キャラ攻略/博麗霊夢/真・TRUEEND

Last-modified: 2022-02-04 (金) 14:32:21


キャラ攻略/博麗霊夢/真・TRUEEND

このページは博麗霊夢のキャラ攻略における真・TRUEEND専用ページです。
攻略のネタバレには注意してください。

真・TRUEEND『楽園を繋ぐ不思議な巫女』

メインヒロインだけにイベントや交友関係等群を抜いて大きい彼女だが真・TRUEENDはかなり難しい。
それもそのはず一週目ではまず無理である。ブロントさんでも無理。まずはとにかくBADEND楽園に囚われた巫女とヴォヤージュ1⑨⑨⑨の明羅ルートをラストイベントまで見なくてはならない(TRUEENDである必要は無い)。こうして霊夢の好感度を上げやすくしなくては序盤で起きるTREUENDフラグイベントが起きないからである。更にブロントさんの場合TRUEENDも見ておくこと、この二つのENDを経てようやくブロントさんの真・TRUEENDへの道が開く。

 

次に彼女の好感度だけでは真・TRUEENDにはいけない。彼女の何も縛られない性格故に友情も愛も本当の意味で理解させないといけない。現時点で分かっているのはブロントさんルートでルーミア、魔理沙、アリス、文、パチュリー、咲夜、妖夢、小町、ミスティア、リューサン、鈴仙、萃香、内藤。通称博麗LSメンバーの好感度を一定以上上げ、かつそのメンバー全員が仲間だと霊夢に認識させなければならない。
また、チャージなどさせない機やヴぁーんを始めとした真相を知る人物とのイベントも起こさないといけない。
骨が折れそうだが幸いこのメンバーはほぼ必須イベントでブロントさんとは仲良くなれるので霊夢に彼女らを紹介し友情を育んでいこう。
さらに条件があり上記のメンバーのそれぞれのルートを主人公がブロントさんでTRUEENDを見ておかなければならない。ルーミアはブルーレイENDを、ミスティアはリューサンでTRUEENDを達成しておけばよい。あと別にリューサンとの校門END俺達ずっと友達だよな!は別に見てなくてもいい。見事なCLANNAD方式だと関心はするがどこもおかしくはないな。

 

そしてNORMAL以上の難易度で無視できないのが戦闘難易度とタイムスケジュール
各キャラクターのイベントをこなさねればならないのですることが他のルートに比べて有頂天に多いのに、シナリオ期限は一年未満。なのにラスダン推奨レベルは90。周回前提とはいえ限界突破前提とはさすがグランドシナリオですね。
レベリングに関しても暇がない。高レベル帯のレベル上げには外界に出るのが必須条件なのだが、シナリオのラストが一年目のクリスマスなので夏休みはたった一度しか使えない上、異性キャラはお泊り制限があるので夏休み時点で同行可能な博霊LSは相当に限られてしまう。
それでもNORMALまでならまだ粘り勝ちが狙えるが、HARD以上になるとラスボス戦はターン制限がかかる。絆符「博麗LS」が解禁されても間に合わない事はザラなので周回装備とスペカで削れる火力は絶対条件。
高難易度クリアの為には捨て周として三年使って装備とスペカ集めを行うぐらいでちょうどよくなる。

 

条件やストーリー内容は各主人公共にバラバラだが、どの主人公でもこのルートに到達することは可能。

 

