イベント/罪の街の水先案内人

Last-modified: 2020-01-11 (土) 21:21:04

シナリオ/世界移動シナリオ-シン・シティ編のイベント。
ようこそ、この罪の街に。ろくでなしの楽園にの翌日に発生


マーガトロイド・ファミリーのドン、アリス・マーガトロイドは自分の部下がDRAKのろくでなしと新参者に殺られたという報告を聞き、激怒した。
「ああ、何たる屈辱! 我がファミリーがどこの馬の骨ともわからない新参者にまで舐められるなんて…」
報告に来たのは組織の相談役、鬼人正邪だった。
「それで、これからどうするつもりなんだい? ドン・アリス?」
「決まってるわ! あの新参者に落とし前を付けるの! ソルジャー達は居るかしら?」
「生憎だがな、アイツらは他の奴らとのシマ争いに行ってるぜ」
「あの役立たずな下僕共! 肝心な時にいないなんて!」
怒るアリスをなだめるように正邪が申し出る。
「じゃあ、私が新参者を血祭りにあげてやるか?」
「ふ、ふん! あなたはとても口が悪いけどアイツらと違って少しは役に立つみたいだから、特別に部下を率いる権限をやるわ! わかったら部下を率いてさっさと新参者を締め上げなさい!」
アリスへの忠誠を示し、任務に出撃する正邪であったが、その裏ではアリスへのリスペクトは全く無く、組織を見限る機会をうかがっていたのだった…
(やれやれ、ここらでこの組織を見限るか… 沈む船に乗り続ける気は無いね。それに、その新参者とやらがどのような奴か気になるしな…)


主人公が街を歩いていると、3人のチンピラに絡まれた。
「おい、貴様… ここは泣く子も黙るマーガトロイド・ファミリーのシマだ!」
マーガトロイド・ファミリー?俺のログには何も無いな。
「知らねぇとは言わせねぇぜ。俺らのかわいい子分を殺しやがったのは貴様だな!?」
ああ、アイツか。ただの貧弱一般チンピラかと思ったらお前らの仲間だったか。この俺が『腕試し』に叩きのめしてやった。
「やはり貴様か!こうなりゃ… 俺達が貴様に落とし前を付けてやるぜ」
お前ら貧弱一般人じゃ俺に勝てないのは確定的に明らか。死にたくないなら今すぐ帰るべきそうすべき
「舐めた口をききやがって! 野郎、ぶっ殺してやらぁ!!!」

 
  • 待ち構えていたチンピラ達と戦闘
    チンピラ3体と戦う。
    前回のイベント戦の相手が3人になっただけ。
    1人で複数の敵を相手取る状況であり、油断するとあっという間にプリケツ晒す羽目になる。
    • チンピラを抹殺
      待ち構えていたチンピラ達を始末すると、高所から新たな悪党が下りてきた。
      「おめでとう。まさか私がけしかけたチンピラの洗礼を生き抜くとはな…」
      新手の悪党に武器を向ける主人公。しかし彼女は両手を上げて降参の意思を見せていた。
      「まあ待て。降参だ、降参。こっちに戦う意思なんてないし、お前の力を存分に見せてもらったぜ。」
      お前は誰だ?
      の街の水先案内人、鬼人正邪さ。さて、こっちが自己紹介したんだ。お前も名前を名乗るべきだろ?」
      俺は(主人公名)だ。
      「あんたもこの町に来たという事は… 町の『トップ』を目指しに来たのかい?」
      ああ、己の全てを試そうと思ってこの町に来た。
      「へぇ… さっきの戦いを見るに相応の実力もあるし、面白そうな奴だな、気に入った」
      罪の街の水先案内人を名乗る悪党、鬼人正邪は彼女自身はトップに立つ器ではない事、そして主人公を助けるだけの力を持っていると主張する。
      「今は訳あってお前に付いていけないが、その時が来たら必ず力を貸してやる。あばよ!」
      そう言うと、正邪は再び町の闇の中へと去って行くのだった…

町の闇の中で正邪はニヤリと笑う。
(あれが新参者か… ちょうどいい。マーガトロイド・ファミリーも長く持たないだろうし、ファミリーが潰れ次第アイツに付いていくぜ)
その笑みは、ある1つのファミリーの終焉と新たな悪党の野望の始まりが近づいている事を意味していた…

 

このイベント終了後しばらく時間が経過するか、マーガトロイド・ファミリーを主人公自身の手で壊滅させると鬼人正邪が自動的に主人公の仲間になる。
彼女はこのシナリオの特殊システムを解説してくれるほか、情報収集や戦闘もこなせる。ただし、本職には及ばないので過信は禁物。