シナリオ/事実は新聞より奇なり

• まずは音楽室でミスティアをPTに加える。それから新聞部部室に戻って彼女の知っている情報を聞き出そう。どうも彼女は七不思議については半信半疑のようだ。
• 本格的な調査は夜になってから。改めて音楽室へ向かうと、音楽室からは曲はおろか物音一つしない。
  そのまま音楽室で作戦会議に移る。噂によると、演奏は音楽に関係する場所ならどこでも聞こえてくる可能性があるらしい。そこでPTを3つに分けて関係のありそうな場所をそれぞれ回ることにする。
  ここでPCが誰と組むかによってイベントが少し変化する。
  • 射命丸or椛と組んだ場合
    北ブロックの吹奏楽部室・レコーディングスタジオを回ってくる。特に椛と組むと、涙目でしがみつかれたりするので2828が鬼なる。
  • 夢美・ちゆりと組んだ場合
    西ブロックの第三体育館を回ってくる。ダンス部・チアリーディング部以外にも、吹奏楽部のマーチング練習に使われている場所だ。
  • PCがミスティアと組んだ場合
    音楽室前で変化が無いかを見張る。ミスティアの好感度が高いと、彼女も実は怖かったとPCを頼ってくれる。
• 校内の調査が一通り終わったら、新聞部部室に集合。
  何も成果なしと思われたが、まだ北ブロックのコンサートホールを調べていないことに射命丸が気付く。最後にホールを全員で調べることに。
  ホールでは、誰もいないステージの上でフルートなどの楽器が浮き上がりアンサンブルをしていた。射命丸がステージを撮影すると、すぐに演奏は止んでしまう。さらに不思議なことに、写真に写るステージには楽譜が１枚落ちているだけで、怪しいものはまったく写っていなかった…。
  • しかしPCには、4人の女子生徒がステージ上で演奏しているのが見えていた。なぜPCにだけ？
    その謎は、プリズムリバー√で明かされる。というか、このエピソードの後日談になっている。

• まず昼のうちに夢美たちが第三体育館に監視カメラを設置するところから始まる。
  中を覗いても何も覚えていなかったとのことなので、なんとか中を観察すべくちゆりが一晩で作ってくれました。夜になると、どこからともなく雛が合流する。夜中になる前に部室で彼女から話を聞いておこう。
• 雛は体育館からフィーバーする音を聞いたという。彼女はバイトが終わった後学校で課題をしていたという。夜も更けてきたのでいい加減帰ろうと思い、荷物をまとめて外に出た。ふと第三体育館の前を通りがかると、こんな時間なのに中から明かりが漏れている。そして体育館からアップテンポの曲が聞こえたかと思えば、誰かがフィーバーしている物音が…。彼女いわく「雰囲気が違いすぎてなんか怖かった」そうだ。
• 夜が更けて来たら、部室で監視カメラの映像を見る系の作業に入ろう。
  しばらく見ているとカメラに何者かの影が映り込む。…かと思うとそこで映像は途切れてしまう。何が起こったかわからないが、とにかく確認のため第三体育館へ向かおう。
• 第三体育館に着くと、どうも体育館全体が帯電しているらしくうかつに踏み込めば意識を失うのでこのままでは中に入ることができない。PTと相談してどうするか決めよう。
  • 「漢は黙って正面突破！」を選択した場合
    無理やり帯電する扉を突破。幸い中ではフィーバーしているらしく多少の物音では気付かれない。扉を攻撃してこじ開けてしまおう。5ターンの間に規定ダメージを扉に与えると壊れて中へ入ることができるようになる。ただし近接物理攻撃をすると確実にスタンしてしまい、間に合わなくなる可能性が高い。遠距離攻撃や魔法でダメージを与えるといい。射命丸の「天狗の微塵がくれ」があれば一発で規定ダメージを楽々越えられる。
    扉を壊すと、中の人物が驚いて電気が止まる。そこにいたのは…。
  • 「何か他の方法は無いか？」を選択した場合
    この帯電は中にいる者が原因のはずだ。もし驚かせることができれば、一時的に帯電が止まるかもしれない…。
    これを聞いたちゆりが、体育館のブレーカーを落としてしまおうと提案。
    まずPTから1人を選んでブレーカーを落としに行かせる。電気が消えると真っ暗になるが帯電も収まるので、中に踏み込むことができる。中に入ると犯人らしき人物が混乱して闇の中から攻撃を仕掛けてくる。ここで戦闘に入り、再び電気が復旧するまでの5ターン相手からの攻撃を耐えることになる。最初に選んだキャラはブレーカー操作の為参加しない。相手は雷属性の攻撃をしかけるので対策しておくといいだろう。
    電気が復旧すると戦闘終了。そこにいた相手は…。
• なんと衣玖さんだった！
  彼女は踊り子としての特訓を兼ねて、音楽を思い切り流せる第三体育館を使い、週に1度こっそりフィーバーしていたのだという。覗いた人がみなﾊﾞﾁｨされていたのは、踊っているうちに熱が入り無意識に体育館全体を帯電させてしまっていたから。
  恥ずかしいのでなんとか記事にするのだけはやめてほしいと頼まれ、仕方なく記事の内容は少しぼかすことになった。この時お詫びに「充電装置」をもらえる。
  • ところが、どういうわけか彼女も誰かに見られている感覚があったという。最初に誰も周りにいないのを確認しているのだが、どうしてもすぐ後ろで見られているような気がするのだとか。ほんの少しの謎を残して調査は終了した。

