であるピノキオさんの連絡を求める仮死魔さんのレスポンスが散見される。

ピノキオさんはリレー詩にも参加しているが、二週目から三回連続で持ち時間切れという結果に終わっている。開催期間終了にもかかわらず、ポエムフェスティバル会場は未だロックされず、ピノキオさんからの連絡も依然見られない状況だ。ピノキオさんの安否が伺われつつも、今回のポエムフェスティバルを再度省みよう。

今回の参加者数は前回よりやや減少の傾向がある。また、朱空さんや、杞憂さんといった優れた書き手の名も殆ど見えない。仮死魔さんとのディスカッションを続けたRaiseさんや、掌編コンテスト開催に意欲を見せる宮塚さんといった面々の参加は見られるものの、優れた小説の書き手の参加が減ったのは事実だ。また創作性の高い詩というものも殆どみられることは無く、創作の寄り合いという体を成し得たか、ということに関しては疑問も残る(Raiseさんのテキストに独創性が見られるものの、彼の詩作活動に関しては既に一定の評価がある以上、目ぼしい収穫であったとは言難い)。

また評論会の書き手の欠乏、というのは仮死魔さんのリベラルな考え方に一矢報いる結果となったと言える。参加者は結局仮死魔さんとRaiseさん、という結果に終わってしまった分だけ、その寂寥の感は積もる。前者は石垣りんの詩「くらし」の質量感に、論壇めいた現代詩への反論を絡め、後者は大江健三郎・よしもとばななのセンテンスを「眠る言葉」とし、散文・韻文の読解メソッドについての論を述べる。しかしながら、こうしたテキストに対して反論や意見交換が行われることも無く、評論会は実質、二人の意見表明に留まってしまった。

今回のポエムフェスティバルの残念な結果には、管理者側の連携の薄さに留まらず、しいては小説ストーリーテラー全体の詩への無関心にもあるのだろう。ピノキオさん主催の「がらくたと猫」は、ピノキオさんの更新停止と共に活動スピードを緩め、これをひとつの機に、人生詩板からは停滞の感が透け始めている。

小説ストーリーテラーと冠されたテキストサイトであるからこそ、詩への無関心も致し方ない面は多いだろうが、しかし詩もテキストであり、小説の歴史に多大な影響を与え、また受け合ってきた、もうひとつの物語なのである。そして、小説と対面する上で、詩との直面を免れることは絶対に不可能だとも言えるし、詩の無視は最終的に小説のある重要な面を無視することに繋がるだろう。今回のポエムフェスティバルに見られる無関心が、いつか終わることを切に望む。

第三回中短編コンテスト結果発表――優勝作品はRaiseさん「プラナリアは地図する」

Neo-Kさんの盗作騒動や、プラチナコンテスト新勢力・旧短編コンテスト勢力の衝突ともなる構図等、波乱の第三回中短編コンテストが投票結果を発表した。結果は以下の通り。


1位 Raise:「プラナリアは地図する」(10点)
2位 ニコ:「胸いっぱいに愛を!」(9点)
3位 葵:「道化男の送り物」(2点)
4位 ないとりっち:「ソクラテスに同情する文学少女のありそうでない一日とその回想」(0点)
(5位 瞭:「朽ちる夢と最後の青」(-1点)※得点非公表のため、ライターが独自に計算させていただきました)
5位 宮塚:「雪の降る街」(-3点)
6位 しき:「秋空の向こう」(-8点)
7位 野薔薇:「ジャンクメール」(-11点)

結果から、やはり当初からニコさん・Raiseさんの直接対決に近い構図であったようだ。「干しぶどう入りのバター」「月泳ぐ・ピアニシモの日々で」と、共にプラチナコンテストで人気・質とも高い作品の書き手であったことからも、この両者の対決は予想し得るものだった。結果は僅差でRaiseさんの勝利となり、第三回中短編コンテスト優勝作品は「プラナリアは地図する」に決定した。

