《キャラクター》/【ジークフリード】

Last-modified: 2024-03-13 (水) 21:28:28

【関連項目】
《設定》/【魔族】


概要

1st、3rd、Fにおいて登場する、魔族のリーダー格となるキャラクター。
総じて蒼色(1stの戦闘グラフィックのみ青黒い)の全身鎧を着た長身の騎士であり、その手には魔槍グラムザンバーを携える。

1st

強大な力を持つ上位魔族で終末の四騎士のリーダーを務める、蒼の騎士。
魔槍グラムザンバーを振るい大戦でその名を響かせた。
魔族の居城フォトスフィア?に封印されていたが、アークティカ国?の人間に発掘された事で目覚めアークティカを滅ぼしマザーの肉体を回収した。
その後部下を使い各地に封印されていたマザーの心臓を集めマザーを復活させるも、マザーはファルガイアも滅ぼそうと思っており、ジークフリードはファルガイアを新天地と思っていたのでマザーを邪魔に思いわざとロディらに討たせた。
しかしその後ロディらに自らも半死半生の目に遭う。その際ゲートジェネレイター?でフォトスフィアに転送され、まだ死んでいなかったマザーにその肉体を取り込まれる事に…
マルドゥークでの決戦でついにはその肉体を完全にマザーに奪われてしまう。
…だがその執念により、決戦を終えてファルガイアに帰らんとする一行に最期の戦いを仕掛けてくる。


終末の四騎士のその力は時間軸を無視し、並行宇宙に転移、素の能力で宇宙の巨大構造体を破壊する力を内包し、
全能の能力を持ち、更にニンゲン、エルゥと交感する事で力を上げる守護獣を上回るほど。
(ザ・プレ2002/5/特別増刊号,2004/1/30冊子)

エネミーとしてのジークフリード

ゲートジェネレイター?マルドゥークにて、合計2回戦闘する事になる。
1戦目はグラムザンバーによるジークインパルスでの単体攻撃や、ネガティブレインボウの全属性全体攻撃のフルアタック構成。
HPは21000と前座に劣るものの、全属性半減の耐性や高水準なDFP500、MGR660というステータスから長期戦になりやすい。
主なダメージソースはデモンズラボで習得する事になるマグナムファングとなる為、ここまでの雑魚戦や前座相手で習得しておきたい。
2戦目は上記アビリティに加え、ハイ・シールドを使用するようになる。
ATP850、DFP600、MGR849という高ステータスを更に上昇させるが、最終盤においてはどちらかといえば焼け石に水と言うのが正しい。
しっかりと鍛えてきた渡り鳥たちであれば、さほど苦戦することなく倒せてしまうだろう。

3rd

過去の対戦で討ち果たされているが、その前に自分の情報を情報ライブラリィヒアデスに入れておき、チャプター2終わりに預言者達の手により復活を果たした。
復活を果たした時点ではまだ完全に肉を得ておらず半透明の姿だが、体の裡に守護獣の力を蓄えていたジェイナスを喰らう事で完全に姿を現す。
その後魔族化した預言者達を従え、デウス エクス マキナからナノマシンを散布しファルガイアをテラフォーミングし、魔星艦ファルガイアにすることを目的とした。
しかしヴァージニアに撃退され敗走、竜機ファフニールと魔槍グラムザンバー・ネメシスと融合、最後の戦いを挑むもドラゴニックガンブラスターにより完全消滅した。


1/Fとは異なりラスボスではなくなった。またジェイナスからはその姿をナメクジ呼ばわりされたり、金子氏からはその言動を嫌いと言われるなど散々な扱いに…。

パーソナリティ

年齢:不明
性別:男
身長:205cm
体重:120kg
好きなニンゲン:力を求め、「人間」を棄てたニンゲン
基本的な生き方:闘争が生み出す序列を愉しむ

エネミーとしてのジークフリード

直接対決はデウス エクス マキナのみ。厳密にはイベント戦闘で観戦のみとなるがVSジェイナスとVSマヤの戦いがある。
単体攻撃のグラムザンバー・ネメシスプロトンビームに、全体攻撃のネガティブレインボウジークインパルスで攻撃してくる。
またHPが半分を切ると涙のかけらで回復してしまう。
涙のかけらに関してはピックポケット涙のかけらを盗む事で無力化できるため最初に盗んでからじっくり戦おう。

F

1と同様の役回りをする魔族。デザインが1に比べて大分すっきりした感じになった。
また声が付いた事で受ける印象が変わったプレイヤーもいるのではないだろうか。

  • 裏OPムービーにてフェンリルナイツの一人、カーツ?を倒して立ち去るシーンがある。

パーソナリティ

年齢:不詳
性別:男
身長:198cm
好きなライフスタイル:太く長く、猛々しく
嫌いな空気:平時における閉塞感
CV:若本規夫

エネミーとしてのジークフリード

1stと同様、ゲートジェネレイター?マルドゥークにて戦闘となる。
専用BGMは「魔槍」。1stにおける「バトル・ジーク」をアレンジした静かな曲調のBGMである。
属性耐性は共通して地活性、風弱点、氷雷半減。1stに比べるとだらしなくなってしまった。
1戦目では1stからは一転「カウンターフォーム」で待ち構えて攻撃2.5倍の「ザンバーリベンジ」で反撃する守勢スタイルが主となる。
たまに「グラムザンバー」や「ジークインパルス」による能動的な攻撃も行うが、いかんせんこちらの攻撃力がインフレし始める時期なのが災いして殆ど顧みられる事はない。
2戦目では代名詞たる「ネガティブレインボウ」が解禁される……のだが、「魔力1.5倍の七属性の攻撃をランダムに分散させる」という効果になった為、全くと言っていいほど脅威にならないのが悲しい実情。
全体的にストーリー中はダメージ関連がデフレされているが、その割を最大級に受けたと言っても良いだろう。

余談

元ネタは北欧神話を元にした英雄叙事詩「ニーベルンゲンの歌」の主人公、騎士ジークフリート。本来のドイツ語の発音ではWA中のフリー"ド"よりもフリー"ト"が正しかったりする。(「Siegfried」と書くが「フリー」と読む。余談の余談だがドイツ語で母親は「mutter」である)
多くの軍功をあげ悪竜ファフニールを倒したときの返り血を浴びたことにより不死身となった。ただしその際背中に葉っぱが一枚ついていたためその部分が弱点であり、後々味方に裏切られ背中を突かれ絶命した。
なおジークフリートと起源を同一とする英雄シグルズが、父の形見として振るう名剣グラムというものがあるのだが、ジークフリートの剣はニーベルンゲン族を倒したときに奪った魔剣バルムンク。
起源が同じためごっちゃにされることがあり、WAでジークフリードの使う剣も間違ったのかもしれない。