シナリオ/アイレム研究施設の謎

Last-modified: 2018-01-15 (月) 10:17:11

アイレム研究施設の謎

概要

石川に本籍を置く黒い噂の絶えない複合企業体、アイレム。
その主要部門のアイレム生科研は、過去にスペランカー先生を生み出した。
変態企業キサラギ、トーラス・アクアビットにも劣らぬヤバイヤツらがこの町にもやってきた!!
シナリオ傾向:シリアス[微有] コミカル[有] ほのぼの[有] 恋愛[有] 欝、人死に[無] 百合、大統領ネタ[無]
登場人物関係:登場人物の制限[PTの変更不可] キーキャラクター[スペランカー先生] 敵対キャラクター[ケルベロス大佐他]
攻略関係:イベント発生時期[無し] 総所要日数[3日] 他シナリオとの平行[不可能] 戦闘難易度[高] 攻略中ヒロインの関与[有]


発生条件

追加ディスク「陰陽鉄学園+」をインストールし「ビターチョコレートパッチ」を充てた後、
以下の条件を全て満たす。

  • 不思議のダンジョンの次元の狭間で「超束積高出力装置?」を入手する。
  • 上記のアイテム入手後に発生するスペランカー先生のランダムイベントで話を聞く。
  • AC学園と提携する変態企業や研究室への貢献度が一定値以上。

攻略解説に入る前に

  • このシナリオはパーティーメンバーの変更が制限される。詰む事態を避けるために開始前にセーブをしておこう。
  • 書物「R's library」を取得していると、すべてのR戦闘機搭乗イベントにおいて自由に機体選択が可能となる。
  • スゥ・スラスターをPTメンに加えていると、全てのルートで特殊なイベントが発生する。どれも攻略に有利に進めることができるものなのでシナリオ開始前に是非仲間に入れておこう。
  • 一部存在する会話イベントは主人公:ブロントさん(デフォ名1使用の場合)のものを掲載する。

1日目調査

発生条件を全てを満たした後、スペランカー先生に会いに行こうとすると学園を査察していた
「TEAM R-TYPE」と名乗る集団が主人公の持つ「超束積高出力装置?」を譲るよう交渉してくる。
が、選択肢が全部NO(「だが断る」、「偽モノを渡す」、「ちくわを代わりにやる」、「そんなことよりおなかがすいたよ」etc)なので、
どの選択肢を選んでも研究所の人間とバトルになる。

  • 戦闘データ
    研究員×3 警護者×6
    たいした強さではないが、数が多いので一体一体に攻撃を集中して敵の数を減らしていけば、
    苦戦することはないだろう。

戦闘後、逃げ回る研究員を一人捕まえて拷問だ! とにかく拷問せよ!話を聞きだそう。
(尚、ゆうかりんがPTメンにいるand好感度が高いと、ステキなイ タ ズ ラを展開してくれる。)
それによると、「超束積高出力装置?」が現在の科学力の範疇を越え、魔道学的にも
極めて特異なサンプルであることが分かり、新兵器開発のためそれを狙ったという。
隙を付いて「超束積高出力装置?」を奪おうとする研究員だが、装置の特性――
「人間を護る盾となること」により研究員をふっとばした。
このイベントの後「超束積高出力装置?」が主人公専用特殊兵装「フォース」に変わる。
(戦闘中、主人公が受ける攻撃を肩代わりしてくれるようになる。)
アイレムの研究員を退けた主人公達であったが、立て続けにAC学園の生徒の襲撃を受ける。
……どうやらアイレムに雇われたようだ。

  • 戦闘データ
    二脚型AC×1 逆間接型AC×1 四脚型AC×1 フロート型AC×1
    高火力の機体が多いが「フォース」ですべて無効化できる。主人公にヘイトをうまく向け続けられれば、
    完全勝利も容易である。

敵ACを辛くも撃破して一息ついたのもつかの間。敵の増援が現れた。
その中の一体、見たことも無い大型砲台を装備したガチタンがこちらにむかって砲撃してきた!
敵の砲撃をギリギリで回避する主人公たちであったが、体勢を大きく崩してしまう。
あわや集中砲火を受けるかと思ったが、今度はフォースが大爆発を起して敵ACを一掃する。
AC学園生徒を退けた主人公であったが、この強大な力を持つ「フォース」に対して疑問を抱くようになる。
現代の科学技術を越え、魔道技術要素を持つこの“力”は何の為に創られたのか。

イベント後、PTに霊烏路空がいる場合『核符「ニュークリアカタストロフィー」』を習得する。

イベント後襲撃してきた「アイレム」の目的、「TEAM R-TYPE」の詳細や「フォース」の正体について調査して
いくことになる。
執拗に刺客を向けてくる「TEAM R-TYPE」の追撃を振り切りアイレムにのりこめー^^
そして物語の終盤には・・・・。

AC学園生徒の襲撃に危機感を覚えた主人公。このままでは学園の仲間達はおろか無関係の貧弱一般人にも被害が及びかねない。このマズイ状況を打破するべく行動を開始、まずは「TEAM R-TYPE」及びその親元である「アイレム」についての調査を行っていくことにする。
この時にPTメンと手分けして調査するか一緒に調査するかの選択肢が現れる。

手分けして調査する場合

手分けをした場合は各キャラクターがそれぞれ一定時間ごとにPCに対して情報を持ち込んでくれるので、短時間で情報収集が完了する。というかPCが何もしなくてもイベントが進行する。ただし何もしなかった場合、特定のキャラとの好感度が下がってしまう。
さらに敵の偵察機がそれぞれのキャラクターに対して索敵行為を行ってくる。これによりこちらのPTの情報が筒抜けになり、アイレム本社内の戦闘において、こちらの戦法や弱点に対応した敵が配置されていく。

一緒に調査する場合

一緒に調査するを選択すると学園や街を巡り生徒や教師、住人達の声を直接聞いて回る。
手分けして調査するよりも時間がかかるが、この手の作業が好きな人にはオススメである。
この場合普段よく接する人に尋ねるのが一番早い。
また、こちらのルートも敵の偵察機がPTたちに対して索敵行為を行ってくるが、「フォース」を装備していた場合「フォース」が上空の偵察機に反応し、イベント戦闘が発生する。

  • 戦闘データ
    R-9E MIDNIGHT EYE×1
    敵はバルカンで攻撃してくるが、威力は微々たる物なので問題ない。
    また、こちらがどんな攻撃を仕掛けようともR-9Eは悉く回避してしまう。このパイロット絶対チート使ってるだろ・・・。そういうわけなので撃破は諦めよう。
    5ターン経過するとR-9Eが逃亡して戦闘終了となる。

このイベント戦闘が発生した場合、上記の敵配置変化は起こらない。

調査を進めていくと以下の情報を入手する。
・最近ネ実市にやって来た「アイレム」という企業は「何故やってきたのか」という目的がはっきりしていないこと
・そのアイレムは航空会社や軍事企業とも繋がっていて黒い噂が絶えないこと
・スペランカー先生が「アイレム」と何やら関わりを持っているらしいこと

とにかく噂の真実を確かめようとスペランカー先生のもとを訪ねてみたが見当たらず、周りの人に聞いても午後から姿を見かけないという・・・。これ以上は周りから調べられることはないとして一旦調査を終了し、次の日からアイレム支社に直接乗り込んで調査することが決まる。

2日目潜入

アイレム支社に進入するルートも二種類に分かれている。
一つは一般解放されているアイレム横丁を正面から通って行くルート、
もう一つはズバリ裏口からこっそりと潜入するルートである。

アイレム横丁を通る場合

アイレム横丁はその名の通りアイレムが発売している商品を取り扱った店がズラリと並んだ商店街で、比較的マトモな商品を取り扱っており、買い物客や周辺住民の憩いの場(?)として活用され賑わいも見せている。
キウイベリーの苗等のここでしか買えない限定商品が数多くあるので、一度は寄ってみる事をオススメする。

しかし一般解放されているとは言え敵地には変わりなく、店頭のポスターや路地裏のゴミ箱のゴミなどから航空会社や軍事企業との提携しているという噂が事実であることが明らかになる。また、どう見ても一般の企業には過ぎた技術の痕跡も存在している。