「プラナリアは地図する」「胸いっぱいに愛を!」は共にファンタスティックな小説で、前者は分裂し、そしてまた自身に回帰していく「わたし」を、後者は「おれ」の奉仕的な愛に至る物語を描く。破綻・分裂していく文体・物語の前者に対し、後者はひたすらに語る、ということを押し出した作品である。前者はカフカの引用やメルヴィルのパロディといった文学とのエンカウントを含むストーリーライン、後者は喋る猫や愚痴に似たユーモラスな語り、「屑彦」のようなコミカルなネーミング、といった具合に、両者とも作者特有の要素が出た作品だった。

「プラナリアは地図する」について、ニコさんはまず『「小説」としていちばん面白かったのはこの作品』とし、『「プラナリア」という、モチーフのワンクッションがあるおかげで、すんなりとアサコの分裂を受け入れられた』と構図を評価。Raiseさん特有のリズミカルな文章・特異な表現・掛け合いの三点を評価するコメントが多く見られた。

ワーストの層にプラチナコンテスト新勢力が集中している中、宮塚さんの存在は目を惹くものがある。以下、「雪の降る街」への投票内容から。

「落ち度の無いような文体がかなり逆効果に出てしまった作品」(Raiseさん)「欲を言えばひねりがなさすぎた」(ニコさん)「作者特有のものが足りない」(葵さん)「目立った欠陥はないですが、いまいち盛り上がりに欠けてしまった」(ないとりっちさん)等、文章・物語の平易さが個性の欠如と見なされた上でのマイナス・未加点が目立った。今後の宮塚さんの作品に是非期待したい。

ベスト層でRaiseさんが票を集める中、食いついてきたのがニコさん。「眠るように死んでいく夢を見たんだ」からの前進が顕著に見られるファンタスティックな作品にプラス票が集中。出だしの「を」の連呼に目を引かれた読み手も多く、そのことについて言及するレビューが多かった。Raiseさんはニコさんの文体を『落語に似た、ひとつの「聞かせるためだけの」語り』「没入させる文体」とし絶賛。葵さんは「先の展開が読めないし、良い意味で意外なクライマックスになっていて、面白かった」と不条理で色彩感溢れるストーリーラインに言及。「ナンセンスかつ愛に溢れた小説」(宮塚さん)等概ね好意的なコメントが見られた中で、野薔薇さんは「消去法」としてワーストに選択。野薔薇さんの票について非難の声も上がっている。

瞭さん、しきさん、野薔薇さんプラチナコンテスト新勢力の作品は得点が伸び悩み、リクエスト等の言動で話題を集めた野薔薇さんがワースト一位、満輝さんとの交友関係で有名な瞭さんは五位(なおかつ未投票)と、散々な結果となってしまった(また、しきさん・野薔薇さんに至っては、レビューの稚拙さを問題視する声も出されている)。プラチナコンテストで人気の高い小説の書き手であっただけに、プラチナコンテスト読者の見識も問われざるをえない内容となってしまった。

さて、今回の結果を見るに、旧短編コンテスト勢力とプラチナコンテスト新勢力との対決は、前者の勝利という結果に収まったのは明らかである。後者のリーダーとしての能力や書き手としての実力を疑問視してしまうような結果となった(もちろん、水面さん等の実力ある書き手の不参加も大きいが)。中短編コンテストという制限競技を前に、プラチナコンテストという自由競技の参加者達は果たして勝利し得るのか。今後のプラチナコンテスト参加者の奮闘が期待される。

Neo-Kさん「ギフト」は盗作と中短編コンテスト運営が発表、Neo-Kさんに非難の声殺到(August 18)

短編コンテストの参加回数も多く、「チュートリアル」「シーサイドシーソー」等の作品で高い評価を得ていたNeo-Kさんの中編コンテスト作品、「ギフト」について、中編コンテスト運営陣が盗作と見なす発表を行った。

