前回のあらすじ
ついに天帝の地に降り立ったアリス。祝砲代わりに入植を始め、奴隷の血肉が礎になった都市を次々に建てていく。
アリスは裁判所教を創始しました
第7都市…ではなく、リリーへの譲渡用の都市。あたり一面山岳な上、第二都市のタイルへの影響が少ない位置に建てることができた。素晴らしいゴミ都市。
それでも文化が少し心配になったので、第二都市でモニュメントを建ててから譲渡している。
こちらが第七都市。81ターン目に建設。この時点では何もないが北に鉄が湧いた。基本的に一輪との国境策定及び首都の小屋を育てることが目的の都市だ。
同ターンに通貨が完成。これを元手に技術や現金をせしめている。
93ターン目、首都で最初の大科学者が誕生。アカデミーを建てずに清酒術にジャンプ。強固な技術交換材料を確保しておきたかったことと、呑兵衛主義を採用すれば6ターンで次の大科学者が誕生することの二つがアカデミーを後回しにした理由だ。
当然一番乗り。日本酒派は第六都市で創始された。呑兵衛主義と同時に仏教も採用。
仏教の採用理由は都市数の多さ。基本的には、ルネサンス前後で戦争を行うには8都市は多すぎるだろう。維持費が増大すると一時的に研究が鈍化し、戦争開始の時期が遅れる。そのため宇宙を狙わないのであれば多くとも6都市程度で十分なケースが多い。
しかし今回の場合は仏教と輝針城独自経済制度、そしてアリスの組織志向が高騰する維持費を強力にカバーする。都市数拡大が肯定されているというわけだ。
さらに裁判所も各地で建てている。裁判所を建設するより富生産をする方が短期的な視点では効率がいい、というのが偉大な先人たちが出した結論だ。
それは圧倒的に正しい。間違いない。だが建てる。維持費の低下が微々たるものでも建てる。だって建てたいから。というわけで小屋、そして遺産に続く新たな信仰の存在をここに宣言する。裁判所教が創始されました。
小屋と遺産に比べるとあまりにも微力なので聖戦を起こされると一瞬で淘汰されそう。もっともアリスは組織志向なので、信仰がどうとかネタにするほど裁判所建設が否定されることはないだろう。とも少し思っている。少し。
少し遅めのBC400年、99ターン目に第8都市建設。これで拡張は完全に終了。譲渡分も含めて都合9人の開拓者を生産した。
青娥がこちら側への進出にかなり消極的だった。砂漠と山脈がかなり多いからだろうか。AIは資源が湧くところには都市を建てるらしいと風のうわさで聞いたが、この不毛の地には資源すら湧かないということか。
何はともあれ8都市確保。ここからようやく研究と外交にだけ注力することができる。なお同ターンに官僚制と世襲制も採用している。
ぐんくつの音
首都以外に裁判所が建った状態の財務担当画面。わずか2ゴールドの赤字。この時点では富生産も行っていない。資源取引だけであわよくば黒字になる。ここまでになればいつもは地味な組織志向や裁判所の維持費軽減も強力に感じる。
鋳金・パターン化を自力開発。清酒術を流すことを極端に恐れていたが、鋳金は取引で確保すべきだっただろう。これではジャンプの意義が薄れてしまう。もう少し大胆に動くべきだった。
自由主義鋼鉄を狙っているならこれでもいいかもしれないが、実はプレイ開始の時点でカタフラクトラッシュにすることを決めていたりする。なおさら秘匿が不要だ。
そもそもジャンプ自体が不要なのかもしれないが、無法カノンと違って法律を回避する必要はないので、周囲の技術速度に遅れないようにするという点では間違ってはないと思う。それならちゃんと取引しろという話だが。
鋳金取得後には清酒術を材料にしっかり交換を行っている。
BC50年、教育へとジャンプ。カタフラクトラッシュすると決めている以上ギルドに直行すべきだが、この後自由主義に走っている。だって自由主義取れるなら取りたくなるじゃない。
後のAD175年に無事自由主義を確保し、ナショナリズムをボーナスで取得した。ナショナルまで取るならカタフラクトでなくとも胸甲まで待てばよかったのでは…。
キスメからの恐喝。拳を固められるのは面倒だったので受諾。既に清酒術は材料として陳腐化していたのでそれほど問題はなかっただろう。
これによりキスメの態度が不満はないまで向上。特に嫌われてもいないので相互通行を結んでおく。海岸沿いの小国なせいか、彼女はだいたいの技術を既に確保しているようで、技術交換上は恐喝を受けるメリットがあまりなかった。
AD275年、ようやくギルドを取得。これ以後延々とユニットを生産していく。ユニットを出すつもりの都市では既に厩舎と兵舎を建設済。首都では小槌の魔力と英雄叙事詩も完成している。当然雷鼓の呪法戦も。呪法完成ボーナスの大将軍は衛生兵作成に用いた。
ビザンツの戦闘教義
