初心者指南

Last-modified: 2024-02-15 (木) 00:18:46

脱初心者に向けて

この節では、本作をやり始めた人向けに、オンライン対戦における最低限の動きはできるようになってほしいという思いの元、解説するものである。
下記に記す動作や知識はどれも基本的なものであるが、これらを習得したからと言って上達するわけではない。
場合によっては誰でも初心に戻る時が来る。その時にでも、参考になれば幸いである。

スペル/格闘を回避しよう

このゲームのダメージソースはスペル格闘しかない。スペルを避けられるようにならないとスペルの連打ゲーになってしまうし、格闘を避けられないとコンボによって手痛いダメージを食らうこととなる。この2つを適切に回避することは、対戦においての基本となるだろう。
回避の手段はステップガードである。
ステップでの回避は、基本的には左右前方に避けると回避しやすい。上下や後ろだと複数の弾幕には対処しづらいし、基本的に弾幕の誘導は強いので追いつかれて被弾してしまう。スペルでは、発動時にエフェクトが出るため、それに注意して用心すれば良い。特に霧雨 魔理沙の「マスタースパーク」は発動から命中まで短い。見てから避けられるものではないため、このエフェクトに注意して心構えをしておこう。
また、ステップでの回避は「グレイズ」判定によってドライブゲージが溜まる。基本的にはステップで避けることを心がけよう。

なお、ブーストゲージが残っていなかったり、どうしても避けるのが苦手な攻撃がある場合は、ガードを使用することも考えるべきだろう。ガードは瞬時に展開できるので、とっさの攻撃などに対応できる。ただし、「グレイズ」は溜まらないし、スペル/格闘によってはガードから攻撃が確定してしまう物もあるので、万能ではない。

ちなみに、スペルの回避は比較的容易だが、格闘の回避は難しい。発動が速く見てから避けられるものではないし、スペルのような発動エフェクトも存在しない。間合いが近くなったり、相手が格闘をしそうだなと思ったら予めガードをしておくのも良いが、慣れないうちは近づかないのも一手である。

間合いを考えよう

どのゲームでも間合いというのは大切であると思うが、このゲームでは格闘が届く間合いかどうかが1つの指標となるだろう。
もしパチュリー・ノーレッジなど弾幕が強いキャラを扱っていれば、不用意に間合いを詰める必要はない。相手と一定の距離を保ち、相手の弾幕を避けつつこちらも弾幕で応戦すればよいだろう。
逆に、スペルが格闘系の魂魄 妖夢では相手と距離を開ける意味は少ない。その優秀な格闘とスペルは近距離でのみ強さを発揮するものである。
使用するキャラに限らず、自身の持つ得意不得意で間合いを定めるべきだろう。
一般的に弾幕は、遠くでは避けやすく、近距離では避けにくい。かといって近距離すぎると格闘が飛んでくるので注意。

コンボを習得しよう

相手により多くのダメージを与えるためにはコンボは必要不可欠である。使用するキャラによってコンボは大きく変わってくるが、基本的な流れは変わらない。
コンボにおいてはステップを用いて各格闘やスペルに繋げることができる。
例えば
NNN→(ステップ)→NNN や、
前格→(ステップ)→NNN→スペル などがある。
基本的には、何か攻撃を当ててからステップして次の攻撃を繰り出すことになる。

なお、攻撃を当て続けると、相手のダウン値が上昇していく。上限に達した時に「錐もみ状態」となって無敵のダウン状態となる。
このダウンするまで、相手に最大ダメージを与えられるコンボが優秀とされる。

ドライブを使ってみよう

HPバーしたのドライブゲージが溜まると、アクセルドライブを発動することができる。発動中は、攻撃力や速度の増加、必殺技のアクセルスペルの発動など、どれも戦闘に優位に働く。コンボ途中に発動すれば相手のダウン値をリセットできる。

更に相手のコンボ中に発動すると、ゲージを2本使用してスパークドライブ状態になり攻撃から抜け出したりできる。こちらは速度の増加がなくなっており、攻撃力上昇量はアクセルドライブレベル1と同等で、アクセルスペルの発動は問題なく出来る。
スパークドライブが終了すると一定時間WAIT状態になる。この状態はドライブゲージが増加しなくなり、ゲージが残っていてもドライブ発動が出来なくなる。WAIT状態になったら無理に攻め込まず、一旦距離を置き体制を整えると良い。

ドライブは非常に強力で勝敗に大きく関わるので、積極的に使っておいて損は無い。

アビリティを編成しよう

アビリティは立ち回りや戦い方に大きく関わっており重要な要素となる。コストは5つまで使用可能。
アビリティの方で詳細な解説をしている。自分に合った戦い方を見つけるのに参考にしてもらいたい。

もしどれを入れたらいいか迷った場合は、ライトステップマジックリカバリーダメージダイエットを採用し、残り2つのコストは主に自由枠にしても良いですが、初心者の方はタフネス×2にし耐久力を上げるのがお勧め。耐久力はどんなプレイングでも無駄になる事はありません。そこから少しづつ欲しいアビリティを入れ替えたりしていくと良い。

脱中級者へ

この節では、脱中級者へ向けて、より難しい分野について解説する。

読みあいについて

対戦に勝利するためにはコンボを用いてより多くのダメージを与えることが必要であるが、コンボを始めるための最初の一撃というのはお互いが回避、命中させたいため読みあいが生じる。
例えば、横格はガードさせることで背面に回り込んでのN格が確定しそこからコンボに繋げることができる。他にも霧雨 魔理沙のマスタースパーク等は同様にガードから攻撃が確定する。もし相手がガードを多用するようなら積極的に狙ってみるのも良いだろう。
逆に、相手が決まった格闘を出してくるようなら、タイミングを読んで後格を合わせてコンボに繋げても良い。
さらに、N格をわざと透かして相手の後格を誘い、その隙を前格するフェイントもある。
他にもお互いのドライブゲージに対する読みあいもあるが、本来、読みあいは中々記述しにくく、ここに記載したのはあくまで例えとしての一部である。総じて言えるのは、相手の動きをよく観察し、その習性を利用することである。この辺りは他の格闘ゲームにも通じるところがあるだろう。