発表は以下の通り。

Re: 【第三回】中短編コンテスト:参加表明スレッド【投票期間】( No.41 )up

日時: 2008/08/18 23:51

名前: 管理者 ID:3GSVZfNU

○重要なお知らせ

 Neo-Kさん「ギフト」が、よしもとばななさん「ムーンライト・シャドウ」の盗作という御指摘を数名の参加者の方から頂きました(投票・運営ブログへの連絡等)。

 運営側が検証したところ、その指摘は正しく、盗作は自明である、という判断に至りました(連絡のコメントは既に削除させていただきました)。

 運営側にとってもこれまでにない事態であるため、どのようなペナルティをかけるかは判断に迷いましたが、会議の結果、次のペナルティをNeo-Kさんに与える、という結論に至りました。

 Neo-K:非投票権の剥奪、全作品レビュー。作品投稿スレッドに再度作品提出。
 したがって、Neo-Kさん「ギフト」をベスト・ワーストに含めている票は無効票となります(順位を全て書いているような場合は繰り下げの形となりますが)。
 本日以降の投票には、「ギフト」をベスト・ワーストに含めないように注意してください。

よしもとばななさんの「ムーンライト・シャドウ」は「キッチン」文庫版に同時収録された作品であり、高い評価を受けている作品のひとつ。運営陣のコメントを見ると、指摘がおおっぴらに行われるのも時間の問題であったようだ。

Neo-Kさんはこの発表に対して、次のようにコメント。大方盗作を認める内容であるが、「曖昧」との指摘の声も聞こえる。

Re: 【第三回】中短編コンテスト:参加表明スレッド【投票期間】 ( No.43 )
日時: 2008/08/19 01:22
名前: Neo-K ID:XtJkkbt6


ケータイから。
企画者様方が、盗作と判断されたのであれば、その通りですし、そのことに関しては僕に反論する資格などないので、甘んじてペナルティを受けます。

企画者の皆さんに変な迷惑かけたことを、先ずは謝罪します。ごめんなさい。

「甘んじてペナルティを受ける」との部分に非難が殺到。「甘んじるどころか、盗作は自明なのだから、ペナルティを受けるのはしかるべし処置」という意見が見られた。

また「続・ギフト」を発表後、次のようにコメント。

Re: 【第三回】中短編コンテスト:参加表明スレッド【投票期間】 ( No.44 )up

日時: 2008/08/19 20:07

名前: Neo-K ID:CvafNrNQ

作品、再度提出をいたしました。ご迷惑をかけて申し訳ありません。

全作レビューは、受験勉強のため、少し間隔が開くとは思いますが、必ず提出いたしますので、お待ちください。

本来なら、参加禁止のところを寛大な措置をしていただき、とても申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちでいっぱいです。

実際に「ムーンライト・シャドウ」と「ギフト」を比較して検証すると、設定・ストーリーラインだけではなく、台詞・地の文までも酷似している箇所が多数見られた。以下はその一例(2chスレッドより抜粋させていただきました)。

  後からなら大きな声でだって言える。

神様のバカヤロー! 私は、俊哉を死ぬほど愛していました。

(Neo-K「ギフト」)

後からなら大声だって言える。

神様のバカヤロウ。私は、私は等を死ぬほど愛していました。

(よしもとばなな「ムーンライトシャドウ」P166 15、16行目)

Neo-Kさんは指摘の後日に、すぐさま「続・ギフト」を発表。しかしこの作品にも「BUMP OF CHICKENの『supernova』を想起させられる」等攻撃的な意見が寄せられており、また今までの作品にも山田詠美や、西尾維新等、有名作家を参考にしたと思われる箇所が散見されるとの声が出ている。Neo-Kさんがスポーツ板に連載している「new style = old style」自身のクオリティが短編コンテストの作品に見合っていない等、半ば中傷に近い意見も見られ、小規模ながらも混乱が起きている。

