キャラ攻略/フランドール・スカーレット

Last-modified: 2012-10-25 (木) 02:25:38


ルート概要

レミリアの妹、フランドール・スカーレットの攻略。
現代では昂る衝動のまま遊びまわっているフランだが、未来の彼女は周囲への閉塞感から自らの心を閉ざしていた。
屋敷の暗い一室、一人佇む少女に手を差し伸べられるのはPCであるあなただけだ。

出現条件

1週目では出現しないいわゆる隠しキャラ。
2週目以降、レミリアと一緒にファイナル幼稚園に稀にPOPするようになる。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • フレリスの条件は、未来に行くまでにフランと「10回以上」ひたすら遊び倒して、好感度を一定以上にまで上げること。
    条件を満たせばイベントが発生し、フランとフレリス登録できるようになる。
    初期ジョブは暗黒騎士/忍者だが、幼稚園児という関係上、レベルキャップが20しかない。敵として戦うと滅茶苦茶強いんですけどね
    本格的に戦力として扱えるようになるには10年後の未来、関連イベントをクリアしなくてはならない。

ルート攻略

フランルートはレミリア√の前半から派生する。
つまり、最初の内はレミリア√から進めることになる。
またGOODEND以上を狙うには予め現代でフランとフレリス登録を済ませていなくてはいけない。
現代でレミリアの好感度を最大値にまで上げ、その上でフランをひたすら構い倒さなくてはいけないのだ。
このため、NOMALENDならそれほどでもないがGOOD以上を狙うとなると難しめ。
また、フラン√は避けられない戦闘(主にフランドールとの戦闘がメイン)が結構あるので、√突入までにレベリングを励むことも忘れずに。

序盤

序盤までの展開をレミリア√と共有しているので、詳細はこちらを参照のこと。

 

取り敢えずここではフラン√攻略のポイントや背景について少々触れることとする。

  • 攻略におけるおすすめのキャラ
    フランルートにおいて攻略しやすいキャラはブロントさん、リューサンの2り。
    • ブロントさん
      ブロントさんはご存じのとおり頭がヒットしやすいが、現代・未来共にどういう訳かフランに好かれやすい傾向にある。
      よってGOOD以上のENDを比較的狙いやすい。ブロントさんは体力もかなりあるので、フランとの「おあそび」での疲れも多少は気にならにい。貯まるストレスの対処と十分なレベリングさえできれば憂いはないだろう。
    • リューサン
      リューサンは広大さがハンパないので、フランと話してもあまりストレスを受けにくい。スポーツマン故体力には自信もある。フレリス登録とルートに入る為に姉妹の好感度についてひたすら力を注ぐだけ。まさに初心者向けPCの名は伊達ではない。
      内藤もストレスこそ溜まらないが、いくら好かれても異性としての恋愛感情を向けられにくい。フランの精神状態が安定していると、時には内藤の行動に引くことすら…
       
  • 彼女との付き合い方について
    まず、フランと接触可能な時点で最初にやることは彼女の話を聞くことだが…
    最初の内は会話が成立しにくい。というかどのPCでもファーストコンタクトでは紆余曲折の結果、彼女と戦闘することになる。
    ブロントさんなど、沸点が低いキャラはすぐにストレスがたまりやすいので、レミリアと同じく定期的な息抜きを。
    好感度については、現代で一回でも遊んであげれば「昔遊んでくれたお兄さん」ということで懐いてくる。ぶっちゅけこの√に入っている時点で条件は満たしているだろうから、初期好感度は初めから高水準と考えてもらって構わない。
    構ってくれる内にはどんどんあがるので、嫌われてしまう行動や発言をしなければ、好感度について一切気にする必要はない。
    初期好感度が高ければ話の最中にいきなり抱きついてきたり、こちらをドキドキさせるような行動を突然とってくることがある。
    ストレスが減るし、テンションもあがるので、話のイライラを相殺するのに一役買ってくれるだろう。
     
    問題は話の中で時たまねだってくる「おあそび」。
    …要するに、フランとのタイマン勝負である。
    勝敗に関わらず、体力がバトルでマッハになるのは確定的に明らか。彼女との付き合いは常に栄養ドリンクをお供に。
    また一度でも「おあそび」でフランを打ち負かせば話しかける際の選択肢に「おあそびに付き合う」が追加され、いつでも彼女と戦えるようになる。
    一応、入手できる経験値や資金は中々高い。戦う相手がいない時でのレベリングの相手に最適か?
     
