シナリオ/妖霧異変

Last-modified: 2011-04-24 (日) 17:19:42

イベント名

  • 妖霧異変(ようむいへん)

概要

  • その異変はなんの変哲もない、いつものありふれた学園で既に始まっていた…。
  • PCははたと「なんだかみんな言葉遣いがおかしくなっていないか…?」と気づく。最近誰に話しかけても、時折やたらと似たような返答が返ってくるのだ。学園内のみならず、学園関係者以外との会話でも同じ返答が返ってくることも稀ではなくなっている。
    「(いや、もう少し様子を見よう。俺の予感だけでみんなを混乱させたくない…)」まで考えたところでPCはハッとした。
    「このセリフも聞いたことがある!?」
  • 「これは何かが起こっている…。」
    PCは自らの勘を頼りに、「何か」の原因を探ることにした。(ってやっておかないと異変が長引くからな…。)

発生条件

  • ミストと早苗が陰陽鉄学園に転校してきている
  • 霊夢と魔理沙の好感度がデートに誘える程度になっており、かつどちらもPTに入れたことがある
  • 早苗のPCへの好感度がPTに誘える以上になっており、かつデートに誘ったことがない
  • ミストを戦闘で10回以上倒しており、かつ彼が特技「暴徒の鎮圧」を使っているシーンに遭遇するイベントを経験している

以上の条件を満たしていると一定確率で月の初めにイベント『風と霧の邂逅』が起こる。イベントそのものは黒子状態の早苗とミストらしき人物(って言っておかないとネタバレになっちゃうからな…)が会話しているだけだが、このイベント後、以下の攻略で述べる条件を満たすとPCが概要のような独白をする。それ以降このシナリオに関わる調査を始めることができる。

発生までが非常に気長なシナリオではあるが、実はこのシナリオの実害は登場キャラの会話が時折ミスト語に置き換わるだけという非常に瑣末なもの。
製作側が公式で「これはおまけイベントみたいなものですから(笑)雰囲気を楽しんでもらえればww」と言う通り別段解決しなくてもストーリーそのものは普通に進行するし、それによってBADENDがマッハになったりといったことはない。何周もやりこんだ上級者はあえて解決せずに、非常にカオスなことになった会話を楽しむのもアリではある。まさしく「そんな事はどうでもいいんだ。重要なことじゃない」というわけである。