名のある書き手の盗作ということで、ショックを隠せない利用者も多く見られる一方で、Neo-Kさんへの非難の声も多く、創作者としてのモラルを問いかける声も大きい。今回の盗作がNeo-Kさんの評価を大幅に落としたのは否定出来ないようだ。

中編コンテスト側は盗作行為そのものについてはノーコメント。投票はNeo-K「ギフト」を抜きというかたちで予定通り行われる。

次は今回の一件で引き合いに出されたNeo-Kさんのテキストのひとつ。詩・人生板「くつした」に収録されている「小説」だ。

小説 ( No.3 )


日時: 2008/08/10 23:43
名前: Neo-K ID:0Oki2.Jo


本当の小説は、あなたの中に眠っている。
だけど、あなたは小説を書けない。
だって、自分に背いているから。

中短編コンテスト投票はじまる――プラコン新規参入組・短コン常連組の対決となるか(August 15)

ルール等を旧短編コンテスト式に変更した現中短編コンテスト(旧中編コンテスト)第一回の投票が始まった。被投票権の認められた参加作品は以下の通り。

・しき:「秋空の向こうに」
・瞭:「朽ちる夢と最後の青」
・野薔薇:「ジャンクメール」
・Neo-K:「ギフト」
・宮塚:「雪の降る街」
・葵:「道化男の贈り物」
・ニコ:「胸いっぱいに愛を!」
・ないとりっち:「ソクラテスに同情する文学少女のありそうでない一日とその回想」
・Raise:「プラナリアは地図する」

今回の見所は、プラチナコンテスト参加者の参入が見られる点。瞭「夏に沈む」やニコ「干しぶどう入りのバター」が投票結果一位を占めていたことは記憶に新しい。しき「さよならに続く場所」・野薔薇「私の話」もプラチナコンテストではコンスタントに票数を集めており、書き手自身の人気もそう低いとは言難い。

宮塚やNeo-K、葵、Raiseのように、旧短編コンテストの作品に話題性が集中した、いわゆる常連組も同時に参加している点は真新しい。プラチナコンテスト新規参入組と短編コンテスト常連組の対決が見られそうだ。

果たして、一位の座を勝ち取るのはどちらの書き手だろうか?

初音さんプラコン不正投票「せっかくいいサイトが見つかったと思ったのに残念です」(July 15)

「ただ君が好きなだけ。」をプラチナコンテストで連載中の初音さんが、七月十五日、HN「香林」で自作品に投票したとプラチナコンテスト運営が発表した。そもそもの発端は初音さんの友人、瞭さん(「夏に沈む」連載中)の以下の発言。

日時: 2008/07/13 11:06

名前: 初音 ID:1EY0z3Ck

↑は牧場んトコからコピって来たんだけど。。

日時: 2008/07/13 11:15

名前: 香林 ID:1EY0z3Ck

ふってみたら(ID)、同じなワケね。。投票所にも書き込んであるし……。

同一人物だったりする? プラチナコンテストの規約に

 >自己投票は禁ずる。行った場合は相応のペナルティを与える。

って書いてるよ?

あ、違ったらごめんねー。じゃ、乱文失礼。

これで(私が)間違いましたって結果だったら、話になんないけどね^^:


プラチナコンテスト運営側がこの発言を受けてIPを調査したところ、初音さんと香林さんのIPが一致。初音さんに下されたペナルティは「現所持ポイントの没収、三ヶ月の被投票権剥奪とする」とAiさんと同様のものであったが、初音さんはペナルティ発表後に以下のコメントを投稿。

「どのような方法で私が「香林」と同一人物だとされたのかはわかりませんが、そう書かれたのでしばらく休もうと思います。せっかくいいサイトが見つかったと思ったのに残念です。ありがとうございました。」

このレスポンスが最後の発言となり、小説スレッド、交流所共にロック。そのまま消息不明となった。

蛇苺さん弁解「大切なのは、ポイント云々よりも投票及び、プラチナ板を盛り上げることですよ」(July 17)

