シナリオ/世界移動シナリオ-シン・シティ編のイベント。
仕事の始末の続き
バー「ヤクガミ」に戻った主人公。
「『仕事』を終え、問題も起こさずに金も持ってきたのね。大したものだわ」
それ程でもない。これが回収したお金だ。
「よくやったわ。約束の分け前よ」
では次は…
「あの店主共の相手をした働きを見て、あなたは十分な力を証明してくれたわね。私達には貴方のような人材が必要よ。あなたが組織に貢献するならば、それ以外の厄介事は私が引き受けるわ。どうかしら?」
より多くの富と権力が手に入るなら、組織に入ろう。
「その意気よ!あなたならここに馴染むどころか、もっと上を目指せるかもしれないわね。私に付いてきて」
穣子に連れられ、バーの奥へと案内される。すると、数人の幹部から拍手で迎えられた。
「congratulation… congratulation… 入団おめでとう。ようこそネオ・モリヤファミリーへ。歓迎しよう、盛大にな!」
NMFのドン、洩矢諏訪子が祝福の言葉をかける。
「では歓迎の歌をお前に捧げようではないか… さあ、出番だよ!」
すると、この辛気臭い場に似つかわしくない雰囲気の少女が現れたではないか!
この場に合わなそうなふいんきの少女は一体何なんだ!?
「ご存じ、ないのか? 彼女こそトーホー区で知らない者はいないスーパーアイドル、奇跡少女ミラクル☆スイーツなのだ!」
いやちょっと待て。どうしてこんな所にアイドルがいるんだよ!?
「奇跡少女ミラクル☆スイーツ!歓迎の歌を歌ってく…」「諏訪子様!ごめんなさい!」
マフィアのドンである諏訪子の申し出をなぜか拒否し、泣きつく緑髪のアイドル。
ドンの頼みを断るとかちょとsYレならんしょこれは…、と焦りが鬼なる主人公。しかし、諏訪子の反応は意外なものだった。
「どうしたんだい、早苗? 何か問題でもあったのか?」
「実は…」
ああ、そーゆー関係ね。完全に理解した。奇跡少女ミラクル☆スイーツもマフィアの一員だったんだな。
事情を理解しひとまず安心する主人公であったが、諏訪子の声で我に返った。
「おいお前ら。今の言葉が聞こえたか? どうやらあのライブハウスのオーナーは奇跡少女ミラクル☆スイーツとの契約を近日中に打ち切るつもりらしい。そこでだ… そこの新入り!」
hai!
「これはお前がいかに優れているかを試す試練だ。心しておけ。お前の次の任務はそいつらへ然るべき教訓を与える事だ。詳しい話は穣子達に聞いてくれ」
- ミッション成功条件
ライブハウスのオーナーに身の程を知らせる
穣子から伝えられる任務内容はライブハウスの電源を2つ破壊する事とオーナーを問い詰めて金庫の中身を空にする事の2つ。
ライブハウスの電源装置は全部で3つある。やろうと思えば全て破壊できるが、全部壊してしまうと穣子から怒られて報酬が大きく減らされてしまう。
オーナーとの交渉では通常の交渉と同じく「話術」や戦闘系スキルが成功率を左右する。また、先にライブハウスの電源を2つ以上破壊すると交渉成功率が上昇する。
オーナーやライブハウスの見張りの生死については仕事の邪魔をするならば殺してもいいが、基本的には組織の上客のために殺人は行わないで欲しいと穣子から言われる。
交渉に成功した場合は金庫の中から金銭とイベントのキーアイテムとなるライブハウス譲渡証を入手できるが、交渉に失敗した場合は
殺してでも うばいとる
しかない。- 任務から帰還する
「噂によると、あのライブハウスがやられたらしいわね。よくやったわ」
それほどでもない。ところで、奴の金庫からこんなものが見つかったんだが。
ライブハウスのオーナーの金庫から入手したライブハウス譲渡証を秋姉妹に渡す。すると、それを読んだ穣子の顔が青ざめる。
「ライブハウスを売り渡す、ですって!?」
「あのバカ野郎、何を考えているの!?」
それがファミリーにどう影響するんだ?
「私達のシノギの大半があのライブハウスでのアイドル活動なの。それを反故にするなんて…」
「ドンの怒りがどれほどのものになるか… ああ、想像しただけでも恐ろしい」
書類にあった謎の記号はわかるか?
「思い当たる節はあるけれど… 私達にもわからないの。私たちもその記号について調べてみるわ」
「ごめんなさいね。あなたのための歓迎会を開けなくて」
気にするな。これぐらいの『揉め事』に巻き込まれる覚悟は出来ていたんだ。ところで… 今回の報酬は?
「おっと、これが今回の報酬よ。私たちの下で働いていけば、分け前ももっと増えるわよ」
「という訳で、これからもよろしくね」
報酬を主人公に渡し、秋姉妹は奥へと去って行った。
- 任務から帰還する