terror warモンスター図鑑/ガルード

Last-modified: 2022-11-26 (土) 17:56:25

 種族
 怪鳥系(鳥盤目 鳥脚亜目 怪鳥下目 拡頭鳥上科 ガルード科)

 別名
 神鳥(しんちょう)

 異名
 紅蓮の翼

 英語表記
 Garued

 危険度
 ★★★★(4)

 体高:25m

 重量:1万t

概要

比較的温暖な地域に生息する大型の怪鳥モンスター。
赤い羽毛に包まれた体躯と炎のように赤く染まった翼、鋭く尖った灰色の嘴、
箒のような形状の尻尾、そして頭部に備わった扇状に展開される巨大なトサカが特徴。
全体的なフォルムは非常に細く小柄であるものの、
前述したトサカを展開したり翼を広げたりすることで通常よりも大きく見える。
怪鳥モンスターの中では最も小柄であり、自ら他の生物に攻撃をすることは無いため、比較的な危険度も極めて低い部類に入る。
しかし、他の怪鳥とは比較にならない飛行能力とフィジカルを持ち、
自分に敵意を向ける者に対して徹底的な排撃を仕掛ける事もあるため、
モンスター単体としての脅威は十分に高い。
人間に対しては非常に友好的であり、目の前を通り過ぎても基本的には意に介することはない。
むしろ、人間に危害を加えるモンスターに対し、まるで人間を庇うかのように攻撃を仕掛ける事もあるという。
守護神の如く人間を守るその姿から、《神鳥》という異名を持つ。
戦闘では硬い嘴による攻撃、蹴りや翼での殴打、
後述する火球ブレスなどを主な武器として戦う。
嘴はまるで槍のような鋭さと硬度を誇り、
特に強力な個体は軽く一振りするだけでも硬い岩盤をも深々と打ち砕いてしまうほどの威力。
特徴的なトサカには空気を溜める特殊な構造が備わっており、内部に溜めた空気を衝撃波の如く放射させる攻撃を持っている。
ガルードの最大の特徴は、極めて高温の火球を口から発射するというもの。
ガルードは体内に「炎嚢」という可燃性の液体を貯蔵する特殊な器官を有しており、
この可燃性の液体を発火させ、口から球状のブレスとして放っている。
火球の威力は巨大翼竜が放つブレスにも匹敵し、あらゆる物を一瞬にして炎上させ、灰にしてしまう程。
また、聴力にも優れているらしく、遠く離れた位置で発生した物音にも敏感に反応する。
その反面、至近距離で騒音や高周波を聞いてしまうとかなりのダメージを受け、ショックのあまり放心状態に陥ってしまうことが多い。
温厚な性格のガルードであってもこれだけは平然とはしていられず、
時間経過で意識を取り戻した後は怒り狂って暴れだしてしまうという。

素材

神鳥の羽毛
鮮やかな紅色が特徴的なガルードの羽毛。
その華麗な見た目に反して非常に強靭な肌触りをしており、ガルードが放つ火球の凄まじい熱量をものともしない程の耐火性を持つ。
鮮やかな見た目から高値で取引され、通常の物より色鮮やかな見た目のものは「紅羽毛」、更に強靭でまばゆい輝きを放つものは「輝羽毛」と呼ばれる。
神鳥のクチバシ
ガルードの武器にもなっている黒ずんだ嘴。
槍のような鋭さを誇り、その一振りは岩盤を砕き割り、深々と突き刺さるほど。
これよりも大きく硬いものは「大クチバシ」と呼ばれ、高値で取引されている。
神鳥のトサカ
扇状に展開する巨大なトサカ。
主に外敵に対する威嚇に使われるが、内部に外部からの空気を溜め込むことが出来る構造を備えており、溜め込まれた空気を衝撃波として放射するという技を持っている。
神鳥の爪
ガルードの脚に生えている鉤爪。物を掴みやすい形状をしており、攻撃用というよりは食事の際や、樹上で休息を取る時などに使われる。