テクニック/先行入力

先行入力

読んで字の如く、先に行う入力。
一般格ゲーにおいては、何らかの行動中に次の行動を先駆けて入力しておくことで、
終了後に予約した行動ができる、といった仕様を指すか。

• 心綺楼では大抵の行動に対し少しだけ先行入力が可能。
  おかげで、なんらかの行動を最速で連打していれば
  ほとんどの場合で特に遅れることなくその行動を繰り出せる。
  • とりわけ重要なのは移動方向に対する先行入力で、
    何らかの行動中に行ったダッシュ・バックダッシュ入力はかなり残りやすい。
    この仕様を利用すると、例えば「A>(66)DA」と入力することで
    Aの動作終了後に「ダッシュを挟まずDAを撃つ」といった動きが可能。
     
• この仕様をさらに活用していくと、以下のようなことが可能となる。
   

低ダの先行入力

• 低空ダッシュに対する先行入力。
  普通に気合で低ダを行うよりも、慣れればいくらか緩やかに入力できるかもしれない。
   
• ジャンプキャンセル可能な何らかの行動中（ここではXとする）に、例えば・・・

  X>66>9

• ・・・と入力を行う。
  するとXを9ジャンプでキャンセルした後、即座にダッシュを開始する。
  ダッシュを続けたり、DAを撃ちたいならこの後6に入れ直せば問題なく可能。
  ジャンプが先に出るのに、その前のダッシュ情報が残っているというややおかしな光景
  • あまり硬直の長い行動では早すぎると入力が消えてしまうが、
    通常射撃レベルならそうそうそのような事態にはならない。
  • 同じ理屈で、それぞれ後ろ方向へのダッシュ・ジャンプ入力とすれば
    バックダッシュでも同じような結果にできる。
    射撃を撒きつつ逃げたい場合、キャラによってはやりやすくできるかもしれない。
    • ただし、これはジャンプに対しダッシュと同じ方向が入っているからこそできる。
      166や944、といったやり方では行えないし、垂直ジャンプでも不可。
      これらでないといけないコンボに対しては真面目に入力する必要がある。
    • 入力自体は残る様子で、上手くやれば下記の先行入力DAに活かせるかも。
       
• 飽くまでなんらかの硬直中に行う入力である為、
  その場から低空ダッシュを行いたい場合にはほぼ使用できないも同然になる。
  ダッシュからダッシュを刻んだりしたいのであれば、やはり真面目に入力することになる。
   
• 後述する「先行入力DA」についてもこの入力から行うことが可能。
  気合で入力するのとこちらを経由するのとでは勝手がだいぶ異なってくるので、
  もし使う場合にはやりやすいほうを使えるといいだろう。
  • どちらにせよ、おもむろに出したい場合は上記理由もあり気合いで行うしかない。
     

先行入力DA

• DAの先行入力、というよりは先行入力を利用したDAの派生型と言える行動。
  DAの性能によってキャラごとに相性の善し悪しがある為、
  手放しでどのキャラも扱えるわけではないが、選択肢の一つとしては大いに使えるかも。
   
• 前述した「先行入力を利用してダッシュなしでDAを使う」行動を、ジャンプに対して当てはめたもの。
  上手く行けば、「ジャンプしながらDA」という動きができる。
  先行入力の中でも変化の大きい部分で、戦略が広がるキャラがいる。
  • ある程度であればタイミングのコントロールも可能で、少し遅らせるなどの芸当もできる。
     
• 実際のところ結構難易度が高く、狙って行うには熟練が必要。
  気合で入力した場合の入力例（Xからの使用とする）としては・・・

  X>9>6(ジャンプまでにここまで)>6A

• 低ダの先行入力を利用した入力例（条件同上）としては・・・

  X>669>6A(ジャンプからダッシュするまでに入力)

• ・・・となるが、前者は入力が忙しく、後者は目押しとなる。
  どちらがやりやすいかは、個人差があるか。
   
• このテクニックにおけるキャラごとの相性としては・・・
  • 相性◎：こいし
    DAが強烈であり、ジャンプから中央軸に届く上、そこからの連携択とも大変相性が良い。
    DAからそのままAが繋がるので連携上で多少暴発しようとあまり問題もない。
  • 相性○：霊夢
    コンボでX射撃を使用する場合、仏X以外を密着で使用すると
    ジャンプから繋げる・スキルを使う以外ではこのテクニックを使わないと連携できない。
    また、固めでの5Yとも相性が良い。
  • 相性普通：一輪・布都・神子・マミゾウ・こころ
    無理して使う場面はあまりないものの、使えても問題になりにくい。
    使い分けできれば固めのリズムなどに幅が生まれるだろう。
  • 相性△：にとり・魔理沙
    連携上で暴発されると困る他、取り立てて役には立ちづらい。
    魔理沙の場合、難しいが立ち回りで出せると下への攻撃手段になるかも。
  • 相性×：聖
    そもそもDA?が特殊な為、できない。