シナリオ/砂浜のメイン盾

Last-modified: 2011-10-08 (土) 11:07:00

イベント名

砂浜のメイン盾

概要

シナリオ傾向:シリアス[無] コミカル[有] ほのぼの[有] 恋愛[有] 欝、人死に[無] 百合、大統領ネタ[有]

登場人物関係:登場人物の制限[] キーキャラクター[] 敵対キャラクター[]

攻略関係:イベント発生時期[夏休み] 総所要日数[6日] 他シナリオとの平行[可能] 戦闘難易度[低~中] 攻略中ヒロインの関与[有]


発生条件

PCが上級生で、夏の野外授業(海)の引率を引き受ける。

攻略

砂浜見回り隊

山田映姫です。
今回、貴方には重要な任務を与えたいと思います。
野外授業の件ですが、当日は生徒の武器の携帯を認めていないのは知っていますね?
もちろん我々教員も同行するので安全は保障していますが、やはりハプニングは避けたいのです。
そこで、貴方には事前に旅行先に行ってもらい、見回りをしてもらいたいのです。何かハプニングの種になりそうなものは可能な限り排除しておいて下さい。

 

……なお、任務終了後は当地での自由行動を認めます。

ウェミダー!
早速PCは浜辺の見回りをしようとした…その時!
「あ」
声の主は全身タイツの…崖下紳士。
「我々が夏を謳歌するリア充を妬ましがっていた所へよく来たな!どうせ貴様もか○じょとのデートの予行練習なんだろうそうなんだろうちくしょーころころしてやらぁ!」
話聞かないどころか問答無用!?

  • 崖下紳士×3
    レベルが低く、厄介な技も一切覚えていない。
    苦戦する方が難しいだろう。

砂浜警ら隊

山田映姫です。報告は見ました。
前回は崖下紳士の襲撃を受けたそうですね。ご苦労様でした。
引き続き、旅行先の調査に専念して下さい。
任務終了後は当地での自由行動を認めます。

ワー、ウェミダー
…って昨日も見たし。
さて、今日は崖下もしないようだし、これならバカンスを満喫しても……。
「そこの人間!」
何いきなり話しかけてきてるわけ?
相手はサハギンだった。手には槍を持って物騒だ。
「いつもいつも俺らの海を荒らしやがって…!今日という今日は我慢の限界だ!」
あ、あらー。この辺の海はサハギンの生息地だったようでうsね。
ここは穏便に…そう!決闘で決めよう!そっちが勝ったら俺は出て行くが、俺が勝ったらしばらくこの砂浜を借りる。いいな?
「いいだろう、この槍捌きを受けてみろ!」

  • サハギン×3
    水場近くということもあり、普段よりも強敵に感じるかもしれないが、やはりレベルは低い。
    セオリー通りに弱点を突けば負けないだろう。

砂浜警備隊

山田映姫です。報告は見ました。
まさか、あの辺りの海にサハギンが生息しているとは思いもよりませんでした。おかげで旅行先を変更せずに済みました。サハギンたちには後日、何かお詫びの品を届けさせましょう。
引き続き、安全調査をお願いします。
任務終了後は、当地での自由行動を認めます。

 

……貴方に落ち度が無いのは分かっていますが、そろそろ私の厚意に甘んじて欲しいところです。

わーい、海だー。
今日で3日目だ。今日こそはトラブルが無ければよいのだが…。
そういえば、今日はやけに水温が高いらしい。言われてみれば確かにそんな気も…

 

…って、おいィ?視界に映るアレは…ひょっとして、ボムじゃないですかねぇ…!?
放って置いたら危ない、すぐに処理しなければ…!

