シナリオ/子供達の希望のカタチ -救世主、参上-

Last-modified: 2023-11-30 (木) 00:22:20

イベント名

子供達の希望のカタチ ―救世主、参上―

概要

「この街にはファイナル足りていないものがファイナル一つある。それはファイナルご当地ヒーローだ!」
突如として放たれたこの一言により、町内会は大騒ぎ。数ある候補の中から一人、あるいは数人のヒーロー、ヒーロー部隊を考え、子供たちの前で披露するのだ。

発生条件

幼女系のキャラ数人の好感度、世話焼きスキル、進行役スキルが一定以上で、町内会に山脈があることが条件。
町内会の会合に向かうと、議題で「街の発展のために今後、どういった行動をとるか」という問いが発せられ、ファイナルタツヤが発案した後、「企画はどうする?」の時に「自分がやり(る)ます。」を選ぶと確定となる。

攻略

PCがヒーロー、レンジャー部隊をプロデュースし、悪役と戦うお芝居を打つ、というのがシナリオの根幹である。
プロデュースにあたり、監督だけでなくPC自らヒーロー、レンジャーの頭(色でいうところのレッド)、はたまたそれ以外のレンジャーや悪役になることさえ可能。
尚、ファイナルタツヤと十六夜咲夜を起用すると、諸事情で企画が絶対に「ファイナル398」になる。

 
攻略順序
  • 1.メンバーの勧誘
    シナリオ突入後、最初の期間(5日間)は、好きなキャラを勧誘することができ、必要最低限の人数(役者5人以上・裏方5人以上)がいる時点で第一段階の決定が可能。
    また、キャラ毎に意気込みも違い、喜び勇んで加入してくれる人(ザイド、不破刃等)や、戦闘で勝つことが勧誘成功条件(大半)になる人もいる。
    裏方の出来はこの時点で集められるキャラのスキル値が大きく影響されるのでできる限り有用な人材を集めよう。
    この後でも内容によって新たに必要になったり抜けたメンバーの補充のための勧誘は可能なのだが、演技指導の間の休日などできる機会がかなり限られてくる。
     
  • 2.物語の内容・配役の決定
    どのような物語を作り、誰が主役で、誰が悪役かなどのキャストを選ぶ。
    この際も、キャラ毎にごたごたが発生し、選択肢を間違えると戦闘になったり、最悪誰かが抜けることになる。
    尚、この時点でファイナルタツヤと咲夜が揃っていると演目が幼稚園児の要望により「ファイナル398」にごり押しされるので注意。
     
  • 3.演技指導
    キャラ毎に「もっと強めに」「そこは抑え目で」「その調子で」「もっといやらしく」といった選択肢を選んでいき、時にシリアスに、時にドラマティックに、時にマイルドに、時にコメディな展開の運び方をしましょう。
    その内容の選択によって裏方の道具の出来や照明による舞台の雰囲気も変わってゆくので、演劇の出来はこの時点での采配によって決まる。
    ただし「ファイナル398」が演目の場合、演技指導は(本人出演にも関わらず)ファイナルタツヤがやってしまい、それでいてファイナルパーフェクトな演技指導を発揮してくれます。
    指導の合間や休日に図書室等で劇のネタ収集も可能。集めた選択により深みのあるシナリオを作り出す事が出来、演技指導や舞台演出の幅も広がる。
    ただし、舞台内容の選択肢の中にはお子様にとって少々刺激的すぎる物もあるので、扱う内容の選択は慎重に行うこと。

演技指導の一例として
幽香さんにはアクションをかなり抑え目にしてもらいましょう。さもないと、サディスティック&バイオレンスな内容で善悪問わず子供達の心に深い傷を残すことになります。

劇用パラメータについて

勧誘が可能になった後に各キャラパラメータに表示されるようになるイベント専用のパラメータ。
ここを見ることによってそのキャラが好きなジャンル、演者向きか裏方向きか、演じる際の傾向、指導の仕方との相性等を確かめることができる。
共通のジャンルが好きな者同士を組ませれば特定の演目を発生させやすかったり、演じ方からどのように指導していけばいいか等、理想通りの劇をプロデュースするには重要なファクターなので逐一確認してメンバーを選別しよう。
また、各パラメータは練習をすることにより成長させることが可能。成長率は各キャラ毎に一長一短だが、根気良く練習すれば穴を無くすことも不可能じゃない。

