ルート概要
「せーんぱいっ♪」
オルタナティブスクール!版のフランドール・スカーレットの攻略。
ある可能性における悪魔の妹は、蠱惑的な態度であなたを惑わす後輩だった?!
彼女が妖しく仕掛ける恋の迷路。その出口にあなたは果たして辿り着けるだろうか――。
出現条件
AS導入時点で最初から登場済み。
ただし自発的に絡んでも興味がなさそうに振る舞われる。
興味を持たれるには、レミリアを含めた幼稚園組、咲夜、パチュリー、美鈴からの好感度の累計が120以上必要。
好感度の引き継ぎを駆使すれば、最初から興味を持たれたままスタートすることも可能。
出自に「インファント」を選んだ場合でも、最初からフランドール側がコンタクトを取るが、初対面ではないが面識の薄い扱いとなる(フレリスを登録していない)。
フレリスト登録条件(戦闘参加)
興味を持たれた時点で可能。引き継ぎなどの補正を加味しない場合、初期好感度は20前後。
詳細はフランドールのキャラクター解説に任せるが、ハマれば凄絶な火力を叩きだすアタッカーなので即戦力と成り得る。
ルート攻略
親密度を引き継いでいない前提で解説する。
AS版キャラ全般に言えることだが、周回を前提としたステータスを要求される。
興味を持たれたあとも、ステータスのチェックが定期的に入り、戦闘関連のステータスと格好よさを高いレベルでまとめねば、余程好感度が高くない限り「……違ったかなー? あ、何でもありません」の一言と共にフラグが折れてしまう。フラグが折れると先輩が○○○○先輩呼びになるのでわかりやすい。
序盤
「うふふっ。そう言うと思いました」「けど」「ね――hai!って言ってください、先輩?」
- 興味を持たれると、放課後に目の前に現れて「仲良くしましょ、先輩?」と交友を求められる(選んだ出自などで話し出しの内容や経緯は変化するが仔細は省略)。
断ってもhai!と言うまで妖艶な態度で迫られる。
フレリス登録だけならデメリットはないので、ここは素直に頷いてあげるべきそうするべき。
- PTに入っていない時のフランドールは、チェシャ猫のようにいきなり現れては、明るく叙情的にPCを揶揄うことが多い。
これらの一連の動きは定番のムーブになっているが、最初の頃はPCを戸惑わせるため、好感度の上がる会話を採るには広大さがある程度必要。- 優等生ながら小悪魔的な後輩ムーブから、さぞかし異性にモテるのだろうと思いきや、幼稚園の頃の同期と紅魔館の面々、霊夢や魔理沙などをのぞいてフランドールは微妙に遠巻きにされている*1。
それにフランドールも表面的は笑っているが、彼女たち以外の相手とはそこまで楽しくなさそうにしている。 - なお、幼稚園組は同期で定期的に女子会を開いており、フランドールも付き合いから参加することがあるようだ。親密度が高ければPCも付き添いできる。
- 優等生ながら小悪魔的な後輩ムーブから、さぞかし異性にモテるのだろうと思いきや、幼稚園の頃の同期と紅魔館の面々、霊夢や魔理沙などをのぞいてフランドールは微妙に遠巻きにされている*1。
- 前述したステータスのチェックは月の終わりごとに発生する。チェックは3回発生するので、攻略√の発生は最短で8月になる。
好感度が30以上なら、デートに誘っても受諾してくれる。PTに入れて戦闘でガンガン勝利すればレベリングと共にあっという間だ。
フランドールは「自分の能力と"発散"に付き合える人がほしい」と考えているため、戦闘での親密度の上り幅が高い傾向にある。- なお、このことはデートの際に「力を持て余しているので、解消できる機会がほしい」という風に説明される。
- ステータスチェックの期間を終え、好感度が60以上になると「先輩、私とおつきあいしませんか?」とお試しにと誘われる。
はや√確定かと思われるだろうが、TRUEEND狙いならここで必ず断ること。
断ると「振られちゃった~」と驚きと共に苦笑するも「気が向いたら、その時はおつきあいしてくださいね? 先輩♪」と妖艶に微笑み、TRUEフラグが立つ。
フラグの条件が引っ掛け問題のようだが、選択肢の直前に(よく考えた方がよさそうだ)というモノローグが警告のように表示される。- 好感度60まではデートを利用するのがよい。遊園地や水族館などがオススメ。