そして横丁を抜けた先では若手だが優秀な指揮官、提督と彼が引き連れるR戦闘機主体の護衛部隊が待ち構えている。今までのアイレム社員とは異なり主人公達に「フォース」を渡してこの件から手をひいてくれないかと紳士的に提案してくる。しかし、色々あやしい企業に「フォース」を渡そうものなら、
「事態が悪化するのは確定的に明らか」
と提案を拒絶。彼は渡さないのなら仕方ない、と主人公達に攻撃を仕掛けてくる。上手く撃退してとにかく拷問だ、拷問にかけろ!知ってることを話してもらおう。

  • 戦闘データ
    旗艦 ヨルムンガンド級×1 戦闘機 R-9A ARROW-HEAD×4 TP-2 POW ARMOR×1
    旗艦であるヨルムンガンド級のHPを1/3以下にすれば勝利。ヨルムンガンド級本体は元来輸送機であり戦闘能力を殆ど持たない上に、完全に破壊する必要もないので撃退は難しくはない筈である。問題はR-9A ARROW-HEAD。こいつは「フォース」ですら防ぎきれない武装波動砲で攻撃してくる。PCによっては撃たれると即死しかねない。
    そのため速攻で攻撃を仕掛けて短期決戦で終わらせる必要がある。
    さいわい敵はあまり積極的な攻撃は仕掛けてこないうえに、波動砲も戦闘が長びかない限り撃ってこない。フォースを装備した主人公に上手くヘイトを向けていれば楽勝であろう。
    万全を期すなら周りのR-9Aを排除してからヨルムンガンド級に攻撃を仕掛けよう。

戦闘終了後、内部にいる提督から降伏の旨が伝えられる。
降伏の条件としてアイレムが何を企み、このような戦闘機を何故保有しているのかを話すように伝える主人公。

彼の話によると、
・アイレムが保有している戦闘機は「R戦闘機」と呼ばれるもので、波動砲による大火力や慣性制御による超機動を可能とした現代に於ける戦闘機を明らかに超越した性能を秘めた代物であること。
・更にR戦闘機研究チーム、通称「TEAM R-TYPE」によるとR戦闘機は単体では性能を完全に発揮できず、主人公達が手に入れたフォースをR戦闘機に装備させることで初めて真価を発揮すること。
・彼は以上の事実からR戦闘機はアイレムが現代の科学や魔術を駆使して作り上げたのではなく、元から完成していた技術を利用して作り上げたのではないかと推測していること。

自分の陣営としてR戦闘機に触れていた彼はその恐ろしさを痛感していたこと、生身の人間にR戦闘機を差し向けたりする上層部の命令に関して疑問を抱いていることもあり、主人公達にアイレム社によるR戦闘機研究の継続を阻止するために力を求めてくる。無論、そんな恐ろしいものを作り出したくないのは確定的に明らか、というわけでその申し出を承諾する。
彼が研究が行われている場所への安全なルートを記した地図とそこを通るためのパスを渡してくれるので、直ぐに向かおう。

スゥがPTメンにいると、戦闘が発生することなく先に進むことができる。

裏からこっそり侵入する場合

アイレムの社内の深部へ向けて直接進んでいくルート。共通ルートに登場した研究員や警護兵に見つからないように潜入していくのが目的。
序盤で見つかってしまっても追い出されるだけで済まされるが、倉庫の隠し通路から地下施設に入った後は強力なモンスターやが多数出現する。
さらにクレイモアや銃座などの嫌らしいトラップも設置されている。中でも凶悪なのが「アーヴァンクトラップ」。こいつは道を間違えた際に発動、BX-4 ARVANCHEと強制戦闘になる。しかもアーヴァンクはスケイルシュート、スケイルブラスター、スケイルランサーの三種類のレーザー攻撃で毎ターン味方一体に致命傷を与えてくる。弱点である火・雷・氷属性の武器・魔法を装備したり、回復アイテムを十分に用意したりするなど事前に準備を整えておきたい。
また前日の調査で手分けをして調査していた場合、こちらの戦法や弱点に対応した敵が配置されている。
(例えば、PTが直接攻撃主体の場合は物理防御が高く、魔法攻撃中心に攻撃してくる。)
その代わり各部屋には「限定版AMIDAストラップ」や「マンドラゴラのぬいぐるみ」などのレアアイテムが多数存在するし、経験値を豊富に得られるのでレベル上げが容易にできるなど見返りも大きい。
最深部の部屋にはアイレムがR戦闘機と同様に秘密裏に作り上げた生体兵器『バハムート』が待ち受けている。

  • 戦闘データ
    バハムート×1
    名前はバハムートだがFFシリーズのものとは違い、見た目はでっかいBX-4 ARVANCHE。
    アーヴァンクが使用する各種レーザー攻撃に加え、無属性全体攻撃であるインパルスとメガフレアまでも使ってくるので、油断するとあっさりピチュる。
    さらにスケイルディフェンスを使われるとこちらの攻撃が通じない。
    だが、でかいだけあって行動が非常に遅く先制攻撃をされることは皆無。
    瀕死になっても回復を怠らなければ、勝ちの目は見えてくる。
    またアーヴァンク同様火・雷・氷属性に弱いのでそれらの攻撃を中心に行えばよい。

バハムートを倒した先に通気構があるのでそこから研究室に侵入しよう。

スゥがPTにいると警備員に見つかっても見逃してくれたり、バハムートに敗北しても先に進めたりと何かと楽。

「TEAM R-TYPE」研究室
研究室に侵入するとそこには一民間企業とは思えない大規模な研究設備と研究室の下層に戦闘機を保管するハンガーが存在していた。
一通り調査してアイテムや資料(「波動砲の試し撃ちによる破壊の画像」「現在の戦闘機との比較」など)を回収しよう。全ての資料を回収するとイベントが発生し、ケルベロス大佐と戦闘になる。

イベント

研究室を調査すると、主人公達はそこにある調査報告書や実験レポート、責任者の日誌などから、

  • 「R戦闘機」が慣性制御や波動砲などにより、この世界の戦闘機以上にずば抜けた性能を有していること。
  • 搭載されている波動砲はあらゆる物体を破壊することが可能であること。
  • 「昔発掘されたR戦闘機に載っていたデータは破損も多く解析に時間がかかる。」
  • 「R戦闘機に残されたデータからビットの開発に成功し、人工フォースの開発も順調に進んでいる。ただ肝心のオリジナルの「フォース」が開発できない。」
  • 「過去のアイレムの関係者達がR-戦闘機のデータを突然持ち出した。」

ということが判明する。

主人公は責任者を探し出してとにかくry話を聞こうと提案するが、PTメンたちは
「ハンガーを見ても幾つかのR戦闘機が見えるだけでとても人が居るようには見えない。そもそも研究の責任者達がこの場所にいつも居るとは限らないし、もしかしたら先の騒ぎの際に逃げられたのかもしれない。」
と反対される。オマケに強敵との連戦や敵に見つからないように行動することによる緊張感から皆疲弊が溜まっているし、これ以上留まるのも危険なのは確定的に明らか。何よりも効率が悪い。
ココは一旦引いて改めてアイレムと関係が深いといわれたスペランカー先生を尋ねたり、知り合いの実力者達や心強い教師達に頼んで付いてきて貰うべきだろうかという考えが頭をよぎった。
しかし同時に、霊夢ではないが主人公には強い直感めいたものを感じていた。
「ここで引いたら取り返しが付かなくなるぞ」と。
よって下にあるハンガーを少し探索しつつR戦闘機の写真を撮影してから引き上げることを提案した。皆も了承したのでエレベーターを使いハンガーへと移動する。


ハンガーを探索するがPTメンの言うとおり、R戦闘機が並べてあるだけでとてもとても人が居るようには見えない。
何枚かの写真を撮影しながら何も無いのかと諦めかけたその時、上から見たときにはR戦闘機やコンテナで死角となり見えていなかった部分がハンガーの一部が曲がり角となっていたのに気づく。ここの周囲に人がいないと油断していた主人公は何気ない気持ちで其処を覗いて見た。
すると其処には高さ150㎝前後の塀に囲まれ何故だか気分悪そうにして動けずにいるスペランカー先生と頭にR戦闘機を載せた変態がいた。

