シナリオ/世界移動シナリオ-シン・シティ編/登場人物/マフィア関係者

Last-modified: 2021-03-28 (日) 06:37:20

この世界の素敵な人達(この掃き溜めの外道共)

この世界の登場人物達。
変わらないのも居るけど…殆どが素敵(外道) な事になっているので、死にたくなければ絶対に警戒を怠らないようにしよう。

5大ファミリー

犯罪組織がひしめき合うネ実シティで最大の力を持つ5つのマフィア。
関係の良し悪しはあれど現在戦争を行っているところは存在しない。

ヴぁーん・ファミリー

ヴぁーんさんがドンを務める巨大ファミリー。
ドンの高潔な人格もあり、イザという時警察よりもこのファミリーを頼る貧弱一般人も居る。
だがやはりマフィア、決して善ではないし敵対者はその無謀を血で贖うことになるだろう。
シノギ、部下の質、どれもこれも高水準でポテンシャルは高い。
だがドンの方針により麻薬の商いは絶対の禁忌である。
内側は特に問題ないが…他のファミリーとの間にその関係で溝が存在する。

  • ヴぁーん
    ヴぁーん・ファミリーのドンを務める暗黒街の顔役の一人。仮面は付けてるけど。
    信頼と友情をなによりの宝とし友人や仲間達のトラブル解決を汚い理由で断ったことは一度もない。
    誰に対しても誠実な対応を取るため他のマフィアからも高いリスペクトを受け、ファミリーの面々からはとても慕われておりゴットファーザーとも呼ばれる大物。
    仮面は普段から付けているが唯一、散髪を行う際は外している。
  • 墨樽
    ヴぁーん・ファミリーのコンシエーリ兼顧問弁護士。
    友人達と共にヴぁーんに拾われ、以後はヴぁーんの養子となる。
    猛勉強の結果高い知性と弁護士の資格を入手。
    そのカミソリじみた知性が認められ、組織員と血縁関係にはないがコンシエーリの地位に付く。
    魔法の腕も凄まじく腕っ節も強いがやはりメインはビジネス。
    ファミリーが絡むビジネスの交渉や弁護等で忙しい日々を送っている。
    誤爆癖はあるがビジネスの場面では誤爆は無い…だが草は生える
  • クラエア姉
    ヴぁーん・ファミリーのカポにしてヴぁーんの娘。
    単なる血縁でカポになった訳ではなく、それに相応しい暴力と知性、リスペクトを兼ね備えている。
    多少粗暴な性格ではあるが高い能力とファミリーへの愛を所持。
    だが冷酷さも持ちあわせており裏切り者や敵対者には容赦なくをプレゼントする。
    関わるシノギも特に問題無く利益を上げており次期ドン最有力候補。
  • ブロントさん
    ヴぁーん・ファミリーのカポでありヴぁーんの実子。
    その実力は高くリスペクトも受け厚い信頼を寄せる人も少なく無い、シノギも現状問題ないが…性格に問題がある。
    クラエア姉も粗暴ではあるがブロントさんは輪を掛けて暴力的、自身やマフィアとしての筋はきっちり通すし堅気に手を出すことはまず無いが、とにかく怒りが有頂天になりやすい。
    抗争ともなれば指示を待たずに、部下を率いて敵対マフィアの事務所にカチコミを駆けたりシノギを潰しに行ったり、かなり過激な行動をとる。
    分別が多少以上に足りてないそんなこんなでクラエア姉と違い「次期後継者」とは余り見られていない。
    本人もそれは自覚しており現状その椅子に興味は示していないが「ヴぁーんとクラエア姉が両方死亡」などと言う事態になれば彼がヴぁーん・ファミリーのドンになる。
  • 天子
    ヴぁーんの末娘である。だが稼業には関わっていない。
    ちょっと前、家族への反発心でなんと志願兵になり戦争に参加、戦争終わって退役したが雑誌などで「国のナイト」をして紹介されるほどの活躍を上げた。
    故郷に帰ってきてはいるが天子は現状堅気であり、これからもマフィアに関わるつもりは無い。
    ブロントさんを除く家族やファミリーもそれを堅気の世界で生きる事を望んでおり、天子は通常マフィアになる事はない。
    …だが「ヴぁーん、クラエア姉、ブロントさんが何らかの形で現役を貼れなくなる」「特定イベントを起こす」の条件を満たせば天子がヴぁーん・ファミリーのドンとなる。
    その能力は…上記の3名を超える最強のゴットファーザー
    リスペクト値こそヴぁーんには劣るだろうが暴力、冷酷さ、知性このどれもが最高水準。
    ヴぁーん・ファミリーと完全敵対するならいずれ消すべきだろうが…天子は現状堅気。
    特に何もしていない堅気を殺すとリスペクト値がダダ下がりする為、クリアの為ならしばらく放置しておこう。
    別に殺さずとも利益で併合すると言う手もあるのだから。
  • 痛風
    ヴぁーん・ファミリーのソルジャーであり殺し屋。
    友人達と共に拾われて以降、絶対的なリスペクトをヴぁーんに対して抱いており命令と有らば即座に二刀が敵を薙ぐ。
    友人達やファミリーの前では気のいい兄ちゃんで、下の者への面倒見も良い。
    殺しの仕事がないときはみかじめ料を徴収に行ったり、店のトラブルを解決したりしている。
  • 餡刻
    ヴぁーん・ファミリーのソルジャーでファミリー最強の殺し屋
    友人たちと共に拾われた後、自分を認識した事と友人を拾った事に絶大なる恩義を感じ、以後はその隠密性を生かしファミリーの為に様々な仕事を行う。
    ヴぁーん・ファミリーの切り札の一つであり、抗争時は無双じみた活躍を果たす。
    だが過去の活躍で顔や能力が割れていり、各ファミリーは魔法や機械装置などの対餡刻認識手段を所持している。
    だが認識されても恐ろしく強い事には変わらない、味方なら最高に頼れるし敵にすると最高に恐ろしい存在。
    友人は絶対に裏切らず友の為なら全てを投げ打つ性格の為、リスペクト値を最高レベルに上げないと寝返り工作は失敗してしまうだろう。