家族連れの入園者を見てアンニュイな表情を見せるフランドールの一幕が挟まり、TRUEフラグが立つ。
- 好感度60まではデートを利用するのがよい。遊園地や水族館などがオススメ。
- ただし、この後も何回か「おつきあい」を提案してくるが、これらも断るとフランはPCは自分にそういった感情がないと本能的に理解してフラグが折れてしまう。次の提案には乗ってあげること。
だが、攻略するつもりがないならここでハッキリさせておくとよいだろう。
中盤
「私、子供の頃はとっても病弱だったの」
- GOOD未満ならここまでとなる。
- フランドールと付き合うことになると、彼女は表面的だが胸襟を開くようになる。ちなみにレミリアを始めにファイナル幼稚園の同期は驚いたリアクションを見せる。
反応はPCや出自によってまちまちだが、出自「インファント」だと「あの二人、そんなに仲良かったんだ……」と不思議そうに首を傾げる。レミリアは一瞬絶句するが「まあ、何時もの気紛れでしょ……」と取り繕う。
どうあれもみくちゃにされて、楽しそうに振り回されるフランドールの珍しい姿が見える。- チルノたちに話しかけると、掴みどころのないフランドールを心配していた旨を説明され、フランドールのことをお願いされる。
また、ここでてゐと会話すると、その後の展開のヒントを貰える。
「うんと優しくして甘やかすのも間違いじゃないウサ」
「けど、フランって結構拗らせてるから、案外それだけじゃ満足しないんじゃない?」
「どうすればいいかって? ん~……彼氏の懐の広さ次第じゃなーい?」
- チルノたちに話しかけると、掴みどころのないフランドールを心配していた旨を説明され、フランドールのことをお願いされる。
- この時点でフランドールの態度に湿度の高さが入り混じり、愛くるしく普段以上にPCを振り回すようになる。墨樽とかはめっちゃキツい。体力を鍛えよ!
デートも"解消"をこなしながらになるのだが、ある程度強い敵を倒さないとフランドールは満足しない。
LVは最低でも75は欲しい。限界クエストをクリアしていないならばマートをしばき倒すこと。 - そしてTRUEフラグを満たしていると、デートの場所に校内を指定してくる。先輩を本格的に困らせてきた……。
『蒼褪めた彼女』
- 中盤以降、紳士学園の生徒を撃破すると発生。紳士学園の復讐のフラグを上書きする形で発生。
紳士学園の生徒はデートの最中に積極的に粘着してくるので、"解消"がてらに条件をクリアしてしまうといい。
紳士学園の復讐の話の流れの通りにフランドールが誘拐されるのだが……
脅迫状に従って廃工場にたどり着いたPC。
フランドールの身柄を盾に、紳士学園の生徒たちが人質作戦に出た瞬間――フランドールを拘束していた生徒がいきなり倒れ出す。
驚愕する周囲をよそに、瞬き一つで拘束を破壊しながらフランドールは憂鬱な溜息を零した。
「先輩にカッコ悪いところ見せちゃった。――あなたたち、絶対許さないんだから」
地面を蹴ってPCと背中合わせになると、襲い掛かる紳士学園の生徒たちをPCと共に薙ぎ払ってゆく。
……連絡を受けたファイナル幼稚園OBたちが血相を変えて辿り着くころには、病院食を食べる羽目になった似非紳士たちがそこにいた。
降参の声を無視して紳士のひとりを掴み上げるフランドールだったが、PCたちの制止を受けてハッとした表情を浮かべると申し訳なさそうに謝る。
そして、掴み上げていた腕を握りしめながら意気消沈してしまったのだった。
「私、色んなものを"壊す"ことができるんです」
「いつもは自制してるのに、あの時は思わず頭がかッとなって……うふふ、らしくないですよね」
(そこまでやる必要なんてないと宥めた)「悪い人たちだけど、だからってそこまでやる必要はないですもんね。ありがとう、先輩」
(そんなことはないと宥めた)「先輩は優しいですね。けれど、あんまり甘やかすと私、ダメな後輩になっちゃいそう。うふふ♪」
この一幕を見ることで、TRUEフラグが立つ。
『ねえ、あなたはどうすればいいと思う?』
- 好感度80以上かつ、全てのTRUEフラグを満たした状態でデートすると、デートの終わり際にフランドールは「先輩になら、いいかな」と自分の生い立ちを話し出すようになる。