攻略

  • まず『風と霧の邂逅』が発生すると初日にまず早苗が感染し、その後は全キャラの中から毎日2~4人ずつ感染者がランダムで選ばれて、そのキャラの会話が時折ミスト語に置き換わるようになる。つまり毎日4人ずつ選ばれたとしたら最大でひと月に120人が感染することになる。まさに悪夢。感染者が50人を超えると、先述のようにPCの独白が入って調査可能になる。
  • 調査可能になったら、霊夢と魔理沙に話しかけよう。するとPCに言われたことで2人も異変に気付くので、そのままPTインして異変解決に向かうこととなる。このPTインイベントの後は「聞きこみ」ということになっているが、実は誰かとの会話がフラグになっているわけではない。実際には2人をPTに入れたまま、「感染者」との戦闘に10回勝利することがシナリオ進行の条件になっている。
    このシナリオに分岐すると、一定確率でモブとの戦闘前に相手が「くっ…!落ちつけ!あんな安っぽい挑発に乗るな!」と言うカットが入る。このカットの入る敵が「感染者」である。ただし「感染者」と普通のモブとの間に外見やパラメータなどの差は無く、名前も「貧弱一般人」などのままだ。
  • 「感染者」との戦闘に10勝すると、その戦闘後に相手が「なんだよ、これ…俺がヘマばかりやってる貧弱一般人みたいじゃないか…!いくらなんでもこんなのあり得ない!」と言いだすイベントが起こる。そして、この感染者から「もともとはミストさんの口癖」だということと「最近早苗とミストがよく話している」という情報を聞くことができる。情報を得たPCたちは、早苗が何か知っていると踏んで探しに行くことに。
  • 学園内で早苗を見つけると、ミストと何かあったのか問い詰めることになる。しかし、「そうやって力づくで聞き出すのが、本当に正しい方法なんですか?」とか「脅すつもりなんですか?こんなの普通じゃ考えられない…!」などと話にならないあるさま。
    最終的に「くっ…!落ちつけ!あんな安っぽい挑発に乗るな!」と言った直後、イライラした霊夢の「ミストとかいうのとなんかあったならはっきり言いなさいよこの2P!」という挑発に逆上して「うおおおおおおっ!」と叫びながら戦闘に突入してしまう。早苗との戦闘は序盤だと回復に苦しめられるかもしれないが、ある程度ゲームを進めたあとならほとんど苦労なしで倒せるはず。
    戦闘後落ちついてミスト語も抜けた早苗に話を聞き、「数週間前にミストと会った後くらいからアトリームにいた頃のような気分になった」という情報を手に入れると、早苗をPTに入れていよいよミストを探し出すことになる。
  • 「時々元いたアトリーム高校に行っている」という早苗の情報をもとに、PCたちもアトリーム高校へ向かう。ちなみにアトリーム高校が近づいてくると、戦闘でのモブの感染者の割合が高くなってくる。
    アトリーム高校の前にいるミストに話しかけると、なぜ自分の話し方を周りに感染させているのか、その真意を問いただすイベントが発生。ミストは「でも今は、そんなことはどうでもいいんだ、重要なことじゃない」とはぐらかすばかり。うっとおしいしゃべり方でイライラが頂点に達したPCたちは実力行使でミストから聞き出すことに。ミストも「まともな人なんて陰陽鉄学園には数えるほどしかいないんだよ!」と完全にキレてしまい戦闘に。
    ミストは学園内で戦う時より能力がアップしている…が、正直なところタカが知れていると言ったところだ。感染者を呼んだり、『精神「クリスタルハート」』で混乱させてくるのでめんどくさいと言えばめんどくさいが、回復手段を持っていないことから、中盤以降ならもしかすると早苗以上に楽に倒せるだろう。
  • 戦闘後にミストから話を聞くと、彼によれば「アトリーム高校の周りの霧に含まれる成分を、彼の持っている『クリスタルハート』が貯め込んでしまい、それを生徒たちが摂取した結果似たような話し方になってしまった。原因には気づいていたが、どうするわけにもいかないので黙っていた。(って言っとかないと、説教が長くなるからな…)」というのが真相らしい。原因はわかったが意図して起こしたわけではないことから、霊夢や魔理沙は収まりがつかないようだがPCと早苗にたしなめられて仕方なく許すことに。ミストも渋々あまりアトリームには近づかないように確約することで、この異変は幕を閉じた。
    と思いきや…?
    • クリア時に感染者が計100人を超えている場合
      ミストがあまりに大量の感染者を増やしたことで、PCたちの怒りは収まらない。
      ついげきのミストの「こんな学園、護る価値なんかない!」発言で完全にPCたちはマジギレ。再び戦闘に突入する。
      この戦闘ではミストは手を出してこない上にオートで進み1ターンで終わる。PTメンたちが1回ずつ通常攻撃をしてミストを吹っ飛ばす。この戦闘でミストに与えたダメージが一定値を超えると、戦闘後にミストが「勝手にやってくれ!俺はこの学園をやめる!」と言い放ち、実際に翌日から学園から姿を消してしまう。その後この周でミストはでてこなくなる。ざまぁww
      ただし、この場合世界移動などの別シナリオなどでもミストが出てこなくなってしまうので注意しよう。

異変語録

このシナリオはあくまで「雰囲気を楽しむ」シナリオである。次々とミスト語に感染していき、カオス発言を繰り返すキャラクターたちがなによりの醍醐味なのだ。ここでは感染した彼・彼女たちの発言をまとめていく。
感染者から新しい発言が確認できた場合適宜追加を願う。
「どんどん感染させてみないか?たまには息抜きも必要だと思うんだ」

  • 早苗
    「これじゃ、私…お茶を淹れたくなくなってしまうよ…」
    「妖怪鎮圧に定評のある、夜霧の早苗です」
  • etc...

報酬/称号

  • 称号:感染の鎮圧者
  • 報酬:クリスタルハート
    ミストのキャラ紹介にも書いてあるが、アトリーム生以外は装備不可なので誰も装備できない。
    アトリーム生に高値で売り付けるくらいが関の山の換金アイテム。