霊夢仲間認識イベント

霊夢が上記のキャラを仲間と認識するイベントを判明してる分だけ記しておこう。

魔理沙
彼女は最初から霊夢と親友同士なのでほぼ問題ない。魔理沙もイベントで勝手にブロントさんの舎弟になって行くので彼女の好感度上げも問題ないだろう。霊夢と魔理沙二人を一緒にPTに入れればお互いにブロントさんの友人なんだと認識し二人ともいろんな形でブロントさんに関わってくる。なので仲間認識は非常に楽。ただし霊夢の事をよく知っているのも彼女である。友達というのを霊夢に教えるのに彼女は必須。
終盤絆という感情に戸惑う霊夢を一喝するのは魔理沙以外務まらない。
アリス
彼女も霊夢と仲は悪くないので楽な部類だろう。ブロントさんとも幼馴染なので好感度も最初から高いので。
アリスの好感度が一定以上だと起こる人形盗難イベントが発生する。上海人形が誰かに盗まれそのクエストと霊夢をPTに入れてクリアしよう。無事犯人から人形を取り戻すとなぜそんなにもその人形が大事なのかと霊夢が聞く。アリスは子供の時から一緒に過ごしたこの子は自分の友人も同然。友達がなにかに巻き込まれたら助けようとするのは当然。昔は私も一人が好きだったけどブロントさんと知り合って友達と過ごすのも楽しいからねと返答する。またアリスはこのクエストを手伝ってくれたお礼だといって霊夢が何か困っていたら私も力を貸すわと言う。これで霊夢は友達という存在について意識し始める。またアリスも自分の仲間なんだと認識してくれる。あとは霊夢とアリスの友好度を上げていけば良い
まずは文がブロントの事をウザイ取材対象者から悪い人ではないと認識を改めさせないといけない。なにか異変が起きるたびに彼女を入れていけば認識は変わっていくはず。そうして好感度が上がっていけば文自身が異変に巻き込まれるきめら丸クエストが発生。霊夢をPTに入れて助け出そう。無事助け合えばその後ブロントさんと文が皮肉という名のじゃれあいをし微妙に嫉妬する霊夢が見れる。それが自覚のない焼きもちなんだと彼女は後に気づくようになる。またこれで霊夢に助けられた文も彼女にしっかり礼は言い何かあったら優先して力を貸すと言う。これで霊夢と文の繋がりができ仲良くなっていく。
パチュリー
まずはパチュリーと仲良くなっておこう。図書館に通い本の話題で好感度を上げれば良い。そして好感度があがればクエスト【本当の友情】が発生。
パチュリーの親友レミリアがいきなりパチュリーに絶交を言い渡す。訳が分からず落ち込むパチュリーにブロントさんは一括。本当に友達ならレミリアを信じるべきと言い何が原因なのか探す。ここで霊夢をPTに入れよう。調べているうちにスカーレット家は悪徳業者に騙され闇系の人たちに脅されていると判明。レミリアは万が一の事を考え親友に飛び火が行かないように縁を切ったのである。当然そうと分かれば話は早いそんな悪党に情けは無用一気に成敗してやろう。成敗すればブロントさんの山脈で法の下悪党どもはブタ箱行きである。パチュリーとレミリアも元以上の友人に仲直り。霊夢は最初からそんな絶交だなんて言わないで最初から協力すればいいのにと呆れるがレミリアは本当の友人だからこそ万が一ないようにしたかったと話す。例え嫌われても守ろうとするのが親友だと。霊夢はそんなものなのと返答したあと沈黙する。パチュリーはあの時一喝してくれたブロントさんに礼を言い以後いろいろ事に関わってくれる。霊夢はこのイベントで友情とはなんなんだろうと考えていくようになる。ちなみにこのクエストクリアでブロントさん繋がりで霊夢とパチュリーの交遊も増える。二人の友好度は一緒にPTを組んだりお昼を一緒に食べたりして上げていこう。ちなみにこのイベントクリアすれば終盤のしっと団でレミリアは出ません。
彼女は結構義理固いのだ。むしろ逆に終盤しっと団がブロントさんと霊夢に粘着したら逆にグングニルで一掃してくれます。
咲夜
上のクエストクリア後レミリアを助けてくれた恩返しという名目で関わりが多くなる。その後は咲夜の好感度と霊夢と咲夜の友好度をあげよう。こうして好感度と友好度があがり博麗LSが結成された後にイベント【人間・十六夜咲夜】が発生する。
彼女のルート攻略済みならばご存じだろうが彼女は過去の記憶がなくスカーレット家に拾われるまで壮絶な過去を送ってきた。時間を操るという奇怪な能力故に普通の人間と仲良くするのを諦めていた彼女。
ある日彼女の親と名乗る者が現れ彼女を連れて行こうとする。咲夜も両親が現れたと動揺しどうするか今の生活を捨ててその親の所に行くか迷う。しかしそいつは本当の親ではなく以前スカーレット家を脅した闇系の残党である。レミリアがそれを看破し一同は激昂。しかしひきょうにもその悪党は博麗LSメンバーの一人を人質に取る。そのせいで手も足も出ない一同、しかし咲夜は学園生活で隠していた時間を操る能力を発動し人質を救出。戦闘になるが正々堂々やれば普通に勝てるだろう。
その後時間を止めるという奇怪な能力を持つという事が皆に知られ咲夜はこれで皆に気味が悪い人間と嫌われると思ったがそんな事は全然無かった。
むしろ凄いぜーとか見事な機転だと関心はするがどこもおかしくないと咲夜を褒める。そう彼女は人間としてこの学園生活を過ごし彼らにとって大事な仲間であり友達なのだと知る。これにより咲夜は博麗LSに正式に加入。これにより終盤の最後の霊夢のイベントで彼女も戦いに参加してくれる。ただしこのイベントは咲夜自身のTRUEENDの条件なので彼女の好感度を上げすぎないように。まあ下のやつよりは調整は楽だろう。
妖夢
ある意味一番の曲者、そうこいつは無駄に好感度が上がりやすいのだ。博麗LSに入れさせるのはブロントさんが入ってとお願いすれば簡単だが好感度が上がり過ぎて霊夢ルートだったのに妖夢ルートになっていたという事が稀に良くある。ってなわけでこいつの場合は変則的な形になる。