「ぶっちゃけポイントが減るのが寂しいだけなんですけどね」との一言でバッシングを受けていた蛇苺さんから、バッシングについてのコメントが交流所で公開された。

「さてさて、今月は一足お先に投票させていただきましたが……某スレでは槍玉に上がったようで。まあ、どう思われようと構いませんけどねぇ。いや、だって、最後の一行がなきゃ、物凄い媚びた文章に見えると思ったんですよ。憎まれ口の一つでも叩いておかねば、嫌味に見える。大切なのは、ポイント云々よりも投票及び、プラチナ板を盛り上げることですよ。一票しか使ってない私如きが言うのもアレですがね。」(蛇苺さんの交流所より)

この発言に対して、「自分がいかにKY発言で自爆したのかこのスレ覗いて初めて気づいて、必死の言い訳 」「蛇苺は自分の票を得ようと必死なんだね」等の辛辣な言葉が2chスレッドでは見受けられる。

プラチナコンテスト運営側は「ポイントを引きはしない」と発表、それを受けてかどうかは解らないが、七月度投票所はほとんど閑古鳥の状態ではあった。その閑古鳥への先駆者として、蛇苺さんもつい言葉を漏らしてしまったのだろうが、2chスレッドのバッシングは依然続いたままだ。

Raiseさん、ポエムフェスティバルに言及、仮死魔さんを非難(July 18)


詩のイベント「ポエムフェスティバル」の第二回が仮死魔さんによって提案され、意見を呼びかけて六日。ようやく前ポエムフェスティバル実行委員であるRaiseさんから意見が出た。

コンセプトが「遊び」ならたぶんピノキオさんの自由参加スレッドと大差無いものになると思います。そうなると要は自由参加スレッドにポエムフェスティバルと銘打っただけのものになるわけで、別に何か意味があるわけでもない。
仮死魔さんの理想は解るには解るけれども“全体にゆとりをもたらすための「遊び」”は少なくともイベントでは成立出来ない気がします。そもそも私達にゆとりが必要かどうか。私達は緊迫して詩を書いているのか。そのあたりがちょっとずれているような気がします。
 ポエムフェスティバルが自由参加スレッドと大差ないシステムで行われるのなら、まず開催する意味は無い。それにしたところで私達は日常(あるいは鍛練)- 非日常(イベント)という枠組みを造れる程の毅然とした態度で詩を書いているとも言難いと思います(これは私があくまで仮死魔さんの理想に違和感を感じるだけですが)。

氏はまず仮死魔さんの「遊び」というコンセプトを批判。ピノキオさんの「がらくたと猫」を参考にするというスタンスを同時に非難し、「自由参加スレッドのシステムは積極的に外したい」と発言。その上で「この機会にプロの詩でも読んでみましょう」と提案した。2chスレッドでは「こいつはト書きカーニバルを自分が潰した事実にまだ気づいていないんだろうなあ」などといった否定的意見も散見される。

現状特に話題にもならず、会議所はひっそりとしているが、これからの動向に注目すべきか。

先坂義一さん、「夢のライトノベル作家」ロックの方針 「見事??電撃文庫、落ちました」(July 19)

決意板の「夢のライトノベル作家」で話題を集めていた先坂義一さんが、今後はスレッドロックの方針と発表した。

「見事??電撃文庫、落ちました」

ええ、見事落ちました。

可愛そうに……と思われる方が多いでしょうが、何故か、先板義一は吹っ切れてい>ます。

なので、”全く”気にしていません。

(口の中はしょっぱい味でいっぱいではありません。口の中は至って、ノーマルです)

続いて、もう一度、連絡。

「このレス、『夢のライトノベル作家』をロックします」

これは決定します。

ただ、何月の何日の何時に閉鎖……と、決まってはいません。

しかし、8月辺りにロックをかける予定でいます。

先坂さんは四月八日「第十五回電撃小説大賞」に応募。その実力に関して様々な憶測が立てられていた中、「掌編小説コンテスト」「小説カーニバル」に参加。しかし結果は不評であり、「誰が見たって入選できるレベルじゃない」などと囁かれていた。以下は「掌編小説コンテスト」投稿作品「鉄の箱―かのじょのにおい―」全文。