適正
  • そのキャラが演者、裏方どちらに向いているかを見ることができる。
    さらに演者ならヒーロー向き、悪役向き、脇役向き等に更に細分化される。
    裏方なら大道具、小道具、照明、音響等の専門的なスキルの有無等が確認できる。
演じ方
  • キャラクターがどのように演じるかの傾向。演じ方それぞれに長所と短所があるので、長所を活かし短所を伸ばせる演技指導を心がけたい。
    • 感情移入型・・・そのキャラの内面まで表現しようとするタイプ。迫真の演技がシリアスシーン向きだが、やりすぎる傾向も強いので適度に矯正していく必要がある。
    • 暗記型・・・台本をそのまま暗記するタイプ。ミスは少ないが盛り上がりに欠ける。このタイプは記憶力が高いが総じてやる気は低い。また、トラブルやアドリブの演技を求められるのは苦手。
    • 情熱型・・・熱いシーンを得意とするタイプ。クライマックスの燃える展開での爆発力は見事だが、演技が雑になりがちでセリフが飛びやすい。
    • 冷淡型・・・静かで淡々とした演技をするタイプ。感情を抑えた演技や急なトラブルにも冷静に対処できるが、感情の起伏をつけたり笑いを誘うコミカルな演技は苦手な傾向にある。
    • 芸人型・・・注目を浴びるのが好きなタイプ。目立ちたがりなのでコミカルな演技やアドリブでも慌てない度胸を持つが、脇役やシリアスなシーンだと悪目立ちしやすい。
    • 名脇役型・・・地味だがどこかいぶし銀な演技をするタイプ。主役を張るには華が無いが、いるだけで空気を引き締めたりできる稀有な特性の持ち主。
    • 解説役型・・・起こった事を思わず解説してしまうタイプ。こちらも脇役だが、超長ゼリフをすらすら言ってのける舌の回りの良さと演技の邪魔にならない声質が魅力。ヒーローショーのお姉さんポジの適正もある。
表現力
  • キャラが演技をする際、どれだけ訴えかける演技が出来るかの数値。
    劇そのものの完成度に最も影響し、四つの感情のうち最も得意な感情表現と併せて表示される。
    • 喜・・・笑顔や嬉しい際の演技等、喜びの表現力。
    • 怒・・・静と動両方の憤りの演技等、怒りの表現力。
    • 哀・・・悲哀や絶望の演技等、哀しみの表現力。
    • 楽・・・弾む心や華やかな演技等、楽しさの表現力。
記憶力
  • セリフを覚えるスピード及び、劇中に度忘れする確率に影響する。
    高い程演技に余裕が生まれるので高い方がいい。
アドリブ力
  • セリフの度忘れや舞台装置の誤作動等、不測の事態に遭遇した際のカバー力に影響する。
    この値が低いのが一人程度なら問題ないが、多い場合は最悪劇が停滞することも。
滑舌
  • キャラの舌の回りの良さの数値。
    この数値が高いほど長いセリフや言いづらいセリフでつっかえたり噛んだりしなくなる。また、コメディシーンならあえて噛ませて笑いを誘うと言う離れ業も・・・・・・。
好きなジャンル
  • そのキャラの好きな演劇ジャンルの傾向。
    初期モチベーションに影響し、相性が悪いジャンルだとモチベーションが上がらずに出演を辞退されることもあるので注意。
    ジャンルはコメディ・アクション・ドラマ・ヒーローで、それぞれが表現力の喜・怒・哀・楽に対応している。ただし、表現力が高さと好きなジャンルが必ずしも一致するわけではないので注意。そこは指導で傾向のバランスをうまく調整しよう。
やる気
  • 今現在のモチベーションをケージとパーセントで表示する。パワプ○のサクセスでいう体力ゲージ。
    低いと練習を真面目にやらなかったりするので適度に休日等をとり、全員のやる気を維持するように努めよう。
具体例
ランクの高さはS~E

ブロントさん

  • 適性 配役-主役A・悪役B・脇役D・解説B 裏方-大道具B
  • 演じ方-情熱型・解説役型
  • 表現力-喜-A 怒-S 哀-C 楽-C
  • 記憶力-B
  • アドリブ力-A
  • 滑舌-S
  • 好きなジャンル-ヒーロー
    →ヒーローアクションの主役か早口での解説向き
    →色んな意味で存在が大きすぎるので脇役に向かない

汚い忍者

  • 適性 配役-主役C・悪役A・脇役A・解説D 裏方-音響C
  • 演じ方-芸人型・名脇役型
  • 表現力-喜-A 怒-B 哀-B 楽-A
  • 記憶力-A
  • アドリブ力-B
  • 滑舌-A
  • 好きなジャンル-アクション
    →子供受けの悪役か主人公の相方向き
    →解説役に気後れする性分でどうしても小物っぽいのでヒーローには向かない

リューサン

  • 適性 配役-主役C・悪役C・脇役A・解説S 裏方-音響C・マネージャーB
  • 演じ方-名脇役型・解説役型
  • 表現力-喜-B 怒-B 哀-B 楽-B
  • 記憶力-B
  • アドリブ力-S
  • 滑舌-A
  • 好きなジャンル-ヒーロー
    →司会のお兄さん向き
    →だいたいの役を無難にこなしてくれるが無難になる

配役・担当の特徴

主役から裏方に至るまで、どんな人がどのポジションに向いているかは当然違う。芝居の内容が違えば必要とされる能力も異なるが、あくまで傾向程度に。

役者
  • 主役・・・最もセリフの量が多く、シナリオによってはほぼ出ずっぱりなんてこともある。
    基本的に全パラメータが高いバランスを取っている人を持ってきたい。特に記憶力・アドリブ力は最低限シナリオを滞りなく進行させるためにも非常に重要だ。特性としては、感情移入型・情熱型が主役向きである。
  • 悪役・・・主役を引き立たせる脇役にして、もう一人の主役。
    こちらも記憶力などが重要になるが、主役に対抗しきるだけのキャラの強さも必要になる。そういった意味では芸人型のキャラや、喜怒哀楽をはっきりと演じ分けるだけの表現力を持った人が望ましい。もちろんシリアス系の芝居となれば話は別。その時は冷淡型・感情移入型の役者のほうが適性ありといえるだろう。
  • 脇役・・・上の2人以上に目立たれては困るが、同時にきちんと存在感も出していただかなければいけない。名脇役型の役者がいれば、できるだけキーパーソンのような重要なポジションを任せたい。それ以外は役によって必要な能力を見極めて配置する必要がある。チョイ役くらいの人は、セリフを間違えない・かまない・進行を妨げないのが鉄則。暗記型の役者や滑舌の良い人が求められるだろう。
  • 解説・・・いわゆる「ヒーローショーのおねえさん」役。ステージ前の口上や子どもたちとのやりとりが主な役目だが、場合によっては不測のトラブルを治めなければいけない時も。解説役型がいれば優先的にこの役へ。その他には滑舌・アドリブ力が重要になる。
裏方
  • 大道具・・・書き割りなどステージのセットの制作担当。
    木工スキルや機械工学などがあれば大道具向きといえる。その他、機械などが必要になる場合発明スキルも要求されたりする。
  • 小道具・・・役者の着る衣装やステージ上で使う武器などの制作担当。
    裁縫スキル持ちに任せたいところだ。木工スキルを併せ持っていればベスト。
  • 照明・・・ステージ上の照明効果を考え、監督する部門。
    電気のことを知っている機械工学持ちは照明に就けておきたい。
  • 音響・・・流す音楽やSEを決定、監督する役。
    音楽系キャラが相性がいいのは言うに及ばず。うっかり音楽がこけるとステージ全体の流れを止めてしまいかねないので、暗記型・冷淡型など冷静なキャラがベター。
  • マネージャー・・・役者の体調管理や裏方の進行を統率する役目。
    本番は解説役の補助をしたりもする。空気が読める人や世話焼きな人はここが天職だろう。