代表的なシノギ

  • チョコボレース
    ネ実シティの一角に建つ巨大賭博レース場。
    博打の魅力に狂った連中が日々大金を落とし莫大な利益を上げている。
    利益はノミ行為では無く(それもあるが)ファミリーが直接運営する合法施設。
    ヴぁーんの悲願の一つである「ファミリーの合法化路線」を勧める為の一環として運勢している。
    「マフィアが賭博の直接運営など」と言う声もありかなりの苦労をして構築した。
    政界に強力なコネを持ち、尚且つ高いリスペクトを受けるヴぁーんだからこそ建築に成功したのだ。
    もしこのレース場を奪い取られる、あるいは完全に破壊されれば今までの積み重ねもあるので致命傷とまでは行かないだろうが…ファミリーはかなりの打撃を被ることになる。
    • 古明地さとり
      チョコボレースの騎手。
      チョコボの気持ちが分かるかのように乗りこなし、安定した成績を残しており、これまでに負傷や故障による失格が一切無いのが特徴。
      最近は青毛のチョコボ『ラストレイヴン』の主戦騎手として勝ち星を着実に増やしている。
    • バッツ・クラウザー
      チョコボレースの騎手で、最年少最多勝騎手記録保持者。
      天性のチョコボ乗りで、乗るチョコボを選ばずこれまでに多くの勝利を挙げて来ており、買う羽券に迷ったらとりあえずバッツの乗ってるチョコボにしとけとも言われるほど。
      無敗での三冠制覇を含むG1最多勝記録を残した『ストライクフリーダム』の主戦騎手としても有名。
    • クラウド・ストライフ
      チョコボレースの騎手にして鳥主。
      これまでに数多くの競争羽を育て、そのどれもが優秀な成績を修めており、その多くが種鳥として名を残している。
      騎手としても現役で、加速装置でも使ってるんじゃないかとまで言われる程の追い込みが印象的な『ゼロゼロナイン』の主戦騎手として活躍。
      クラエア姉は彼の大ファンであり、羽券は購入するしレースがある日は観戦、勝てば上機嫌になるし負ければブロントさんが盛大な八つ当たりに合って骨になる。
    • 関羽
      チョコボレースの騎手では珍しい、トロールの獣人。
      赤チョコボ『赤兎馬』のパワフルな走りは観客を魅了する。
      獣人ではあるが、獣人血盟軍のやり方は気に入らないらしく従う気はない。

ディセプティコン

破壊大帝メガトロンがドンを務めるファミリー。元の世界のデストロン。
機械生命体「トランスフォーマー」によって構成されているため、人間蔑視の風潮がある。だが有能な能力を持っているのなら拉致・・・もといスカウトすることもある。
火力や技術力などは他のファミリーより優れているが、メガトロンによる独裁体制が続いているため、№2であるスタースクリームを筆頭にクーデターが頻繁に発生する。
また、エネルギー資源の採取にも力を入れている。
最近では最も敵視していたファミリー『オートボット』を壊滅させている。

