◆賽◆
IRCニンジャ名鑑#164【レッドキャデラック】
もしもお前が真夜中に、リーゼントを窓から突き出した血のように紅いキャデラックを見たら用心しろ。そいつは実際ノーフューチャーなハイウェイ暴走マンだ。命が惜しけりゃチキンレースはやめときな!
◆子◆
登場エピソード
唯一垣間見えるのは、運転席から突き出たリーゼントのみ……否、片腕が現れた。
その腕は巌めいて隆々とする。
人物
- 自分自身のニンジャネームと同じ名前である愛車「レッドキャデラック」を操るニンジャ。
- 運転席から姿を見せることはなくそれどころか声を発することも無い。唯一、運転席から外部に突き出しているリーゼントからは只者ではないアトモスフィアを感じる。
「やれやれ。肝が冷えたわい」
- 本名はタミメキ・ホンゾ。実際のところマシンを降りた彼は家族から見放された寂しい老人である。
家族から見放された彼の心の拠り所は夜毎の愛車を使っての暴走行為。
殺戮は望むところではないが激しいレースの結果そうなってしまったのかレース相手を爆発四散させた経験は一度ないし二度程ある様子。 - 鍛え上げた退役軍人めいた肉体と同じくその精神もまたワイルドであり、熱いレースに血を滾らせている。
- 本名はタミメキ・ホンゾ。実際のところマシンを降りた彼は家族から見放された寂しい老人である。
※初期作成時※
◆レッドキャデラック (種別:ニンジャ) DKK:0 名声:1 所属:ストリート 性別:男
カラテ 4 体力 6
ニューロン 5 精神力 5
ワザマエ 2 脚力 2/N
ジツ 0 万札 0
◇装備や特記事項
トロ粉末
『◉頑強なる肉体』『◉知識:ドラッグ』
外見
- 運転席から素顔を見せることはない。しかし唯一、リーゼントが運転席から突き出している。
リーゼントデカすぎないか?
またその腕も巌めいて隆々としている。
- マシンのレッドキャデラックは血のように真っ赤に染め上げられている。実際にレース相手の返り血で塗装したとの噂もあるが不明。
- たくましい腕を惜しげもなく晒した退役軍人めいたワイルドなファッションのリーゼント老人。
- 愛車のレッドキャデラックも別に返り血で塗装したわけではない。
元ネタ・考察
- レッドキャデラック(Red Cadillac)。Cadillacは言わずと知れた米国の高級車ブランド。
1番気に入ってるのは…値段だ
ワザ・ジツ
- 神業的ドライビングテクニックを持つ。
ストーリー中での活躍
- 「ハシリ・モノ」の前哨戦も兼ねたニンジャのみがエントリーできる闇レース「ハヤク・カケル」に愛車のレッドキャデラックと共にエントリーナンバー2を背負って出場。レース中は終始その姿を見せることもコメントを発することもなく、わかるのは窓から突き出たリーゼントヘアーと逞しい腕のみであったが、悠々と観覧エリアにファックサインを突きつけるなど圧倒的自信を拾遺に見せつけていた。
- レースが始まると同時にパンヤンドラムの高速疾走形態で爆走を始めたが為に起こった混乱に巻き込まれ、やや先頭からは引き離されてしまい、中古のモータークルーザーを駆るルヴァロリゼとスピードとテクニックを競い合っていたが、そこへ運営側が呼び込んだバイオスモトリの群れがレースに乱入。稲妻じみたエッジなドライビングでそれを躱す。
- その後、客席からの追加ベッドにより運営からトレジャーとして、マシンにマッチした特殊バイオ燃料を受け取ると一気にトップ陣へと食らいついていく。その際、同じくブーストがかかったことで調子に乗るヘイジービークルにファックサインを突き出す事も忘れなかった。
- やがてキャヴァリアーと並ぶとキャヴァリアーはツーハンデッド・カタナブレードツルギによって攻撃を仕掛けてきたがこれをやはり持ち前のドライビングテクニックとマシンスペックをフルに使って回避。これにはキャヴァリアーも正々堂々勝負すべしセンシであると本能で彼を認める事となった。
- しかし、リーゼント目掛けて突き出されたカタナブレードツルギを回避する為に咄嗟にキャヴァリアーの駆るチャリオットに車体をぶつけた結果、ハイウェイのガードレールまで車体が吹き飛ばされてしまい、そのままレースに復帰すること敵わずリタイアとなってしまった。
- この時、キャヴァリアーはカイシャクを考えるもレッドキャデラックの力量を認め、再戦を望むかのようにして再びレースへ戻っていった。
- 観覧マグロ・ツェッペリンも去り、誰の目も無くなったところでようやくそのたくましい腕を惜しげもなく晒した退役軍人めいたワイルドなファッションのリーゼント老人としての姿を表す。
これまでにない命の危機すら感じるレースであったが今まで出会ったことのない猛者たちとのデッドヒートにその心は熱く滾っていた。
一言コメント
※とにかくネタバレ防止用リージョンの設置を重点願います。ついてない所を見つけたらつけたげてください