評価基準

 

配役、背景、そして演技の3つからそれぞれ評価、それらの合計値を算出する。

配役
そのキャラに合った役が与えられているかを数値化。キャラ毎に、主役、悪役、脇役、解説(兼人質)役の値があらかじめ決まっている。
また、それとは別に、崖下度、バイオレンス度が設定されており、その値もキャラ毎固定。
背景
この場合は、大道具、小道具、照明等の舞台装置に関する評価点。これも、キャラ毎に固定の値があり、それにプラスして、どれくらいの予算を掛けたか、どんなアドバイスをしたかで決まる。
演技
配役の組み合わせによる演目毎に値が固定。それと、話の方向性が役ごとに合致しているかを判断。自分の表現したいようにキャラに指導しているか、が問われる。
 

また、別に設定されている値について

崖下度、バイオレンス度
どちらも、一定値を超えると、子供達に見せるには刺激の強すぎるものとして、評価が変わってしまう。
ただし、バイオレンス度は戦闘のために一定値は必要となり、傾向として主役・悪役の個体値が高い人ほど、これらの値も高い。
故に、はまり役の人に過剰演出させないよう指導すれば、どちらも問題がない程度にだいたい抑えられる。
余談だが、天然属性の人(聖、早苗等)にあまり過剰にバイオレンスにやらせると、無邪気な心のまま限界突破して、バイオレンス度が跳ね上がることがある。
鬱度
こちらは、やる演目に依って初期値が決まる。
基本的には、抑えめにすれば良いのだが、内容に依っては抑えすぎて話に締まりがなくなり駄目になることも。

ヒーローの例

ファイナル398
ちびっ子(観客側から拝借。もしくは既に誰かを起用しておく)の危機に颯爽と現れる仮面メイド。その名は『ファイナル398』。
ファイナル華麗な動きで敵を圧倒。かと思いきや、悪の親玉の術中に嵌り、あわやファイナルピンチに。
そこに現れるパラ忍紳士『ファイナル仮面』。彼のファイナル助言を基に、ファイナル398は機転を巡らし、ファイナル勝機を見る。
条件は、ファイナルタツヤと十六夜咲く夜を誘うこと。逆に言うとこの2りを入れただけで、やる演目は確定的に明らかになってしまうということ。
この劇の特性

よっぽど無茶な配役をしない限り確実に平均点以上を狙える強みがある。その反面、無難かつ優等生的な出来であることが災いして個性を打ち出しにくく、どうしても称号「ヒーローメイカー」辺りに落ち着いてしまう。本シナリオ中最高の称号「ファンタスティックショー」を目指したい、あるいは特定の称号を狙いたいという人は、是非ファイタツ抜きで挑戦してみよう。

ちなみに、レミリアを劇に(見る側で)誘ってみると…

レミリアが人質役として舞台上に連れてこられ、最後に彼女を華麗に優雅に助け出すファイナル398が見れる。
終幕後、「いつもこう在るべきでいたい」という咲夜さんの独白が聞ける。そして、レミリアがファイナル398に夢中になってしまう。

  • 称号『主の守護者』
ZAN ―斬―
前半は悪党どもが暴れ周り、後半はそれを忍者ヒーローZANがトンデモアクションでバッサバッサと切り捨てていく、カタルシス全開の劇。ヒーローものと言うより時代劇なんjy(兜割り!
廃スペック忍者でもない限り演じきるのは不可能だが、もしも成功させれば人気と好感度がマッハ。
暴力的になりすぎないよう注意。ネタ元として「山田風太郎の小説群」を参考にしてしまうと…
超忍道師 -SHIHAN-
我らが師範が悪党と死闘を繰り広げるお話。呼んでもいないのに解説が付く。
トドメが襲いかかる敵に闘神翔でカウンターヒット、という魅せプレイなのだが、これは脱衣KOを起こすことになり、キャラによっては阿鼻叫喚の図を作ることも。ちなみに敵役の女大将とかは衣装がキワどいのが特徴で…後はわかるな?
魔法戦士ほくと☆ジャギィ
一定条件をこなせばイベント二週目からヒーローに抜擢できるようになるジャギを主人公に。
どこから見てもチンピラだが、子どもたちの助けを聞けば真っ赤に染まる。
魔法戦士としてあらゆる悪、強大な悪党を砕く素晴らしいヒーローとなる。
このイベント後、ゲーム中のキャラ全員からの好感度が一気に上昇、かつ人気も出る。
天体騎士サンブロント
園児に対する読み聞かせで絵本「てんたいせんしサンレッド」を多用すると選択可能になる演目(ブロントさん主人公ならルーミア相手の読み聞かせでも可)。光と闇を備えた不良のヒーロー「サンブロント(ブロントさん)」と、宿敵である悪の組織「ブロシャイム」幻想郷支部の謙虚な幹部「ジャンプ将軍(リューサン)」との戦いの物語である・・・一応。主役と悪役のキャスティングはほぼ固定だが、怪人役は色々なキャラで楽しめる。
因みに

ヒロインを霊夢に設定し、なおかつ「サンレッドのマスク」取得済みだと、ショーの舞台で賽銭戦士が殴りこみをかける事態が発生する。こうなるとアクションレベルが格段に上がりそっちの評価は高くなるが、演技指導でしっかり抑え目にしないと、ショーなのに手加減ナシでズタズタにされるリューサン他怪人役がとてもかわいそうな演目になってしまい、ギャグ補正を考慮してもギリギリでバイオレンス度が規定値を超え、称号「世紀末劇場」となる。まあそういうのが大好きな方面の園児からは概ね好評ということなので(スカーレット姉妹など)、失敗よりははるかにマシだが。

