《キャラクター》/【トカとゲー】

Last-modified: 2019-12-21 (土) 17:26:04

概要

2ndに登場するNPC二人組……もとい二匹組?
ステシイガ太陽系第五惑星、通称リザード星出身の異星人であり、勿論ファルガイアの生物では無い。
1stにおけるゼットと同じ立場と言えばおわかりいただけるかと思う。


リルカ曰く「世界観の違う二匹」であり、Wikipediaにすら『彼等が現れたが最後、シリアスな空気はそのBGMと共に星霜の彼方に吹き飛ぶ』と書かれているほどの凄まじい個性が特徴。

作中では3回戦闘を行うが戦闘すら専用BGMである。なお一番被害に遭っているのはゲーである。
二つ名は“オデッサ科学班統括(自称)”(トカ)と“その助手”(ゲー)。

トカ

パーソナリティ

性別:オス
年齢:不詳
身長:170cm
武器:スペース脳(知能指数1300!)
好きな寿司ネタ:カブトムシ


自他共に認めるぶっ飛んだ天才(天災でもOK)科学者である。かなりボケであり、あのカノンにすらツッコミを入れさせるほど。
ちなみにアシュレーは彼にツッコミ入れている時はかなり活き活きとしているトカいないトカ。むしろトカにツッコミを入れているときの彼こそが「素」なのではという説もある。


終始その言動に笑わされる上、戦闘でも下記の通りハチャメチャな行動しか取らないため実力の程が窺いにくいものの、ARMS勢との二度の戦闘で傷ついたタラスクに強化改造を施したり、過去の戦闘データを基にアームズキラー?をセオリーに則って刺客として差し向けてきたり、虎の子のブルコギドンの性能が隠しボス中でも屈指の強さだったりと、メカの開発には侮れないものがあるのは間違いない。
故郷に帰るための宇宙船はロクに修理できなかったが。

エネミーとしてのトカ

ストーリー上ではレイライン観測施設ゲートブリッジ?百眼の柩?で通算3回対決する。
戦闘時には1ターン目は必ずゲーに「昆虫採集セットのクスリ」を使い(反動で毒になったり病気になったり両方になるが)各種強烈なパンチを出させる。
2ターン目以降は爆弾(敵味方全員にダメージ)や通常攻撃をしてくる。

  • ちなみに爆弾の名称は戦うたびに「自家製爆弾」→「博士の異常な爆弾」→「シェフの気まぐれ爆弾」と威力と共におふざけ度までグレードアップしていく。

2戦目はすぐに改造タラスク、3戦目はアームズキラーとの戦闘が待ち構えているので、余裕があるならトドメを刺す前に回復しておきたいところである。

ゲー

パーソナリティ

性別:オス
年齢:不詳
身長:200cm
武器:鍛え鍛えた力とワザ
好きな乗り物:サイドカー


トカの助手……という触れ込みなのだが、助手らしい活躍を見せることは(少なくとも本編中では)無い。
「げ~」としか喋らない。トカが翻訳してくれるがそれが正しいのかは甚だ疑問。
行動から察するにトカよりは常識人(トカゲ)で実直そうな印象だが、しかしと言うべきかだからこそなのか、毎度毎度トカの奇天烈な言動のとばっちりを喰らうのがお約束となっているかわいそうな御仁。
それでもトカに愛想を尽かさず付き合っているあたりは、義理堅いのかただの腐れ縁なのか。

エネミーとしてのゲー

トカと同じくストーリー上で計三度対決。
こちらは物理攻撃一辺倒のパワーキャラではあるが、昆虫採集セットのクスリを投与されることで毒や病気に冒されるのを物ともせず「爆弾パンチ」「対戦車パンチ」「えびぞり大回転分身パンチ」という強烈な一撃を見舞う。その威力はシールドなどを用いてDEFを999にしても防御しなければ止めきれないほどであり、HPの低いリルカやティムに矛先が向いた日には一撃でノックアウトされることも。
1戦目・3戦目は毒によって毎ターンダメージを受けてくれるのだが、毒ダメージだけで戦闘不能になるのは15ターン先の話なので、被害を抑えたい場合はさっさと退場してもらうに越したことはない。

余談

元ネタは『スペクトルマン』に登場する宇宙猿人ゴリとラー。


彼らの母星「ステシイガ太陽系第五惑星」は、惑星Fからいて座方向に40,000光年離れたところにあり、平和を愛するトカゲ型の人類が高度な文明を誇っている……らしい。*1

  • この母星の名前も『スペクトルマン』のパロディ。

ファミ通版コンプリートガイドの巻頭漫画で早速漫才を披露したり、『ファルガイア年代記』でRPノベルが用意されていたり、他のキャラクターが容量の都合でアクションやシーンを削られた中カットなしだったりと、なんだかんだで愛されているコンビである。


電撃プレイステーション555号記念の企画で行われた“PSゆるキャラ総選挙”においてトカ&ゲーは18位にランクインを果たしている。


*1 『ファルガイア年代記』