  • フランは陰陽鉄学園に行っているのか?
    答えはノーである。
    最初の内は引きこもっており、外出についてはテコでも動かない。(ちなみにレミリアとは違うクラス)
    咲夜やパチュリーの話によると、レミリアとフランの両親が健在の内は普通に通っていた。
    レミリアが家業を継ぎ、家族との時間が減った事、陰陽鉄学園でクラスメイトと確執のような事が起こった事を境に、登校、外出する事を拒否、引きこもるうちに溜めこんだストレスを「モノを壊す」という形で周囲に発散するようになったという。
    また、幼稚園の頃は活発でさでずむの気があったフランも中学生の頃は打って変わって内気な少女であったということも分かる。
    …一体、彼女に何があったのだろうか?

中盤

ここまででPCへの好感度がフラン>レミリアだとフラン√に突入。
フラン√に入った日の夜、レミリアからフランの様子について訊ねられる。
どうやらフランのことを気にかけているようだが、「本人に直接聞かないのか?」と聞き返すと、
「あの子は私を嫌っているから」と乾いた笑みを浮かべる。
「あの子、どう言う訳かあなたには懐いているから…私、あなたに嫉妬しているのかもね」

 

その後、フランとの会話で「姉の事をどう思っているのか?」と聞くと、
「お姉様は私の事を嫌っているから」とこれまたデジャブ発言。
どうやらこの姉妹、「自分は妹/姉に嫌われている」と思っているようだが…
…おまえら、それでいいのか?俺は…嫌だね。

 

PCは姉妹の仲をどうにかすることを決意する。

フランちゃん脱HIKIKOMORI計画・序

まず、部屋に閉じこもるフランをどうにかさせなくては…
フランを引っ張り出すには

 

周囲に対するフランの心を開かせる。
不登校に走る直前、学園であったという確執の詳細を突き止める。

 

以上の条件を満たす必要がある。
一番目の条件クリアで部屋の外、
プラス二番目の条件をクリアすることで屋敷の外に外出できるようになる。
不満を溜めこんで破壊衝動として吐きだすフランだが、パチュリー曰く「少々情緒不安定で感情表現が不器用だけ。本来は内気な性格」だという。
鈴仙がPTに入れば「一見狂っているようにも見えるが、ポーズにすぎない」と評する。
実際幼稚園時の振舞いも小等部にあがって暫くして落ち着き、中等部になる頃にはすっかり内気な少女になってしまっていた。
両親との死別によるショック、唯一の肉親である姉も仕事に忙しく、自分に対しても振り向いてくれない。
そして決定的となったのは「学園生活が苦痛になってしまった」事。引きこもる直前、フランは学友との間で確執があったという。
様々な事情で精神がまいっている状態で、もしクラスメイトや友人にきつい言葉を吐きかけられたり、突き放されたりしたら?もし、自分が孤独を感じない、最後の拠り所が陰陽鉄学園だったとしたら?
結果、心を閉ざして、その裡に溜まった負の感情が今の気が触れたようなフランを形造っているのではないだろうか?

 

妄想に過ぎないが…
どのみち、ギスギスした姉妹仲もそうだが、これ以上痛々しい彼女を見たくはない。
結果、PCは行動を起こすことになる。

 

まずは話し合おう

フランが心を閉ざしたのは疎遠からくる絶望が襲い、更に溜まったネガと情緒不安定が合わさったもの。
PCに対しては無邪気に振舞っているが、それ以外に対してはどこかどうでもよさげ。PCに対しての態度も最初は「昔遊んでくれたから、少し相手してやろうか」という気まぐれが変じたものだったりする。PCの対応によってそこら辺は大きく変化するが。
…ここまで聞くと難しそうに思えるが、やることは結構シンプル。

 

レミリアとフランぶつけて殴り合いなり話し合いなりさせればいい。
レミリアルート終盤の和解イベのようなものである。フランの引きこもりの一端も結局は些細なすれ違いなのだ、本心をぶつけ合えば解決する。
PCへの好感度が著しく高ければ、フランはPCの頼みをある程度聞いてくれる。最初こそ姉との対話を渋るが、レミリア/フランルートの序盤、レミリアの話も並行して聞いていれば、彼女がフランを疎遠にしてしまった理由がわかっているのでそれを材料に取り付けられる筈だ。

 

フランは主人公とともに夕食に参加。驚きに目を丸くする一行、そしてフランが口を開き、和解イベが発生する。
(最初に話を切り出し、進めるのがフランという点以外はレミリアルートの場合とあまり変わらないので詳細については割愛させていただく)

 

このイベントを境にレミリアとフランの関係が軟化、暇が許す限りレミリアはフランに構ってくれるし、フランの狂気的な発言と破壊衝動もその日を境に徐々に引いていく。
最も、屋敷の外や学園に行くことには未だ抵抗があり、その理由についても話してくれようとはしない。
これについては自力で解き明かすことになる。

 

で、『確執』ってどうすればいいのさ?