SUNGRAVEN
霊烏路空をヒーロー、火焔猫燐を悪役に起用することで選択可能になる演目。
復活!×6したお空、ビヨンド・ザ・レイヴンがこいしちゃんを守りつつ、己の古巣を破壊―――(デストロ―――イ)!!!していく娯楽活劇。
酔っ払いが寝る前の3分前に見ると盛大に楽しめるような馬鹿アクションと、主を失ったヒーローがその身を削りながら、かつての仲間たちと戦い続けるというドシリアスなストーリーとのギャップが魅力。
その反面、二律背反したテーマ故に演技指導はかなりの難関で、抑えすぎると称号「悲しみの向こうへ」を、また強めすぎると称号「世紀末劇場」を収得してしまう。
ウルトラマンゾフィー
ついに我々の隊長が主役に抜擢された!また劇の終盤ではゲストとしてウルトラ兄弟が駆け板野サーカスを披露してくれる。
ただし悪役に強力すぎる怪獣や炎を使うキャラがいると大惨事になる可能性があるので注意。
仮面の忍者 飛忍(とびのぶ)
「青き野を馳せる物」をクリア済みで、汚い忍者と「練・笠松」で働く飛竜を組ませると成立。
クール天然な飛竜とオカン的なノブオの軽快なやり取りが特徴のコンビ。
どちらも演技力が高いので、アクション要素を増やしても問題なく舞台が進行する。
溺れたノブオを飛竜が救出するシーンが奥様お姉様に人気。人工呼吸はただの人命救助だ!!いやらしくなどない!!
飛竜の言う「俺たちはコインの裏表なのかもしれない」「お前の傍にいると落ち着く」といった数々のセリフもただの友情です。脚本が作ったセリフにシナリオならしかたないよね。
また、戦隊以外のヒーローには珍しく巨大ロボが登場するのが特徴。二人の忍者がフュージョンし、宇宙モンスター抹殺用巨大忍者兵器「仮面の忍者 飛忍」が登場するぞ!
ただし、舞台で巨大ロボ戦をするということでそれらしいセットを作るのにたいがい無理をしてしまい戦闘シーンのための資金を使い果たしてしまうので、悪の巨大モンスター(という名の風船)はエクスカリパー投げで爆殺!といった感じになる。
「練・笠松」の宣伝も兼ねているため話の途中で必ずちくわなどの練り物の話がでてくる。ちくわを食べて元気百倍!
忍者カサマツくん
空を跳び海を越え 我らの町へやってきた カサマツくんがやってきた
笠松のおやっさんに参加を頼むと町内会の人間とファイナル幼稚園の父兄として快く参加してくれる。チョイスの古さには目をつぶってあげよう
おやっさん自身は誘えるキャラの中でも総じてステータスが高く、主役に起用するだけでうまく舞台を回してくれる....と思いきや『そのステータスの幅広い高さが問題になってくる』。
持ち前の剽軽さを活かしたコミカルな子供向け舞台から、ちくわほっぺのふざけたお面で忍者アクション活劇までできるその演技の幅をどう活かすか、その采配が重要になる。
キャストを決めて劇さえ成立させれば最悪でも的確なアドリブの連発でドタバタギャグ展開にもって行き『ネ実新喜劇』にいってくれるが、『ファンタスティックショー』の高い評価を得るためには作品の方向性を明確に定めて、舞台の的確な指導が必要になる。
ちなみに相性がいい息子の汚い団を悪役にするとちくわを巡った面白おかしい子供向け劇場、甥っ子の飛竜を悪役にすると子供達を巡って忍者が戦う忍者アクション活劇にするのがオススメ。
そしてどう転んでも「練・笠松」の宣伝をしれっと挟んでくる。やっぱりおやつはちくわでござるな
ストライダー飛竜
「ヴォヤージュ1999幼年期編」「青き野を馳せる物」をクリア済みで、主役を飛竜、ヒロインを四季映姫にすると成立。舞台を縦横無尽に飛び回る飛竜と、本物のサイファーを使った大型セット一刀両断がウリ。
ド派手なアクションと悲恋さの漂うラストシーンは大人も子供も大満足間違いねぇ!
機竜戦士ゴレンダー
サイバー流の真髄を見せてやれ!
ヘルカイザー主役の、デュエルに依る鉄拳制裁系ストーリー。トドメはもちろん「グォレンダー!」
鬼柳さんもメンバーに加えていた場合

「そんなことより満足しようぜ!」と言いだし、承諾すると後述の『満足戦隊サティスファクション』に演目が変わる。拒否し続けると、「この裏切り者ォー!」と怒鳴られ、鬼柳さんが抜けてしまう。

世紀末救世主伝説
20XX年、学園は悪の炎に包まれた!
善は消え、幸福は絶え、あらゆる教員、生徒は深い悲しみに包まれたかに見えた。
しかし熱い拳(たましい)は死滅していなかった!
ケンシロウ(橙)、トキ(霊夢)、レイ(天子)、ジャギの内、誰か一人を主役にすると演目に追加される。悪役はこの4人以外の誰でもいいが、世紀末バスケ部員推奨。
悪の手により荒廃した学園に救世主が現れ、悪人どもから学園を救うというストーリー。
主人公が豪快に、それでいて美しく、敵をバッタバッタとなぎ倒してゆく様は見ている人(主に男の子)のハートを掴んでなーげーたー!ナギ固めのごとく放さない。主役と悪役のラストバトルも、キャラ同士の掛け合い、熱いドラマが会場の熱をヒートアッポさせる。
特にケンシロウvsラオウ、レイvsユダの掛け合いは必見。
ただし、上記四人を主役にした場合、戦闘シーンが多少バイオレンスなためどんな内容であれ必ず苦情が来る。だが他の観客からの評価が高ければ無問題である。
面白さこそ正義!いい時代になったものだな!
水の底の乙樽
乙樽先生もとい輝美先生が主役。パロディっぽい題名の割に内容はシリアス。
前半はカラードのランク1としてラインアークでの死闘を繰り広げる。
後半は自らの利益の為に人類を破滅への道へ進ませる企業に立ち向かうORCA旅団のトップとして自らを犠牲にして人類を救う。
重要な脇役はメルツェルでなくともスティンガーで可。少々面倒な事になるが。
シリアスの中にギャグ(水没と逆流)を両立させた作品だが子供にはわかりづらい。
配役や指導を間違えるとアーッ!な事態に……。
超人サイバーZ
ヒーローと化したプラティ。武器を使わずに迫真空手のみで戦うというクッソかっこいい本格派ヒーロー。
弱い者を気遣う姿勢が評価されることもあるが、敵を「人間の屑がこの野郎」「てめぇら私のおもちゃでいいんだ上等だろ」等と罵倒しながら倒すのが批判されることも、まあ多少はね。
また、聖白蓮がいると悪の戦士サイバーZ2号として1号と対決する。普通配役は逆だろ!いい加減にしろ!
崖下の神を起用したが故か、崖下度が上昇しやすい。危険な領域への突入には注意。

