【タマ】
デッキの概要
優れたタマ限定のサポートカードを有し、対戦相手のシグニのバウンスやバニッシュに長けるデッキ。
この項目では天使及びアームを主力とする白のタマを取り扱う。
デッキ構築に際して
ルリグについて
- レベル５
- 《創世の巫女 マユ》
グロウ条件としてタマまたはイオナがルリグデッキに必要なため、ルリグデッキの枠を圧迫するのが難点。
とはいえ、アーツの回収が得意なこのデッキでは無駄なアーツを入れない程度で考えて良い。
エクシード５がこのルリグの目玉で、手札とエナ全てを引き換えに、追加ターンを行うもの。
- 《創世の巫女 マユ》
- レベル４
- 《紅蓮の巫女 タマヨリヒメ》
グロウ時に使用済アーツを回収し、手札からシグニを捨てて相手シグニをバウンス、そしてエクシードでデッキから好きなシグニを損失なく場に出せると汎用性の高いルリグ。
特にエクシードが強力で、通常であれば２ターン分使用可能。
グロウ時にルリグトラッシュのカードを全て回収するレベル５《創世の巫女 マユ》及び《真名の巫女 マユ》へのグロウを狙うならば、積極的にエクシードを使っても構わない。
- 《紅蓮の巫女 タマヨリヒメ》
- 《永遠の巫女 タマヨリヒメ》
エクシードによる除去及びルリグアタックの静止が強力。
アームのサーチも状況に合わせたシグニを連れてこれる強力なもの。
- 《太陽の巫女 タマヨリヒメ》
起動能力で対戦相手のシグニをバウンスできる。
対戦相手のシグニをバウンスすることでライフクロスをクラッシュしやすくなる他、対戦相手のエナゾーンの溜まりにくくすることができる。
- 《満月の巫女 タマヨリヒメ》
場に《甲冑 ローメイル》がいれば常時能力でシグニすべてにパワーを与える。
シグニのパワーが増加するのでシグニの同士のバトルに有利になり、対戦相手のターン中には《甲冑 ローメイル》の常時能力でさらにパワーが上がるので赤のスペルやバトルによってバニッシュされにくくできる。
- 《暁の巫女 タマヨリヒメ》
シグニすべてにパワーを与える常時能力、対戦相手のシグニをトラッシュする出現時能力と起動能力を持つ。
白と赤のシグニを揃えておく必要があるものの、パワー増加により攻防共に有利なる。
リミットが低いのが悩みどころだが、レベル３並のパワーとなる《中槍 ハスタル》を使うことでレベル４の赤と白のシグニを並べることができる。
出現時能力と起動能力はトラッシュ送りにするので、エナゾーン増加や出現時能力の再利用許さない強力な能力である。
- 《金木犀の巫女 タマヨリヒメ》
デッキからシグニを手札に加える出現時能力、対戦相手のシグニをバニッシュする２つの起動能力を持つ。
起動能力はどちらもバニッシュを行うが、それぞれ範囲とコストが異なるため、出現時能力では《原槍 エナジェ》等のマルチエナの確保に繋がるカードを加えておきたいところ。
最大の特徴は能力を持つルリグでありながらリミットが12であること。レベル4シグニを3体並べられるが、その代償としてかグロウコストに白・赤・緑の三色を要求する重いルリグ。
しかし後述の《火銃舞 タマヨリヒメ之参》からグロウすることで、緑エナ１でグロウが可能な最も軽いレベル４タマとなる。
- レベル３
- 《十六夜の巫女 タマヨリヒメ》
出現時能力でスペルをサーチする。
《アーク・オーラ》や《ゲット・インデックス》などの優秀なスペルが多いこのデッキでは優先度の高いレベル３ルリグ。
- 《十六夜の巫女 タマヨリヒメ》
アーツについて
- 《バロック・ディフェンス》
対戦相手のルリグかシグニ１体のアタックを封じる。
単にシグニやライフクロスを守る他にも、対戦相手の《アーク・オーラ》や《エニグマ・オーラ》等を阻害するのにも使える。
- 《ピンチ・ディフェンス》、《アイドル・ディフェンス》、《ビザント・ディフェンス》
《バロック・ディフェンス》に続く、白の定番防御アーツ。
- 《ロココ・バウンダリー》、《ゴシック・バウンダリー》
対戦相手のシグニをバウンスできる。
対戦相手のシグニを減らすことでライフクロスをクラッシュが狙いやすくなる。
- 《モダン・バウンダリー》