  • ボム×3
    何といっても自爆が怖すぎる。火耐性は必須といってもいい。
    焦らず一体ずつ処理していこう。

バカンス守護隊

山田映姫です。報告は見ました。
水温上昇の原因がボムだったとは……気象庁も驚きでしょう。
天変地異というなら仕方ありません。
4日目ですね、引き続き調査を願います。

 

今度こそリゾートを楽しめるんじゃないかな。

わー海だー……。
ここに来てからトラブルシューターとして忙しく、まともに海で遊んでない。
こちらとしても山田先生のご厚意に甘えたいのだが…。
どうか、今日は何も起こらないでくれ…。

 

「あら?珍しい所でお会いしましたわね」

 

…その一声で、どうやら今日も休めそうに無いことが決まってしまったようだ。
シャントット先生ェ……。
「何故わたくしの顔を見るなり絶望に身を焦がしているのか分かりませんが…わたくしもバカンスでしてよ。もうすぐ野外授業ですけれど、可愛い生徒を見守る教員が遊ぶわけにもいきませんし」
ああ、先生は割と(失礼)真面目だった。
「ここでお会いしたのも何かの縁、貴方もわたくしのバカンスに付き合って下さいな」
…………え?

 

結局、その日は特にトラブルらしいトラブルは起きなかった。
一日中シャントット卿に振り回された彼の心と体が果たして休まったのかは、甚だ疑問だが…。

バカンス守衛隊

山田映姫です。報告は見ました。
偶然とはいえ、シャントット先生の休暇と重なるとは、運が悪いとしか言いようがありませんね。…おっと、今の発言は忘れるように。
あまりに不憫ではありますが、これが最後の日程です。調査お願いします。
とはいえ、いい加減楽しげな報告を聞きたいところです。

海かぁ……。
何か……昨日はドッと疲れた。出来ることなら一日中寝ていたい。
だが、これも後輩のための誇りある仕事だ。サボるわけにはいかない。
さぁ、最終日のトラブルは!
「た、大変だー!ラフレシアを釣ってしまったー!」
……らふれしあ?
「ひぃ!ラフレシアがモルボルが生んだー!」
モルボル……。
「うわー!もう駄目だー!」
……後輩のため、人のため。こんな事態を見過ごすわけにはいかない。
敵は強大だが、自分の後ろにいる者たちのため、引けはしないのだ!

  • ラフレシア
    プラントイド類の巨大食肉植物。
    一定ターン毎にモルボルを呼び出し、モルボルはくさい息で状態異常を与えてくる。幸いHPは通常より低めなのでモルボルをその都度全滅させ、着実にダメージを与えていこう。
    状態異常対策はいくつあっても足りないが、最低でも毒耐性は必要不可欠。

砂浜のメイン盾

山田映姫です。
旅行先の安全調査任務、本当にご苦労様でした。ラフレシアを放っておけば、彼の地の名は地に堕ちていたことでしょう。
この功績を讃えて、貴方には無償のバカンスが許可されました。
任務ももう終わったことですし、今度こそ…今度こそゆっくりしていってくださいね

わーい海だー!!
辛い任務もついに終わり…ようやく、ようやくバカンスを謳歌する時が来た。
今日は目一杯遊ぶぞー!!

 

「うほっいい男」

 

瞬間。
身の毛がよだつのと、全身の血が凝固するような感覚が襲った。
尻を押さえながら恐る恐る、ゆっくりと振りかえると……。

 





 

い…いやあああああ!!!?
ベヒんもスだった。
二足歩行し、ちゃんと(?)男物の水着を着た、ベヒんもスが流暢に話しながらそこに立っていた。
危機だ。
何かもう……色々なものの危機だ。

  • 海の漢(ベヒーモス)
    海の漢は常にリジェネ状態で、しかもデスペル等で解除も出来ず、毒状態にもならない。
    だが割合ダメージが利くので、その手の攻撃手段があれば惜しまず使おう。また、即死攻撃も低確率ながら通用する。

かくして、浜辺の安全と……それから己の純ケツを守りきった彼は後に浜辺のメイン盾と呼ばれるようになったとかならなかったとか。

報酬/称号

称号「砂浜のメイン盾」

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