ギルド取得直後の首都の状態。黄金時代が終わった後でも1ターンに2体ペースで兵士を送り出し続けている。針妙丸スペカのタイル改善により素晴らしいハイブリッド都市となった。
記憶が定かでないが、おそらく首都ではこれ以降ゲーム終了まで騎兵ユニット以外の生産活動を行っていない。首都以外では奴隷生産も交えてユニットを作り続けている。
既に述べているが本プレイ第一の兵科はカタフラクト。外の世界において、東ローマ…ビザンツとも呼ばれる帝国で考案された重装備の騎兵である。
ゲーム上の説明をするならば、カタフラクトは騎士の代替ユニットであり、先制攻撃無効の特殊能力がオミットされたかわりに驚異の戦闘力12を誇る。上位ユニットであるはずの胸甲騎兵とも渡り合える。バニラBtSでも戦術の一環として用いられる強力なユニットだ。
東方叙事詩では雷鼓の呪法戦を作成している場合に限り生産することができる。文明圏には馬が湧いていないが、呪法戦作成ボーナスで馬が手に入るため資源としては鉄さえあればよい。鉄は二つ確保している。
なぜカタフラクトを筆頭にした騎兵ラッシュを選んだのかというと、敵国の兵科の影響を受けづらいからである。
カノンは攻城に関してだけをみれば高いレベルで安定した成果を挙げてくれるが、野戦に持ち込まれると胸甲騎兵や騎兵隊の影に怯えなければならない。
護衛を立てれば胸甲ぐらいは割とどうにでもなるが、騎兵隊はもぅまぢむりだ。長距離砲まで待たないと大惨事が起こる。
その点騎兵は相手がいくら強力なユニットを用意しようが関係ない。相手が死ぬまで騎兵を投げ続けるだけだ。現代機甲部隊まで行くといくらなんでも無理そうだが、戦車ぐらいならやれるらしい。私自身はそこまで面倒な大陸に降りたことはないが。
生産力を考慮しなければ騎兵隊で戦車をやれるのだから、カタフラクトでもライフルや騎兵隊を用意した相手ぐらいならどうにかなるだろう。
冗長な文章になったが、要はAIの技術進行に左右されづらい戦法をとりたかったということだ。天帝プレイの経験が浅いため、どこまでの技術速度なのかを一度量りたかったというのもある。
というわけでひたすらユニット生産を続け、500年の時点で用意できたカタフラクトは約30体。少ないのかもしれないが、標的の一輪はまだ火薬も所持しておらず、万一これで足りなくとも輝針城なら後からの生産でカバーできる。よってこの数で十分であると判断した。
裁判所のおかげで得られたスパイポイントによって軍量グラフを見ることができる。青娥もリリーも拳を振り上げており、ユニット生産に入っているため、この状態で横から殴るのは危険だ。一輪を初戦の相手に選んだのもこのため。いつもならグラフなんて表示されないのでやっぱり都市スパムからの裁判所はナンバーワン。
先生に小遣いをせびるの図。何もヒモ気分を味わいたくてこんなことをしているわけではない。実はシェダゴンパゴダの力で一輪は信教の自由を採用しており、全ての国と比較的良好な関係を保っている。いつの間に。しかも技術速度はダントツのトップ。和平を結んでおかないと他国に宣戦依頼をしかねない。そのため慧音と紫はこの画像のように脅して強引に和平を結んだ。戦争好きの指導者じゃなくて助かった。脅しを受けてくれなければ無駄な態度ペナルティを受けるだけだった。他の3名は素直に条約を結んでくれた。
かくして準備が整った。
AD500、135ターン目。この星最初の戦いの火蓋が切られた。
Part3に続く
研究ルート：通貨（契約・畜産・鉄器・自然酒）→自然発酵（騎乗・醸造術・制酒法）→法律（君主政治）【清酒術】→官吏【紙】→鋳金（美学・漁業）（狩猟・演劇・封建制・帆走・石工術・文学）→パターン化（発酵術）
→建築学【教育】（機械）→自由主義【ナショナリズム】→ギルド→音楽（工学・弓術・蒸留術・羅針盤）→職業軍人
（）内は取引で、【】内は偉人消費等で取得した技術。
「リリーは最初ビール派でしたがいつの間にか中国酒に。とてもラッキー。」
「どうでもいいけどこのMOD入れて他国に脅しをかけると言い知れぬ背徳感出るよね。出るよね？」
「（2月6日追記）黄金時代の間に絶対酒制度と神道を採用しています。大した情報ではありませんが、念のため。」
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- 乙。大妖精を殴るときは本当に申し訳ない気持ちになるな。逆にアレンデルのエルフ文明を蹂躙するときはドキドキするな、あModの種類違った。 -- 2016-01-31 (日) 20:10:47
- 防壁のボーナスをどう攻略するのか気になる -- 2016-02-01 (月) 13:58:27
- 裁判所教徒 総勢一名参陣！ 維持費削減という言葉の魔力は強い -- 2016-02-14 (日) 10:43:16