アタックフェイズに使用できるため、防御手段としても働く。
安定して扱うために、相手の攻勢が始まる前のターンににデッキトップの確認をしておくほうが良い。
- 《ファフニール》
直後のスペルのコストを引き下げ、無効化されなくする。
《アーク・オーラ》との併用（通称「ファフオーラ」）が定石。
《アイドル・ディフェンス》には注意すること。
シグニについて
- レベル４
- 《原槍 エナジェ》
タマ限定のレベル４アーム
エナゾーンのカードすべてにマルチエナを与える常時能力とバニッシュされる対戦相手のシグニをトラッシュ送りにする起動能力を持つ。
常時能力により、《金木犀の巫女 タマヨリヒメ》等のといった白以外のエナも必要とするカードが扱いやすくなる。
起動能力は赤のカードを併用するなら、活きる機会が増える。
- 《甲冑 ローメイル》
タマ限定のレベル４アーム
対戦相手のターン中、シグニすべてのパワーを上げる常時能力を持つ。
バトルによるバニッシュにある程度防ぐことができ、《満月の巫女 タマヨリヒメ》と並べればとさらにパワーを増加可能。
《満月の巫女 タマヨリヒメ》を使うなら常時能力の条件を満たすために、《篭手 トレット》や《ソード・アビリティ》を使って確実に確保したいところ。
- 《聖火の祭壇 ヘスチア》
圧倒的な防御力を誇るレベル４天使。
ライフクロスがクラッシュされた時にトラッシュから場に出すことができ、シグニのアタックに対して極めて強固な防御を敷ける。
アサシンなどの影響が薄いシグニや、トラッシュを封じる《コードアンシエンツ ヘルボロス》には注意。
パワーの高い後者を除去できる《モダン・バウンダリー》はなるべく温存しておくこと。
- レベル３
- 《忘得ぬ幻想 ヴァルキリー》
あらゆるシグニをサーチできる２枚制限カード。
このデッキの安定性の要ともいえる。
- 《忘得ぬ幻想 ヴァルキリー》
- 《運命の左糸 クロト》
出現時能力で指定したカードのサーチを行える。
予めデッキトップを操作しておけば確実に、そうでなくとも確認できる範囲が広く成功率は高い。
ヘブンによるアーツの回収が可能なクロスシグニだが、無理にクロス状態での運用を狙うよりは基本的には出現時能力を主力とする。
- レベル２
- 《脛当 レガース》
出現時能力で複数枚の盤面を強引にこじ開けるアーム。
フル活用するためには《甲冑 ローメイル》が必須。
- 《脛当 レガース》
- レベル１
- 《小弓 ボーニャ》
出現時能力でドロートップの確認が可能。
《モダン・バウンダリー》や《運命の左糸 クロト》などと組み合わせたい。
- 《小弓 ボーニャ》
スペルについて
- 《アーク・オーラ》
ルリグにシグニをコストとした自己アップ能力を与えるタマ限定スペル。
ルリグが最大で４回もアタックすることができるので強力だが、コストが重く《アンチ・スペル》や《バロック・ディフェンス》で潰されると痛いので使うタイミングは見極めたい。
- 《ウィッシュ・クライシス》
２：２交換でデッキから天使のシグニ２体を場に出せる。
《先駆の大天使 アークゲイン》を含む２体を出せば、対戦相手の効果を受けないシグニが３体になるので積極的に狙っていきたい。
- 《ゲット・インデックス》
タマのユニークスペル。
バニッシュ対象及びサーチ対象の自由度が高く、どんな局面でも活用できる。
- 《ソード・アビリティ》、《ゲット・ダンタリアン》
２種類の指定のシグニをデッキから手札に加えるスペル。
どちらも１枚分の手札・アドバンテージを得られるが《ソード・アビリティ》は《太陽の巫女 タマヨリヒメ》の起動能力のコストを得られ、《ゲット・ダンタリアン》は《暁の巫女 タマヨリヒメ》の常時能力の条件となるシグニを揃えられる。
主軸とするタマに応じて採用を決めると良いだろう。
デッキの種類
《太陽の巫女 タマヨリヒメ》型
起動能力で対戦相手のシグニのバウンスが行える《太陽の巫女 タマヨリヒメ》を主軸としたタイプ。
起動能力で対戦相手のシグニゾーンを空にした後、《ウィッシュ・クライシス》等で《先駆の大天使 アークゲイン》の常時能力の恩恵を受けた天使を３体揃えて大量のクラッシュを行う戦術が特に強力であった。