• まずゴルベーザをPTに加え、男子寮へ。外観から謎の部屋の大まかな位置を掴んでから寮内へ突入となる。
  夜でなくても調査可能。
• 謎の部屋があるであろうポイントに着くといよいよ調査開始となるがやはり不審な点は見当たらない。
• 行き詰まり、どうしようかと考えあぐねているとなんと文が早々に諦めて帰ろうと言い出した。いつもの文らしからぬ諦めの早さに一同は困惑するが他に手も無いので出直そうかとPCに質問が来る。
  • 「もう少し粘る」を選択
    文が少し焦った様子で急かしてくるが構わず調べていると、鼻歌うたいつつスキップしてカメラに頬ずりしながらこちらにやってくる文の姿が…。　※こちらを選択すると文好感度増加。
  • 「ひとまず引き上げる」を選択
    文に促されひとまず部室へ引き上げようとする一行。ところが出口近くで後ろから呼び止める声が。振り向くと…なんとそこにも文がいた！
• 予想外の展開に固まってしまった一同を尻目に、先にPTにいた文が一目散に逃げ出した。慌てて後を追うがあっという間に見失ってしまう。が、男子寮で女子は目立つ…PCは寮生の目撃情報を追えば後を追えると提案し、聞き込みをしていく。
• 寮の中を行ったり来たり、さながらパズルのように情報を整理して偽文の逃走経路を追っていくPC達。そしてたどり着いた先はあの謎の部屋のポイントだった。だが、そこには確かにさっきまで無かったはずの扉があった…。
  一見がむしゃらに逃げているだけかと思った道順がこの扉を出現させる条件だったのかと推理する夢美。
  ともあれ、中に入ってみることにした面々。謎の部屋で彼らを待ち受けていたものとは――
• そこは小さな作業机と様々な衣装が乱雑にひしめいている小さな部屋だった。住人の手がかりを捜していると机の上にメモ用紙に書かれた走り書きを見つける。
  「まさかこれほどまでとは……やはりキミは逸材かもしれない。今後も支援させていただこう

