ザルヴァスとアテネロス

Last-modified: 2024-06-09 (日) 23:39:06
最初に

1900年代初頭、巷である噂が飛び交った。2000年になるとこの世が破滅を迎えるのではないかというものであった。
勿論それらは事実ではない。虚実である。
だが、それは本当にそうなのだろうか?

秘密組織によると少なからずではないがこの世は現実ではないというのだ。所謂、虚実説。ご存知の通り、この世界が破滅しているのであれば昨日という日は来ていないはずだ。
では、一体どういう意味なのか?

現実世界のハリボテ説

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組織団体によると、この世界は、昔までの世界とは違い、昔までの世界を再現したハリボテだと言うのだ。
昔までの世界は、消滅したものであり、この世界は何者かによって想像された別世界だという訳だ。
だが、現実ではそれは受け入れてもらえない。何故なら、我々人類は、何か災害が起こると神にすがる。この事実は、災害クラスのシナリオを招く可能性を持っている。
そこで出てきたのは、ザルヴァスとアテネロスによる非現実的現実構想であった。
非現実的現実構想というのは、組織によると、現実ではありえない若しくは不可能とされていることを行うために、破壊的破滅的な構想。すなわち、不可能な現実構想のこと。
例で述べるなら、人間が空を飛ぶや、魚が地面を泳ぐ、生物の超巨大化、不老不死などと様々だ。
ファンタジーなものであるもののそれらを現実世界というプレートに無理やり入れ込む、現実化を行うことを指す。
勿論、そんなことをすれば世界は愚か常識そのものが覆ってしまう。
だが、昔までの世界を現実世界とすればどうなるだろうか?
この世界が現実世界とは別物、即ち昔までの世界と今の世界のリセットポイントが1999年の12/31とする。切り替え値が、2000年1/1とすると、辻褄があう現実構想の転覆である。
事実上では、1999年でも2000年でも破滅に繋がるシナリオは発生していない。構想者のデータ組み込みに失敗がなければ最悪の事態は発生しない。
しかし、極端な時空誤差または、非現実的現実構想の実装が成功してしまえば、破滅のシナリオの発生は防げない。
要するに、破滅のシナリオは、最悪の場合を招く可能性がある訳だ。

ザルヴァスとアテネロスとは何か

ザルヴァスというのは、古来に遠方に存在した神格化された存在。ファンタスティックに聞こえるだろうが、勿論事実という確信が無い。理由は、この世界をハリボテとすると事実に狂いが発生してしまうためである。
ザルヴァスは、自分以外を敵だと考えており、他者が接触することを忌み嫌っていた。
神に近い存在とはいえども誰一人崇めなかった。理由は、ザルヴァスは人間を含む動植物を嫌悪していたからである。
古代の伝記によると、ザルヴァスは自分自身に接触した生物をあらゆる方法を使用して抹殺してきたとある。
ザルヴァスは、危険な人だと思われていたが、彼自身は人間ではなく神に選別されし者であったのだ。
それに対してアテネロスは、光の女神として崇められていた。
全ての生物を大切にして、動植物を抹殺させる者々を忌み嫌った。
だが、彼女は忌み嫌うだけでありその人々を殺す気はなかった。
何故なら、彼女が生物の抹殺を行うことは破滅のシナリオに繋がるからである。
アテネロスとザルヴァスは、兄弟関係であり、生物の誕生を司る神としていた。
だが、ある男児を誕生させて死亡してしまった。
そうそれが、ゼドであったのだ。

創造神ゼド

彼の存在が過ちであった。そう口にする人々はかつて少なくなかった。
ゼドは、正確に言うとブラックホールの化身というべき存在であったのだ。
全てを生み出し、破壊を可能とする神。
だが、ゼドを崇める人はいなかった。理由は、ザルヴァスとアテネロスの死亡によるものだ。
ゼドの誕生理由としては、時空の歪みによる不規則的な地形の破壊。伝染病の拡大、農作物の不作といった人々が嫌うことによるものであった。
俗に言う、憎悪の権化。
生物の抹殺も誕生も両方を可能とする破滅クラスの存在。picture
その後は、父母両方を抹殺。太陽神を服従させる。
神でも邪神に近い存在になったのだ。
その後、破滅のシナリオとなるエデンと手を組んでしまう。

世界の創造神はエデン?

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ゼドは、エデンと手を組むことになるが意見の食い違いで別れてしまう。
エデンには、無限の力を使い、もうひとつ別の世界を生み出す。
それにきれたゼドは、もうひとつの世界を破壊する。
それによりゼドとエデンは対立し戦うはめになる。(破滅のシナリオx-005)
ゼドのブラックホール能力をエデンは圧縮させ、重力を反重力化。
激しい重力変動による時空の衝突。
雷鳴と共に、町が沈み落ちる。
重力が極端に強まり、周囲の生物はその重力に依存し、細胞ごと尽く砕け散る。
地獄のような終焉の世界を作り上げた。
ブラックホールによる全ての消滅、重力変動による生物絶滅。この現象を秘密組織は、破滅のシナリオとした。
成形原質(プロトプラズマ)の発生。重力変動。
ゼドは、エデンの重力の無効化により自ら生み出したブラックホールにエネルギーを奪われる。
その後に、ゼドは、エデンに吸収されてしまう。
眩しい光の直後に広がる終焉世界。
それを見たエデンは、世界をリセットする。それが、999年12/31と1000年1/1の日であった。
その狭間で時空及び世界全体のリセットを行った。
破滅区域をコピーした世界に移し、コピーからもとの破滅していない場所のデータ移行。
重力変動の改変。
非現実的現実構想の実装(技術的な呪術的な現実実装。)
それがこの区間で行われたのなら、1999年の12/31と2000年1/1の区間で世界の構想変更が行われた可能性が浮上する。
要するに、ゼドの持っていた世界の生み出し技術を使用して、1000年ごとの時代改変を行っていると考えることができる。
だが、その時代改変に過ちが生ずれば時空的な歪みなどの発生が予測される。
そうなれば、時空的な世界破滅のシナリオに繋がると考えられる。
秘密組織は、この神の存在自体を破滅のシナリオとした。

エデンと手下の悪魔

1,エデン
2,ジンフォード
3,デストロイヤー
4,アルヴァス
5,エンザトルス
6,ドラグレス
7,ライグーン
8,フォードルフ
9,リュヴァート
10,ディヴェルタニア
11,オザス
12,ファイアロス
13,サルバテール
14,エングラルティス
15,ジャストーラ
16,シャルガス
17,デルペンジャ
18,アイオザート
19,ファンテルス
20,ライガルデン
21,エンダルバート
22,センドラル
23,ドルガス
24,ダイオナーガ
25,バルサレオ
26,ジャルダート
27,ドレイク(ダラーカ)
28,クラバシンドル
29,エレック
30,アルザドフォード
31,フローゼン
32,オウジン
33,ウォルムサート
34,ドレストサイド
35,レイン
36,ガノス
37,ドルオス
38,エンバル
39,ゼン
40,デンガーク
41,ハレンスター
42,オーベルセン
43,ボルテージ
44,アストレンス
45,レイオース
46,オーゼン
47,アストーゼン
48,シュバレッタ
49,アズレイド
50,ローゼン
51,ヴィステル
52,カズレン
53,ギョジュバローレ
54,ゲイオーズ
55,ヴォクサイ
56,ヤガレフ
57,ドレヴァル
58,キャストル