  • メガトロン
    ディセプティコンのドンを務める破壊大帝。「圧制を通じての平和を」が座右の銘。
    スタースクリームの度重なる裏切りをいつも許しているが、これは野心を煽る事により力を引き出そうとしているためである。が、敵に塩を贈るような行為は断じて許さない。
    また、ディセプティコンはメガトロンの指揮に依存しており、何らかの理由でメガトロンが不在になると烏合の衆と化してしまう弱点があり、この弱点は未だに克服されていない...
  • サウンドウェーブ
    ディセプティコンのコンシエーリ。喋ると常にエフェクトがかかっている。
    自身の持つ特殊部隊「カセットロン」の情報収集能力はマフィア随一である。またシノギとしてダンスディスコ「ダンシトロン」を所有している。
    トップの座には興味が無く、メガトロンに忠誠を誓っているようだが、日和見主義のため何を考えているのかは分からない。
  • スタースクリーム
    ディセプティコンのアンダーボスであり、裏切り常習犯。
    事あるごとにメガトロンを蹴落とし新たなボスになろうとしているが慢心によりいつも失敗している。(これに対しディセプティコンのソルジャーであるジェットロン達は「またスタスクだよ(笑)」と呆れており、余程のことでない限り裏切りに介入して止めたりはしない。)
    また、自身の立場を脅かされることも嫌い、主人公が№2の座を居座ることを全力で阻止してくる。
  • フレンジー
    ディセプティコンのソルジャーであり、特殊部隊「カセットロン」の一員。
    人間蔑視の風潮のあるディセプティコンの中では珍しく人間に対してもフレンドリーに接する。
    他のディセプティコンのソルジャーよりも体が小さいので馬鹿にされることもあるが、ひとたび抗争になれば200デジベルの騒音を出したり、人工地震を起こしたりするなどの活躍を見せてくれる。
  • インセクトロン
    ディセプティコンと共同戦線を張る三人組。
    彼らの生んだクローン軍団はディセプティコンのアソシエーテとして運用されている。(ディセプティコンのアソシエーテはこいつらかガードロボット・ドローンで賄われており、人間のアソシエーテはバイトで雇ったモヒカンがいる位である。)
    またメンバーの一人であるボンブシェルはセレブロシェルという装置を相手に打ち込みコントロールしてしまうことができる。
    メガトロンとの仲は比較的良好だが報酬の少なさに不満を感じており、この事で争いになることもしばしば。

代表的なシノギ

  • ビルドロン建設
    ディセプティコンのカポであるビルドロンが経営する建設会社。
    「他の建設現場から資材をネコババしている」といった黒い噂が絶えないが、迅速かつ丁寧な仕事をするのでこのビルドロン建設を選ぶ組織も多い。
  • アストロ帝国
    ディセプティコンのカポであるアストロトレインが経営する私鉄。
    すべての電車がコンピューターで制御されており、人を乗せたり、商業地域にあるブラック・マーケットにブツを運んでいる。
  • ぶっ壊しレース
    ディセプティコンのカポであるモーターマスター率いるスタントロンを中心としたレース。
    ヴぁーん・ファミリーのチョコボレースと違う点は、持ち前の体の硬さを活かしたスタントを全面的に押し出しており、貧弱一般車には到底できないスタントをやってのける。
  • 【可愛い子ちゃん】のDVD販売
    ディセプティコンのカポであるオクトーンの商売。主に【可愛い子ちゃん】が沢山登場するDVDを作成・販売している。
    最近では、「コスプレ○○○」シリーズという作品を手がけている。
    • アルド&ライオン
      ヤーンなDVD界隈では有名な男優&女優。日和見主義。
      代表作は「空手部・コリブリの裏技」。
      このDVDには若き日のザイドも出演しており、彼の名台詞「そうだよ(便乗)」からこの3人を便乗ブラザーズと呼ぶ者もいる。

ネオ・モリヤファミリー

通称NMF。ネ実シティの人々の信仰を集めてネ実シティのトップになろうとしている。現在、「八坂一家」と対立している。

  • 洩矢諏訪子
    NMFのドン。「信仰による平和的支配」を目的としている。彼女のカリスマ性が高い為多くの人々が集まり巨大マフィア組織になった。なお、彼女は祟り神なので裏切りは絶対許早苗。
    彼女のやり方はかなり謙虚なやり方である為、アンダーボスの八坂神奈子に離脱された。それ故、「八坂一家」と対立している。
  • 東風谷早苗
    NMFのコンシエーリ。表では「奇跡少女ミラクル☆スイーツ」という名前でアイドル活動をしている。というか、この一家のシノギの大半は彼女の活動である。
    組織内でもアイドルみたいな存在で、カポ同士で争いがあっても彼女の笑顔を見て争いをやめる事が稀によくある。
    裏の顔

    サナエ・コチアン
    諏訪子から力を与えられた早苗が変身した姿。秋姉妹だけでは不可能な裏工作をする裏世界の暗躍者。
    今度の任務は「八坂一家」の潜入調査である。