戦隊の例

満足戦隊サティスファクション
ヒャッハー、デュ↑エルだぁ!
めっちゃイカシタ(ええ、イケてますよ…うん)ジャケットに身を包み、登場してポーズを決めて(\(`д´)ゝデュエッ!)早々相手のデュエルディスクに手錠を掛け、強制的にデュエルする状況を作り出し、デュエルで以って敵を倒す。
敵との対決方法がデュ↑エルな戦隊、当然悪役によって悪役の使用デッキも変化(汚い団だとBF等)。
条件は、鬼柳京介を主役に起用すること。彼が主役なら、人数が足りなくても、どこからか人を集めてくれるぞ。(お前も満足するしかねぇ!)
もしデュエルモンスターズを知らない人が戦隊にいても鬼柳さんが⑨でも分かる説明で教えてくれるぞ!
おや、満足さんの様子が…

鬼柳さんを自重させなかった場合、トドメの一撃で「地縛神 Ccapac Apu」を使用し、味方全員を生贄にしてしまう。そのため結果が、称号『ドリームブレイカ―』になる。

絆の戦士 トライ・エース
やばい!バグ満載(トライ・エース)だ!…ではなく、サムライエース、ドラゴンエース、ナイトエースの3人が戦う3人戦隊モノ。
派手な殺陣が売りとなる。
小道具の「エースロケット」はイベント後も手元に残り、カラクリ部に持ち込めば実戦使用に改造してもらえる。これがエースロケットであるか^^
フラワリング・ナイツ
花の力を受けた5人が悪を討つ!な感じの5人戦隊モノ。
面子に花言葉に詳しいやつがいないと恥ずかしい失敗をするハメに…。
条件は幽香を主役に起用すること。
核熱造神ヒソウテンソク
核の力で敵を倒す女性ばかりの5人の戦隊。
メンツはサナエ・スワコ・オクウ・メイリン・チルノの5人。最終的にロボットまで現れる最大規模の舞台になる。
代わりに条件がきつく、早苗・諏訪子・美鈴・お空・チルノを集め、裏方ににとりと神奈子を入れなければならない。
有澤戦隊グレネーダー
まさかの有澤校長が主役。
戦いは「スピード」から「パワー」へ。
全てをグレネードで悪を焼き尽くす地獄の決死隊。
全員がガチタンなので敵戦闘員の攻撃など物ともしない。
ド派手な発砲と胸を振るわせる爆発が売り。
傭兵戦隊レイヴンズ
基本方針は照準を合わせて引き鉄を引けば万事解決する。
有澤戦隊と同じようなコンセプトだが、連射系実弾兵器での確実な撃破を信条としている。
ショーの途中での裏切りは日常茶飯事。ショーの間にメンツが完全に入れ替わるなんて事もざら
フロイド戦隊シャノンジャー
コジマがもしもなかったら ネクストはたちまち凍りつく 花は咲き鳥は空を飛び 人は微笑み笑うだろう
ダリオをレッドのリーダーにイエローのカニスとブルーのダン・モロ、そして彼らをまとめる博士のフロイド・シャノンで構成される戦隊。三人を呼んで劇が決まれば彼ら共通のアーキテクトのフロイド・シャノンが自動的に呼ばれる。
口が悪いがへたれた仲間の尻拭いはちゃんとやるツッコミ要因のリーダー・ダリオ、ビックマウスで三枚目臭いが実力は確かなテラカニス、遅い・弱い・ヘタレと三拍子そろったギャグ要因のダン・モロ、相手のニーズにある程度あわせつつデザインのよさの追求を忘れない変わり者の博士フロイド博士達のコメディタッチな掛け合いとクライマックスでのメイン3人の団結による熱さが売り。
メインの3人はそれぞれが方向性の違う整った顔立ちらしくワイルドでワルっぽいダリオのツンデレっぷり、無邪気でアホの子っぽいカニスの虚言癖、童顔で強がりであるダン・モロのへたれっぷりと彼らの掛け合いが奥様お姉さまに結構人気。フロイド博士?影が薄いので何ともいわれません
世紀末戦隊ゴレンジャイ
何かがおかしい、というか何もかもがおかしい戦隊。
統一感が変な方向に向いていたり、逆にまったく統一感が無かったり。
あもりに自由すぎて敵の言い分がまともに聞こえるあるさま。
これをやる=「ハクレンジャイ」一直線かと思われがちだが
演出や面子しだいでは妙にウケて思わぬ高評価を狙えたりもする。
コツは「ヒーロー物」ではなく「コント」と割り切った演出をすること。
白黒戦隊ラストジャッジメンツ
主役に山田映姫、黒幕に八雲紫の教員二人を起用するとこれになる。
秩序の番人ラストジャッジメンツが悪の組織・ヤクモを児童でも分かるよーに説教・論破する。
なお冒頭の時点で既に悪党はジャッジメンツの駆る無敵の戦闘ロボ・ゴールドモコタンにより捕らえられているので暴力的なシーンは一切無い。
例え相手に非があろうともむやみに力を奮ってはいけません、という事を伝えたいらしい。
ただ肝心の内容というのがひたすらラスジャジ共とヤクモの構成員らが問答をやるだけなので、普通にやったら間違いなく大失敗する。
その為演技指導・背景・小道具と全てにおいて高いレベルが要求される、非常に難易度の高い出し物。
見事成功させた場合、子供の倫理観がどうとかで町長に表彰される。
美少女戦隊ルナティックムーン
永琳・輝夜・うどんげ・依姫・豊姫を起用するとこれになる。ちなみにレイセンを入れてもOK。
美少女らがチート臭いアイテムを使い、敵をフルボッコにする。そんだけ。
ただ配役が配役な為崖下度が初めから高く、ちょっと暴走すると直ぐに崖下テレビ行きなので注意。その辺はその内…な?
少女呼ばわりするにはキツいのが何人かいる?貴様よくもそんなキチガイ発言を!
機動戦隊ガノタンジャー
グラハム・エーカー、刹那・F・セイエイ、コウ・ウラキの三人で結成された、ひたすらにガンダムの素晴らしさを語る集団。
そのくせ、トップのハムさんはガンダムに乗っていない。どういうことなの?
しかし、その戦闘力は凄まじく、トランザムやらハムスペやらゼロ距離射撃やらで敵を一掃。称号『ソレスタルビーイング』を手にするなら絶好の組み合わせである。
余談だが、ハムとせっちゃんを敵対させると、(どれほど演技指導しても)ガンダム談義が始まってしまい、子供達でさえ「うわぁ」というか鬼なる。
更にグラハムと刹那に対する演技指導を誤るとグラハムが刹那に告白するというトンデモ展開に…!
悪食戦隊アクショクンジャー
悪食の神ケタックの加護を受けた戦士達が今日も悪に立ち向かって行くぞ!
戦闘方法は物理的に敵を食うと言うとんでもない方法で戦う
謎の男を主役にし幽々子とルーミア残りの2名は何でも食べれる人で構成する事が条件
滑舌戦隊オンドゥルレンジャー
全員滑舌悪い戦隊だが勢いだけはある
全員滑舌の数値が低い人物で構成し始か橘さんを主役にすることが条件
ボロボロ党
あのボロボロ党が皆の街にやって来たぞ!色々な意味でボロボロになりならがら悪に立ち向かうぞ!
シリアスなストーリーよりコメディ向きな戦隊
橘さんを主役にゾフィー隊長(必須)と残りの人物をへタレキャラかボロボロ党に関係ある人物
で構成するのが条件
変身戦隊トランスフォーマー
君の家にも、宇宙人いる?
宇宙から来た謎の生命体トランスフォーマーが笑いありシリアスあり忘れたところで笑いありのエキサイティングな物語を展開していく。
もちろんのことコンボイ先生などのトランスフォーマーで構成する事が条件
卑怯戦隊うろたんだー
初音ミクを起用するとこれになる。残りのメンバーは彼女が勝手に連れてくるので楽(一家が協力してくれる)だが、どちらが悪役かわからない様な戦隊なので教育にはよろしくないかも。ちなみにこれをやる場合、指導等は彼女の長男が行う。