   追伸。謎の部屋は女子寮にもあるという。この情報とこの部屋をその謎解きの餞別としよう――D作Ex」

  こう記されていた。D作Ex、一体何者なんだ……？
  Exステージという名のおまけ

  後日、メモの内容の真実を見極めるべく集合する面々。寮へ潜入しようとするが、無論男であるPCは男子禁制の女子寮内には入れない。そこでメモに書いてあったことを思い出し、謎の部屋へPCを連行する文。そう、沢山あった衣装でPCを女装させる為に。
  ※ちなみにこのイベントで判明する謎の部屋の住人はカナ・アナベラル。これが彼女の正式入寮イベントのフラグになる。また、PCの女装姿はそれぞれ、ブロントさん→天子。汚忍→パルスィ。リューサン→イクさん。内藤→臼姫。痛風→猫狩。糞樽→映姫。獣様→さとりとなっている。立ち絵はCG集で閲覧可能。体つきのいいエルヴァーン系の三人は中々シュールなヴィジュアルになる。女装後、文に写真を撮られて大変なことになるのは言うに及ばず。

• まずは問題の扉を調べないことには話にならない、と夜の学園長室に向かう一行。
  しかし、学園長室の中には今日に限って紫の姿が。「こんな夜更けに学園長に何の用かしら？」と紫。
  ここで、彼女に協力をお願いするか強行突破するか決めよう。この選択でこの後の展開が変わってくる。
  • 「無言で強行突破」を選択
    あの胡散臭い学園長がまさか協力なんてしてくれるはずがないと踏んで質問を無視、力づくで扉をこじ開けにかかる。
    すると「器物の損壊は校則違反よ？」とスキマに落とされ、PTがバラバラになってしまう。
    紫が校内放送で、そんなに知りたいならもう一度出直してきなさい、と呼びかける。ところが、紫は校内のあらゆる部屋の境界をいじったらしく、扉を抜ける度に校内の全く違う場所へ繋がってしまう。行き先は扉ごとに決まっているので、しっかりメモを取りながら進めば必ずたどりつけるだろう。途中でPTをそろえることも忘れずに。
    トラップを潜り抜けて学園長室へ戻ってくると、紫は諦めたように扉を開けてくれる。
  • 「素直に協力依頼」を選択
    仮にも学園のトップに隠し事をするのはいい気がしない。素直に扉の中を調査させてもらえるようにお願い。
    対して「あなた方の実力を見て判断しましょう」と紫。扉にかかっている5つの錠前のカギを学園内の宝箱から全て探してこれたら許可を出すと約束した。
    紫は学園内に100の宝箱を設置。正解の5つ以外にはアイテムが入っているが、うち35個にはなんとモンスターが入っている！ひたすら箱を開けては倒していこう。
    鍵を全て集めたら学園長室へ戻ろう。紫がやっと許可を出してくれる。
• 許可をもらって中に入ると、そこには書籍や資料の山が…。
  どれも日焼けしてしまっていてよくわからないが、紫いわく「この地域の古文書を集めて保管している」場所なのだそうだ。どれも価値があるもので、うっかり破損・盗難など起こってはまずい。そのためできるだけ安全なところで保管していたのだそうだ。
  • しかし、PCは見た。隅にある書架の裏、誰も覗かないような場所に、また鍵のかかった扉があったのを…。
    ふとPCは１枚の古文書に手を伸ばす。達筆なうえなんとも薄くなってしまっていて読みづらかったが、そこには確かに「D作Ex」と書かれていた。