―あつい。
目の前には、鉄の板。
それは彼女の周りを囲っており、そして、狭い。
完全に閉じ込められた。
出口など見当たらない。
ふと、囲っている鉄の板から、肌が燃える様な暑さが、彼女を襲う。
地上に引き揚げられた海老の様に跳ね、激しく抵抗するが何も起こらない。
燃やされる。ただ、脳裏に焦りを伝えた。
彼女が着ている服は燃え、
自慢の長髪は焦げ、
小柄な体を燃やす。
「――ッ!!」
叫び。
彼女は必死になって叫ぶ??いや、悲鳴を上げるが、ただ虚しく、彼女の周りを響かせる。
箱の外には、聞こえている筈はない。
即ち、彼女はここで燃えて逝く。
皮膚には、いくつもの焦げ跡が在って、
それは、やがて、全身に負う。
現世の地獄??そう、例えた方が良いかも知れない。
迎えるのは『死』だけ。
”その言葉”の意味は、彼女は知っている。
鼻で伝えるのは、
髪が焦げる匂い。
皮膚が焼ける匂い。
目で伝えるのは、
自慢の長髪が焦げて行く姿。
小柄な体が燃えて行く姿。
そして、自分を囲っている鉄の板。
今、彼女を伝えているのは焦りではなく、苦痛。
服を、
髪を、
皮膚を、
彼女のあらゆる物を、
襲って来る苦痛で、全て変えて行く。
「―――ッ!!!」
上げたのは悲鳴ではなく、遺言。それを最後に、彼女は死んだ。
まるで、何事も無かったかの様に、ゆっくりと沈んで行く。
地獄の中で、助けを求めたが??彼女は死んだ。
髪は亡くなり、
最後には、
彼女の体ごと、亡くなる。
ただ一つ、
彼女の匂い、それだけを残して。

先坂さんは二十日にはその理由を説明する予定と同時に発表している。

星雫さん「神憑」の記事全削除へ、監視人警告――「規約を再度ご確認ください」

プラチナコンテスト板で「神憑」連載中の星雫さんが、記事全削除に踏みきった。全削除された後の親記事は以下の通り。

皆様こんにちは、元星雫のほしのこです。

まことに勝手ながら、元の小説「神憑」を新しく修正した小説を執筆させてもらおうと思います。

今の自分の実力では「神憑」を最後まで書いていくことは難しいと考え、今回の判断に至ります。

本当に勝手なお願いで、投票してくださった方々や読んでいただいた方々に申し訳ありません。

必ず最後まで執筆をやり遂げようと誓い、それを違えることはしませんので、どうか次回の小説も読んでいただけると幸いです。

もう二度と、こんなことはないようにしようと思います。ならこんなことは最初からするな、と言われそうですが、次の小説を最後までやり通して、それが償いになればと思っております……。

これについて、監視人は「連載放棄された場合、プラチナ板で半年以内に新しいスレを建てることを禁止されております」と、規約違反を指摘。「厳密に言えばあくまで書き直しに過ぎません」と追記したが、この一件が引き金となり、リライトに関しては「リライトを理由とした記事の削除は、今後一切認めません」といった規約が追加された。

運営ブログにて、監視人は次のようにリライトについて言及。「監視人側はみんな、リライトされる小説を見る度に悲しい気持ちになってしまうのです。どうして前を見ていてくれないのだろう、かつて居た場所にまた戻ってしまうのだろうと。」

否かどうかの判別が付け難いリライトは、これまでもグレーゾーンとされ、監視人も禁止の方針は無いとしている。しかし、今回の規約追加を皮切りに、リライトは厳しいものとなった。これからのリライト件数減少に期待が持たれる。