悪役の例

汚い団
汚い忍者とその幹部で構成される汚い組織。
つぼを押さえた古典的な悪役。子供たち相手にはとてもちょうどいい。
効率までかなぐり捨てて子供達を脅かすとか…おまえ、それでいいのか?
怪獣 イャンクック
陰陽鉄学園のモンスターという名の紳士。面識があれば快く参加してくれる。
その巨体から言うまでもなく幅広く怪獣役に適任であり、安全が確保できれば空を飛んだりグラビーム(弱)も撃って演技の幅を出してくれる。ただしそのままの見た目があんまり凶悪そうでないので大道具の方に鎧を作ってもらうとよい。
だが鎧を着て飛んだり、グラビームを撃ってもらうには大道具に木工だけではなく機械工学、さらにロマンを持つ人材が必要になるので注意。集めるのは大変だが相応に評価は高くなるので頑張ろう。
水曜の悪魔~ファンタズマ~
毎週水曜日、「いいか、俺は面倒が嫌いなんだ」の台詞と共に現れる悪のレイヴン、スティンガー。
面倒を欠かすともっと面倒な事になるいい例を教える事ができる(反面教師的な意味で)とPTAからの評判は
上々。そこ、美声とイケメンのおかげだなんて言わない!
秘密結社「星喰」
ボスにニアラ、右腕としてヘイズ、幹部の7帝竜、黒幕にN・Dというガチで悪そうな連中。しかし「全世界花畑計画」なる頭悪そうなものを掲げ、そのために子供達を洗脳し、さりげなくフロワロシードを植えさせて一気に開花させるという非ィ効率的な作戦を行う。もちろん邪魔されて失敗するのがオチ。また、全員が勤務以外では周りの人とのんきに交流しており、それぞれの個性と合わさりどこか憎めない奴等である。
愛を滅ぼす聖帝部隊
ボスはもちろんサウザー、彼の配下のモヒカンたちも参加しており、崖下紳士やバカップルを根絶しようと目論んでいる。半分ほど素でやっているようである。
バスケ部関係者全員に言えることだが過剰演出させすぎると非常にバイオレンス度が高くなる。天敵はトキと赤いジャギ
ちょっとareな過激派紳士たち
スタンガンを持っているだけの、その辺の村人AやB。個性が無いのが個性。さすがに全年齢向けのショーでは自重しているものの、
見ている子供が大人になってから「ああ、あれはああいうことだったのか」と気付くような微妙なメタファーが増える。
子供には好評、大人だけ鬱or崖下orバイオレンスにする劇を作りだすには彼らの協力が必須。
堕てんこ
悪の道に堕ちた天子。黒くて布地が少ない扇情的な恰好をしている。
大勢の人が見ているのに、よくこんな恥ずかしい格好ができるものだ。(大勢の人が見ているからこそ、恥ずかしい格好をするのかもしれないが)
彼女を出しつつ崖下度を抑えるのは至難の技。台本と演技指導が全てを握る。
天のヒナナイマー
ごく普通の少女、秋津テンシが邪悪な木原テンコの人格を覚醒させた姿。
舞台上で完璧な二重人格を演ずる必要があるため指導がかなり難しい。
崖下度、バイオレンス度、鬱度の全てが上がってしまうのも困りモノ。
ストライダー飛竜
孤高なヒーローも似合うが、同じように孤高で冷徹な悪役も似合う男。悪役の方が似合っている気もするが。
演技指導はしっかりしないと、「忍びの道を往く者」みたいにヒーローを踏みにじった挙句凄まじいセリフを連発してくれるので注意が必要。仕事もしている社会人なので忙しいが打ち合わせは綿密に。また、ヒーロー側に四季映姫がいると、ヒーロー側につきたくてちょっとうずうずする飛竜が休憩時間などで見られる。
大アルゼブラ
実質イルビス一人。悪役としてそれなりに演技してくれるが少々バイオレンス度が上がるのが……。それに「肥溜めにぶち込んでやる」はあまり子供向きの台詞ではない。
箱っぽいACによく乗る人物を表舞台に起用すると劇が台無しに……。どんな役割でも優秀な川´_ゝ`)もその対象なので注意。
変態企業同盟
環境汚染、人体改造、生態兵器となんでもござれな悪役。ぶっちゃけリアルではもっと酷い事やってるが
昭和ライダー風のヒーローを演じるにはもっとも適しているが、この役出来るのが逆流王子、アクアビットマンというどいつもこいつもひと癖あり過ぎるメンツなのが玉に傷。本社の人間はマジでそういうことやってるので、さすがに出な(しばらくお待ちください)
ワタシハ……ナニカサレタヨウダ……
魔王 曹操
丞相なにやってんすか。PCとの友好度が高い、もしくは女子の比率が多いと参加してくれる。
役にあたっては歌って踊って総じて高い演技力で(CEROを抑えて)冷酷非道・強欲傲慢で多くの部下を従えた悪のカリスマ魔王を演じてくれる。ただし素の見た目があんまり冴えないのでいくつか小道具を作ってあげよう。あと指導によってはみっともない悪役も意外にノリノリでしてくれるのでその辺は監督の腕の見せどころである。
とりあえず悪の首領役で困った時に呼ぶと演技力とアドリブ力から悪の大魔王からライバルに隠れて影の薄いボスまでだいたいの役をそつなくこなしてくれるのだが、それにかまけて単調に扱うと無難な悪役になってしまうのが難点。やはりステータスが高いキャラは監督の采配が重要になる。
秘密結社メガデス
プラティ率いる悪の秘密結社。ただし自身はエンブレムから声を発するだけである。
洗脳光線で人を操ったり、うっかり車をぶつけてしまったスポーツ選手を犬にしたり、アサヒテレビをキャンセルしたり、ティーサーバーに睡眠薬をサーッと混入してアイスティーを飲んだ人を誘拐したりといったクッソ汚い犯罪を繰り返す人間の屑共。
ヒーロー相手に優位になったとしても、隠していた秘密兵器を奪われたり、「調子こいてんじゃねーぞこの野郎!悪役のくせによー」と反撃されたりとその一転攻勢されっぷりには定評がある。
父兄からは独特の雰囲気だの行動のメタファーだの色々と「理解できる」ことから不評な意見が多いが、割と典型的な悪役っぽさから園児には意外にも人気の悪役である。純粋無垢な園児はクッソ可愛い人間の鏡