余りに突拍子も無いその展開に呆気に取られてしまい、自分達が捜し求めていたらしき人物(?)を前に動くことを忘れてしまう。
すると頭にR戦闘機を載せた変質者が
「おや、君はスペランカー君の教え子かな? おっと、この素敵な格好については余り詮索しないでくれたまえよ。まぁ正体を隠すための物だと思ってくれ。そうだね、私のことはケルベロス大佐とでも呼んでくれ。中々に有ってるだろう?まぁ、勿論偽名だがね。ハハハハ」
といかにもな台詞を吐いてみせた。余りにも突然すぎたがしかし反射的に
「何いきなり話かけて来てるわけ?」
と応えることで何とか頭の回転が戻ってきた。しかし今の台詞だけではケルベロス大佐が何者なのか、何故スペランカー先生と一緒に居るのか、そもそも態々どうしてこんな所で一人で待ち伏せていたのかなど肝心な事は全く分からない。声に気づいたのか他を探索していた仲間達も集まって来た。数では優位に立ったが全く油断は出来ない。彼の態度からして恐らく一人でココに潜入したのではないこともお見通しの筈である。
「そんなに構えないでくれ給え。こう見えても私自身はとてもとても強くないし、戦闘をするのもあまり好きな人間ではないのでね。」
「ウザイなおまえケンカ売ってるのか?思考のLSに街部せを1人でむくむくとやっていたとか聞いたことないので抜けますね^^」
「実際に君達を相手取るとしたら「」確かになというか鬼なるな。しかし私は最初から君達と戦うためにここで待っていた訳ではない。寧ろ君達が予想以上の行動力を発揮した事に私たちは驚愕したよ。本当はもっと段取りを踏んで確実に物事を進めていきたかったのだがね。いやはや上手くいかないものだね?」
「ほう経験が生きたな しかしこのままではしかしオマエラノ粘着でこのままでは俺の寿命がストレスでマッハなんだが・・時既に時間切れ もう勝負ついてるから あんなもの作り上げるのはどちかというと大反対跡形も無くすぞ」
「やはりR戦闘機の能力を目の当たりにしたら、君達のような人種は我々に牙をむくか。人々を脅威から護る正に盾のような、そうでなくてもしちめんどくさい義侠心を持った人種がみすみす危険物が生み出されると知って動かないわけがないか。やはり逸って亡き者にしようとして、しくじった時点でこうなることは確定していたのか。コチラも試作型とは言え持ちうる最大の射程と火力を提供し傭兵達は見事にそれに応えて見せた。しかして君達は、いや君達に力を貸しているあのフォースのせいで台無しだよ。期待以上の性能を発揮するのはいいがそれが我々に害をなすとなるとただただ忌々しいね。(リアル話)」
「それって間接的とはいえ殺人罪と同様だろ・・・ 殺人は半在だぞ警察の魔の手がのぶて来る以上 国家権力からはのげられない 」
「ハハハ、やって来た警察のパトカーがR-TYPEじゃないといいけどね。どこにも逃げられないプレシャーを背負う事になるのは怖いだろう? とまぁ、これ以上お喋りしても時間が無駄になりそうだし、最後の手段を使わせて貰うよ?つい今さっきまで話してた言葉を踏まえた上で命令するけど、そのフォースを寄越せ。さもなくば人質を殺す。」
「だが断るんだが?そもそも先生は何度死んでも生き返るので殺すだけ無駄なんですわ?お?」
「先生、ああスペランカー君のことか。彼とは付き合いが長いからね、それ位は知ってるさ。勿論彼の体が他に類を見ないレベルでの虚弱体質なのもね。だからこそああして身長より少し低い程度の柵で囲んで動けなくしているのさ。しかし、スペランカー君のことを知っているとはね。せっかくハッタリをきかせたのに意味がなかったか。」
「何でお前らが先生と知り合いなのか理解不能状態なんだが?」
「むやみやたらと他人の事聞く人は嫌われるよ?まあいい。君たちが「フォース」を渡してくれないのなら仕方ない。力づくでいただこう。」
「おいィ!?お前さっき戦闘しないとk」
「戦闘をするのは好きではないし、とてもとても強くもないし、最初から君達と戦うためにここで待っていた訳ではないことも全部本当さ。だけどね、戦闘できないとは一言も言ってないよ。さあ始めようか。」

  • 戦闘データ
    ケルベロス大佐×1
    敵は一人だが高威力の通常攻撃に加えメガトンパンチやスクリュードライバーなどの格闘術技、サンダー・サンダガなどの雷属性の魔法、そして各種レーザー攻撃や「アンカーフォース」の使用など全体的に隙のない攻撃をしてくる。特に「アンカーフォース」はPT一名にランダムに喰らいつき2~3ターンの間連続ダメージを与えてくる上に対象キャラが拘束状態になる厄介な代物。さらに挑発無効なので攻撃を主人公に集中させることができない。とてもとても強くないしとか嘘こくな
    とはいえ攻撃属性が物理と雷が中心なのでそれらの属性防御を高めて、こまめに味方の回復をしていけば、
    勝利できるだろう。

勝利後、ケルベロス大佐を締め上げてとryスペランカー先生との関係を吐かせよう。

会話イベント

「さっさと話すべきそうすべき。あまり調子に乗ってると裏世界でひっそり幕を閉じることになる。」
「まさか君たちがここまで強いとは思わなかったよ・・・あまり私事を尋ねられるのは好きではないのだが、まあ仕方ない。特別に少しだけお教えしよう。と言っても簡単なことさ、彼は教師になる前アイレム株式会社、現在我々が居るココの前進となる会社で海外派遣探検部隊として働いていたのさ。まぁ知識や実力はともかくとして、探険部隊と言っても知ってのとおりかなりの虚弱体質と独特な性格で慕われはすれど皆からネタにされていたものさ。今から22年前の1987年、異相次元から漂流してきたR戦闘機をとある地下洞窟で発掘するまではね。」
「おいィ?先生はお前らみたいな汚い忍間じゃないんだが?」
「安心したまえ、彼は発掘されたR戦闘機のスペックを見て我々に封印を依頼したよ。強大な技術だが悪では無いと主張した我々に、根拠も無くR戦闘機は技術ではなく人間を駄目にすると説いてね。最も私達は封印などせず、彼を騙して密かに研究を続けていたがね。今回スペランカー君に接触したのも彼の勤め先、つまり君達の学園でフォースが発見されたからさ。ハハハハハ。さて、話しは変わるがそろそろ「フォース」を渡してくれないかな?」
「まただよ(笑)その答えはもう分かりきってる以下レスひ必要d」
ブロントさんが言い切る前に突如としてR戦闘機のハンガーからAC……冒頭で退けたAC学園の生徒が現れ、
虚を突かれた仲間たちに武器を向けた。
「驚いたかい?彼らはどうも君達やフォースに対してリベンジを望んでいてね。自分達の武器や技術が全く通じないなんて事は認めたくないらしいよ。素晴らしい精神だね?そして一度目の敗因を活かしてR戦闘機の陰に隠れつつ後ろから不意討ちをしかけてもらったが・・・ここまで上手くいくとはうれしい誤算だ。わざわざ君達と戦って消耗を狙った甲斐があったな。」
「不意討ちとかお前絶対忍者だろ・・・汚いなさすが忍者きたない」
「私はケルベロス大佐だよ、そもそも不意だまが得意な人に言われたくないな。と、これ以上話が脱線しても仕様がないし三度目の正直を期待してもいいかな?」
正直この状態で渡してしまったらそれこそ命の危険に晒されてしまうのではないかと考えてはいるものの、渡さずに歯向かえば確実に誰かが犠牲になるだろう。止む無くフォースを彼らに差し出すことになる。
「何、そんなに怯える事はないさ。君達のような丈夫な若者は将来のR戦闘機パイロットの有望株だからな。殺しはしないさ。」
「勝ったと思うなよ・・・そもそもそんな玩具はこの世界に必要ない(リアル話)」
「もう勝負ついてるから。今はなくてもこの先幾らでも需要があるだろう。外敵から身を守るためにね。」
「戦闘機なんか持ち出すような外敵がいるように見えるならおまえの目は意味ないな後ろから破壊してやろうか。」
「『今は』ね。このまま何も知らないで居るのは可哀想だから、未来のお客様に後学の為R戦闘機来歴をお教えしよう。先程の話にもあったようにR戦闘機は異相次元を渡り別次元の世界からやって来たと研究により解明されている。私達はその元あった世界、R戦闘機を作り上げた文明を仮に『超攻撃的文明』と呼んでいる。そしてココからが重要だが、彼らがR戦闘機を作り上げた理由だがあらゆる物を汚染、破壊し侵食する敵性の生物、彼らの言葉で『BYDO(バイド)』という存在により脅威に晒されたからであるそうだ。もう分かっているだろうがバイドに抗う為に作られたのがアレらR戦闘機だが、バイドを滅ぼす為の方法が少々特殊でね。」
「うざいなお前死にたくないなら早く教えるべき。」
「どうせ理解できないだろうから原理の説明は省略するけど、バイドはR戦闘機に取り付けられた波動砲と呼ばれる特殊な攻撃方法と同質の存在であるバイド自身でないと効果的なダメージは与えられない。そこで敵であるバイドを材料として武器を作り出す必要があった。そして生まれたそれは僅か数m四方にも関わらず規格外のエネルギー効率と変換を可能とし、且つバイド持ち前の性質に目を付けられ盾として、人を守る力として活用されることになる」
「oi misu ミス おい まさか」
「いかにも、先程私達に渡してくれたあの「フォース」さ。そしてこのフォースを辿っていけば行き着く先は・・・もう分かるな?」
「私利私欲でバイドを呼び出すとかマジでふざけんなよ!?そんなことすれば世界が汚染されるぞ!!」
「「フォース」を作るにはバイドが必要なんだ仕方ないだろう?
それに我々は『BYDO(バイド)』についてボイスレコーダー音声による情報しかないから、まったくといってわからないに等しい。だがもしバイドの生態・攻撃能力・汚染についてが情報通りならば非常に興味深い。だから実際に呼び出してみて確かめたいと思ってね。」

