タマ

Last-modified: 2019-11-09 (土) 17:56:41

タマ

 最初期から存在するルリグタイプで、いわゆる「インフェクテッド組」に分類される。登場時は白ルリグ限定条件を持つカードやグロウコストに統一されていたが、ビギニングセレクターでは黒ルリグが登場。さらに構築済みデッキレッドホープでは赤ルリグとして登場しており、固定のに捉われないのを大きな特徴としている。アンソルブドセレクターからは/多色も登場した。

 世界大会では2015年決勝リーグで19/56と圧倒的な高採用率を誇るもベスト8に留まり翌2016年もベスト4に入れなかったが、2017年のチーム戦で優勝メンバー(他2種はカーニバルアイヤイ)に名を連ねた。

 構築済みデッキ3種・1種の合計4種あり、全ルリグタイプ中で最多を誇る。

 カード名ルリグタイプとは別)では原則として「タマヨリヒメ」と表記されているが、spec selector[小湊るう子]WHITE HOPE -movie ver.-収録の全種や一部のプロモカードSPカード、そして???ではルリグタイプと同様に「タマ」と表記されている。

 ルリグ自体の得意戦術は「シグニサーチ」と「バウンス等による防御」。限定シグニアーツにも強力なものが多く、シグニを整える力に長ける。

関連カード

  • □:のカード
  • /のカード
  • □■:/のカード
  • のカード
  • ■:のカード
  • 無色のカード

 ※[K]の付いたカードはキーセレクションで使用可能

 ※はルリグタイプまたは限定条件<タマ/イオナのカード。

 ★は準限定(タマ以外でも使えるが、タマが使用した場合に特有の効果やコスト軽減がある)カード。

ルリグ

アーツ

シグニ

シグニライフバースト

スペル

スペルライフバースト

<タマ>に関するテキストを持つカード

その出会いは偶々?――『selector』シリーズにおいて

担当声優は久野美咲

infected―ネタバレ注意

 第1期『selector infected WIXOSS』では第1話より登場。主人公・小湊るう子と共に『infected』の「もう一人の主役」として活躍する。

 るう子が兄・歩から貰ったスターターデッキに入っていたカードで、当初は記憶を失い、「にゃあ」などといった声しか出せなかったこととから、祖母・ハツが飼っていた猫の名前を与えられた。

 植村一衣との対戦を経てるう子が夢限少女に近づいたことから“進化”し、意思疎通が図れる程度に言葉を話せるようになっていく。

 当初はバトルを純粋に楽しむ戦闘狂だったが、夢幻少女の真実を知ったことで戦いを終わらせようとするるう子の意思を酌み、彼女の「願い」を叶えようとする。

 しかし繭の甘言で心を揺さぶられ、「るう子をルリグにしたくない」思いから土壇場でその願いを拒否し、るう子の元から姿を消してしまう。

spread―ネタバレ注意

 第2期『selector spread WIXOSS』では第3話より再登場。繭の忠告に反してるう子との再会を強く望み、繭によって浦添伊緒奈の体を得たウリスの元へ送り込まれた。

 るう子/イオナ組とのバトルの最中、イオナの言葉によって記憶を取り戻す。

 そのルーツは、白い部屋の少女・繭が孤独の中で生み出した空想のともだち「白の少女・シロ」。

 繭の中では「白の少女は良い少女」という設定が出来上がっており、片割れのクロよりも寵愛されているが、同時に離反を恐れられ、長らく閉じ込められていた。

 セレクターバトルがより面白くなることを狙った繭が、あえて願いを持たない少女であるるう子の元に送り込んだのである。

 イオナと共に繭を救おうとするが、ウリスに無理やり黒いレベル5グロウさせられ、イオナを叩きのめしてしまう。

 その後しばらく経ってから「ウリスの体を得てるう子と人間の友達になる」ことを考えるが、「悪い姿ではどうせるう子に見つけてもらえない」「元々カードの自分が人間になればあぶれる子が出てくる」と思い直し、ウリスの勝利後も入れ替わりを拒否。肉体を得ず、自分はカードであり続けることで「カードから少女達を開放する」るう子の願いを実行に移していくつもりだったが、激昂した繭に再び捕えられてしまう。

 最終話では繭をセレクターに指名したウリスとの決戦に挑むるう子とユキの元に駆け付け、ユキと融合。「マユ」へとグロウする。

destructed―ネタバレ注意

 劇場版『selector destructed WIXOSS』では、幼少期のるう子の体験が「タマ」の命名に影響していたことが示されている。

 「タマ」の名はまさしく「たまたま」名付けられたものだったが、あるいはそれも運命だったのかもしれない。

 ラストシーンでは『spread』ラストカットの数分後が追加シーンとして描かれている。

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