【関連項目】
→《キャラクター》/【トカとゲー】
2nd
2ndでも一、二を争う人気隠しボスの一体。
IQ1300のスペース頭脳&メカ製造に定評があるトカ博士秘蔵の最高傑作にして「僕たちに勇気を教えてくれたデッカイ人(byトカ)」……なのだが、内臓AIの叛乱によって誰彼構わず見境なく攻撃してくれやがる“暴れ怪ロボット”。
存在そのものはトカの初登場時から仄めかされているが、実際に対峙するのは終盤になってから。科学大迫力研究所の最深部でARMS隊員もろとも御主人様であるトカらを撃退しようと襲い掛かってくる。
アシュレー「どうしてアンタの面倒をここまで見なくちゃならないんだよッ!」
というアシュレーの魂の叫びと共に、なし崩し的に戦闘に突入することになる。
設定
「アニバーサリーファンブック」にて、なんとコイツの詳細設定がお披露目。
ツッコミどころが多すぎてどこからツッコんでいいのかわからないという好い例。
- 超合金ブルコギ
トカが宇宙鉱石から精製した、理論上絶対に切ったり砕いたりできないほどの強度を持つ超合金。
そんなトンデモ合金をどうやってトカがあの形に成形したのか、そして戦ったアシュレーたちがどうやって破壊したのか、真相が解明される日は……来ない。多分。
- 電子頭脳
読んで字の如くの電子頭脳。研究所に立ち入った不届き者を撃退するため自律行動。
その結果がアレである。
- ロボット心臓
トカ博士謹製の宇宙エンジン“ゴリ押し”をベースに開発された。まさかの永久機関。技術の無駄遣いですね。
動力源として申し分ない性能を持っているのは勿論だが、好きな女の子の前ではどうしようもなくドキドキするという初心な一面があるらしい。
- ビッグホーン
大きさと反り具合に自信が現れている。
遠方のU局電波を受信することができるため、当世アニメには少々うるさいそうな。
- クローハンド
左腕のマニピュレータ。
巨大な岩石を砕けるほか、漂う悪臭に対して鼻をつまむほどの微細な力加減も可能。
- ドリルハンド
青函トンネルをも72時間で開通せしめるほどの超出力を誇る。騒音が物凄いためご近所に迷惑をかけちゃうのが悩みどころ。
- アンチ良心回路
やむにやまれず犯罪に手を染めた中年男性3人分の悪い心をベースに作られた。
ひょっとしてその中年男性3人組って……。
- 暴徒鎮圧砲
64kgの特殊火薬を装填したグレネード弾を発射。炸裂時の衝撃と破片によって標的とその周囲を根こそぎ破壊し尽くす。鎮圧目的の弾丸が持っていい殺傷力ではない。むしろ鏖殺用?
ステータス・戦闘
レベル:87
HP:本体=99999/腹=50000/ドリル=50000
獲得経験値:本体=20000/腹=10000/ドリル=10000
獲得ギャラ:本体=30000/腹=15000/ドリル=15000
属性耐性:弱点=全
盗めるアイテム:本体=ちいさなはな/腹=なし/ドリル=なし
落とすアイテム:本体=なし/腹=がまぐち/ドリル=がまぐち
上述の通り見た目と設定はふざけたポンコツロボだが、隠しボスとしてはまず間違いなく2ndでは五指に入るであろう超強敵。油断していると大変なメに遭うこと間違いなし。
攻撃面では全体4000ダメージ+85%でパラライズ化させられる「暴徒鎮圧」、直撃5000ダメージにも達する「ドリルドリッガー」、25%の確率でミスするものの単純火力では最強となる「渾身の一撃」、単体攻撃で控えめな威力とは言えそれでも4000ダメージは堅い闇属性魔力攻撃「シュヴァルツシュトラール」などかなり苛烈。
防御面では属性攻撃にこそ弱いがDEFとMGRはカンストしている上に本体、パーツともかなり高いHPを持つ。パーツまで含めて完全破壊を目指すとなると相応の火力が無いとかなりの苦戦を強いられることは必至であろう。
睡眠耐性が無いのでスリープが有効。短期決戦で仕留められる自信が無いなら眠らせてから叩くと安全。
闇属性の「シュヴァルツシュトラール」の被ダメージを抑えつつ、弱点を突ける闇のリングをアタッカー役に装備させておくと効果的にダメージを与えることが可能。アシュレーはアクセスしてガンブレイズを撃ってもよい。
腹パーツを破壊すれば「暴徒鎮圧」を、ドリルパーツを破壊すれば「ドリルドリッガー」を封印できる。特に「暴徒鎮圧」は全体大ダメージ+パラライズとハマると怖い効果を持っているので、全パーツ破壊が目標ならまずは腹パーツを優先して叩こう。パラライズ対策にブルーブレスレットも誰かしらに持たせておきたい。
また隠しボスとしてはRESが300と低め。クイックでリルカがブルコギドンより先に行動できるようにしておくと幾分楽になる。
余談
名の由来はプルコギ丼から。
2nd開発当時、近所の韓国料理店の出前メニューに載っており、名前の響きが怪獣ぽくて格好良いとスタッフの間で盛り上がった。
そしてプルコギ丼からイメージして描くよう金子氏が大窪氏?に指示した所、大窪氏が“ブル”コギ丼と読み違えてしまい、結果牛のような角を持った怪ロボットが爆誕しましたとさ。
科学大迫力研究所にあるコイツの操作パネルはプレイステーションのコントローラーのオマージュ。