余りの身勝手且つ迷惑極まりない内容に流石に絶句する一同。
すると激しい揺れが襲い掛かりけたたましいアラームが鳴り響き始めた。余りの揺れにマトモにバランスを取ることさえ不可能だ。

「さて、名残惜しいがここまでだ。目的を果たしたら私達はこのビルごと飛び立つ予定だったのでな。行き成りで済まないがお暇させて貰うよ。そして今までのお話の駄賃を貰っていくよ。」
そう言うや否や突如放たれたアンカーによってここまでで一番好感度の高いヒロインが連れて行かれてしまう。
「おいィ!?自分から話しておいてそれはないでしょう?そもそも俺達に手を出すのは約束違反なんだが!?」
コレに対しヒロインを掴みながらAC達と共に突如開いた大穴を移動しながら
「前者に於いて君は途中で私に話を続けるように促したので当てはまらない。そして最初に私は『殺す』とは言ったが彼女を死なすつもりはないのでこれも無効だ。喜ぶといい、彼女には我々の技術の粋と今まで集めたデータと材料を元に再現した最強のR戦闘機の部品として加工してあげるよ。彼氏として鼻が高いだろう?ハハハハハ・・・」
と言う答えが返ってきた。そしてケルベロス大佐の馬鹿笑いをかき消すように振動が大きくなりそして一際大きな衝撃が主人公を襲った。振動が止み、どうにか立てるようになり急いで外へ抜け出した時には、どういうからくりか先程まで潜入していたビルの上層部三階がごっそり無くなっていた。逃げられたのである。

会話イベント後、最もPCと好感度の高い女性キャラクターがPTを強制離脱する。
PTメンに入れていない場合でも同様に連れ去られるが会話内容が多少変化する。
またアイレム横丁に一時的に入ることができなくなる。
ビルが飛び立った後、呆然としていた主人公一行へ提督と呼ばれていた若者が話しかけてきた。
この会話で、アイレムの目的とこの事態の真相が明らかとなる。

会話イベント

振動で残機を数十も失い満身創痍だったスペランカー先生の言によると彼も先生と面識はあるらしく、信用できると証言していた。今回の事件はアイレムの総意ではなく、ケルベロス大佐達の独断によるものらしい。
始まりは確かにアイレム全体が先生との約束を破りR戦闘機に再び手を出したことであったそうだ。
しかし、元来アイレムはR戦闘機を本来の戦闘機として使うのではなく、宇宙船や民間の飛行機へと応用したり、凶悪なモンスターへの自衛手段として応用できないかと企んでいた。各分野の事業を呼び込んだのもその一部であった。
しかし、R戦闘機の魔力とも言うべきものに当てられてしまい、
「純粋に兵器としてR戦闘機を活用し元からある性能を発揮させたい」
「R戦闘機のような物が作られる切っ掛けと成る程の敵はどういうものなのか」
「とにかく波動砲をぶっ放したい、純粋に戦いを楽しむ者こそR戦闘機は相応しい」
などといった馬鹿で危険な思想を持つ社員達が現れたと言う。余りに危険でおかしな考えを目の当たりにして社長を始め何人かの重役達は判断を誤ったことを悔いて、再び封印しようとしていた。しかし、それに対する反対派の意見も少なくはなく上層部は二つに分かれてしまっていたのだとか。
提督自身もR戦闘機封印反対派の人間に利用されていて、当日まで上からの命令はアイレム全体の意志によるものだと認識していた。彼とその部下達も同じアイレムの社員として今回の騒動の始末を付けるとも語った。
彼らは今回の事件に責任を感じ、何とかして暴走を止めるつもりでいるらしい。
スペランカー先生もこの事態の収拾に協力するため、アイレムに残るという。

詳しいことがわかれば連絡するから、と二人に言われるので、
一度学園に戻ろう。


3日目追撃

イベント

ケルベロス大佐らに逃げられた次の日、突然の出来事にネ実市ではかなりの騒ぎになっていた。
ビルが飛び立つという突飛な現象に直接目撃していたアイレム付近の住民やネ実市に滞在している実力者達は警戒を飛ばしていた。「何故あんな事が起こったのか?」様々な憶測や噂が飛び交い現場には野次馬が集まっていた。
そんな中主人公は一人自室で物思いにふけっていた。
事態はもはや自分たちの手に負えるようなものではなくなっている。この世界の警察や軍隊はかなり優秀だし、彼ら以上に人間の皮をかぶった化け物優秀な人たちも少なくない。だから彼らに後を任せたほうが、事態の解決は早いだろうし、そのほうが賢いやり方なのはわかっている。
だが、このままでいいのかとも思う。始まりは確かに「アイレム」の連中に襲撃されたことであったが、その原因は自分が「フォース」を拾ったことにある。そう考えると「彼女」がさらわれてしまったのはある意味では自分のせいだと思う。自分のせいで仲間が危険に晒されているのに助けないのは騎士の名折れである。如何に危険であろうと、彼女を護りたい、救いたいと思う。
それに昨日感じた直感、とも言うべき違和感は未だ拭えていない。
「このままだと取り返しが付かなくなる」
そう考えているといてもたってもいられず、外に飛び出した。

イベント後行動可能になるので、学校の正門に向かう。するとPTが全員集まっているので合流しよう。

その後ケルベロス大佐が逃亡先の情報をスペランカー先生と提督に聞きにアイレム横丁に向かう。
その後会話イベント発生。ケルベロス大佐の逃げた先は宇宙であること、
宇宙に飛び立ちケルベロス大佐らを止める計画をしていることを明かされる。

会話イベント

急いでアイレム横丁に向かうと、そこにはマスコミ関係者がアイレムの役員にインタビューを行っているらしく野次馬達が道を塞いでいた。
流石にこの状況で人だかりを突っ切ると面倒なことになりそうである。どうした物かと考えていると不意に横から肩を掴まれた。何事かと慌てて振り向くと其処にはかの若き提督の姿が。
どうやら主人公達の力を借りるために迎えに行くように頼まれたらしい。渡りに船とはこのことである。
人混みを離れ裏口へと案内する提督。裏口へと走りながら何故主人公達の協力を欲したのか理由を尋ねると、社内に侵入した際の潜入の手際や戦闘能力を買っているからということ、アイレムの面子を護るためにも今回の騒動をなるべく内密に収集したいと考え、事情を知っている者に協力を依頼することに決まったからということ聞かされた。
理由を聞かされながら裏口を通り進んでいった先にあったスペースでスペランカー先生と何人かが話し合いをしたり作業を行っていた。彼らに対し提督は大きく手を鳴らすと、皆一斉に動きを止めてこちらに視線を向けてきた。
「スペランカー先生の教え子達を連れてきた。役者が揃ったのでこれより現状の確認と作戦の説明を兼ねた緊急会議を開始する。」
会議にてアイレムが調査していたケルベロス大佐たちの行方が明かされる。
昨夕飛び立ったビル驚くことにそのままの勢いで大気圏を突破、現在は何と宇宙空間を航行しているそうだ。邪魔が入らないよう確実な手段を取ったそうだが、幾らなんでもやりすぎである。人の業と言うべきか、執念のなせる物だろうか?
相手が宇宙にいると判明した後、今年で三歳になる娘さんとの大事な触れ合いの時間を割いて社長は部下を引き連れマスコミに対して自ら矢面に立つこで世間の目を引き付け、提督達は昨晩から急ピッチでヨルムンガンド級輸送艦を飛び立たせるための作業を行っていたらしい。幸いなことに、前々から宇宙進出を考えていたアイレム社員達の備えにより作業自体はスムーズに進行し、間もなく完全に飛び立てるようになるらしい。