幼い頃のフランドールは10歳まで生きれるかわからないほどの虚弱体質であったということ。
そのせいで外に出ることができず部屋に閉じ込められるように暮らしていたこと。
ファイナル幼稚園に通ったことも数える程度しかなかったこと。
家族には愛されていたが同年代の友人には恵まれなかったこと。- 幸い、吸血鬼として成長したことで体は丈夫になったが、強力な力を持て余したままコミュニケーション能力に問題を抱えた少女になってしまったという。
「ビックリしました? 先輩」
「小等部で勉強したんだよ。おはなしの仕方とか、一杯」
「でも、イマイチみたいだった」
「みーんな、不自然に明るくて、ちょっとおかしい風に見えるんですって」
- 幸い、吸血鬼として成長したことで体は丈夫になったが、強力な力を持て余したままコミュニケーション能力に問題を抱えた少女になってしまったという。
- 普通に励ます、慰める場合は「うふふ。ありがとう、先輩♪」と明るく笑ってくれるがGOOD止まりとなる。
TRUEフラグを満たす場合は「ある程度突き放した選択肢」から「フランドールはフランドールだとフォローする選択肢」が正解。ふたつ目の選択肢には広大さか優しさが要求される。
続けて「私、困った後輩って自覚あるけど、それでもいいんですか?」という問いが出現するが、こちらは肯定、否定どちらでもOK。どちらにせよフランドールは「先輩らしいですね」と嬉しそうに笑う。
突き放したままだと、一瞬だけ悲しそうな表情を浮かべて苦笑。NORMAL未満へ派生する。
終盤
「――せーんぱいっ♪」
- 『ねえ、あなたはどうすればいいと思う?』でTRUEENDの条件を満たし、親密度が100の場合、『恋の迷路』が発生する。
フラグを満たした場合、イベントの前日に後ろからフランドールが声をかけながら首に腕を回す一幕が始まる。「先輩、先輩、せーんぱいっ」
明るい後輩はいつものように、あなたに甘い声で囁く。
「きいて、聞いて、聴いて。ね?
思い出してみたんだけどね~、今の今まで、先輩だけだったの!」
熱っぽく。
「私を、とびきり甘やかしてくれて」
堪えるように。
「私に、とびきり冷たくしてくれる人」
声を震わせながら……
「ね、先輩?」
「私、先輩を食べちゃいたいなぁ」
・・・
・・
・
「冗談でーす、ふふっ。怒らないでほしいな」
「でも――明日、デートしてくれませんか?」
「これは、冗談でもなく本気だよ?」
『恋の迷路』
一方的に愛情を注がれるのは、イヤ。だからって、突き放されるのは、イヤ。
私はそれを誤魔化すように明るく振る舞ってた。
不自然さが周りに伝わっているんでしょう。まるで気が触れているみたいだって。
気にしない人だっている。だけど、私は恐ろしかった。
幼稚園のみんなは、私に優しくしてくれる。お姉さまも、咲夜も、パチュリーも、美鈴も……私のことを案じてくれる。
――触れたら壊れちゃうのは、みんなの方なのに。
私はそれが途轍もなくおぞましい。
だけど――あなただけは。
デートの指定場所は校内――屋上だった。
既に待ち合わせ場所にいたフランドールは急にPCを押し倒す。
慌てるPCに、フランドールは謡うように呟く。
「……私、"壊して"しまったことがあるの。お姉さまと喧嘩して。病弱だったからって心配するお姉さまに反発して……お姉さまは吸血鬼だから、なんてことないって強がってたけど」
「あれから、お姉さまは探してる。自分から抜けてしまった"熱"を……楽しむ心を」
「あれから、私は探してるんです。こんな私を"マトモ"にしてくれる人を」
「でも……やっぱりだめなんです。私、迷惑な後輩だから――先輩を壊してしまいそう」
「先輩を、たべたい……先輩を……あじわいつくしたい。そんなことばかりが、頭の中で迷路みたいにぐるぐるしてて」
フランドールは、フランは泣きじゃくっていた。
泣きじゃくりながら、笑っていた。
「最初は……この人ならもしかして、って興味半分だったのに――
――恋って、ここまで誰かを狂わせちゃうんですね……」
雫をあなたの頬に落としながら、フランはいとおしそうに微笑む。
一世一代の大舞台の初台詞を、こっそりと告げるように。