まず霊夢に妖夢を紹介する。これで繋がりはできる。そして霊夢と妖夢が仲良くなるとイベント【乙女の心】が発生。妖夢はブロントさんが気になっているが霊夢もそれらしいそぶりを見せる。なので思い切って彼女は霊夢に真意を正す。ここで霊夢に好感度が一定以上ならば「正直分からない」と言う。ここで霊夢が否定したらなぜか妖夢ルートに行く。霊夢の好感度が規定値に達していれば霊夢は自分の感情がよく分からないんだという。そうなんですかと返す妖夢。その後ブロントさんに霊夢の事をどう思っているか聞く。大事な場面なので名前を間違えないようにしよう。ここで霊夢の呼び名を間違えるとなぜか妖夢ルートにry。ここでしっかり妖夢に自身の思いを伝えれば妖夢はお互い惹かれあいつつある二人に自分が入る隙はないと諦める。その後は彼女も二人を応援しいろいろ奔走してくれる。割と主人公が似合うので彼女の言動は熱い。彼女自身仲間というのを大事にするので霊夢に何かあったら助太刀に来てくれるようになる。
なお間違っても彼女のフラグを折るために使うareのアイテムは使用しないように。そんな事したらLSの信頼度下がって博麗LSが崩壊しかねないので。
小町
夜遊びの常連なので同じく夜遊びができるブロントさんなので好感度はあがりやすいだろう。好感度をあげていけばクエスト【生と死の距離】が起こる。
葬儀屋の娘の彼女は多くの死を見てきた。ある日ブロントさんと霊夢と小町の三人で一緒に下校すると交通事故に出くわす。いきなり生と死の場面に出くわす三人。小町は死の気配を感じた。事故にあった子供は助からないという死神の気配を。
だがブロントさんは諦めなかった。必死に助けようとするブロントさんその動きを見て小町も救おうと動く。ここで霊夢の好感度が一定以上ならば霊夢も本気で子供を助けようとしてくれる。そうすれば博麗に伝わる秘術を駆使し無事子供は助かる。
三人は良かったと安堵し小町は二人の行動に感謝の述べる。自分は葬儀屋なんていう仕事を手伝っていていつしか死というのを身近に感じすぎていたのかもしれないが二人の諦めない行動を見て生きる強さを知ったと。
小町は二人を気に入り行動を共にするようになっていく。また霊夢は自分があそこまで必死になったのはその子供を自分の仲間たちと重ねたからである。霊夢はいつしか今の生活を失いたくないと思い始めていた、それがああやって誰かが事故にあった時自分はどうなってしまうのかという考えがよぎり、失いたくないという思いが彼女を本気にさせた。
少しづつ自身の感情を知っていく霊夢、楽園の真実を知る一つの鍵である。
ミスティア&リューサン
ミスティア本人に出会うよりブロントさんはリューサンと仲がいいのでリューサンからミスティアを紹介して貰ったほうがいいだろう。そうすればミスティアのブロントさんへの好感度が高い状態で始まる。普通にリューサンをPTに誘っていれば5~7月あたりに紹介してもらえるはず。その後ミスティアの好感度を上げていこう。彼女のルートと同じく不良に絡まれていたら助け出してあげるのが楽。だたし素行には注意しよう。DRAKがミスティアに粘着していたら俺のフレだと紹介するように。以後彼女が不良に粘着されてもDRAKの皆さんが助太刀してくれます。後にイベントの為にこの不良粘着イベントは五回ほど起こしておこう。
なおDRAKが粘着してた場合もカウントされます。素行もこれだと下がらないのでラッキー。
ミスティアはよく喧嘩を(自覚せず)売っているor売られているので発生は容易いはずだ。
その後10月の合唱コンクールの辺りに事件は発生する。なおこのイベントは博麗LSメンバー(萃香を除く)好感度を一定以上ないと起きない。理由は鈴仙の仲間認識で書いておく。
ミスティアが熱心に合唱コンクールに向けて練習している時に彼女に粘着し負けた不良が彼女を誘拐、喉を傷つけてしまう。その後リューサンからみすちーが誘拐された聞くのでリューサンとあと一人PTを誘えるので霊夢を誘おう。好感度が一定以上ないと断られてしまうが普通にやっていればここで好感度が下という事は無い筈である。ブロントさん相手だし。
三人で不良のたまり場に殴りこみに行くとミスティアが人質に取られている。……のだがなぜか不良のボスしかいかず不良のボスは急いでミスティアおいて部下を呼びにく。その時ミスティアを解放するのが正解。大人しく待ってやる義理など無い。その後不良たちと戦闘になり歌えない奴相手に戦うとは馬鹿な奴らだと笑われるがリューサンが熱いセリフで返す。名シーンの一つである。キャーリューサン。無事倒せばミスティア奪還。だが彼女の喉の傷は深く歌どころか喋れなくなってしまう。彼女の喉を治すため三人はある人を当てにする。医者の天才と名高い八意永琳の所にいく事になる。
鈴仙
上記の連続イベントで鈴仙の博麗LS加入イベントと博麗LS発足イベントとなる。まず最初に彼女の好感度上げだがブロントさんは広大さを挙げておこう。じゃないと彼女の突っ張った言動に怒りが有頂天になって売り言葉に買い言葉タイマン喧嘩で好感度が下げるからだ。……どっちも大人げない。なお突っ張った物言いをしなんで素直になれないんだろと保健室でイジケテいるのを慰めれば好感度は上げる。……分かりやすい奴だ。
順調に好感度を上げていけばミスティアのイベントが起こりその後保健室にて彼女と会う。八意永琳は知らないかと聞くが鈴仙も知らないらしい。とにかく探すためここで上記のメンバー(萃香以外)の好感度かつ必要フラグを立てていればブロントさんが博麗LSを発足。皆がミスティアの喉を治すため協力してくれる。鈴仙も八意永琳の様子が最近おかしくて気になっていたということで仮加入する。いよいよここで博麗LS発足イベントが起こり霊夢のTRUEENDのテーマが見えてくる。取りあえずは全員で八意永琳の居場所を探そう。
探しているうちに怪しい研究内容が書かれている永遠の幸せというレポートを発見するが内容が難しいパチュリーですら解けないので内容は放置でいい。しかし学園の地下で怪しい研究をしていると判明。長いダンジョンをくぐりぬけなければ付けないので準備を忘れずに。
ダンジョンをくぐりぬけ八意永琳を発見、明らかに怪しい実験をしているのをみて何をしているのを問いただす一向。そしたら永琳は今の学園生活は楽しい?かと聞いてくる。そりゃ楽しいと返答する一向。永琳はその生活を永遠に続かせようと秘術を編み出していたとの事である。彼女は医師としてだけでなく魔法使い、弓師としても一流なのだから不可能ではない。なんでそんな事をしてるのだと問いただす一向に彼女は鈴仙の為でもあると答える。