宇宙に飛び立った後の作戦を大雑把に説明すると、

 

・まず提督率いるR戦闘機部隊が強襲を仕掛け、待ち伏せているだろう敵AC部隊やR戦闘機と交戦しこれ等を引き付ける、ないし撃破する。
・その隙を突いて宇宙航行中のビル屋上に取り付き占領を行う。その後はヨルムンガンドに同乗した主人公一行がビル内部に潜入し迎撃システムを無力化、浚われた仲間を奪還する

 

というものである。問題は、宇宙空間を通りビルまで移動する手段である。
敵の目前をのんびりと宇宙遊泳するわけにもいかず、ヨルムンガンドは戦域を離れることは出来ない。
何人かはビルを占領する為に発進するTP-2 POWアーマーに同乗することができるが、流石に全員は無理であり、どうしても一人だけ定員オーバーしてしまうらしい。故に一人だけ別のR戦闘機に搭乗してもらうことになったのだが・・・公平なるクジ引きによりその役目は見事PCである主人公のものとなった。
その搭乗する機体が、どうやら波動砲も使えず、フォースコンダクターも存在しない良く言えば控えめな、悪く言えば落ちこぼれと判断されてケルベロス大佐や他のアイレム社員達も何もせずに放っておかれたものである。しかし素人の人間がただ乗り捨てるだけに使用するにはもってこいと判断されたそうだ。
以下4つの機体からプレイヤーが選択する。

  • 機体データ
    R-9 Leo主力であるR-9の流を汲む機体であると思われるが何故か波動砲を搭載していない。他機体に見られるフォースコンダクターや制御装置の変わりに、特殊な機構が見られるが・・・?
    OF-1 DAEDALUS他のR戦闘機とは異なる意匠を象った機体。多種多様な攻撃機能を持っていたらしいが現在は殆どが弾切れ。何を詰めるべきか分からないので放置していた。いくつかR-9 Leoと似通った部分も存在する。
    R-11B PEACE MAKERArmed Police Unit 2164 というペイントからどうやら警察用のものだったらしい。機体上部に砲塔がマウントされているがエネルギー切れらしく、電力や無人POWから採取できた高エネルギーのクリスタルを与えてもまるで動かないので、放置された。
    TP-3 Mr.HELIヘリコプター。\カワイイ!!/一応爆弾やショットガンを備えているがそれだけである。
    便宜上今回はR-9 Leoを選択したことにするが、どの機体を選んでもシナリオの流れは変化しない。
    機体を選択した後、ヨルムンガンド級輸送艦へと乗り込もう。
     
    会話イベント

    集まった人々で賑わっているアイレム横丁の目前で、突如としてアイレムのメインエントランス周辺が一斉に割れた。そして地下から巨大なカタパルトが宙にむかって展開。
    近くに居たレポーターは慌てたように、対応していた社員達は「まあ分かってた」という顔をしながら危なげなくその場から退避した。
    連日に渡る余りに非常識な行動にアイレムの社員達に、そして飛び立ったヨルムンガンドへ奇異の目を向ける人々。
    そんな人々の視線を尻目に、騎士達が行く。
    生きる意志を持つ者の意地を果たすために。

     

    『3 2 1 Let's go』

     

    掛け声と共にヨルムンガンド級は地下格納庫から急加速を開始して、そのまま飛び出した。

     
     

    大気圏を突破してからしばらくして機体の挙動も安定し始めた。発進直後の大きな振動や衝撃も収まった。
    宇宙に飛び出した感慨にふける間もなく、皆それぞれの持ち場へと移動していく。主人公も選択した機体へと乗り込み準備を行う。地上でも直接乗り込んでレクリエーションを受けたが、本番になると流石に緊張はしてきた。しかし、この方法しかないのだと自覚しているのか、恐怖からくる震えなどは起こらなかった。
    近くで他の仲間たちもPOWアーマーへと乗り込んでいくのが見える。大人数が載れるような改築を施したそうだが、すし詰めじょうたいで正直のり心地もよろしくないらしい。それならば一人乗りも悪くはないかと考えていると、提督から緊急連絡が入った。先行し発進していたR-9Eが敵機を確認したらしい。どうやら目的地までもう直ぐなようだ。

ここで機体を操作して目標地点のビルまで向かうことになるが、スペランカー先生の通信に従っていけば問題は無いだろう。途中敵の機体に狙われるが味方の援護もあるので焦る必要はない。だが、ケンロクエンには注意。油断するととっつかれて即死するので、奴が近づいてきたらルートを外れてもいいので全力で逃げよう。
目標地点に着くと、イベント発生。

イベント

POWアーマーと主人公を載せた機体は途中敵の機体に狙われつつも、味方の援護により危なげなくビルに接近、占領を開始した。
このままいけば直ぐに内部へと侵入できるだろう。ふと、外に目を向けると戦闘宙域が目に写った。様々なR戦闘機を初め、色々な物が飛び交っているもののどちらも目立ったダメージは負ってはいないようで、膠着している。
ぼんやりと宇宙を動き回っているR戦闘機たちを眺めていると何かが足りない気がしてきた。そんなことを考えているうちにPOWアーマーから連絡が入った。占領が完了しこれより内部に突入するとのことだ。
報告の直後にビルのハッチが開いた。しかしそこは隣で作業していたPOWアーマーと同じ様な形をしたもので溢れかえっており、とても内部に侵入できる状況ではない。
「宇宙では使用できない水陸用補給機や用途不明の物資を詰んでいた補給機をバリケードとして利用させて貰ったよ。敵が入ってくるのに出入り口をそのままにしておくわけがないだろう?」
その言葉とともにケルベロス大佐が頭に載せていた物体と瓜二つのR戦闘機、R-13A ケルベロスが出現する。
「人の上に立ったときに、一度言って見たかったんだ。『私自らが出る。』ってね。」
ラウンドタイプとも試験管タイプともとれる特徴的なキャノピーの中でケルベロス大佐は呟いた。
当然そんな言葉は届かない。
その代りにと言うべきか、呟いた言葉よりも速く機体が装備しているライトニング波動砲がその威力を発揮した。
電磁誘導リーダーによる完璧なる追尾機能を誇る波動砲は皆が乗る機体をバラバラに引き裂いたと思われたが、「む?」主人公の機体もPOWアーマーも衝撃で吹き飛ばされはすれど目立った損傷は見られない。
その代りに「しくじりましたな。まさか、バリケードに使用した補給機に向かってしまうとは。元は仲間同士の機体よりも補給機の方を優先したのですかね?だが、同じ補給機であるあちらのPOWアーマーが無事だということは・・・!?」
お返しとばかりに、仲間達の乗っているPOWアーマーから青く光った禍々しきバイドを象ったバイド波動砲が放たれた。大きく拡散するその波動砲を横へとずれることてやり過ごすR-13A。
「ここでコイツを追い払わないと中へと侵入出来ない。済まないが君だけで先行してくれ。」そう連絡を寄越すとPOWアーマーはR-13Aへと向かっていった。言われたとおりにR戦闘機を動かして中に進もうとする。
そうはさせじとR-13Aも低チャージの波動砲を連射しこちらを狙ってくる。避雷針となる物も無くなり、こちら目掛けて正確に飛来するライトニング波動砲。直撃こそしてないものの、このままでは持たない。
POWアーマーも同様にバイド波動砲を発射して対抗しようとするも、低チャージの撃ち合いでは仕様の違いで直接対決ではまるで相手にならない。何とか突っ切ることで振り切ろうとした目前、破壊された補給機の残骸と見慣れない物体が行く先に立ち塞がっていた。リング状でオレンジ色をした物体が宙に浮かんでいるのである。
地上でR戦闘機についてレクチャーを受けたとき、POWアーマーを初めとする補給機は機体を加速させるためのエネルギーや通常のミサイルなどの弾薬に加え、R戦闘機が装備すフォースを成長させると言うレーザークリスタル等を積んでいたそうだと。
しかし目の前にあるソレは写真で見せられたクリスタルとも違うし、ミサイルや弾薬にも見えない。このまま突っ込んでしまっても大丈夫だろうかと考える暇も無く後ろから漆黒の雷撃者が牙を剥いてきた。ならば進むしかない、そう腹をくくり目の前にあるオレンジ色のリングに突っ込んだ。
何か起こるかと覚悟していたが機体にダメージは無いようだ。
気を抜きかけた直後、どこかで聞いたような気の抜ける機械音声がキャノピー内に響いた。
『SET UP THE PSYBIT!!』 直後に機体両サイドに突如としてオレンジ色の物体が展開した。
モニターで一部始終を見ていた主人公は驚愕した。更に、今まで触っても何も動かなかったとされる、他の機体で言うところの波動砲発射の銃爪や、レールガン用の機銃の操作系統にも変化が起こっている様が映し出されていく。もしかして、武装を手に入れたのか?だとしたらコチラから打って出る事も可能なのでは!?
どうやら相手も突然の変化に攻撃を躊躇っているらしい。今が絶好の機会である!!