• この調査は珍しく昼に行う。
  最初に用務員室に向かい、だまををPTに入れよう。大統領の娘であるだまをはよくここにPOPしているようなので、用務員室について聞いてみよう。
  彼女によるとここの壁に生えている植物は時々勝手に動き、意思を持っているようにふるまうのだという。更に、夢美が見たところ「これらの植物は自然界に存在しないもので、この部屋一帯で独自に進化したものだと思われる」だそうだ。
  これ以上のことはわかりそうにない。とりあえず射命丸の提案で、植物に詳しい幽香を連れてきて分析を頼むことにした。
• 園芸部室から幽香を連れてきて部屋の植物を見てもらうと、彼女は以前にこのような植物を見たことがあるという。その場所はなんと崖下高校の裏の森。
  この植物の謎を解くために、彼女たちは崖下高校の裏へ向かうことになる。森には用務員室と同じような瘴気が充満しており、移動するたびにHPとMPが少しずつ減少していく。更に時として植物が襲いかかり、POPするモンスターは森の影響で変異している。おまけに至る所から崖下紳士と崖下淑女が飛び出してくる。普通のダンジョンよりもかなり難しいのでアイテムの用意はしっかりしてから臨もう。
• 森の最深部まで来ると幻想卿がいるので、植物のことについて聞いてみよう。ただし崖下は同胞以外にはあまり多くを語ろうとしないので、だまをを先頭にして話しかけなければいけないので注意。
  彼はこの森の植物の変異の原因を、崖下たちの深い業のオーラを常に浴びてしまっているためだと語る。
• 原因が特定できたら学園に戻ろう。すると用務員室に大統領が座っていた。
  PCたちは、彼がいるだけでなぜか植物が少しずつ成長しているのに気付く。さらに、部屋の瘴気はますます濃くなりだまを以外は気分が悪くなるほどになっていた…。
  そう、変異の原因は他ならぬ大統領。彼自身の強力なオーラに当てられたことで、部屋の観葉植物が変異してしまったようだ。
• しかし、なぜ学園側はこれを放置しているのか？早いうちに対処するべきではないのか？学園長室に赴き紫に直接問いただす射命丸。紫の答えは…
  「だって整備しても整備してもあの人がいるだけで復活するんだもん…。」
  ただの怠慢だった！汚いなさすがスキマきたない…
  結局不思議でも何でもなく、全て大統領のせいだった。彼女たちは膨大な疲労感とかだけが残った。最大の謎は、「彼」の存在そのものなのかも知れない。

• 夜になって購買の営業時間が終わったら職員室前へ。帰り支度をしている霖之助に協力を依頼しよう。
  本当に自分の仕事場が荒らされているならいい気はしないと協力してくれるので、購買前に監視カメラを設置して部室で観察に入ることに。
• 観察しながら噂について霖之助から詳しく聞くことに。噂によれば、時折夜中に購買に電気が点いている。残っていた生徒が興味本位で購買に入ると、店員がおり買い物ができるという。ところが買い物を終えると、明かりが点いていたはずの購買は真っ暗で静まり返っている。気付けば買ったものはどこかに消えており、つい数分前に話していた店員の顔も思い出せない。手には買い物をした証の空のビニール袋があるだけだった…。
• 話が終わった後、霖之助は職員室にカバンを忘れていたことを思い出し取りに行ってしまう。霖之助を除いた面々はまた監視に戻ることに。しかし監視カメラの映像に目をやると中に明かりが点いている。明かりをつけた主は見当たらないがどうも中にいるようだ。
  ところが、観察を続けるうちに購買の前になぜか霖之助の姿が。しかもどういうわけかレジに向かい合って2人も…。PCたちが急いで購買に駆け付けると、売り子のほうの偽霖之助が逃げ出してしまう。我に返った本物の霖之助とともに犯人を追いかけよう。
• 追いかけていくうち、犯人らしき人物はどんどん分身していく。最終的にPC1人で追いかけることに。
  犯人は学生寮の中に入っていく。後を追って入ろうとするが鍵がかかっていて入ることができない。途方に暮れるPCがふと寮を見上げると、部屋の一室に明かりがつく。
  ここから、調査の順番によって少し展開が変化する。
  • この調査をする前に「学生寮の謎の部屋」をクリアしている
    明かりのついた部屋が「謎の部屋」の場所だということに気づく。まさかあの霖之助の正体は…。
    その後部室に集合し報告を聞くと、他の面々が追っていた影は途中で消えてしまったという。PCは影が学生寮に入って行ったあとのことを話し、全員で部屋を再び調査することを提案した。
    しかし、以前入ったようにしても部屋のドアが現れない。本当にあの影はあの部屋の主だったのだろうか。
  • まだ「学生寮の謎の部屋」をクリアしていない
    次の日、明かりについた部屋を調査するため5人で寮を訪れた。ところがPCが見たという場所に部屋など無い。
    あれは見間違いだったのだろうか。

