将軍/メレツコフ

メレツコフ

将軍

将軍の情報
	コスト	1500	解放条件	HQLv10
	階級	中佐	HP	133%
	歩兵	★★★★★★	火砲	★☆☆★★★
	装甲	★☆☆★★★	海軍	☆☆☆★★★
	空軍	★★★★★★	行軍	★★★★★★
スキル	効果
戦略的攻撃Lv3	指揮する部隊が攻撃した後、標的を完全に殲滅しなかった場合、60%の確率でその標的に追跡マークを付与。追跡マークの付いた標的は、受けるダメージが20%増加する。
歩兵指揮官Lv2	歩兵ユニットを指揮する時に、16％の確率で会心の一撃を与える
遊撃戦Lv3	歩兵ユニットを指揮する時に、36％の確率で敵を反撃不能にする
➕️

概要

「攻撃せよ！レニングラードが安全になるまで続けるのだ！」

新たに実装された歩兵将。固有スキルの戦略的攻撃が非常に強力。

性能

歩兵★6行軍★4に加えて戦略的攻撃、歩兵指揮官、遊撃戦を所持している。
無課金勲章歩兵将としては数少ない、死にスキルが1個もない上に強力な固有スキルを持つ将軍で、しかも価格はそれほど高くない。
無課金歩兵将軍は有用なスキルを同時に3つまでしかつけられない事が多いので、画期的な性能と言える。

戦略的攻撃は課金将軍のソコロフスキーも持つ固有スキルであり、攻撃を受けた敵のターン中の被ダメージが20%増加する。
硬い将軍や精鋭部隊、砦を削りたい場面で非常に役立つ。なお、要塞ユニットには効果があるが、都市には作用しないので注意。
また、ヘリなどに回避されてもマークはつく。
※追跡マークの有無は対象ユニットの状態から確認できる。

奇襲を持っていないので基本的には空きスキルが奇襲一択となり、最大火力では奇襲+歩兵指揮官+αの火力3スキル構成にできる樋口季一郎等の火力型の将軍に劣る。サポート型の将軍なので、後述のように集団で運用しよう。遊撃戦があるため継戦能力は高い。

運用

基本的にはサポート役に徹し、強力な敵にメレツコフで一撃を入れて戦略的攻撃を発動させた後に他の味方部隊で集中攻撃しよう。
運用上味方とともに行動することが多いため、衛生兵で回復役を兼任するのがおすすめ。また高レベルのブランデンブルク師団に乗せれば、再行動を使って1ターンに複数の敵に追跡マークを付けたり、危険な前線から退避したりできる。幽霊部隊であれば敵から反撃される恐れもなく一撃を入れ、ファントムで被ダメも回避可能。
いずれにしろ前線以外の歩兵は脆いため、メレツコフ自身が突出しすぎて相手ターンに集中攻撃を受けないようなプレイングが求められる。

前述の通り火力スキルが奇襲と歩兵指揮官しかないため、偉大な戦士は樋口季一郎やファルケンホルストなどの他の火力型将軍に持たせるのがいい。

なお、戦略的攻撃は歩兵以外に載せても発動する。メレツコフ自身の火力は捨てても問題ないなら、初期配置のロケット砲などに載せてしまうのも手ではある。

史実

キリル・アファナシエヴィチ・メレツコフ（ロシア語: Кири́лл Афана́сьевич Мерецко́в、1897年6月7日 ‐ 1968年12月30日）は、ソビエト連邦の軍人。最終階級はソ連邦元帥。

エピソード

第二次世界大戦初期の1939年‐1940年、冬戦争で第7軍司令官を務め、マンネルハイム線を突破した。1940年6月、国防担当人民委員（大臣）セミョーン・チモシェンコの代理となり、同時期に上級大将の階級を授与される。独ソ戦が始まると、軍最高司令部顧問となった。9月に第7独立軍司令官に任命され、スヴィリ川を挟んでフィンランド軍と対峙し、フィンランドとの継続戦争の最前線に立った。メレツコフはフィンランド軍の攻勢をよく凌いだが、左翼の第4軍が敗れたため退却を余儀なくされた。11月8日にティフヴィンが陥落してドイツ軍の北方軍集団に背後を衝かれる恐れが出てきたため、最高司令部はメレツコフに第4軍の指揮も委ねた。12月9日にティフヴィンを奪還してこの危機は去り、最高司令部はドイツ北方軍集団の包囲下にあるレニングラードを救出するためメレツコフに四個軍の指揮を委ねた。しかしドイツ軍の包囲を破ることには失敗した。

1942年1月から4月まで、メレツコフ指揮下の部隊は反攻に転じた。1944年1月から3月の冬季攻勢により、ドイツ中央軍集団はバルト三国までの後退を余儀なくされた。戦線が縮小したため方面軍の改組が行われ、メレツコフはカレリア地方でのフィンランド軍との戦闘を指揮した。彼の指揮するソ連軍の攻勢により、フィンランドは9月にソ連と停戦協定を結んだ。戦功を賞され、1944年10月にソ連邦元帥に列せられる。1945年3月、第1極東戦線司令官に転じ、8月のソ連対日参戦の際は沿海地方から満州国に侵攻して日本軍を破った。

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