  • 河城にとり
    NMFのカポの1りで発明家。ひねくれた性格で嫌な奴だが切れ者。鬼が苦手で伊吹組を恐れている。また、早苗の純粋な笑顔も苦手。普段は自分の研究室「河城ラボ」に引きこもっている。
  • 鍵山雛
    NMFのカポの1りで、バー「ヤクガミ」の店主。組織内では厄を溜め込んでいるせいかあまり人気がない。知り合いに警察の汚い忍者がいる。
  • 秋静葉
    NMFのカポの1りで、諏訪子の命令で裏切り者を暗殺する粛清者。だが、妹よりも影が薄い事をネタにされて忘れられる事も…。カポ達の中では純粋な戦闘力は最弱、例えるなら「1面の中ボス」並だが、なぜか暗殺能力に長けている。
  • 秋穣子
    NMFのカポの1りで、諏訪子の命令で他のマフィアの様子を探る密偵。それ故、組織内では比較的影が薄く、更に姉は暗殺能力に長けている為、組織内のカポ達の中では総合的な戦闘力は最弱姉より優れた妹なぞ(ry
    昼間は町の市場で威勢のいい宣伝と共に胡散臭い商品を売りつけようとする薬売りとして活動していると同時に有能そうな人材を見つけてはNMFへ勧誘している。
    NMF関係のイベントは彼女の勧誘と裏工作で貧弱一般人に濡れ衣を着せる怪しい依頼から始まるので、NMFに関わりたいときはトーホー区の市場へ行くといいだろう。
    ちなみに、彼女が「治せない病気や症状など、あんまり無い!」と宣伝する「守矢の万能血液薬」の中身は「途方も効果のない薄めたポーション」。主人公が買わされることは無いが、もし使用してもHPが1しか回復しないぼったくりアイテムである。

代表的なシノギ

  • 早苗のアイドル活動
    早苗は信仰と資金を集めるために「奇跡少女ミラクル☆スイーツ」として表でアイドル活動をしている。諏訪子の支援もあるため、うまくいってるようだ。
  • バー「ヤクガミ」
    NMFの鍵山雛が経営するバー。SAKEはもちろん、厄吸い取り等のサービスをやっている。
    汚い忍者が稀によく訪れる。

八雲一家

ネ実シティ最古のファミリー。
古くからの強力な地盤をもち堅実なシノギを行う
ネ実シティ平穏と安定を何よりも望み、他のファミリーが抗争をおっぱじめた時は八雲一家が和平仲介を行うことが多い。
兵力自体は他の5大ファミリーに劣るが堅実なビジネスを行っており、揺るぎない地盤を持つ。

  • 八雲紫
    八雲一家のドン。
    外見は若いが八雲一家の創設者であるため、最低でも100才は超えている妖怪ババア。
    とにかく胡散臭く歪曲的な話し方をするため言いつの間にかその雰囲気に飲まれてしまうかもしれない。
    だがファミリーを守る為なら如何なる手段をも行使、暴力から謀略まで手段は選ばない。
    特に友人を傷つけられた時は全てを賭けて報復を行うので覚悟しておこう。
    もし主人公が友人やファミリーになった時はその情は天の助けで、敵になった時は地獄の恵み。
  • 八雲藍
    八雲一家のアンダーボス。
    めんどくさがりな紫に代わり様々なビジネスを行なっている。
    基本はスーツ姿であり一見すれば只のビジネスウーマンにも見える。
    だが彼女が他のファミリーに恐れられているのは知性でなく…凶暴性。
    抗争ともなれば獣の如く荒れ狂い他のファミリーと殺し合う上、その知性が鈍るわけではないのでおっかない相手。
    だが紫と違い愛故にその目が眩む事がある。付け入る隙があるとしたらそこになるだろう。

主なシノギ

  • ボーダー商事
    八雲紫が社長を務める八雲一家所有の運送会社。
    あらゆるブツを運び利益を上げる。
    武器や麻薬などの禁制品から普通のいろんな物まで運送している。
    ぶっちゃけフロント企業だが社員全員がファミリーでは無い、普通の会社員も居る。
    • 摩多羅隠岐奈
      八雲一家のカポ兼ボーダー商事の重役。
      ボーダー商事の経営をサポートしつつ、社内に存在する八雲一家の組員の管理を担っており、社内において闇系の緊急事態が発生した場合、社に所属している組員を動かし、指令を与えて速やかに解決するよう指示を送る。

獣人血盟軍

「闇の王」と呼ばれる男がドンを勤めるファミリー。
古くから存在したファミリーのシノギを、20年前に闇の王が纏め上げた獣人達が乗っ取り、そのファミリーの勢力を奪って誕生した比較的新しいファミリー。
5大ファミリー随一の武闘派集団で、血盟軍がカチコミに動いたという噂が流れただけでそのシノギの半径1キロから即座に人が逃げ出すというあるさま。
その一方で行っているシノギ自体は(かろうじて)合法的なモノで、カチコミに関しても必ず相手が手を出してきたからという既成事実を成立させてから乗りこむなど、法関係に異様に詳しい節がある。
構成員達はその異形の身の成りや異能の力から蔑まれてきたり、どん底の状況に追い込まれてきた者達であり、それ故に生きること、成りあがる事への執着が強く、抗争においてもそれが現れている。
またこのファミリーの特徴として、警察等の公的権力に対して献金や上納金等の、媚び諂った態度は一切行わず、脅迫と暴力において対応しているという点が上げられる。