「私に厳しくて、同じくらい優しい先輩」
「お願いがあるんです、聞いてくれますよね」
「私を……壊してしてください」
「この恋を――終わらせてください」
それは告白だった。どうしようもないくらい下手っぴな。
それは"逃げ"だった。どうしようもないくらい臆病な。
あなたは、ただ呟いた。
『――お前それでいいのか?』
あなたは、フランドールを抱きしめた。
フランドールは震えながらあなたの背中に手をまわした。
- 一時の気の迷いに襲われたフランと真っ向から向き合う。
選択肢を選ぶだけの簡単なやりとりだ。そして、いずれの選択肢も正解が出る。
散々振り回された後輩に鍛えられたあなたを壊れモノのように扱う浅はかさは愚かしい。
あなたはフランはフランなのであなたを破壊できないと真っ正面から論破する。
たったそれだけのイベントだ。
呆然としたフランにあなたは伝える。破壊したレミリアの"熱"も、俺が一緒に探してやると。
それがフランの恋人で――後輩の面倒を見るのが"先輩"なのだと。
笑いながらまた泣きじゃくるフランをこうしてあなたは完全論破したのだった。
『事実はさいなむ』
- 『恋の迷路』を終えると、レミリアから話を聞くことになる。
レミリアが以前フランと喧嘩をしたこと。その拍子にレミリアの心から"楽しみ"の一部を壊してしまったこと。
普段の余裕をかなぐり捨てて謝り倒すフランに、レミリアは思案したのち、人差し指をピンと立てた。
「そうね……考えてみたんだけど、だったらもう一回遊びましょう、フラン?」
「フランのせいで私の中の楽しみが壊れたなら、その事実も壊してしまえばよくない? できるでしょ、あなたなら」
絶句するフラン。ちのう指数が低すぎる無上の信頼に天を仰ぐPC。
「フランがこの世の終わりみたいな顔しながら、伴侶になる人間に連れてきただけで面白すぎる気がするけどね!」
――そういうレミリアの表情は若干引き攣っていた。
「というわけで、センパイも付き合いなさい? 妹が選んだ男がどれだけのものか試してあげるわ!」
- VS.禊をするために粘着してきたレミリア
PCに八つ当たりしたいだけですよね?
LV75以上は欲しいと前述したのはこのため。2りだけの戦闘だが、アタッカーはフランがいるので倒し切れないことはまずない。
余裕があればPCも盾役やサポートだけでなくマルチロールに立ち回るのもいいだろう。
1-2回行動で「ハートブレイク」「不夜城レッド」などお馴染みのスペルカードの他、槍WSを使用してくるがHPが半減するとラストスペルを織り交ぜながら攻撃が激しくなる。
勝っても負けてもイベントは進むが、勝てばご褒美がもらえるのでどうせなら勝利をもぎ取ってやろう。
結果として、レミリアもフランもPCもボロッボロだった。これでは勝ちも負けもあったもんじゃないというくらい。
だけど、ふとした拍子で誰かが笑いだす。レミリアか、フランか、PCか。
クスクスと笑いだすレミリアは、同じくらいボロボロのフランに悪戯っぽくウィンクする。
「壊せたんじゃない?」
「うん」
「なんか、もうめちゃくちゃ」
溜息を吐きながら、PCは苦笑いするのだった。
――お義姉さまのあの口ぶりでは、絶対婿入りなんだな、と。
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始業式/入学式
- 中等部なので接点は薄いが、周回開始の時点で興味を持たれる条件を満たしているか出自次第で顔を出す。
前触れもなく現れることもあれば、探さない限りさっぱり姿が見えないこともある。 - 要領がいいため、他のキャラクターのイベントと重複する場合は姿を見せない。
デート
- 場所はニーズからよほど逸れていなければ失敗はしない。何ならお墓デートでも承諾する。
だが、攻略√の過程においてTRUEENDのフラグをたてるためにも、水族館や遊園地などのレジャー施設にはぜひ立ち寄っておきたい。- PCがブロントさんの時の天子のように、デート中にPCに好意を持つ人物に邪魔をされた場合、フランドールが要領よく言いくるめてデートに巻き込む形で抱き込んでくれる。この場合、双方を思いやるように立ち回るのがベスト。