(R-9 Leo以外の三機の場合も、武装が追加される。)

  • 戦闘データ
    R-13A CERBEROS×1
    R戦闘機を操りケルベロスと交戦する。操作感覚は従来の2Dシューティングと違いこのシナリオと近いものである。同シナリオをクリアしていれば操作方法は簡単に覚えられる筈だ。
    とは言え、事前にチュートリアルが入るのだが・・・。
    しかし、ゲームと違いコチラはやられてしまうと即ゲームオーバー。キャノピーから光(波動砲)が逆流しチリも残さず消滅してしまう。
    全ての機体に共通する攻略法はとにかく動き続ける事。相手のライトニング波動砲は全方位に攻撃可能な雷撃の鞭であり見てから避けるのは不可能である。
    こちらの攻撃手段は超火力機体であるTP-3を除けばどの機体も強力な広範囲or追尾攻撃を所持しているので、初心者でも逃げ回りながら溜め撃ちを繰り返せば倒せる相手である。無理をしないで避けることに専念しよう。
     
    四苦八苦しながらもどうにか攻撃を当てていくと、R-13Aは撤退する。
    ここで皆から「無茶しすぎ」と言われまくる。また、一部のキャラは特殊な台詞を言ってくれる。
     
    占領したハッチから侵入し非常用の隔壁を閉じてから内部へと進む主人公一行。
    それを見届けた提督は矢継ぎ早に指示を出す。これからは一機たりともビルに近づけてはならない戦いだからだ。

時折、研究員らしき人物や警備兵が数人POPするがここまで来れたのなら苦戦する相手ではない。

ビル内部を進んでいくと、幾つかの部屋へと繋がる通路へと出た。ここで一度PTと別れて部屋を探索して彼女を探す。(どの部屋かはランダム)当たりの部屋に入るとイベント発生。

イベント

部屋の中に入ると見た目年下の女の子がベットですやすやと眠っていた。 あら可愛い
すると・・・部屋の中には見た目年下の女の子がベットですやすやと眠っていた。 あら可愛い。
・・・何かオカシイ気がするがそれが何か全く分からん。オカシイ事が大きすぎてそれが何か分かっていないのだろうか?差し当たり小さなオカシイこと、即ち眠っている少女が薄い布一枚しか掛けられていないことを何とかしてあげよう。運がよければイベントCGが回収できるかもしれない・・・。
と、頭がおかしくなり始めて変な考えが浮かんできた脳みそを揺さぶり起こして少女へと接近する。

 

同時刻、ビルの外宇宙空間での戦闘も佳境に入っていた。自慢のとっつきと豊富な火器で前線に立ちはだかる決戦兵器ケンロクエンと、それを援護しつつ盾として活用し提督率いる部隊を攻撃する傭兵達とR-13Aケルベロス。
提督の部隊はケンロクエンやAC達の実態弾を防ぎつつ爆撃を敢行するR-9Bストライダー、その爆撃を目くらましに巧みに相手を追い詰めるべく追撃を放つR-9WワイズマンやR-9DH2 ホットコンダクダー。
白熱する戦闘。だが不意に全ての機体が一瞬動きを止めた。「マズイ!!」発射されたミサイルがビル周辺で爆発を起こした。
何とか大事には至っていないようだが、このまま戦闘を続けると両者ともに重要な物を失うことになる。
・・・目的地内部への潜入は果たされた。これ以上は敵を倒すための戦闘ではなく、彼らがビル内部へと戻ることないように釘付けにする為の戦闘へと切り替えるべきだ。
戦闘で熱くなりかけた頭を冷やし、そう判断した提督は各機へと連絡を入れた。

 

突然の爆発で大きく揺れるビル内部。そのせいで主人公はバランスを崩しつんのめり、少女へと覆いかぶさってしまう。当の少女は爆発の衝撃で眠りから醒めたらしく、小さな声を発しながら体に被せてあった布をどかしつつ起き上がろうとしていた。
この一連の流れに対し主人公は、これは製品版のイベントCGに出来ないな余りにareすぐる。入れるとしても多分俺が邪魔で肝心な部分が隠れてるだろうよ。年齢制限ありの同人版なら或いは・・・。
などと一回りしてやや正常な思考が戻ってきた。
そんな状態の主人公を寝ぼけ眼で見上げる少女。寝起きでしっかりしていなかった思考がアジャストされたらしく、口を動かし声を発しようとする。しかしその直前で「!!??・・・キャーー!?」自分が全裸なのに気が付いたらしい。更に、「大丈夫か!?何があった!?」と心配して駆けつけた仲間達は部屋に入るや否やそれぞれ得意のスペルカードやWSの威力を発揮した。まあ分かってた。(笑)

 

一通りはしゃいだ後、皆で落ち着いて話をすることになった。
部屋のベットに寝かされていた少女、実は浚われてしまったあの娘だったらしい。どうやら連れさらわれたあと、何かされてしまいこんな姿になってしまったそうだ。(因みに本人曰く9歳ほど若返った時の姿だそうだ。)今はまだ行った手術が完全ではなく、体力が回復し経過が良くなったらこの姿に固定する為の不老術式を行うつもりだったそうだ。
わざわざ幼年化した理由は開発中の新型R戦闘機の起動には無理やり幼年に戻して固定した少女が必要だということもケルベロス大佐から直接聞かされたそうだ。
ことのあらましを語る彼女は姿のせいもあっていつもよりとても弱々しく感じた。
人の体を無理やり幼年に戻して固定する。どうせ碌なものである筈がない。主人公も、そして仲間達も正しく有頂天に達していた。人道を外れまくり、人の、彼女の人生を、命をなんとも思わないその所業。
絶対に許されないことは確定的に明らか。早いところフォースを取り戻して奴等の計画を阻止してしまおう。

 

この部屋につれてこられる前に、沢山の人が一番奥の部屋に入っていくのを見たという。まだその部屋には誰も入っていない。恐らくがそこでフォースに干渉しバイドを復活させようとしているのだろう。
まだその部屋には誰も入っていない。恐らくそこでフォースに干渉しバイドを復活させようとしているのではと仲間が推測したのですぐにそこに向かうことにした。

イベント後、廊下の一番奥の部屋に向かう。だがその前に、主人公のHPが1になっているのでしっかり回復しておこう。

部屋に入ると、イベント発生。

イベント

案の定、他の部屋と違いかなり大きな間取りのその部屋の奥にはフォースとフォースに接続されている謎の機械と膨大な量のレーザークリスタル――赤、青、黄色に緑と灰色の五色――が存在していた。
更に、コチラから見て手前にはR戦闘機が一機ぽつんと放置されている。見た限りR-9と何処となく似ているが?
・・・今はそんなことはどうでもいい、重要じゃあないんだ。(リアル話)
恐らく、通常では有り得ない量のレーザークリスタルで無理やりフォースを成長させているのではないか?
コントロールロッドに繋がれたフォースの本体部分がまるで――いや、確実に生きていて――鼓動を打っているのが見える。初めて発見したときにはあんな動きをしていなかった。間違いなく悪影響が出ている。