鈴仙は以前この学園に来る前に酷い虐めを受けていたのだ。彼女の突っ張った性格は他人に見下されないための精一杯の虚勢だったのだ。永遠にこの学園生活を続かせれば誰も悲しい思いも辛い思いもしない。
無限ループの世界。永遠の幸せ。誰もが子供のままで遊べる楽園。彼女はそんな世界を作ろうとしていたのだ。
鈴仙は揺らいだ、永遠にもう怯えることなく生活ができるという夢の世界に。しかし一同はもう反発。彼ら全員過去に辛い事があった。その過去を無くしたいと思ったこともあった。だけどその道がなくなり停滞した今を享受するのは今日ここまで歩いて仲間と出会ってきた過去から未来への道を否定するという事だと。それぞれが永琳の考えを 完 全 論 破 していく。その答えを聞き鈴仙の目が覚めた。過去など関係ない。今の私にはこんなにも友達がいるんだと知った。自分の事を考えてくれそこまでしてくれようとした自分の師匠・八意永琳のためにも彼女はもう大丈夫だという事を証明するため彼女と戦闘を行う。強い自分を見せるために。
ちなみに空気読まずに魔理沙がいきなり戦闘開始直後ミスティアの喉を治す薬を盗んでミスティアの喉が復活する。だがミスティア自身も皆が自分の喉を治すためここまでしてくれたと感謝し心境が変化。皆を今度は自分が助けたいという想いが彼女の歌を強化。全体補助が大量に追加される。
さらにこの戦闘はPT入れ替えが可能。シチュエーションや音楽も相まってラスボスのように盛り上がる。永遠に遊ぶという人間の夢と人生を歩んで行く人の意思がぶつかり合う戦闘は鳥肌必死。
勝てば永琳は自分の弟子である鈴仙の強さに安心しこの実験はやめる。鈴仙もいつも通りツンデレしつつ博麗LSに正式加入する。全ては一件落着……のように見えた。そう一人だけ永琳の世界を 完 全 論 破 できなかった者がいる。霊夢である。永遠に繰り返す世界。彼女はなぜかそれを論破できなかった……。
萃香
博麗LSが発足した後に加入イベントが発生。彼女は鬼という種族でありながら人と関わっていこうとする変わり者の鬼である。その為博麗LSが発足し人と妖怪の混合コミニティであり、その上で仲良くしている彼らに興味を持つ。その為萃香と知り合いかつ好感度が一定以上あれば彼女のほうから関わってくる。
なお博麗LSがどんなものなのか知るため萃香と拳で語るという名目で戦闘が起きるが勝っても負けても問題ない。正々堂々と戦い卑怯なことをしなければOK。その後クリスマスより前に起きるクエスト【人と共に歩める鬼】が発生。クリスマス以降はルートの都合上起きないので注意。人さらい事件が起きその犯人は鬼だという噂が流れる。確かに昔鬼はそういう事をしてたという伝承が残っている。鬼である萃香にも疑惑が向く。ここで萃香の好感度が低いと彼女は一人で事件の解決に動いてしまう。好感度が高ければブロントさんに力を貸してくれと頼んでくる。そのまま博麗LSを集合させよう。事件内容を調べるのならアリスとパチュリーに任せよう。アリスは的確に調べてくれるしパチュリーも自身の知識と足で情報を得て行ってくれる。
そうすれば犯人が発覚。かつて萃香との勝負に負けた人間達が逆恨みし彼女を苦しませるため鬼の面を被って誘拐事件を起こしていたのである。そのまま戦闘に入るがとにかく数が多い。萃香は破壊的なパワーをもつがそれを発揮するとブロントさん達まで自身の攻撃に巻き込んでしまい100%の力は出せない。犯人達はそれを笑うが萃香は確かに自分の力は100%出せない、でも友達が助けてくれるそれだけで私は100%以上の力が出せるんだと返答。所詮相手は恨みで集まった烏合の衆。黄金の鉄の絆でできた博麗LSの強さを見せつけてやろう。
戦闘が終わり無事解決した後霊夢は萃香一人で戦ったほうがよりはやく勝てたんじゃないかと聞くが萃香は私は人間が好きで皆が好きだから多少手こずっても皆と戦いたい、友達の為に戦える力のほうが好きだと返答。
皆仲間が好きで誰かが困っていたら手を貸す。それが博麗LSの絆である。ここで霊夢が「そうなんだ」じゃなくて「……そうかもしれないわね」と言えば霊夢の真・TRUEENDルートに入ったことになる。
条件は博麗LSの全員が揃いかつ上記の全てのイベント発生、クエストをクリア。霊夢の博麗LSメンバーへの友好度の合計値が90以上であること。数字で言うと大変そうだが元々魔理沙への友好度は高いし一緒に食事を取れば+2、PTを組めば+1さらにクエストクリアすればさらに仲間への信頼は上がるので難しくは無い筈だ。
絆、友情という感情を少しづつ、本当の意味でしっていく霊夢。そしていよいよ次は彼女の出番である。
ルーミア
まずルーミアと出会う方法だが早ければ5月遅くても7月辺りにはほぼ確実に彼女の噂を聞く。最近夜に食料が減っているとという噂を聞けばクエスト開始だ。もっともブロントさんあらばとんとん拍子に進行していくのでこのクエストに霊夢を誘えばいいだけ。例え序盤で起こってもブロントさんなら霊夢は付いてくるだろう。
夜の学園の倉庫にでもいけば弁当を食い漁っている彼女を発見、とりあえず異変の犯人ということでボコにするのはお約束。つか霊夢とルーミアが呑気な会話をして戦闘に入る。……お前らそれでいいのか。そこまで強くないが、暗闇状態になり物理攻撃が外れやすくなる。だがホーリーや夢想封印を連発すれば問題なく勝てる。戦闘が終わった後ブロントさんは彼女があもりもお腹すいてるようなのでジュースを奢ってあげる。流石ナイトは格が違った!その後ルーミアが家出少女という事が分かる、警察に渡したほうがいいと思ったがルーミアはブロントさんに懐いてしまい。ロリコ……子供に優しいブロントさんは親が見つかるまで家で保護してやろうという。流石にいくら小さな子供とは言え男性と一つ屋根の下というのはマズイと反論する霊夢だが一度言ったらテコでも動かないブロントさんである。
そんなんで霊夢は珍しくまだ学園に残っていた学園長の紫にルーミアの事を話すが紫は「あら、なら霊夢の家の神社で三人で過ごせばいいじゃない。優等生の貴女がいればブロントさんが彼女に変なことしないか監視もできるし間違いも起きないでしょう?」と涼しい顔で爆弾発言。かくして霊夢は押し切られ一応人間の味方であるはずの巫女霊夢、謙虚なナイトのブロントさん、妖怪のルーミアの共同生活が始まった。(ちなみにこれ以降毎月ブロントさんの財布から家賃代金が引かれます、強制的に)
 
