アトリーム高校
- 陰陽鉄学園とは大分離れたところに位置する進学校。ネ実市から距離があるため、普通の学生ならばわざわざここに通うなら陰陽鉄学園に…といった人の方が多い。
- 作中で詳しく語られることは無いが、早苗やミストが以前通っていた高校である。早苗は雰囲気が合わなかったために、ミストは家の都合でそれぞれ陰陽鉄学園に転校してきた。ミストさんが
腹の立つネガ発言をする背景にはこの高校の校風が大きくかかわっているとされるが、詳細な設定は語られない。例によって設定資料集からその一端をうかがい知ることができる。
- 所属するキャラクター
名前 立場 備考 ミストドラゴン 守護獣 エルムドア 教師 ガズム アルガス・サダルファス 生徒 コリン・シャーロット 『海鮮堂(仮)』パッチを導入すると登場 東風谷早苗 元生徒 ミスト・レックス 労働七号 作業用ロボット
設定
訪れることもできず、会話や学園の対抗戦で名前が出るにとどまるアトリーム高校だが、ある程度の設定は明らかにされている。
陰陽鉄学園設定資料集~裏世界は宝の山~:アトリーム高校
- ネ実市からは電車で50分以上かかるところにある全国的な進学校。全国から生徒が集まるのでかなり充実した設備を備えており、学生寮も完備。教師や保護者からは人気が高いが、一方実際の学生、あるいは一部の企業からは人気が低いとされる。
- 進学志向の学校なので進学率が良いのは言うまでもないが、部活動の強豪もかなり多い。というのも一般入試よりも推薦入試の比率が高いことで全国的に有名であり、頭の出来は当然として何か秀でたものがなければ合格することはできないのだとか。つまり、中学時代に部活動で成績を残した頭のいい学生が全国からここに集まってくる。
- そういった事情から月光女学院に勝るとも劣らない選民意識の持ち主が多く、先の学生人気と企業人気が低いのはひとえにこのためである。選民意識がなかなか抜けず、社会に出てからもアトリーム高校時代の自慢をする者が多い。それゆえ政党や大企業などでアトリーム卒の派閥は大学派閥よりも強固な連帯を持っており、これもまた嫌われる原因ともなっている。
- また、校舎は小高い山の上に立てられているのだが、厄介なことに校舎周辺に霧がかかること?が稀に良くある。通学し始めて間もない貧弱一般生徒が通学路を外れて霧の中をさ迷い歩いた挙句、アワレにも骨になりかけるのはザラであり、このことも入学を躊躇させる一因となっているという。
- 元々ここに通っていた学生には早苗とミストがいる。
- 早苗の実家はネ実市の神社なので、本人はあまり乗り気はしなかったが、アトリーム高校の教員である神奈子と諏訪子に勧められて推薦入試を受験した結果合格してしまった。そのためしばらく2人と同居しながらアトリーム高校に通っていたが、その校風や雰囲気が肌に合わなかったこともあって神奈子らの陰陽鉄学園転任に合わせて転校してしまった。しかし半年もいればやはりある程度影響されるようで、心のどこかで気に入らない人間は見下したがる傾向がついてしまったようだ。隠れいじめっ子設定はこのあたりからきている。
- ミストはまさしく典型的なアトリーム出身者。陰陽鉄学園の設備の良さや校風を良いものだと思っているが、ついついアトリームと比較したがる。親の都合で転校しなければならなくなったことがネガの原因でもあるようだ。ちなみに早苗とは逆で一般入試でアトリーム高校に入学した。ネガっても頭はかなりのものらしい。