• 部屋の前で途方に暮れるPCたち。すると、どこからともなく何か書かれたメモが落ちてきた。
  そこには
  「私を追い詰めようとするとは見所がある。今後も支援させてもらおう。―D作Ex」
  と書かれていた…。

• 全ての調査が終わった次の日、すなわち7日目の夜。調査が終わり久々にしっかり寝ようとするPC。
  ゆっくり夢の世界へと落ちていく…はずだったのだが。
• 気付くと学園の学生寮前にいた。そこには、射命丸・椛・夢美・ちゆりもいた。全員何がおこったかわからないが、寝ようと思ったのに気付いたらここにいたということだった。
  そこに聞いたことの無い声が。声のするほうを見るとそこには紫・射命丸・霖之助の姿があった。3人は同時に、まったく同じ声で問いかける。
  「学園の謎を探ろうとしているのは君たちだね？」
  「本当に学園の謎や私たちについて知りたいのなら」
  「少し実力をみせてもらおう」
• 会話が終わるとそのまま戦闘に突入する。相手は八雲紫？・射命丸文？・森近霖之助？の３人。
  相手は紫？が魔法攻撃、射命丸？が近接物理攻撃主体でそれぞれ攻撃し、霖之助？はアイテムを駆使して2人を支援する。
  回復の手段を奪うためにもまずは霖之助？から倒そう。能力的には怖くないので攻撃を繰り返すだけで倒せる。回復役を片付けたら、2人の攻撃は厳しいがHPに余裕を持たせながら1人ずつ倒していこう。どちらも能力は元キャラの劣化版なので回復を怠らなければ大丈夫だ。
• 戦闘に勝利すると3人は消えていく。
  「やはりその力は見所がある。これからも支援していこう。私はD作Ex。学園の最大の謎にして支援者だ。」
  PCはここで目が覚める。変な夢を見て訝るPCは、なんとなく射命丸の携帯に電話をしてみると彼女も同じ夢を見たという。

• 次の日、夢美やちゆりらに新聞部の部室に集まってもらった。やはり全員同じ夢を見たという。
  リアルな夢だったと昨夜のことについて話をしていると、射命丸があることに気づく。なんとそれまで録画していたデータが無くなっていたのだ。代わりにカメラのそばにメモとコインが置いてある。
  「私の謎を追う者よ。これは餞別だ。―D作Ex」
  一連の調査でD作Exという人物について興味がわいたらしく、今後も調査に協力よろしくと明るく言う射命丸。
  その笑顔にPCは断ることができなかった。

まず手分けしてこの出来事が本当に史実かどうかを探ろうという話になる。
地下図書室か学園長室のどちらかを選択することになる。

• 地下図書室を選択した場合
  新聞部の二人と地下図書室へ向かう。
  地下図書室に着いたら、パチュリーや司書の小悪魔、朱鷺子に協力を仰げば一緒に探してくれる。
  なかなか関連した資料が見つからない中、主人公の後ろで本が落ちる音がした。
  その本の題は「西行寺家の歴史」。”西行”妖と”西行”寺家。何かを感じた主人公はその本を開く。
  果たして噂のような事件はあった！200年以上前西行寺家の娘が自刃している。動機は書かれていなかったが、名前は書かれていた。その名は西行寺幽子。しかし彼女が自刃した場所は西行桜の下ではなく、自分の部屋とのことらしい。
  さらに調べたが、それ以上のことはわからなかった。
  西行寺といえば幽々子。三人は幽々子なら何か知っているかもしれないということで、彼女を探すことにする。