  • 「闇の王」
    獣人血盟軍のドンを勤める、異形の巨漢。
    20年前、当時は市民層の底辺に位置づけられ、マフィアから使い捨ての鉄砲玉扱いされていた獣人種族をその腕力とカリスマで纏め上げ、シノギでの商売のコツや合法と非合法の判別、その他マフィアとして必要な知識を徹底的に教え込み、彼らの手で大ファミリーの勢力図を奪わせると共に獣人達の市民権の向上に成功、ファミリーの上層部連中を悉く「処理」させた後、獣人達から感謝と敬意の現れとして、ドンの座を譲り受ける。
    獣人達の長ではあるが、たとえ人間であっても強い意志と力があれば一員として迎え入れるし、有能な人材であるならば迎え入れるのに最大限の礼節を尽くす。
    「悪はより大きな悪を持ってしか征しえず」という信念を抱いており、ネ実シティの他のファミリーの排除を公言して憚らない。
    内なる憎悪が語る、闇の王の正体

    闇の王となる以前の彼は、ネ実シティ出身の警察庁特別調査部所属の捜査官ラオグリムという正義感の強いガルカの青年であった。そこ、ガルカって何歳から青年なのかって言わない
    正義感の強かった彼は、腐敗しきったネ実シティの政治体制を正すべく、マフィアと政治家の癒着の証拠を掴むためにネ実シティに潜入するも、マフィアと繋がりのあった同僚に裏切られ、志を同じくする部下の女性共々背後から撃たれ、郊外に捨てられる。
    彼自身は一命を取りとめるも、女性のほうは死亡。信じていた正義への絶望と激しい憎悪に捕らわれたラオグリムは、ガルカの業を解き放ち、その身を異形へと変化させる。
    その後、獣人達を率いてそのマフィアの勢力を奪い、幹部一同を悉く皆殺し、新たに5大ファミリーの1つとして台頭することになった。
    そして勢力の新たな頂点になったことで、謁見にきたかつての同僚と前ファミリーと懇意にしていた政治家を「丁重にもてなし」、復讐行為自体は一応は果たされたことになる。

  • レミリア・スカーレット
    獣人血盟軍のアンダーボスであり、「闇の王」とは半ば養子のような関係にあたる吸血鬼の女性。
    元々はネ実シティにおける最大規模の商社『スカーレット商会』の令嬢であったが、父親の死によって会社は倒産、彼女はまだ幼い妹とともに施設に送られるも、その施設があもりにもひどすぎたため、妹を連れて脱走。
    逃げ出した先のスラムに潜伏している時に、スラムのゴロツキをスカウトに来た「闇の王」と邂逅。
    妹を守るためと失った父の会社を取り戻すための力を欲していたレミリアを、「闇の王」は拾い、レミリアが望む力を付ける為に徹底的に鍛え上げた。
    傍から見れば虐待とも取れる教育を耐え抜き、「闇の王」から試験として与えられた『ちょっと収益金大量に稼いで来い』という課題に対し、外部からパチュリー・ノーレッジをコンサルタントとして召集した上で、現状のシノギの稼ぎの向上や新規事業の開拓、株取引等を駆使して僅か一年で大幅な利益を上げたことでアンダーボスの地位に就任する。
    純粋な戦闘能力や知力、暴力性と非常に高い水準にあり、吸血鬼が種族柄持ち合わせているカリスマ性も合わさって「闇の王」の後継者として見られている。
    欠点があるとするならば重度のシスコンである事絶望的にネーミングセンスが悪すぎる事ぐらいか。新規事業で立ち上げた会社に『スカーレット商会☆R』なんてつけるぐらいだし。
    ちなみに彼女、やたらバクチ運、とりわけ麻雀運がずば抜けており、ファミリー間で麻雀が行われる際に「レミリアと咲夜は出入り禁止で!!!」とまで言われている。課題のとき『※ただしバクチは除く』と注意されてたくらいだし
  • パチュリー・ノーレッジ
    獣人血盟軍のコンシエーリを勤める魔女。
    ネ実シティの郊外の薄暗い館で本に囲まれて過ごしていたが、資金稼ぎの指令を受けたレミリアがスカウトに。
    断るつもりでいたが、提示された報酬(予定)額と、レミリア個人への興味に惹かれて承諾、経営コンサルタントとしてレミリアの事業をサポートした。
    僅か一年で条件を達成させたレミリアに感服しつつも、契約終了に伴い立ち去ろうとしたところを「闇の王」に呼び止められ、レミリアへの的確なアドバイスなどの手腕を評価されてコンシエーリへの就任を打診される。
    やはり断ろうとしたが図書館丸ごと1つ買い上げて権利を譲られたことでやはり承諾。
    譲って貰った図書館を経営しながら悠々自適な読書生活を送りつつ、組織からの相談もこなしているようである。
    このような経緯から、物欲に弱いイメージがあるが、少なくともレミリアとは友情っぽい感情で結ばれており、「闇の王」に対してもわざわざ図書館1つポンと寄越して貰った事への恩義は感じているため、少なくとも買収による懐柔は無理と思われる。
  • 十六夜咲夜
    獣人血盟軍のソルジャーで暗殺者。
    種族は人間だが、生まれながら時間を操る能力を持っており、それが原因で迫害されてきた過去を持つ。
    その能力を活かして、標的に気付かれずに暗殺することが可能。
    殺しの仕事がないときは、自身のシノギであるメイド派遣業の指導に当たっている。
    この派遣メイド、普通の家事だけではなく、仕事柄か込み入った話を立ち聞きする機会が多く、情報収集としても機能しているんだとか。
    また、彼女も地和は軽いリードと豪語するくらいには麻雀が強く、レミリア共々出禁となっている。
  • 紅美鈴
    獣人血盟軍のソルジャーで、警備技術指導兼代打ち
    元々は麻雀の代打ちとして雇われていたのだが、嗜んでいた拳法の腕を買われて正式に一員として組み込まれた。
    代打ちとしては、鳴くことによってツモ順を調整したり、ドラを増やしたり、あえて4カンすることで流局して流れを変えたりと、コンビ打ちでのアシストで真価を発揮するタイプ気を使ってるんだろうか?
    代打ちの仕事が無いときは、アソシエーテ達や『ORC』の選手に拳法を指導している。
    また自身もたまに『ORC』の試合に参加している。