例え人間でもなく、生物かどうかすら怪しいが、フォースは自分達を窮地から守り、一緒に戦った戦友だ。そんなフォースがなんな姿をして、あまつさえ人々に牙を剥く魔獣と成り下がるのは我慢ならない。
自分達が不思議なダンジョンから持ち出さなければ、悪い奴等に振り回されずに済んだのではないか?
だが今更後悔しても遅い。こうなってしまった以上、せめて自分達の手で何とかしてやろう。

そう思い機械の根元にある制御装置へと近づいた。余りに高度すぎる代物でその手の知識はそれ程持ち合わせてない身としては、何処をいじればいいのか分からない。しかし運のいいことに機械全体を機動・停止させるスイッチだけは分かりやすく表示されていた。当然の如く速攻でOFFにする主人呼。
押した瞬間はドキリとしたがどうやら機械は停止してくれたようだ。
だが・・・「何でフォースが止まらないのか理解不能状態。」機械が停止してもフォース自体が逆に機械を乗っ取り、レーザークリスタルを吸収しつづけているではないか!!皆は呆然とする。
そして遂に、時がきた・・・

イベントの終了後・・・

[人類、そしてR戦闘機への逆襲に高ぶる者たちの憎悪が時空を引き裂いた。]

Last Dance!! vsドプケラドプス

イベント

突然ビルから大爆発が起こる。予想外の出来事に対応が遅れたケンロクエンやAC達、そしてケルベロス大佐は反応する間もなく巻き込まれて吹き飛ばされてしまった。
とっさの判断で全部隊を下がらせる提督。その判断は正しく、彼の部隊は誰も爆発に巻き込まれることはなかった。爆発の収まった後ビルの壁から醜悪な肉塊が湧き出てきた。
この世界に現れたバイド。予想をはるかに超える速度で復活したそれは、ビルの壁を侵食融合しながら宇宙へと顔を出す。

 

ビルの内部、バイド発現の瞬間に緊急用の隔離シャッターが発動し何とか難を逃れた主人公達。
バイドの姿を見た瞬間皆理解した。禍々しきバイドの恐怖と煮えたぎる憎悪を、そして「超攻撃的文明」と呼ばれる者たちがR戦闘機を作ってまで滅ぼしたがった理由を。
あれを生かしておいては何も残らない。全てがバイドに取り込まれてしまう。皆が恐怖に震えていた。
しかし、それに追い討ちをかけるが如く矢継ぎ早に問題が起こっていく。
今まで静止していたビルが突如として動き始めた。外に居るヨルムンガンドの連絡によると、どうやら地球に向けて移動をしているとのこと。
このままでは危険なので、バイドの意識が地球に向かっている間に戻ってこいとのことだ。
その報告を聞いた直後、バイドを目の当たりにした皆の脳裏に故郷が、親しい人々がバイドに蹂躙される光景がよぎった。普段はしないような余りに絶望的でおぞましい想像。皆バイドのもつ邪気に当てられてしまったのだろう。 只1人、その場に似つかわしくない幼き姿をした少女を除いて。
彼女は皆に一喝を入れた後にこう説いた。
「私を助けにこんな所まで来てくれた。それはとても有りがたい、幸いなことだよ。でも折角だから、私の大事な街を、人を、そして大事にな仲間の大事なモノも一緒に守ってよ。」 
物のついでとばかり簡単な口調で言ってくれるものだ・・・。
しかし、折角なら口調だけでなく体の震えと涙目になってるのも何とかして欲しかったものだよ。
途端に口元に笑みが浮かび、皆に活力が戻った。これで改めて皆の指標が立った。
やることが決まれば人は自然と動けるものだ。ヨルムンガンドと繋がっている無線機、そこから提督がコチラに一言、声を掛けてきた。
さあ、行こうか。
皆は無言で答えて立ち上がった。


こうなってしまった以上、バイドを倒すためにはR戦闘機の力を使うしかない。ケルベロス大佐の計画をなぞるようで癪だが、背に腹は変えられない。そうと決まれば安全なうちに先程のR戦闘機へと戻ろうと口にする主人公。まぁ、録に動かせなくても波動砲の射程なら遠くからいけるですしおすし。
それでは善は急げばかりに走り出そうとするが、今一度彼女から待ったが入る。まただよ(笑)
何と彼女は先程のR戦闘機に乗り込むと言い出した。
「私も戦い、力になりたい」
そんな体で大丈夫か?と尋ねるとこんな体だからさと返された。どうやらケルベロス大佐の言っていたR戦闘機はあれのことらしい。あの機体に搭載されている波動砲は理論上あらゆる物質を破壊し得る物だそうだが、搭乗するための条件がかなり特殊な設定になっており、色々と難解なシステムの解析や機体に残された記録に基づいた結果、彼らなりに出した答えだそうだ。狂人科学者どもを信じたくはないし、信じた結果が正しくてもそれはそれで嫌だ。だが今は僅かでも希望が欲しい。何よりも最高の仲間である彼女なら何とかしてくれる、そう思えたのである。そうと決まれば皆で協力して件のR戦闘機へ向かい、スペランカー先生の指示に従い、キャノピーを開けて彼女を座席に座らせる。
神掛かった連携により数分で作業が終わった。しかし、バイドと此方を別ける隔壁に異常が現れた。恐らくバイドがコチラに侵入しようとしているのだろう。こうしてはいられないとすぐさま最初に侵入した入り口へと向かう為に部屋を出る。全速力で乗って来た機体へと辿り着き、息つく間もなく発進準備を整える。待機していたパイロットが既に発進準備を整えていたPOWアーマー、自分達が部屋を出て直ぐに波動砲をぶっ放しながらビル内部から脱出していた最新鋭R戦闘機。そして彼らに追いつかんと主人公の機体も離脱。その数分後にビル全体がバイドに飲み込まれた。間一髪で生きて脱出することに成功した彼らは、提督の部隊と合流、そのまま反撃に移る。

イベント後、主人公達はビルを脱出。そしてこのシナリオのラスボス、ドプケラドプスと対決する。
またさらわれたキャラクターが以下の機体に搭乗する。

機体データ
R-9Ø RAGNAROKケルベロス大佐らが開発した最新鋭のR戦闘機。発掘されたR戦闘機に残されたデータとTEAM R-TYPEの独自研究により開発された強力な武装を複数搭載している。
 
  • 戦闘データ
    A級バイド ドプケラドプス
    R-TYPEのお馴染みの人類が初めて遭遇し、同時に過去幾度となく激戦を繰り広げてきたバイド。
    ビルの瓦礫や置いてあった機械類を取り込んだことで姿を現した。格闘然り、RPG形式然り、普通に戦ってはまず間違いなく勝てない相手だ。そしてこのシナリオのトリを飾るに相応しい撃破難易度を誇る。
    攻撃の激しさもそうだが、一定の時間が過ぎると地球の重力に引かれて一気に落ちて行き、ゲームオーバーになってしまうのだ。だがケルベロス戦とは違い、今回は総力戦で仲間と一緒である。提督の指示や仲間の攻撃を存分に頼ろう。
    攻略法

    まず第一段階は、まずドブケラドプスの顔面と両肩に備えられた砲門を潰すことである。正面と上方と狭い範囲しか攻撃できないもの、射程が長く霧状なので迎撃できない上に、詐欺判定の爆発を起こすバイドスプレイを放つ口、実体弾で迎撃可能だが弾速が速く一度に多く放たれるバイド体U胞子の特性を覚えておこう。
    肩の砲門をどちらか一方を潰すとそこから「スタンダード・フォース」が出現、主人公機に装備され各種レーザー攻撃が可能になる。なにぃ?あの4機にスタンダード・フォースは装備できない?聞こえんなあ

    フォースについて
    スタンダード・フォースメイン盾「フォース」が巨大化したもの。R戦闘機に取り付けることで、威力の高い対空レーザー、攻撃範囲の広い反射レーザー、地形に沿って攻撃する対地レーザーを自由に切り替えて撃つことができる。

    セオリーとしては、顔面の射程外から攻撃できるR-9DH2は顔面の担当に、大量の弾幕には広範囲を攻撃できるPOWアーマーのバイド砲をぶつけよう。強力だが、発射後に放熱で動けなくなってしまう先程連れ出した虎の子
    R-9Ø ラグナロックはR-9Bを護衛に付けておこう。
    主人公機体はスピード重視で仲間の撃ち漏らしなどをフォローする。「フォース」が装着された後は正面からの攻撃を全て無力化できるのでだいぶ楽になるだろう。R-9Wは隙を見て両砲門を同時に撃ちぬいてもらおう。
    砲門を壊すと、ドブケラドプスの腹を突き破り寄生体が現れる。通常攻撃は他と比べて緩やかだが、普通に波動砲を撃つと高威力のカウンターが飛んでくる初見殺し仕様。波動砲以外の攻撃を受けている間はカウンターは飛んでこないので、仲間は下げてプレイヤーはR-9Øのチャージ具合を見て突撃して攻撃。タイミングを合わせて必殺のメガ波動砲をお見舞いしてやろう。


