登場人物
あらすじ
ネオサイタマの裏社会で大人気を誇る大規模な闇レース大会「ハシリ・モノ」
その予選を兼ねたニンジャのみが参加を許される闇レース「ハヤク・カケル」が開催されることになった
この大会の裏で蠢くアマクダリの存在を察したグリッチ一行とタツクラ夫妻はそれぞれ闇カネモチにまぎれて会場への潜入を試みる
一方レースに出場するニンジャ達も誰も彼も一癖二癖ある強豪ばかり…
「アタイ、こんなところだって聞いてないよ」
「実際ナビゲートだけでいいはずさ……」
「オウイエー、まるでゾンビだぜェー……」
「正々堂々……勝負せよ……」
「ハァハハハ! どいつもこいつもサンシタばかりよ。俺様が手に入れたこの装甲で破壊殺戮サイバーツジギリに運命邁進し、賞金ネコソギよ……!」
「ヒヒヒ……思ったより数が多いね……」
「チッ。アイツがいると知ってりゃわざわざ付き合わなかったぜ、こんなクソイベント」
「……これ、もしかして俺達、割と場違いじゃない?」
『いまさらすぎ!』
窓からはリーゼントだけが飛び出し、独特のフォルムを描いていた。
「ドーモ、ヘイジービークルです! サンライザーの伝説は今宵終わる! オレが終わらせるぜ!」
「フン。胡乱な野良ニンジャどもが集まったものだ。やはりディセンション現象が加速しているというリー先生の仮説は正しいようだな」
「ブルルルル……」
「いいか、今夜の貴様はソウカイヤの旗を背負っていると思え。やるからには勝利しろ、タイムイズマネー!」
「ハイヨロコンデー」
「ウオーッ! 早くタイヤにすり潰されて痛みを感じたい!」
「どいつもこいつも恐ろしいモンスター揃いだ。そして我らがチャンピオン、サンライザー! もちろん彼も出場する!」
果たしてレースの行く末は
そしてアマクダリの野望とは
英雄と巨人の視線が少年に刺さる
「まァ気楽に行こうよ。ところでキミ達誰に賭けたの?」
「賭け!?」
「賭けられるんですか!?」
解説
グリッチ一行がメインとなるエピソード。
と言っても彼らが活躍するのは主に裏方でありメインはハシリ・モノの前哨戦と言える闇レース ハヤク・カケル。
次々起こる番狂わせに大興奮必死なことだろう。
シミュレート時期は24.4.25~24.4.29
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- オツカレサマドスエ!実際見事な記事立てな レースの予感とグリッチの興奮が伝わってくる -- 2024-04-29 (月) 19:43:22