代表的なシノギ

  • 格闘技興行団体『ORC』
    獣人血盟軍のカポであるバックゴデックが行っている、格闘技イベントの企画・実行団体。
    獣人の選手による血沸き肉踊る迫力のあるバトル目当ての観客からの入場料や、合法的なスポーツくじによる利益が収益金。
  • クゥダフ設計
    獣人血盟軍のカポであるザ・ダ率いるクゥダフ族が運営している建設企業。
    種族柄モノ作りに長けているだけあって、その仕事ぶりもさることながら、極めて高い芸術性と実用性が合わさった技術力が高く評価されており、スピードのビルトロン建設、実績の伊吹組と並び、ネ実シティの三大建設業者として数えられている。
  • ヤグード教団
    獣人血盟軍のカポであるズェー・シシュが教主を務める宗教団体。
    獣人のヤグード族を中心に信仰を集めており、その他の種族であっても信仰者には寛大である一方、他宗教には攻撃的で、法に触れない程度にネガキャンを行い、その宗教への信仰を失わせるよう働いている。

その他のマフィア

勢力は5大ファミリーに遠く及ばないその他のマフィア達。大体は小物ばかりだが…?

八坂一家

NMFから分離した一家。八坂神奈子がドンを務める。

  • 八坂神奈子
    八坂一家のドン。昔はNMFのアンダーボスだったが、諏訪子の謙虚なやり方にしびれを切らし離脱したためNMFと敵対している。今は強引なやり方で信仰と部下を得ている。
  • 霊烏路空
    元々は只の貧弱一般ギャングだったが、神奈子によって「ヤタガラス」を封入された結果、八坂一家のカポに上り詰めた。彼女は神奈子の命令で他の弱小マフィアの構成員を拉致して八坂一家の構成員にしたり、「核」の力で他のマフィアを畏怖させている。
  • 河城みとり
    元々はNMFのカポだったが、組織分裂の際、神奈子の強引な手段によって八坂一家のカポになった。彼女は自分の能力で他のマフィアのシノギを「禁止」したり、他の宗教の信仰を「禁止」している。生き別れの異母妹のにとりと対立中だが…?

主なシノギ

  • オンバシラグループ
    神奈子が営業する風俗会社の団体。
    ネ実シティ以外にも支店を持ち、風俗情報誌でも一定の評価を保ち続ける優良店の一つ。
    昔は諏訪子と共に営業していたのだが…現在NMFと抗争中のためネ実シティでの店は潰され始めている。

オートボット残党

ディセプティコンに壊滅させられたファミリー『オートボット』の残党。元の世界のサイバトロン。
ドンのオプティマス・プライム(元の世界のコンボイ)が殺され、ネ実シティからも追放されてしまい、現在は郊外にある元宇宙船兼基地であるアークで悲壮感漂う暮らしをしているが、一部の者たちはディセプティコンを倒すチャンスを狙っている。
自由を愛する戦士たちが集うファミリーであったが、メガトロンからは「下手な慈悲を持つから貴様らは弱い」と一蹴されている。
善ルートであるなら協力してくれるかもしれないが・・・

  • アイアンハイド
    オートボットの古参メンバーの一人。
    物騒な言い回しが多く血の気が多いため存在を知る者からは、『鬼警備員』とも呼ばれる。
  • クリフジャンパー
    オートボットのメンバーの一人。
    アイアンハイド並に発言が物騒だが、威勢がいいのは口だけという印象も強く、皮肉をこめて『血祭り少年』と呼ばれることもある。
    しかし、悪運が強く結構生き残っている。
  • ドリフト
    元はディセプティコンに所属していたが、やり方に疑問を感じ、オートボットに寝返った。
    現在は侍として戦っているが元ディセプティコンということもあり、信用されていない面もある。
  • パーセプター
    昔は絶叫要員とも呼ばれた科学者だったがオートボット壊滅を機にかつての面影は失われ、スナイパーにジョブチェンジした。スナイパーとしての腕前はなかなかのもの。
  • スモークスクリーン
    オートボットの戦術家でありギャンブラー
    といっても正攻法ではなく、様々なイカサマを駆使して搾り取る方だが(しかも煙幕を捲いてとんずらこくあるさま!)
    現在は麻雀などのギャンブルによって収入源が昔っからまともに無かったオートボットを支えている。