その後クリスマスまでに博麗LSメンバーのイベントを越しておけばイベント【聖なる夜の絆】が発生。共同生活を始め家族のように過ごす三人。霊夢も多少ながらルーミアに心を許し始めていた時期に事件は起きる。
時期はクリスマスの数日前、もうすぐ年末も来て今年が’終わる’のも間近。いつものLSメンバーがクリスマスで騒ごうと計画を建てていた時の何気ない会話。ただ「もうすぐ今年も終わりだな」と発言しただけ。まだクリスマスも終わってないのに気が早いと思いながらもあっと間に過ぎて行った学園生活。
ルーミアの親も捜してあげてこの居候生活を終わらせてあげないとね。と家出をしてきて半年近い彼女を気遣ってあげるメンバー。彼女はそうだねーと返すが心なしか彼女の表情は暗かった。
 
そしてクリスマスの夜、全員が集まった中ルーミアだけが見当たらない。そう思っていた矢先周りが暗くなる。
何が起きたか訳が分からないメンバー達にルーミアの言葉が聞こえてきた。どういうつもりかと霊夢が聞くが、ルーミアは「私に親は居ない、私は心の闇から生まれた妖怪。人々を未来の無い永遠の世界に連れて行くのがある人からの命令なんだ」というルーミア。彼女に親など居なかった。闇から生まれた妖怪で博麗LSを無の世界に連れて行こうとする。だがその時謎の声が聞こえた「そうは、させないのだー!!」という声と同時に見えない闇の世界で戦闘音が聞こえる。同時に辺りに光が戻り全員消耗しながらなんとか無事だった。
とにかくルーミアに何があったに違いないとルーミアを探しに行くブロントさんと他のメンバー。だが霊夢だけは動かなかった。どうしたと聞くも彼女は顔を伏して口を閉ざす。時間がないので魔理沙が「私に任せておけ」と言ったので全員は神社を飛び出して行った。
魔理沙は霊夢に「お前さ、ルーミアの奴に裏切られていたと思っているだろ?」と聞く。霊夢は何も言わない。でも図星だった、一緒に過ごして行くうちに彼女の事が好きになっていった。自分は妖怪から人間を守るという使命を受け継いだ博麗の巫女なのに妖怪である彼女が好きになっていった。
馬鹿みたいだと、所詮人間と妖怪が理解し合って歩いていけると少しでも思い始めた自分が馬鹿だと思った。
だが魔理沙は言葉を重ねる。「裏切られた?そうだな、確かにルーミアは私たちを裏切ったんだろうな。でもよ、それが本当にあいつの本心だと思っているのか?」霊夢は彼女が何を言っているのか分からない。「お前はさ、まだ子供なんだよ。生まれてからすぐに使命とかいうのに縛られて、人々を救うっていう言葉に取り憑かれて誰かと仲を深めるのを怖がってる子供のままだよ」そう霊夢は人間を助けるのが使命を持っている。妖怪相手ならば無慈悲に倒し人々を守る。だがもし妖怪と仲良くなってしまいその妖怪が人間を襲ったら退治できるだろうか?彼女はその疑問を無意識に避け、そうならないように誰かと深く仲良くする事を避けていた。
誰とも仲良くしなければいざという時の悲しみの小さい。傷つかずに済む。そう考えた彼女の悲しい答えだった。故に彼女は本当の意味で友達という存在を知らなかった。
だが魔理沙は言った「今までのお前の生活を思い出してみろ霊夢。私たちだっていつも仲が良い訳じゃない、喧嘩だってした。誤解ですれ違う事もあった。それでも私達は今日ここまでどうやってきた?いい加減気づけよ霊夢。お前が今日まで過ごしてきた日々の中で答えを得ただろ?……立てよ霊夢!!私の唯一無二の親友!!」
 
……霊夢は思い出していった。
一人が好きだった少女が誰かの為に行動をした。
最初はブロントさんと対立してた少女が彼の為に行動するようになった。
友達に裏切られた少女が友達を信じて友情を取り戻した。
どこか壁を作っていた少女が友達を大事にするようになった。
未熟者だった少女が皆を守る剣に成長していった。
死を司る少女が誰かを生に導いて行こうとするようになった。
迷惑だった歌を歌っていた少女が皆を励ます歌になっていった。
人を怖がっていた少女が人と関わってくようになった。
人を襲う立場の少女が人を救おうとする立場になっていった。
人を守る立場の私までその手で守ろうとする盾がいつの間にか隣に立つようになっていた。
妖怪の少女が他でもない私の為に拙いながらも夕食を作ったり、掃除をしたり、一緒に日々を過ごして行った。
魔理沙は霊夢部屋に置いてあったと小さな箱を渡す。そこにはルーミアの手紙、そしてマフラーがあった。メリークリスマス霊夢と。
 
「ああ、馬鹿だ私。こんな近くに答えあったのにね……。結局私が一番ルーミアの事分かってなかったんだ……。」霊夢は立った。友達だから守りたい、使命でもなんでもなく友達を守りたいから。守りたいからこそ余計な心配をかけたくないと突き放す時もある。時には想いがすれ違う事もある。時には悲しい目に会うだろう。それでも一緒に歩んでいきたいのが友達で家族なんだと。彼女は友達を知った。霊夢は大事な友達であり家族でもあるルーミアを探すため、和装の女剣士が出会わせてくれた初めての親友、魔理沙と共に神社を飛び出した。
 
舞台は学園。
全員が集合しルーミアと初めて出会った倉庫でルーミアを見つける。ただその姿はいつもの子供姿ではない。
背は高く大きな剣。どこか妖艶な雰囲気すら感じる彼女はこう言った。私はあの人の為に皆を永遠の世界に連れて行くと。だが霊夢は言った。「あんた何者?確かにルーミアと似ているだけど彼女はこんな事しない。ルーミアをどこにやった!」問いただす霊夢だがルーミアと似ている彼女は次の世界にいけばまた会えると訳の分からない返答をする。問いただしてもラチがあかずメンバー戦闘に入る。
なんとか追い詰めていくが圧倒的な力の前に最後は負けてしまう。ここまでかと思った時子供姿のルーミアが登場。大人姿のルーミアに飛びつき謎の闇が現れ二人とも吸い込まれていく。子供姿のルーミアはブロントさん達に「始まりの世界、そこで皆を待っているから」と笑顔を向ける。手をのばす霊夢だがルーミアは大人姿のルーミアと共に消えてしまう。
始まりの世界とは?そして大人のルーミアが言っていたあの人とは?
楽園の世界はいよいよ最後に向けて動いて行く。

ラストイベント

ルーミアが消え始まりの世界というのを探す一同。それから一週間以内に紫の学園長室に行けばいい、この間は学園長室にいるので必ず会え、必ず真相が聞けるが、その後はたった1日しか準備の猶予が無い上、その後ラストダンジョンに入ってしまうと後戻りはもう出来ない。
一週間以内に博麗LSの装備やスペル。回復アイテムは万全(これに関しては救済措置はあるが)、取り忘れたイベントを回収する実質準備期間であ
る。この物語最後のダンジョンだけあって出てくる敵も半端ない。咲夜の「ディメンションスクウェア」など、各キャラの強力なスペルカードも使えないときついだろう。この世界は今の学園生活を失いたくないと、最初に

 

そして紫は語りだす、この世界は学園生活を過ごした霊夢が創り上げた永遠の世界だと。

 