要注意人物

起用するに至って、特に注意が必要な人、及び加えてはいけない人を列挙してみます。

鍵山雛
彼女自身でなく厄体質が問題。靭皮紙を渡しておかないとセットの倒壊や役者の負傷といった事故が頻発する。
彼女を起用したい場合はしっかり厄の対策をしないと高確率で称号『金返せ』を得ることになるだろう。
ロールシャッハ
プレイヤーの演技指導もどこ吹く風で、主役でも脇役でも裏方でも気に食わない敵役の小指がポキッでマッハ。
そして悪役をやらせようとするとPCの小指がポキッでマッハ、彼との好感度が著しく下がり、抜けてしまう。
さらに絶対に妥協しない事が裏目にでて、演劇まで漕ぎ着けてもどうしても最後の称号が『ドリームブレイカー』になる。
レイヴン・リンクス・ミグラントの大方
融通の利かない冗談が苦手なリアリスト。大概の連中はまともな演技ができず、できたとしても同業者を2り以上起用すると用意された変身セットを使用せず、武装もタクティカルナイフと拳銃で目の前のいつ敵に回すかわからない同業者を隙を見て騙して悪いがする気満々になる。そのため、考えもなしに奴らを舞台に立たせると指導から本番まで悲惨なことになる。(称号『計 画 倒 れ』『ドリームブレイカー』)
ただ、傭兵でも融通が利く優秀な人材逹(ジャック・O、輝美先生など)や相性のいい人物を起用して安全な変身セットや武装を持たせてACを使ったド派手なアクション舞台を構成すれば、称号『全ては私のシナリオ通り』を高確率で入手可能。
ゲイヴン発覚済みの傭兵(ジャック・Oは例外)
子供にあんなものを見せて喜ぶか、変態が!! 大人でもトラウマになりかねない存在である彼らを誘うのは大変危険な行為である。
レイヴンだけで舞台構成する予定でもこいつらの存在には注意。一人でも紛れ込むと他のレイヴン(♂)を襲ってまたそいつもゲイヴンと発覚すると言う最悪のパターンにもなりかねない。
ただし、HORCA旅団長で演技に長け、普段は結構まともなジャック・Oを起用してると彼の指導の下でまともに演技をしてくれるようになる。
スペカ「あなをほる」所持者の大方
ゲイヴン同様安易に起用してはいけない(戒め)。しかも彼らの場合、新日暮里から自重しない助っ人(青ツナギのいい男とか)を勝手に呼んでくるので男性陣の貞操がマッハである。
だまを
ドMッドスパイクの効果のおかげで、ダメージが通らない。通りにくい。さらに、叩かれて喜ぶ姿は子供達になんて『見せられないよ!』。ということで、悪役にするのは取り敢えずやめた方が良いです。
また、彼女と一緒にブロントさん、汚い忍者を起用すると、彼女が演技指導すると何度も言い出し、合計⑨回きっちり断らなければたちまち「忍ブロ劇場」になってしまう。(称号『ホワイトハウスの回し者』)
大統領
引き入れた瞬間、謎の山脈を活用して、ブロントさんと汚い忍者が無理やり加入させられる。さらに、暗転キンクリして「忍ブロ劇場」が万全の状態で行われてしまう。(称号『ホワイトハウスの回し者』)
だまをにも言えることだが、年端もいかぬ少年少女に濃ゆい同性愛を教えるというのは流石に勘弁してくだしあ;;
紳士学園関係者
悪役として誘った時は、海賊やモヒカンのコスプレで戦闘員役をノリノリで演じてくれる。バイオレンスに注意。
その他の役に回すと、実力はあるのだが斜め上な行動を取りがち。
派手にぶっ壊す大道具に予算の大半を突っ込んだり、ヒーローの武器のスペック解説が長すぎたり、敵味方がひたすらルピナスの花を奪い合ったり、悪役幹部が両手両足を切り落とされても平気で減らず口を叩いたり、突然スポンサー契約をしてるわけでもない肉の缶詰を称える歌を合唱したりといった奇行を抑えきれなかった場合、まさかのときの「スペイン宗教裁判」が始まってしまうようなそうでないような。

