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添付【関連項目】
→《設定》/【ゴーレム】
1st、Fに登場した対魔族用決戦兵器、ゴーレムの一機。八機のゴーレムの中でもっとも初期に建造され、分子振動の抑制によって絶対零度を発生させ、大都市規模さえ一撃で破壊することが可能。大半の出力をその能力に回されており、機動性や白兵戦能力は後発のゴーレムに比べるとやや劣る。
機体諸元は全高16.5トール（Fでは16トール）、総重量120ウェイ。コードネームは1stとFで異なっており、それぞれ“氷の女王”、および“霧氷大后”となっている。
- 2ndでもデザインは違うものの同能力のゴーレムが名前だけ登場している。
元ネタはおそらくはメソポタミアの伝承に登場する女性型の妖魔リリス。中世ではアダムと関係を持った最初の女性と信じられるケースもあり、多くの悪魔たちと交わって多数のリリン（リリム）を産んだとも伝えられる。
元ネタでは氷や雪、冷気との関わりは示唆されていないが、1stでのインパクトのせいかWAではリリティア＝氷の女王というイメージが固定化され、それは5thのアヴリルの設定にもつながっている。
1st 
古代文明博覧会からベルセルク?によって強奪され、リプログラムされて魔族の尖兵としてフォトスフィア?にてロディ一行の前に立ち塞がる。20レベル、HP15000。
“氷の女王”の異名を持つだけあって弱点は火属性だが、フリージングゾーンでその火属性の被ダメージを半減させる試合巧者ぶりを見せつけてくれる。
攻撃手段は上記のフリージングゾーンに加え、アブソリュート・ゼロ?と眠り追加効果のあるコールドスリープ?と全て水属性なので、予め水のリングを三人分購入して装備しておけばかなり被害を抑えられる。フィールド＋水のリングのコンボでも代用可。
ザックのフォースがLv3まで溜まったら、炎のリング+ソニックビジョンでの大ダメージを狙いたい。
コールドスリープの眠り誘発率が高い（40％）ため、ここまでイマイチ影が薄かったモーニングコールが一躍脚光を浴びるのがこのリリティア戦といっても過言ではない。
3rd
3rdでは隠しボスとしての登場。ミーミルズウェルのパスワード照合装置に"emeth"とパスコードを打ち込むと対戦できる。外観は1stのそれを踏襲している。HP30000。
戦術は1stのそれと大差はないが、ギアによって属性攻撃やマイナスステータス誘発攻撃への耐性を容易に獲得できる本作では隠しボスとはいえさほど強力というわけでもなく、むしろ機械であるにもかかわらずシンクロナイザーによって眠らされたり毒に冒されたりというマヌケな一面もあり。
余談だが対戦時に打ち込むパスコード"emeth"とはヘブライ語で「真理」の意で、ラビ（ユダヤ教の祭司・律法学者）がこねて作った泥人形にこの単語を記した羊皮紙を貼り付けることでゴーレムとして機能させられるという。
F
ストーリー上の扱いは1stのそれを踏襲。外観はずんぐりむっくりしていた1stから大きくモデルチェンジし、ほとんど別物（これは何もリリティアに限った話ではないが）
HPは6800と単純な数値こそ1st時代に比べて減っているものの、こちらもダメージ計算式の都合上相対的に火力が下がっているため、倒す手間はさほど変わらない。
フリージングゾーンが仕様変更に伴い属性火力アップ効果と自身の活性化が追加されている…が、お馴染みコールドスリープのダメージはゾーンによるプラス補正は入るが活性化の補正が入らないため、額面の積み込み方よりもダメージはそれほど伸びない。
- ただし活性化するとギガントストンプの威力は直撃600前後は出るようになるため、HP・防御が万全でないと十分脅威。
セイクリッドアイソレーターは勿論、可能ならリタリエイションで守りを固めよう。