ここで世界移動シナリオを一つでも経過していると魔理沙が疑問を提示する。
「ちょっとまて。永遠の世界?じゃあタイムマシンはどう説明するんだ?本当にこの世界が霊夢の妄想なら過去も未来も別宇宙もあるわけ無いだろ?」
その質問に紫は
「魔理沙、テレビゲームはしたことはあるわよね?…セーブデータを写したことは?」
「あるぜ、それがどうしたんだよ」
「霊夢がやってるのはそれよ。始まりの霊夢はね、2009年4月初めのセーブデータを延々と写して繰り返してるの
何やら会心の言った魔理沙が頷き
「…つまりあれか?世界そのものがループしてるわけじゃなく、霊夢だけが同じスタートを繰り返してるってわけか?」
「厳密には少し違うけど似たようなものね。本当に世界を繰り返すことなんて出来るわけがない、いえ一度は繰りく返した。…けど潰されたの、学園ごとね
魔理沙がとても驚く?
「学園ごと?そんなこと出来るのが居るのか」
龍神様よ。陰陽鉄学園の創始者であるお方、今どこに居るかは解らないけれど…ループを察知して、それを許せなかったのでしょうね」
「だからこそ平行宇宙を観測し、創造し続けてたの。限りなく似た世界が増えて、可能性の分岐が増えるだけなら…あの方の逆鱗に触れることはないでしょうし…陰陽鉄学園のある世界には必ず龍神様が居られる。ループは絶対に不可能なの」
つまり紫はこう言いたいようだ。霊夢は世界を繰り返しているわけではなく、いちいち同じセーブデータ、つまり限りなく似た2009年4月の世界を模倣したのだと。
「始まりの霊夢が新しい世界をまた創っても、その世界が消えるわけじゃない。その世界の霊夢は繰り返しを望んだとしても、普通に年を食って…普通の生涯を送るでしょうね。世界を作りすぎた淀みは何処かに残るでしょうけど」
その返答に魔理沙
「ならほっといてもいいんじゃないのか?それなら害はないだろうよ。取り敢えずルーミアだけ助けに行って終わりだぜ」
それに対して紫は重苦しい口調で。
「…今まではね。でも始まりの霊夢は、世界を作るたびに少しずつ記憶を蓄えてきた」
記憶?
「始まりの霊夢は幾千幾万の世界の霊夢を観察することで…三年間の因子を取り込み続けて永遠の博麗霊夢を創り上げた。その永遠の姿があれば…三年間を繰り返す永遠の世界が生まれるでしょうね」

 

大人姿のルーミアはその霊夢の永遠の姿が完成間近だから、最後の鍵としてこの宇宙の霊夢を始まりの霊夢が過ごした学園生活の世界に連れて行き、その世界で永遠に過ごしていくために来たのだろうと。
そして全ての学園生活を過ごしてきてる霊夢がそれを望む以上、この霊夢が逃れる術は無いと。

 

一同は霊夢を見た。いまここに居る霊夢はずっと学園生活を望むのだろうか?もしそうならば何をしても無駄である…霊夢の魂は取り込まれ永遠の輪廻が始まる。
霊夢はみんなを見た。本音を言えばずっと皆と楽しく過ごしていきたい。もし先に進んでいったら皆それぞれの道に行ってしまうから。でもそれだけじゃないと霊夢は知っていた。
例え道が分かれていってもここで築いていった絆はずっと続いていくと。友達だから何があってもずっと一緒に心は繋がっていると彼女はここまでの道を歩いてきた知った。
博麗LSはその絆の象徴だ。何があっても友達が困っていれば手を貸すと。それはずっと続いて行く。
だから霊夢はこう言った「卒業してもまた皆で集まれるわよね?」と当然と笑顔で答えるメンバー。
隣にはブロントさんが、この学園生活で恋人同士となり一番大事な人が言う。「例え卒業しても俺達の絆はどんなことがあっても永遠に続くのは確定的に明らか。俺は不良だからよ卒業しても皆が集まれば自分の教室で同窓会やるし、他の奴に何言われても霊夢と歩んでいくんだが?」
覚悟は決まった、ずっと続いてた幻想の学園生活は終わりにしよう。未来を歩んでいく為に。始まりの霊夢を終わらせるために始まりの世界に行く事を決意した霊夢。
紫が言うには始まりの世界へは霊夢の心から入っていける。私の力で皆の精神を心の中に送り全てに決着を付けてきなさいと。

 

そして紫は最後の別れとか準備とかにラスト1日の猶予をくれる。
この日の夜には最終決戦前の雰囲気を察したLSメンからメールが来たり、紫以外の全ての真相を知るキャラからメールが来たり。
後は特定の条件を満たしたキャラからメールが来たり……
しかも好感度100を超えたキャラ限定で「今回の真相を相談する」が出来、感想とかやっぱり激励とかも貰える。
取り敢えず、条件を満たしたキャラからこの瞬間限定のメールが来ると覚えておこう。
この時ばかりは通常の9件の制限を超えて来るので事と次第によっては100件ぐらい来ることも。

 

そして翌日、学園長室に集まった全員が手を繋ぎ始まりの世界へ。最初の学園生活の世界へと旅立つ。

 

……と、その前にバックステッポすれば学園長室を探索可能、そしてここで紫に話しかければ幾つかの質問が出来る。
即座に始まりの世界に突っ込むプレイヤーも多いので幾つかの疑問が勢いで消されてると思いがちだが、一応の返答は用意されている。

始まりの世界ってぶちゃけ何?

「無限に世界を増殖させた霊夢の心象風景の世界、原点とでも言うべきかしら?」
「そう、原点、原点の世界ね。始まりの霊夢が生まれた世界そのものとは、また別ね」
「そこは過去も未来も並行世界からも独立した異形の宇宙、永劫回帰をなすための座にして、始まりの霊夢そのものでもある」
「基本的な構造は陰陽鉄学園と変わらないと思うけど、碌でも無い仕掛けがわんさか待ってると思う、覚悟を決めていきなさい」

 
その始まりシリーズって霊夢しかいないのか?他にいたら戦力差がマッハ

「いません、誰一人として」
「ぶっちゃけた話をしてしまえば、仮に可能であったとしてあなた達の中で何人が本気で永遠の青春を望むのか?……まあ、そういう事ですわ」

 

「この世界で迷ったのが霊夢1人であるように、始まりの霊夢の世界でそれを望んだのは1人であり、後はそれなりに未来への展望と言う物を持っていたのです」
「明確な目標があるか、曖昧な道かの違いはありますがね」

 

「嫌な事があった人もいたでしょう。けれどもそれすらも糧にして、より善き未来に進めるのがヒュムの強さです」
「そして始まりの霊夢は無知であったのでしょう。未来と言うのもの価値に。今を繰り返すことの本質的な無為に」
「……ヒュムの抱きし心の闇は本当に恐ろしいものですわね」

 