- TRUEフラグが立つとフランドール側からデート場所をリクエストするようになるが……よりによって学内をデート場所に指定することも。
他の職員や学生に見つからないように立ち回るスリリングなデートとなる。
可視化された視線を避けながら所定の位置まで移動するミニゲームが発生するのだが、なぜか雰囲気がMGS風。
夏休み
- 夏休みは紅魔館に引きこもって避暑に勤しんでいるが、陽が沈み始める頃合いでならお出かけに誘うことができる。
折角なのだから夏祭りデートもよいだろう。
なお、夏の野外学習は好感度が高い状態で誘わない限り参加しない。つまり自発的に参加することはない。吸血鬼だしね……。 - また、紅魔館に住んでいる主要キャラクターの親密度の累計が200以上だとお泊り会に誘われる。
ドキドキするシチュエーションだが、メイド長が背後で睨みを利かせてくるので不埒な真似はできない。
文化祭
- 所属する部活に準じた活動を行なう。
茶道部の場合は何故か煎茶である紅茶を煎ってる。文芸部なら会報誌に自作の推理小説やクイズを掲載が追加される。
美術部なら即興で画をかいており、部室に顔を出すとPCの似顔絵を描いてくれる。演劇部なら舞台に参加しており役柄を熱演している。- また、自由時間ならフランドールと文化祭デートができる。文化祭で粘着する無粋な輩はいないのでゆっくり学内を見て回ろう。
フランドールだけではなく、仲間と団体行動するのもいい。文化祭でしか見られない会話が発生するうえにクリア評価的にはそちらの方が美味しい。
- また、自由時間ならフランドールと文化祭デートができる。文化祭で粘着する無粋な輩はいないのでゆっくり学内を見て回ろう。
修学旅行
学年が違うので直接的な接点はない。
修学旅行の話を聞かせたり、お土産を渡すなどするといいだろう。
最初の1年のみフランドールも修学旅行に行くので、お互いよい話題作りになる。
期末テスト
- 最初の1年は中等部だが、優等生なのでPCの学力次第では先生役に成り得る。進級し、フランドールが高等部にあがった場合も同様。
逆にPCの学力が高ければ、フランドールからお願いされることも。- 読書を好む文学少女なので請われれば面白い小説や童話などを教えてもらえる。これらは学力以外のステータスの増強にも役立つ。
冬休み
- 夏休みよりはテンションが高い。雪の白色は赤がよく映えるからだとか。
クリスマス
- 恋人関係になっている場合のみ、クリスマスデートを打診される。是非とも快諾しよう。
紅魔館で開催されるクリスマスパーティーに参加するのもよい。- TRUEENDが確定していると、まるで貪るように激しく甘えてくる。一線は越えないので安心安全……
ちなみに甘やかしても喜ぶし、冷たくあしらっても喜ぶ。
- TRUEENDが確定していると、まるで貪るように激しく甘えてくる。一線は越えないので安心安全……
年末年始
- 年末は紅魔館が年越しパーティーでワイワイやっている……中、ちょっと離れた距離で楽しんでいる。
話しかけると「騒いでいるのを見ているのが楽しいからですよ、先輩?」と言われるが。- 『事実はさいなむ』クリア後は普通に姉妹仲良く相好を崩している。
もし去年にフランから「騒いでいるのを~」と言われた時、逆にフランを揶揄うことができる。
「うふふ。一緒に騒ぐのも楽しいって気づけたんですよ、先輩のおかげで♪」
- 『事実はさいなむ』クリア後は普通に姉妹仲良く相好を崩している。
- 年を越したあとは博麗神社へ家族たちと初詣に出かけている。晴れ着姿の妹様後輩を拝むならこの時だ。
バレンタインデー
- 好感度が40以上で義理チョコ、恋人関係にあれば本命チョコを手渡してくる。
TRUEEND確定だと、とろっとろに甘いチョコレートソースを籠めた、クランベリーソース付きのフォンダンショコラをくれる。
「せーんぱいっ♪ 後輩が先輩のためにチョコレート菓子を作ってあげましたっ。
ね、受け取ってくれる?」
瞳にハートが浮かんでて期待が凄まじいのだが、この時のフランは料理スキルが凄まじい勢いで上達している。
……頑張ったんですね。
ホワイトデー
- 本編と同じく甘いスィーツを好む。
グレードが低いお返しでも問題はないが、その場合は小悪魔系後輩にクスクス責められながら揶揄われるオプションがつく。