エンディング

激しい戦闘の後、ドブケラドプスは断末魔を上げて死滅した。
死にゆくバイドを見て、バイドといえど同じ生命、それを絶つ事に後ろめたさを感じた。
しかし目の前に写る美しい地球、無線ではしゃぐ皆、そして横に並ぶラグナロックに乗った彼女のほっとした声
を聞いたら「これでいいじゃないか・・・。」そう思えるようになった。


へビィな三日間を終えて、休日に一息つく主人公。
あの後アイレムは二度の宇宙船発射に関して何とか世間は丸め込めたようで、今も何だかんだでネ実市で経営を続けている。今回の騒動を通して知名度が上がったことでアイレム横丁の客足が増えたことで商業的には成功し、ことの瑣末を全て報告された石川県の本社でも今回の事態を大目に見てくれたそうだ。
また首謀者である「TEAM R-TYPE」の面々は解雇されることはなかったものの、一連の騒動の責任を取る形で本社で
キウイベリーの苗の栽培作業に休日返上して従事する羽目になったようだ。ざまぁwww
頼もしい相棒である「フォース」はR戦闘機並みに巨大化してしまったため、持ち歩くことはできなくなった。
そのためスペランカー先生の提案もあって、アイレム社が保有する民間用のバスとして改造された
R-9Aにとりつけられることになった。
正直この扱いはどうかと思うが、下手に兵器として使われるよりはマシだろう・・・たぶん。
そして、肉体が幼年化してしまった「彼女」に対する治療法も判明した。
なんか生きてたケルベロス大佐をとにかく拷問したり、我らが頼りになる保険医である八意永琳が彼女に対して何も尋ねずに真摯に診察したりしたことで彼女が提示してくれた。
その方法は、


「喰らえ、ただひたすらに」


だそうだ。というわけで、今夜は提督やスペランカー先生、他の教師や仲のいい人達を集めて
焼肉パーティーである。正直バイドの肉塊を直視してしまった身として今はあまり肉類は食べたくない。
でも余り食べなくても皆と一緒に居るだけでも楽しいだろう。
それに食事は大切だ。何せ今回の騒動も長い人生の一部分に過ぎない。明日や来週、来月や来年、或いはもっと遠い未来にはもっと強烈で過激な出来事が起こるかもしれない。不安はあるが、今回の騒動を乗り越えた時の意志や経験は自分や仲間にしっかりと根付いてる筈だ。その記憶がある限り自分達はどこまでもいけるだろうし、
何であろうとやろうと思えるだろう。
そしてその日に備えて、今のうちから栄養を蓄え、体調を整えておくに越したことはない。なんとも気の長いことを考えて、柄ではないなと思いながら時間を潰しにいつもの仲間のもとへと向かう主人公。
歩きながらふと今回の騒動の主犯である怪しい格好の科学者の事を思い出し、
「ああ、どんなに未来が不確かだろうとタイツ着て被り物やマスク顔を隠しながら調子付くような真似だけは、絶対にしないだろうな。(確信)」
と心に決めたのであった。

報酬/称号

  • 称号「ドプケラバスター」
    R戦闘機に自由に搭乗できる。ただし、R戦闘機は別のシナリオで入手する必要がある。
  • パイルバンカー「NIOH カスタム(スーパーケンロクエン)」
    女性専用装備。アイレム横丁にて販売が解禁される。
  • 陰陽鉄学園~アイレム横丁間の定期バスが運行開始
    時間経過無しで陰陽鉄学園~アイレム横丁間を移動可能。
    たまに普通のバスの代わりにR-9が出現する。
  • シナリオ内で攫われた女性PCに「貧乳」「巨乳」のいずれかのスキルを習得させることが可能
    ED時に行われる焼肉パーティー時、見た目幼女になった女性PCに与える焼肉量をコントロールすることでいずれかのスキルを付けることができる。ただし一度だけなので選択は慎重に。もちろん付けない事も可能

関連項目

コメント欄

  • 立て主ではありませんが、文章の一部を編集、追加しました。 -- 2011-06-19 (日) 11:24:06
  • うわぁケルベロス大佐が戦闘できる人間じゃないって言ってるのに、戦闘させちゃった…修正するんで見逃してく出しあ; -- 2011-06-21 (火) 22:33:39
  • ↑1、2 わざわざこんなシナリオに手を付けてくれるとは有り難い。とても嬉しいよ。まぁ、続きは作れそうに無いけど…。 -- 2011-06-23 (木) 03:43:09
  • ↑やるなら、bルートも完全書き換えでいいよ。ついでにbルートでも実は欝・人死には無しの予定だったから、そのつもりで。 -- 2011-06-23 (木) 23:50:37
  • ↑いえいえ、こちらも散々好き勝手書かせてもらったので、立て主さんからそういってもらえると嬉しいですよ。あと、続きを作れそうにないのなら一応構想はあるので僕が作ってみていいかな?箇条書き見たくなっちゃいそうですが。 -- 2011-06-23 (木) 23:05:09
  • ↑コメがおかしなことに・・・許可いただけたので時間はかかりそうですが、ちまちま作ってみます。bは欝・死なしの構想でしたら、その方向で書きます。ただ、BADENDは何かしらの形で入れたいですが、どうでしょう? -- 2011-06-24 (金) 00:10:56
  • ↑aは一本道だったから、bは何か選択肢があると嬉しいかも。 まぁ、俺が続きを書かないのは自業自得みたいなもんだから、気にしなくて良いよww -- 2011-06-24 (金) 00:12:43
  • そう言ってくれるとありがたいです。一応構想としてはBからBADENDとルートCへ分岐することを考えています。時間かかりそうなので気長に待って下しあ -- 2011-06-24 (金) 00:20:22
  • 途中ですが、作ってみました。かなりシリアスな展開になりそうなのですが、もう少し軽めのストーリーにしたほうがよいでしょうか? -- 2011-07-07 (木) 11:34:33
  • 良いんじゃないかな。俺が最初に考えてたやつに比べても、それ程深刻な展開って訳じゃないし -- 2011-07-07 (木) 17:49:54
  • 追記していた者ですが、私生活のほうが相当忙しくなり、これから数ヶ月、最悪一年近く編集やコメントへ返信することができそうにありません。ですが、暇を見て書き溜めて必ず完結させます。もし、完結できない場合はここにその旨を書きます。立て主様やここを見てくださっている方々には期待を裏切るようで大変申し訳ありません。 -- 2011-07-12 (火) 14:58:55
  • 今までご苦労様でした。 事情があるなら、完結出来なくても仕方がないですし、私は気にしません。 -- 2011-07-12 (火) 16:57:25
  • 少し時間が出来たので、項目整理目的で更新です。次も出来るだけ早く更新したいなあ -- 2011-07-20 (水) 01:43:18
  • 数ヶ月更新できないと思ったら、なんか事態が落ち着いたので、更新再開します。でも、以前ほど頻繁にはできませんが。とりあえず、ルートの大筋ができたので載せます。 -- 2011-07-26 (火) 16:09:49
  • もし、何か問題点があれば、コメント欄にお願いします。すぐに返信はできませんのでよろしくお願いします -- 2011-07-26 (火) 16:11:45
  • 久しぶりに書き込みします。申し訳ありませんが、このシナリオを書くことを断念します。理由はどうも自分の納得できる面白いものが書けないということです。散々好き勝手改変しておきながらこの結果になってしまい、立てぬし様と見てくださった方、本当に申し訳ありません。自分の書いたところはバイド討伐ルートとルートcなので、そこの部分は改変するなり削除するなり好きにしていただいて結構です。最後ですが、自分の取るに足らない妄想による改変を許してくださったたて主様には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。 -- 2011-09-04 (日) 18:23:36
  • ↑ お疲れさまでした。途中までとは言え充分に楽しめました。今まで有難う -- 2011-09-04 (日) 19:42:14
  • シナリオに追記するため一部称号などを削除しました。 -- 2015-05-26 (火) 13:19:15