(最も、数多ある多元宇宙は多層宇宙でもある)
(過去と未来である上下、可能性の分岐である横は見えるし動ける。しかし層が違えば如何なる手段を持ってしても我々には決して感じる事の無い宇宙。そして向こうも如何なる手段をもってしても干渉し得ぬ宇宙)
(龍神様とも言えども一つの層に置いての全能者でしか無い。私が知るのもこの層のみ、その先は境界すら見えぬ域にある)
(或いは、あるのかもしれないわね。我々の知らない始まりの世界、始まりの霊夢)

 

(……そして霊夢に同調してしまった哀れな哀れな始まりの者達が)

 

(もっとも、層が違う以上は互いに干渉も監視も出来ない故。無意味な想像ね)
(仮にその層の全ての可能性宇宙が滅んだとしてもこちらの層には何の影響も無く。逆もしかり)
(ただ、もしそんな宇宙があるのなら、その霊夢達の魂にに安らぎのあ……)

 

「何ボーっとしてるんですかねぇ。こちとら最終決戦間近で巣鴨の長い思慮に付き合ってる暇は無いんですわ、お?」

 

「ごめんさいね。取り敢えずこの話はお終い。他に聞きたいことは?」

 
俺はナイトだから恥まりの霊夢にハイスラしに行くんだが紫や先生共は何もしないのか汚いなさすが怠け者汚い

「しようと思えば出来ますし、あなた達以外は始まりの世界に行けない。そういう訳ではありません」
「ですが、我々では始まりの霊夢を一時的に殺すことは出来ても、始まりの世界を終わらせることは出来ないのよ」
「例え話をしましょうか。仮に私が教師陣を引き連れて始まりの霊夢を抹殺したとしましょう。その場合、この世界の霊夢だけは間違いなく救われるでしょうね」
「ですがそれは一時的な物に過ぎません。言ったはずですよ?龍神様ですら歪められた学園の破壊こそ出来ても、始まりの世界そのものを滅ぼすことは出来なかったのです」
「始まりの世界と言う根を断たなければ、端末である始まりの霊夢、そしてルーミアと言う芽が生まれ、何れまた繰り返すだけでしょう」
「根を建てるのは飽くまでも始まりの霊夢が深い縁を感じ、切れ得ぬ因果があるあなた達だけ。ごめんなさいね、何もできなくて」

 
仮にの話なんだが俺が汚い忍者だったとしたら(英語で言えばロールプレイ)。汚い忍者は汚いから絶対に「なら霊夢殺せば解決じゃん!ヒェッヒェッヒェッ」とか言うと思うんだがその場合どうなるんですかねぇ?

「笑い声、似てますわね。結論から言えば『でもそれって根本的な解決にはなりませんよね?』です。似てたかしら?」
「その場合、この世界には干渉できなくなるでしょうが、そうなったら次の宇宙で事を為すだけでしょう」
「条件自体はすでに整っているし、概念でもある始まりの霊夢にとって『次の機会』などというものは無限にあるのです」
「仮にこの世界の霊夢を殺害することによって永遠の霊夢が滅ぶとしても、既に今までの手法で作れるということは確定的に明らかになっています」
「その場合、気長にまた一から因子を取り込み続けるのではないかしら?」
「どちらにしろ……今回の様な解決のチャンスを生み出すようなヘマは二度と有り得ないことでしょう」

また仮にの話なんだが(英語で言えばロールプレイ)。仮に恥知らずな始まりが目的を達したらどうなるんですかねぇ?

「まず、この世界から博麗霊夢が消えます。向こうに取り込まれますからね」
「そしてその後、始まりの世界が真に完成し、永遠に学生生活を演じ続けるでしょうね」
「その完成した世界は始まりの霊夢がさもしい遊びに飽きぬ限り永遠に続くでしょう」
「仮に始まりの霊夢が学生生活に飽きる、そうすれば霊夢は解き放たれるでしょうが」
「……残念な事に始まりの霊夢が観測したループの数はもはや私の認識すら超えている」
「最低でも1億回以上はは既視間すら感じず、感じたとしても新しい世界を産み、新たなパターンを増やした上でまた世界を変える」
「まあ、わかりやすく要約して言えば『霊夢が実質死ぬ』『一度完成されたら多分永遠に終わらない』ってことです」

 
手持ちのアイテム少ないので売って下しあ

「………ちゃんとお金は貰うわよ」
この選択肢を選ぶと紫がアイテムを売ってくれる。
回復アイテム系列はほぼ全て揃っているので、足りなければここで補充していこう。
ここが最後の補給ポイントになるので99個揃えてもどこもおかしくはない。

~始まりの世界~
学園に降り立った博麗LSメンバー。いつもと変わらない学園を見ながらもどこか寂しい印象を受ける。
始まりの世界の霊夢は自分が過ごした教室にいるとの事。空間が歪んでいてそこにたどり着くには長いダンジョンを通りぬかなければならない。始まりの世界の霊夢が生み出した、ボス達等が博麗LSメンバーに立ち塞がる。その中で霊夢は知って行く。自分が何を思っていたのかを。もう自分とその霊夢は別人だ。
友情を、愛を知ってその強さを知った。だから私はこれから先何が起きても大丈夫だと思えるようになった。
でもこの世界の霊夢は初めて知った暖かさを失いたくないと、ここを失ったらまた何も縛られない空虚な日々に戻ってしまうと思ってこの世界が出来たんだろうと。
そしてついに始まりの世界の霊夢と一同は邂逅する。
そこには大人姿のルーミアも居た。

ブロントさんと霊夢は一歩前に出る。始まりの世界の霊夢は何故この楽園を終わらせようとするのか問い叫ぶ。この世界ならずっと皆と居られると、使命も無く、大人になる事もなく、大好きな友達と愛したブロントさんとずっと居られるのに!!と。

霊夢は応えた。人生っていうのは常に流れて行く物。その中で私たちはいろんな人と交流して、時には喧嘩して、すれ違って、悲しい思いもして。それでも前に進んで行く。そうして歩いていく中で友達を知って、愛を知って、家族を作って、自分の歩いて行った道で得たものを今度は私たちの後ろにいる子に教えて行くのよと。
ずっと少女じゃ居られない、いつかは大人になって今の輝いてる時間は思い出になるだろう。
でもそれは決して消えない。それが絆という感情なんだと霊夢は知ったからだ。
そしてその答えを得たと同時に光の中から子供姿のルーミアが現れる。彼女は霊夢の強さから生まれた存在。
人生を歩んで行こうとする意思が生み出した子だった。
ブロントさんは言う「おもえは馬鹿すぐる。この学園生活が終わってもそれで消えるような物はないんだが?目の前をしっかり見ろ。お前だってここに居る霊夢と同じように学園生活を過ごしてきたんじゃにいのか」と。
それでも始まりの世界の霊夢はこの学園生活を失いたくないと首を振る。そしてこの生活を終わらせるなら貴方達は敵だと。大人のルーミアは始まりの世界で霊夢達と出会いそれ以降霊夢を守るために一緒に居たルーミアだ。失いたくないという意思が生み出したルーミア。
もう二人の少女は完全に違う存在。
負けて永遠の素敵な楽園で一生を過ごすか。
勝って刹那の今を精一杯歩いて行くか。
最後の戦いが始まる!