グレードが高いお返しなら素直に喜び、暫くご機嫌になる。- TRUEEND確定時のお返しには揶揄ってこないので、無理に張り合わなくていい。相当な料理スキルを要求される。どれだけ頑張ったんだよ……。
その上で最高品質のスィーツをお返しすると「……私、世界一幸せな後輩かもしれません」と情緒が限界になる。
- TRUEEND確定時のお返しには揶揄ってこないので、無理に張り合わなくていい。相当な料理スキルを要求される。どれだけ頑張ったんだよ……。
終業式/卒業式
- フランドール(AS)√における何らかのエンディングの達成条件を迎えた場合、卒業を迎えると同時にエンディングに到達する。
進級の時点でも条件を達成していれば、選択肢「やることをやり切った気がする……」を選ぶことですぐにエンディングまで移動できる。最速なら最初の1年で到達可能。 - 1年目の終業式を終えると、高等部に進学したフランドールが先輩にお祝いを冗談半分で求めてくる。
ちゃんとしたプレゼントを渡すと好感度がぐっと上がる。この時、珍しく余裕の崩れたフランドールが見れる。
その後は打ち上げと称して仲のいい面々と買い物やカラオケへ行ったり。
春休み
- お花見のシーズンになるので、お花見に誘うのがいいだろう。
お花見デートでもいいし、集団でお花見でも専用の会話が楽しめる。
エンディング一覧
TRUEEND 『to be or not to be? -愛するか、愛されるか-』
- TRUEENDの条件を全て満たし、進級するか卒業を迎える。
それから、少しの時間が経った。
あなたは学園を卒業し、自分が定めた将来へと進んだ。
その後を追うように――
フランが卒業を迎えたその日の夜――フランはあなたのもとを訪ね、
そして、唐突に押し倒してきた。
まただよ(笑)と呆れる前に唇を奪われて――
……咎めるあなたに、フランは悪戯っぽく笑う。
「ずっと前に私の情緒を壊したのは、先輩でしょう? だからこれくらいは当たり前」
「え、呼び方? それでいいのかって? んー……」
あの日のように泣きじゃくる様子は全くない。
ただ、その真紅の瞳は星空のようにキラキラと煌いていて。
「うふふ。やっぱり、先輩は先輩だから♪」
なんだそれは……。呆れるあなたの唇をもう一度奪いながら。
濡れた唇を輝かせて、彼女は笑む。
「私が先輩にハマっちゃった責任を取ってもらうのと同じくらい――先輩が私にハマっちゃった責任、とらせてね?」
「――せーんぱいっ♪♥」
GOODEND
NORMALEND『to be or not to be? -終わらせるか、続けるか-』
- フランドールと別れた後、そのまま卒業を迎える。
- 『ねえ、あなたはどうすればいいと思う?』を発生させず、フランドールの好感度が85以下で卒業を迎える。
- 『ねえ、あなたはどうすればいいと思う?』でフランドールを突き放したまま卒業を迎える。
上記のいずれかで派生
――結論から言って、あなたとフランドールの関係は長く続くことはなかった。
幸い、大破局というかたちで終わらずには済んだ。
あなたが紳士的にけじめをつけたからかもしれないし、フランドールが要領よく収めたからかもしれない。
だが結局のところ、あなたと彼女の関係はそこまでだったのだろう。
そのことで未練や後悔があるのかもしれない。
実際、あなたは悩んでいた。
――関係を清算したにもかかわらず、彼女との縁がズルズルと続いているということに。
「せんぱぁい、きいてくださいよぉ~」
……今現在、すっかり出来上がった後輩にくだを巻かれながら、あなたは悩んでいた。
このままでいいのだろうか、と。
「マターラとかいう占い師がぁ、わたしの恋愛運終わってるー! ってぇっ! 失礼しちゃうんだからぁ、もぉ」
青かったあの頃と同じく、"先輩"呼びする彼女。
彼女が何を思って、元カレにくだを巻いているのか……。
それすら伺い知れぬ己だからこそ、彼女と別れる羽目になったのだろう。
溜息混じりにフランドールを宥めながら、あなたは思う。
いつかは、この関係を終わらせなくてはならないんだろう、と。
だが、それまで昔のように――
――そして、あなたは今は遠い記憶を懐古しながら彼女の介抱をするのだった。