取り敢えず聞き込みに走ろう。
陰陽鉄学園に行ってフランのついて聞いて回る。PCは未来の陰陽鉄学園の学生ではないが、警備員の人たちには「タイムマシンの修復具合を見に来た」など捏造でもいいので事情を話せば引き留められても通してくれる。
情報通のてゐやまとめ役のチルノに事情を話してくれれば、彼女達も協力してくれる。(てゐは対価を要求してくるが…まあその分、成果は必ず出る)
そして、不登校になる前日、フランがある女子生徒と言い争っていたという情報を見つければ話の段階は次に進む。

 

その女子生徒はフランのクラスメイトだという。
女子生徒にフランについて聞いた途端、少女は猛烈な勢いでPCに食いついてきた。
「ふ、フランさんは…今、ど、どうしてます!?」
落ち付きたまえ^^と言い聞かせても「わ、私、フランさんにひどいこと…」の一点張り。
半泣きに成りながら尋ねる少女に、PCは知っていることを話す。
それを聞き終えた少女はその場に泣き崩れる。
なんでも当時、母が病に倒れ、その治療費で常に家計に困っていたということ、そのため裕福な家庭にいたフランに思うところがあったということ。

 

「『いいよね。お金がたくさんあって』…あの日、私、フランさんに嫌味を言ってしまったんです」
あの時は困窮によって精神的余裕が全くなかった。その発言はその鬱憤からくる弾みだった。
いけない、そう思ってすぐに謝ろうとも思った。

 

『…お金なんて、あってもいいことなんてない。コインがいくらたくさんあっても…なんにも…』

 

暗く、ぼんやりした表情で呟いたその言葉を聞くまでは。
「カッとなって、ひどいこと…一杯、一杯言っちゃって…!
だから、フランさんが、学校にこなくなったのは、私のせいだって…!」

 

それ以上は言わずとも、わかった。
後に知った事だが、フランドールは自身の家庭事情についてについて、明言は一切してはいなかった。
両親が亡くなり、姉とは疎遠。スカーレット財閥のトップが死んだニュースは学校中で知れ渡ってはいたが、フランやレミリアがその忘れ形見であることを知る者は然程多くはなかった。
学校にいる間は気が休まったが、それでも鬱屈した感情が常に心を追い詰めていた。
普段からぼんやりすることが多かったが、その日はとくに虚ろな形相だったという。
きっと、その言葉も反射的に洩れたものだったのだろう。そして、怒った少女の言動がフランを追い詰めてしまった。
…少女をフランと会わせ、一度話し合わせてあげよう。
少女はフランに心から謝罪、フランは彼女を赦し、居場所がなくなった訳ではないと安堵したフランはHIKIKOMORIへの卒業を決意する。

 

「お願いがあるの。…勉強、教えてくれる? パチェも一緒に。」

終盤

最後の一ヵ月。12月に入るとにとりの報告が入り、タイムマシンが今月の24日前には修復完了するという。
「現代への帰還はクリスマスの直前になるかな。」
にとりは最後にこう締めくくる。

 

「それまでに、後悔のない様にね?」
…タイムリミットはもうすぐそこまで迫っている。

 

中盤でフランが脱HIKIKOMORI、尚且つ現代でフレリス登録を済ませていると、にとりの報告の後、フランが現れもう一度フレリスを登録しないかと言われる。
ここで「未来のフランドール・スカーレット」とフレリス登録されることに。
実はこれがGOOD以上のENDを迎える為の必須フラグだったりする。
つまり、このイベントが発生するかしないかでPCの迎えるENDが大体決まることに。
TRUE・GOOD以外が確定だと12月中は何事も起こらず、クリスマス前までフラン達と残された時間を過ごすことになる。

タイムマシン起動

12月24日に強制発動する現代への帰還イベント。
条件を満たしていないとこのまま帰還、NOMALEND、もしくはDEADENDになるが、
TRUE・GOODEND確定時に、フランのPCへの対応が大きく変化。
「未来に留まる」か「現代に帰る」の選択肢が出現する。
前者を選択することで、TRUEEND、後者を選択することで別れを惜しみつつある約束を交わして現代に帰還。GOODENDに入る。