伊吹組

ネ実市に古くから存在する建築業者兼ヤクザ。
八雲一家の傘下団体でもあり、仕事を回してもらう代わりに上納金を収めている。
だが普通の企業では無い、抗争ともなれば組員率いて八雲一家に加勢する。
社員は全員ヤクザで柄が悪い、けど建築・解体業者としては優秀で堅気からも仕事が来る。
伊吹組のドンと八雲一家はドンは親友同士で信頼は互いに厚く、この両組織に離間の計を仕掛けるのは相当苦労するだろう。

  • 伊吹萃香
    伊吹組のドン(組長)で八雲一家のカポ。
    古くから八雲紫とは付き合いがあり、八雲一家設立当初はカポとして腕を振るっていた。
    だが組織の肥大化につれ傘下団体が必要となり萃香が部下を連れて独立したのが背景。
    抗争時は鬼の力で大暴れする。
    とにかく面倒見がよく、八雲一家で困ったことがあれば萃香に相談しろと言われるほど。
    嘘や筋の通らない事が心から大嫌いであり、八雲一家の絡む抗争も筋が通らなければ参加しない。
    だがそれでも紫と萃香は親友同士であり続けている。
  • 星熊勇儀
    伊吹組のアンダーボス。立場上は勇儀が下だが実際の関係は対等で「あたし」「あんた」の仲。
    伊吹萃香のマブダチでありその関係で伊吹組にスカウトされた。
    こちらも面倒見は良く建築技能はあるしなにより喧嘩が強い、力の勇儀と呼ばれる剛力は伊達ではなく拳一つでトランスフォーマーを破砕する。
    勇儀自身は紫と余り仲が良くない、特別悪いわけでもないが。
    紫との関係もあり勇儀自身にも「テッペン獲る」と言うヤクザとしての野心はあるので、もしも萃香が死亡して伊吹組のドンに勇儀がなった場合、伊吹組は星熊組に代わり八雲一家を離反する可能性がある。
    その時の状況で話は変わるが可能性の一つとして覚えておこう。
  • 茨木童子
    伊吹組のもう一人のアンダーボス。
    萃香、勇儀とはやはり対等な関係。
  • レディ・リリス
    伊吹組のコンシエーリ…なのだが、組織への忠誠心は薄い。
    主人公の行動次第では、彼女が伊吹組を裏切り、茨木童子の片腕を奪ってしまうイベントが発生する。

DRAK

ネ実シティで暴れるストリートギャングの一つ。
創設者はクラエア姉であり、家業に関わる前からいろんな悪事を働いていた。
姉の後を弟が継ぎ、さらにその後を弟の舎弟が継いだ。
事実上ヴぁーん・ファミリーの傘下団体であり、DRAKからファミリーに正式入団する人間も少なくはない

  • 霧雨魔理沙
    DRAKのドン(総長)でありヴぁーん・ファミリー内での地位はソルジャー
    元々はブロントさんの舎弟でDRAKで一緒に暴れていた
    その内いつの間にか筋金入ったワルになってしまい、ヴぁーん・ファミリーの一員となった。
    主な仕事は敵対ギャングと喧嘩したり、シマ内の麻薬売人を沈めたり、みかじめを回収して上納金をヴぁーん・ファミリーに収めたり等。
    実家は普通の商店をしていたのだがマフィアなんぞになった為絶縁されている。
    それに責任を感じたからこそブロントさんは魔理沙をファミリーに入れたとの噂も…

マーガトロイド・ファミリー

シンキ・ファミリーのドンの娘「アリス・マーガトロイド」がネ実シティに起こしたファミリー。
当初は「いよいよ魔界神がこの街に手を…」と各所が警戒したのだが、どうやら魔界神とは関わりがない様子。
それどころかシノギもしょぼい為大物には放置されており、今は小物ファミリーと小競り合いを繰り返しているのみ。
ドンは未熟、シノギも弱い、兵隊は少ないのダメダメ三拍子。
上の組織が存在するわけでもないので、簡単に傘下や乗っ取りが成功する。