• 学園長室を選んだ場合
  オカ研の二人と学園長室に向かうことになる。
  だが、学園長の紫は留守らしく扉には鍵がかかっていた。
  仕方ないから新聞部の二人と合流しようと扉に背を向けると、後ろから鍵を開く音がした。
  振り向くと学園長室の扉が開いている。恐る恐る中を覗いたが、中には誰もいなかった。
  しかし、よく見ると例の開かずの扉が開いている。外の見張りをちゆりに任せ、主人公と夢美は資料の山を漁ることとなる。
  ここでは制限時間が設けられており、15分以内に資料を探し終えないと藍に説教を食らうことになる。迅速に行動しよう。
  資料を一通り見た後、三人で情報を整理すると西行妖についての情報が手に入る。
  西行妖は元々西行寺家の敷地内にあったもので、理由は不明だが紫が西行寺家から学園の裏へ移したらしい。
  三人は幽々子なら何か知っているかもしれないと幽々子を探すことにする。

そして食堂付近で二組は合流し、そこに幽々子がいたため話を聞くことに。
幽々子は200年以上前のその女性のことは知らないが、西行妖は自分の家にあったこと、それを紫が学園裏に移したことは間違いないと話した。理由は年を多く重ね、力を持った西行妖を学園の守護の一つとするためということらしい。
他の四人は気付かなかったようだが、主人公は気付いていた。西行寺家の話をする時の幽々子の顔がなぜか翳っていたことに。
とりあえずその日はこれまでということでお開きとなったのだが……。

その日の夜中、主人公は文に学園に呼び出される。行ってみるとそこには自分以外の四人がいた。
文と夢美の二人で西行妖の張り込みを開始したのだそうだが、なんと幽霊が出たらしい。
半信半疑ながら西行妖のもとに行ってみると、確かにすすり泣く女の幽霊が！
だが主人公が間抜けにもくしゃみをしてしまう。こちらに気づいた幽霊と戦闘開始。
幽霊は状態異常攻撃を多発してくるが、対策をしていれば倒すことは容易。
戦闘が終了すると幽霊はすすり泣きながら消えていく。消えた場所には見た目＠といった感じのデザインの天冠*1が残されていた。
あの幽霊が女を連れて行く幽霊だったのか？調査の際に本を落としたり、鍵を開けたりしたのは誰だったのか？いくつもの謎は残しつつも調査は終了する。

「幽霊は俺のメガトンパンチで病院で栄養食を食べる羽目になる出て来いよビビってんのか？」
そんな挑発をするブロントさん（内藤）だったが、突然様子が変わる。

「俺は不良……ろくでなし……教室に行かないと……」
等とつぶやきながら、今では廃止された旧校舎へ足を進めたのだ。
追いかけてみると、そこにはいくえ不明になった2りを含むブロントさん（内藤）が、見知らぬ幽霊の教師に授業を受けている奇妙な光景が。
どうやら彼らは幽霊の催眠術にかかっているらしい。みんなを解放しなければ！

VS.幽霊教師

ブリザラとダークラの魔法を中心に、スタン付きの【本のカド】、複数攻撃の【往復ビンタ】なども使用してくるアンデッド。
INTが高く、魔法による攻撃は大ダメージ必至。反面、STRやVITは低く、物理面は恐くない。魔法に対する防御をしっかり取れていれば十分勝てる相手だ。

幽霊教師を倒すと、不良たちも正気に戻る。
幽霊教師は昔の陰陽鉄学園教師だった人物。不良たちを連れ去ったのは、彼らを更生させるためだった。
彼は語る。

「私が厳しくするのは、君たちが正しい道を歩めるようにと願っているからだ。
君たちには未来がある。君たちは宝石の原石なのだ。
私のやり方は度が過ぎていたが……草葉の陰から、君たちが自分に自信を持って正しい道を進めることを祈っている」

ブロントさん（内藤）たちが素直に同意してみせると、幽霊教師は満足したように成仏した。