関連イベント一覧

始業式/入学式

レミリアと違い、始業式の日にはファイナル幼稚園に姿を見せない。
未来でも時期が時期なので、PCがそれを見る機会はないだろう

デート

序盤から中盤にかけて引きこもっているので、引っ張り出さないことにはとてもデートにならない。
好みの場所は余り騒がしくないところなのだが、遊園地などの娯楽施設は例外。
遊園地に来た日には、眼を輝かせてPCを引っ張り回す。そして現代と変わらず体力が相変わらずものすごい。フラフラになって倒れないように。

夏休み

滞在期間は10月~12月なので未来でのフランの水着姿は存在しない。
…と思ったか?あるよ!
レミリア√と同じく、現代の彼女の水着姿を見たことがあり、NOMAL以上のENDを迎えると、成長したフランの水着CGをオプションから閲覧可能に。
麦わら帽子と白ワンピース水着装備で、姉とは好対照にアクティブな動きを見せてくれる。

文化祭

HIKIKOMORIから脱却していればクラスの出し物に参加するフランの姿を見ることができる。
事前に相談を受けるので、その時の応対によって出し物が変化する。
お化け屋敷の場合は、八頭身ミミックやら小さなスケルトンの大群とか回転する六連装チェーンソーを装備したフランが怖がらせてくる。もう怖いとかそういうレベルじゃぬぇ。
喫茶店の場合はメイド服を装備したフランが主人公を応対してくれる。

 

また、自由時間帯にフランと一緒にレミリアのクラスに行くと姉妹による和やかな漫才風景が見られる。

遠足

現代でのイベント。
その有り余った元気を発散できる場所を好む。基本的に博物館だとか、見て楽しむ施設には関心が薄い。
やたらとパワフリャなので周囲を置いてけぼりに我が道を行く。必死に追いかけて、バテるレミリアがなんとも意地ましい。また、故に迷子になりやすいので、襤褸雑巾になったとしても絶対に離さないように。

期末テスト

学校に行っていなかったので、その分空いたブランクを埋める必要がある。
基本的にパチュリーが家庭教師役を務めるが、PCの学力が「優秀」以上なら交代制で、フランに勉強を教えることができる。
頭を悩ませながら勉強に必死に取り組む姿が大変いじましい。
たとえ学力が「優秀」以下だったとしても紅茶など差し入れたり、直接力にはなれなくても、できることはたくさんある。出来る限り力になってあげよう。フラン自身もそれに絶対応えてくれるだろうから。

冬休み

雪が降っていると、はしゃいで雪だるまを作ったりしている。雪合戦したりと、一緒に遊んであげよう。

クリスマス

レミリアとフラン、両方のTUREENDを見たことがあり、帰還イベントの際に「未来に留まる」を選択すると、EDを迎える前に追加シーンとしてクリスマスを迎えられるようになる。
クリスマスに起きる流れはレミリア√と同じだが、ダンスパーティのパートナーはフランで固定。
パーティ後半では夜のバルコニーにて二人っきりで会話したりと差異があり、また2828成分も多め。

年末年始

レミリア√と共通で、オプションからスカーレット家の正月の一日をプレイ可能。
正月の一日を体験するミニイベントである。
年越し蕎麦を啜り、新年を迎えたらみんなと一緒に初詣に行こう。
行く神社は博麗神社でも守矢神社でも構わないが、姉妹達はいつも博麗神社の方に行ってるんだとか。

バレンタインデー

現代では、好感度が高ければ蜂蜜たっぷりのアップルパイをプレゼントしてくれる。
咲夜らから手伝って貰っての手作りの様で、少々不格好だが美味しい。
レミリアの好感度が高ければ彼女からも貰える。

ホワイトデー

甘ーいのが大好きなので、特に甘いスィーツをプレゼントするのが吉。
バレンタインの時、事前に「蜂蜜をかけた林檎のデザート」などリクエストをするので該当するプレゼントを贈ってあげれば好感度が特に上昇する。出来に関しては素直に批評してくるが。
それ以外をあげても、やや不機嫌にはなるもののすぐに喜ぶ。
ただし現代では好感度を上げるのが重要になってくるのでリクエストには積極的に応えるべきそうすべき

エンディング一覧

キャラ攻略/フランドール・スカーレット/エンディング

コメント

  • GOOD追加。ひどい展開になってしまったきががが -- 2011-05-18 (水) 22:07:19
  • TURE追加 -- 2011-05-19 (木) 21:24:43
  • DEAD追加 -- 2011-05-19 (木) 22:36:06