VS始まりの霊夢、ルーミア

とにかくまずは守りをしっかり固めよう。強力な技をバンバン使ってくる。
またターンごとに一つの属性を無効化する結界を張ってくるので注意しよう。
最後の戦いなのでアイテムはケチったら駄目。惜しみなく今まで得てきた全ての力をつぎ込もう。
対策はもう真っ向勝負で打ち勝つことのみ。始まりの霊夢やルーミアの強さを真っ向から打ち破ろう。
そしてHPが一定以上減ればブロントさんと霊夢の協力技、絆符「博麗LS」が解けられる。
全員のラストスペルを叩き込み最後にブロントさんと霊夢の陰陽鉄が決まる。
特に難易度がHARD以上だと一定ターン後「世界を強制的にループさせる」スペカ「永劫回帰」を使い強制敗北が確定する、ルナ以上だと更にターン制限は加速するので限界まで鍛え上げよう。

  • 追加ボス 黄金の鉄の塊でできた楽園の番人
    この前周回でTrueエンド(アナザー)ルートでのラスボス霊夢との戦闘で10ターン以内に敗北、もしくは
    霊夢を倒してしまいBADENDになっていた場合、戦闘中に「始まりの世界の霊夢」の願いに答えて「ダークブロントさん」が出現することがある。
    彼は霊夢の悲痛な願いを否定できず、始まりの霊夢と共にあることを選び、巡る世界に留まった霊夢と彼女が望む世界を永久に護り続けることを誓った「始まりの世界」のブロントさん本人、要するに前周回のブロントさんその人である。自らダークパワー方向に傾倒したせいか若干元より黒っぽくなっているが。
    ダークパワーやグラウンドヴァイパの威力も脅威だがやはり厄介なのはその堅牢性であり、強制的に単体技を引き受ける「かばう」や、PT全体を防御状態にする「陰陽結界(ランパート)」等の防御技を多用するので敵PTの生存力が一気に加速する。おまけにボス霊夢が度々金丹を使用するのでメイン盾落ちない!落ちにくい!
    更に敵ブロントさんがいる状態だと相手側も合体技「ダークパワー夢想封印」を使用してくるので、攻撃面も強化され、戦闘がかなり厳しくなる。
    だが敵側博麗一家の絆パワーや、ブロントさん同士のメイン盾としての矜持のぶつかり合いなど、この状態でしかみれない展開もあるので、見たい方は是非がんばってもらいたい。こちらも絆パワーを総動員すれば決して勝てないことは無いはずだ。
     

消えゆく始まりの霊夢に霊夢は手を差し出す、一緒に行こうと今までの学園生活を過ごしてきた霊夢達に手を差しだす霊夢。そうして始まりの世界の霊夢は知った。もう何があっても私は一人じゃないんだと、大人姿のルーミアは子供姿のルーミアの中に戻る。そして始まりの世界の霊夢、そして他の学園生活を過ごしてきた霊夢の意志の欠片達も、強くなった霊夢の中に戻って行った。

~楽園を繋ぐ不思議な巫女~

時は流れ陰陽鉄学園。
桜が咲き新たに新入生が入ってくる日。
沢山の生徒が集まる中入学式は進んで行く。
そして教員紹介の時にかつてこの学園を過ごしていた彼女は居た。
霊夢は陰陽鉄学園の先生としてその場に居た。
ブロントさんとルーミアの三人で町の異変解決を請け負い巫女の仕事をこなしながら彼女は先生となっていた。
今でもかつての博麗LSはなんらかの形で学園生活に関わっている。
ブロントさんは町の人々を守るナイトになっている。
ルーミアは人と妖怪を理解し合えるように手助けをしている。
魔理沙は持前の行動力を生かして人との輪を繋ぐ仕事をしている。
アリスは学園の演劇部の顧問をしている。
文は情報を生かして学園の知名度アップの仕事をしている。
パチュリーは自身の知識と経験を書き記した本を出版し様々人に知恵を分けている。
咲夜はスカーレット家の従者を続けながら学園の幼稚園児達の世話を続けている。
妖夢は剣道部の顧問をしている。
小町は葬儀屋の仕事をする傍ら命の大切さを教える仕事もしている。
ミスティアは音楽の先生になっている。
リューサンはミスティアをサポートしつつブロントさんの手伝いもしている。
鈴仙は町の病院で働き今では一人前の医者になっている。
萃香は種族の差別を無くそうと日々奮闘している。
そして霊夢は満面の笑顔で新入生に言う。
「陰陽鉄学園にようこそ!ここがあんた達の楽園の始まりよ、一年間一緒に楽しく過ごして行きましょ!」
この学園生活を生徒にとっての楽園にしていく為に、彼女達は人々に楽園を繋いでいっている。
楽園は今でも人々の心で繋がっていっている。
人との絆が楽園への入り口なんだから!!

コメント欄

  • 誤字脱字が多かったので修正しました -- 2012-03-18 (日) 02:59:42
  • 今更過ぎる上に後付けなのは承知なのだが、引き継ぎ条件を考慮した上でルート突入条件を考えると真ルートはヌルゲーに思えて仕方ない。 -- 2014-06-04 (水) 12:26:20
  • 内藤の仲間認識イベントが存在しないのは作者さんの仕様なのか、それとも内藤の文字がこのルートに存在している事が間違いなのかがわからない。 -- 2014-11-25 (火) 12:57:18
  • どう考えても記載ミスだろ常考。陰陽鉄由来のPTメンなのに内藤が含まれてるとか、何かの間違い以外ありえん -- 2014-11-25 (火) 19:25:51