  • アリス・マーガトロイド
    マーガトロイド・ファミリーのドン
    シンキ・ファミリーのドンの娘で後継者が何でこんな弱小ファミリーを率いているのか…。
    その理由はファミリーの幹部達に自分の才覚を証明する為である。
    アリスはエスカレーター式で次期ドンが決定していたのだが幹部は猛反対。
    「弱小ファミリーなら血縁のみで継承もあるかもしれないがシンキ・ファミリーは巨大組織、自分達の未来のため才能の無い物をトップとして認めるわけには行かない」との事。
    そこで神綺は「堅気として生きるか、あいつらを黙らせる程の手腕を示しなさい」とアリスに選択を突きつけ、アリスは力量の証明を選んだ。
    そして悪名高い犯罪都市のネ実シティに到来、ここで立派な自身のファミリーを1から創り上げ、自分の才能を幹部共に証明べくこの街に乗り込んだのだが…ご覧のあるさま。
    だが、それでもアリスはめげずに弱小ファミリー相手に地道なシマ争いをしている。
  • マキシマ
    マーガトロイド・ファミリーのソルジャー。
    本来は相棒と共に請負人家業を営んでいたのだが、アリスからスカウトされる。
    シンキ・ファミリーの跡継ぎとはいえ、運営している組織の粗末さから断る気でいたのだが、アリスの必死さと半ば焦りから来ているような危なさを感じ取り、引き受けることに。
    マーガトロイド・ファミリーの数少ないまともな戦力であり、組織運営の要でもある。
  • K´(ケイダッシュ)
    マーガトロイド・ファミリーのアソシエーテで、マキシマの請負人家業の相棒。
    本来ならソルジャー級の実力があるのだが、ドンであるアリスに対する遠慮の無い態度故にアソシエーテの地位に甘んじている。
    アリスに対するリスペクトは低いものの、相棒であるマキシマの顔を立てて大人しくはしている。
    遠慮ない態度も未熟なアリスに対するK´なりのアドバイスではあるのだが、口の悪さも相まってプライドの高いアリスにそれが通じる確率ははじめから0%だった。
  • 鬼人正邪
    マーガトロイド・ファミリーのコンシエーリ。
    元はネ実シティの外から来た流浪のギャングだったが、アウターファミリーの中でも強大なシンキ・ファミリーのドンの娘であるアリス・マーガトロイドを利用するために自ら志願してコンシエーリとなった。
    助言という体裁でアリスをコントロールしており、マーガトロイド・ファミリーがここまで生き延びているのも鬼人正邪のおかげであった。
    しかし、アリス・マーガトロイド及びマーガトロイド・ファミリーが使い物にならない事と自身の身に迫る危うさを察しており、新しい操り人形…もといドンになりうる人物を探している。
    そんなある日、アリスから自分のファミリーの部下を仕留めたチンピラ(魔理沙と主人公)に落とし前を払わせるように頼まれたのだが、この時のイベントで主人公達と出会う事で彼女の運命は大きく変わるのだった…

    関連イベントをクリアするとマーガトロイド・ファミリーから抜け出して主人公の下に寝返る。
    悪がメインのシナリオであるため、他の世界移動シナリオの正邪と違い主人公を全力でサポートする。
    シン・シティ編のチュートリアルを担当するほか、探偵には及ばないものの各種情報を仕入れて助言したり、戦力としては中の下程度だが戦闘もそこそここなせる。要は器用貧乏である
    関連イベントクリアで強制加入するため、意図的に正邪のリスペクトを下げる行動を繰り返したり善ルートに移行した場合を除いて主人公の下から抜けることは無い。そのため立志編において心強い味方となる。
    また、シンキ・ファミリー、鬼傑組や勁牙組などといったアウターファミリーについて大まかな情報を持っているのだが…

  • アフマウ
    マーガトロイド・ファミリーのソルジャー。
    その正体はシンキ・ファミリーに潰された亞斗流癌(あとるがん)組のドン、ナシュメラ2世
    命からがら逃げ延びた彼女は復讐を決意するもシンキ・ファミリーには勝てそうにない。せめて娘の寝首を掻くべく正体を偽り、マーガトロイド・ファミリーに潜り込んだ。

『炎蛇』

組織と呼ぶにはあまりにも小さい、チンピラ達の集団。
弱小チームと呼んで差し支えない規模なのだが、トップの2りだけは別格で、大規模な組織のソルジャーやカポに引けを取らない戦闘力を持ち手。
事実上この2りがチームの要であり、それゆえこの2りをどうにかしてしまえば簡単に制圧できてしまう。

  • ガダラル
    『炎蛇』のトップの1りで、炎の如く激しい気性と戦闘っぷりが特徴。
    ネ実シティのメインストリートで相方と共に屋台を経営していたのだが、若い頃のやんちゃっぷり(実は今は亡き亞斗流癌組の生き残りである)を聞きつけたチンピラ達に担ぎ上げられて『炎蛇』のトップに。
    頼まれたら嫌々ながらも引き受けてしまう性分であり、下っ端の面倒をみているウチにこのまま頂点獲るのもいいかもしれないとか思ってるとかいないとか。
  • 藤原妹紅
    『炎蛇』のもう1りのトップで、同じ炎でも静かに燃えるといった印象。
    ガダラルと共に屋台を経営していたが、ガダラルが『炎蛇』のトップとして担ぎ上げられた際、思慮に欠ける部分のあるガダラルの足りない部分を補佐するために自身もチームに参加。
    正直チンピラのお守りを辞めて2りで静かに屋台を続けたいと考えているし、そのためにはせめて大きな規模の組織の下につくのもいいんじゃないかなとも思っている。別にガダラルが心配なわけじゃないんだからね?