《キャラクター》/【ベアトリーチェ】

Last-modified: 2018-09-29 (土) 21:00:28

【関連項目】
《設定》/【魔族】
《エネミー》/【エリザベート】

  • 関係は全くないが夢魔繋がりと言うわけで

3rd

3rdの登場キャラクター。紫がかった黒い長髪を持つ少女の姿。
その正体は夢魔と呼ばれる電子の魔族にして、本作における真の黒幕。

名前の元ネタは、イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの書いた『神曲』において、主人公(ダンテ本人)が地獄にて出会う少女ベアトリーチェから来ていると思われる。その語源は「航海者、旅行者」を意味するラテン語であり、長い間自らの目的を叶えるべく放浪し続けて来た彼女をこれ以上なく体現している名前ではないだろうか。

パーソナリティ

性別:女性
年齢:不明
身長:不明
体重:不明
好きな人物:寂しがり屋
基本的な生き方:夢をあきらめない
CV(ドラマCD版):白鳥由里?


物理的な肉体を持たない電子信号の存在。
夢見と偽って運命の教団を操っている黒幕で、ファルガイアを作り変える為に暗躍する。その存在は序盤から示唆されており、シェーンの「夢の中の君」として「蒼の脅威」を警告し、これを阻止する事を促している。
Chapter 2ではユグドラシルのジェネレイターを抉り取る(或いは誰かに抉り取らせる)事で預言者たちの目論見(降魔儀式によるジークフリードの復活)を頓挫させると共に創星のための動力源を確保(ただし、このあと降魔儀式は成功してしまっている)。
Chapter 3では機神のゆりかごにて、想い出を注入することで、マリクの母親を蘇らせ、ヒエラコとなったマリクを拒絶するよう仕向ける事でマリクを発狂させ、ミレディ諸共ヴァージニア達に倒させる。その後、デウス エクス マキナがヴァージニア一行+シュレディンガー一家の手で陥落した事により、計画の邪魔だったジークフリードと預言者達をまとめて始末する事に成功する。
遂にChapter 4でその正体を表し、「柱」であるシェーンを生け贄の祭壇に向かうよう唆すことで創星のエネルギー源となり得るガイアのうねりの確保を目論むも、ギャロウズの活躍によって失敗。次いで、魔界柱・背塔魔界柱から魔物を生成する事で人々の恐怖を煽り、星の構成情報たる想い出を確保しようとするも双方ともに破壊される。
諸々の目論見は失敗し、ヴァージニア達と決着をつけるべくナイトメアキャッスルへと導く。ディザスターを贄とし、ナイトメアキャッスルを自爆させる事で創星のエネルギーを確保、世界中の人間の想い出を奪い去り、ディスティニーアークにて「もうひとつのファルガイア」のマザーとして真の最終決戦を迎える。激戦の末追い詰められ、『ネガ・ファルガイア』と融合し迎え撃つも敗北し消滅してしまう


本編開始以前にリベラの夢見に現れラミアムを救わせたりと地味な下積みもやっていた。
年齢不詳ながらも創星の為の活動は100余年を超えているらしく実は苦労人かもしれない。
だが星の創造に必要なエネルギーを確保できないままユグドラシルシステムを動かした結果暴走させたり、後発の預言者&ジークフリードに先を越されそうになったり、せっかく捕えたヴァージニア達を別行動のクライヴに救い出されたりと、切実な事情から来る焦りからか作中での行動は隙が目立つ。

エネミーとしてのベアトリーチェ

ナイトメアキャッスルおよびディスティニーアークで戦う。
フィブルマインドでMGRを下げ、ダークマターナイトメアといった魔力攻撃を仕掛けてくる。ナイトメアは眠りの状態異常を伴うため、耐性スキルステータスロックで予防するか、シンクロナイザーで道連れにしてやると簡単に倒せる。
ただ、終盤も終盤という所で戦うボスとしてはあまり強くはなく、小細工を弄さず真っ向から挑んでもそう苦戦することはないだろう。
ディスティニーアークで戦う際は創星のためにエネルギーを使い果たしている演出からHPが10,000程下がっている。この戦いを制した後はネガ・ファルガイアとの大連戦が始まることになるため、あまり気を抜かないように。

余談

ストーリーに絡んでくるのは物語終盤だが、それ以前から各タウンに現れては消えているので探してみるのも一興。
タウンをうろちょろする以外にも、ジョリーロジャーやブーツヒルでのジェイナス絡みのイベントの隅に登場していたりする。