報酬/称号

そもそも必要な人数が集まらなかった場合
  • 言うまでも無く最悪のパターン。皆からボロクソに貶されたうえ人気関係のパラメータがすっごい下がる。
    • 称号「計 画 倒 れ」
劇が途中で中断された場合
  • 役者の負傷・ドタキャン、会場の崩壊
    最悪のパターンその2。開演までこぎつけた上での失敗であり、スタッフには同情されるが観客側からは大ブーイング。
    PCの話術が低いと賠償金まで支払わされることに……
    • 称号「金返せ」
配役があまりにも宜しくない場合
  • ひどい失笑モノ
    シリアルってレベルじゃない。大人は苦笑するにしても、子供達はただただ呆れかえるばかり。
    見たいなんて変わり者は、出来るだけ互いに関係性の薄い暴走しやすそうなキャラを入れて、大げさに演技するよう指導するとほぼ100%やってしまうだろう。
    • 称号「ハクレンジャイ」
  • あまりにもCERO違反
    子供には『見せられないよ!』な展開(暴力的な意味で)。そして救済も無い。どうしてこうなった。
    簡単に見たい人は、戦隊を作る際に一人だけ融通の利かない傭兵を起用しましょう。多分最後にやらかしてくれます。
    勧善懲悪的な要素の方が強い場合はこの限りではないが。
    • 称号「ドリームブレイカー」
  • 崖下極まりない
    子供には『見せられないよ!』な展開(性的な意味で)。崖下しか食いつかないぞこんなもの!
    見たいなんていうモノ好きは崖下紳士と女性キャラを入れておけば「ヒャア我慢できねぇ!」となること間違いなし。子供には見せたくないが。
    • 称号「ピンク色のレイト・ショー」
  • どう見ても鬱展開
    子供には『見せられないよ!』な展開(鬱的な意味で)。こんな芝居に誰がした?
    見たい人は優柔不断属性持ちの男キャラ1りと女キャラ2り以上を起用。あんまりハマリ役すぎると下記の「悲しみの向こうへ」になってしまう。そういう意味ではハマリすぎないほうがまだマシか?
    勧善懲悪的な要素の方が強い場合はこの限りではないが。
    • 称号「みんなのトラウマ」
  • ゲイヴンが一人でも紛れ込んでいる場合
    説明不要
    • 称号「バアッーテックス」
  • 演目が「忍ブロ劇場」の場合
    子供達の性癖に多大な悪影響を与え父兄激怒、さらにブロントさんと汚い忍者からの友好度が最低値まで落ちる。
    PCが上記二人のどちらかだった場合は強制バッドエンド。
    • 称号「ホワイトハウスの回し者」
配役が良い場合
  • ちびっ子に夢を与えたことで、周囲の好感度が上がる
    • 称号「ヒーローメイカ―」
       
      内容の方向性によってどれかがついてくる
  • 観客に笑顔を届けたことで、周囲の好感度が上がる
    • 称号「ネ実新喜劇」
  • 観客に熱さを届けたことで、周囲の好感度が上がる
    • 称号「炎の監督」
  • 観客に感動を与えたことで、周囲の好感度が上がる
    • 称号「目から弾幕」
配役がとてもハマっている場合
  • 完璧なヒーロー劇を完遂した
    その役、裏方に合った人をしっかり起用し、多くのちびっ子達のハートを掴んだ。
    子供キャラ全般の好感度がかなり上昇。それ以外の人の好感度もそれなりに上昇する。
    • 称号「ファンタスティックショー」
       
      内容の方向性によってどれかがついてくる
  • 会場を喜劇で笑いの渦にしたことで、周囲の好感度が大きく上がる
    • 称号「コイツが放った名舞台」
  • 会場を熱血で燃え上がらせたことで、周囲の好感度が大きく上がる
    • 称号「豪火の名監督」
  • 会場を感動の涙の海にしたことで、周囲の好感度が大きく上がる
    • 称号「涙腺ブレイカー」
  • 完璧な武装で目標を駆逐した
    多大な戦禍を出しながらも、勧善懲悪は果たされた。
    • 称号「ソレスタルビーイング」(ガンダム系)
    • 称号「全ては私のシナリオ通り」(AC系)
    • 称号「ルナティックシューター」(東方系)
  • 配役はハマっているが情操教育上よろしくない場合
    • 称号「世紀末劇場」(暴力方向)
    • 称号「崖下テレビ」(紳士的方向)
    • 称号「悲しみの向こうへ」(鬱方向)
    • 称号「スペイン宗教裁判」(紳士学園的喜劇方向)
    • 称号「勝てばいい、それが全てだ」(ヒキョウな奴がヒーローを務める。善悪の知恵比べ・頭脳戦ないし心理戦的な場合はこの限りでは無い)
  • 特定の三人で組んだ場合
    • 称号「ヒーロー戦記」(スパロボの特定キャラ+α)